みなさんこんにちは。
2015年、平成27年という響きにもすっかり慣れてきた今日この頃。
ということで今回は昨年=2014年の将棋書籍の中から私的に特に役に立った5冊を独断と偏見で発表したいと思います。
題して「この将棋書籍がすごい! 2014年島田版」です。
選定基準として、私が弱い居飛車党というところがポイントです。
まず1冊目は
「佐藤天彦に学ぶ勝利へのプロセス~順位戦全勝記~」です。
12月に出たばっかりの書籍です。
今期A級昇級を決めたアマヒコ先生の自戦記で、論理的な将棋の捉え方がかっこいいです。この本では指し手というよりも、心構え的なところをたくさん学べた気がします。
2冊目は
「必修!穴熊戦の絶対手筋105」です。
大平先生が、穴熊の易しい手筋を優しく解説した本です。
私は穴熊が好きなのですが、「へー」という手筋がいくつも載ってました。
また、この本をキッカケに大平先生とカラオケに行ったのもうれしい出来事でした。
3冊目は
「居飛車穴熊の教科書」です。
またもや穴熊です。高橋道雄先生が居飛車穴熊の基本的な組み方や攻め筋を解説してくださっていて、むちゃくちゃ勉強になりました。特に、四間飛車が△4五銀型で△5五歩と突いてくる筋に対する指し方を解説してくれたのが本当に助かりました。
4冊目は
「角交換四間飛車破り必勝ガイド」です。
角交換四間飛車を相手にすると穴熊にできないので困ります。そこで役立ったのがこの石田先生の一冊。▲4七銀型での戦い方が分かりやすく解説されていたのでありがたかったです。これで角交換四間飛車が恐くなくなりました。
最後の一冊が私的に第1位となります。
「横歩取り超急戦のすべて」です。
この本で何勝稼がせていただいたことか。「ははぁー」と拝みたいくらいです。
飯島先生の将棋世界の講座をもとに作った本ですが、横歩取りが恐くて指せなかった私にとってはまさに神本でした。私はこれからも△4四角戦法とともに生きていきます。
以上で発表終わりです。
気付いた方もいると思いますが、私は居飛車党なので、振り飛車の本は1冊も入ってません。しかも居飛車の中でも易しめの本が多いです。もちろん、この他にも素晴しい本はたくさんあるのですが、私の好みと棋力で決めているのでご容赦ください。他の編集部員が選んだらまた違ってくると思います。
この情報が多少なりともみなさんの役に立てばいいのですが・・・(自信なし)。
ちなみにみなさんの2014年ベスト5はいかがでしょうか。
ちょっと考えてみて、教えていただければ幸いです。
2015年も頑張っていきますんで、どうぞ宜しくお願いいたします。