こんにちは。将棋世界の国沢です。
先日行われた、第2回将棋電王トーナメントの▲やねうら王△AWAKE戦の一場面。
将棋世界1月号121ページに掲載された局面です。
本誌では「第2図以下、△6六桂▲同銀△6九銀▲8八金打△6八金▲同金△8七飛成。△6六桂や△6九銀打は詰めろで、▲8二角成と飛車を取っても即詰みになる。△6八金とただで捨ててから△8七飛成としたところでは必至が掛かっている。」と記載したのですが、△8七飛成に▲7八金打と受けられてどうしても詰まない、という問い合わせを何件か頂戴しました。
・・・確かに難しい。
ということで補足します。
△8七飛成以下▲7八金打には、△7八同銀成▲同金左△6九金▲同金△8八金▲同金△6九馬▲同玉△6七竜からの詰みとなります。
2枚金を捨てるのがなかなか見えにくいですね。
2枚金を捨てるのがなかなか見えにくいですね。