新刊案内
いい本ができました
2014.06.17 |
みなさんこんにちは。 編集部の島田です。
全国の将棋ファンの皆さまが待ちに待っていた(と思いたい) 書籍 「将棋名勝負2006-2012 ―プロが選んだ70局―」が編集部に届きました。
かっこいい写真です。
週刊将棋のピーチクパーチクさん、ありがとう。
マットPP加工をしたカバー。ずっしり感があります。
本書はタイトルの通りプロの投票により決められた名勝負を掲載しています。 と、いうわけで私が思う、本書の面白いところはプロ棋士がプロ棋士をほめるときのセリフです。
例えば
2007年の1位 ▲深浦△羽生戦 「満員の控室、深浦負けが騒がれている中、流れを変えた▲7七桂。そして奇麗に詰んでいると分かったときは本当に感動的でした。衝撃的すぎて、陣屋の階段から滑り落ちました(笑)」(鈴木環那)
2009年の1位 ▲羽生△久保
「新定跡に挑む姿勢と、終盤奇跡の限定3連打(合駒)がすごい」(戸辺誠)
「他に何がある?」(中川大輔)
2011年の1位 ▲渡辺△羽生 「正直言って理解不能。ここまでくると異次元の将棋という感じ。二人がとてつもなく強いということだけは分かった」
などなど。
棋譜紹介を読んでなるほど。 棋士のコメントを読んでほぉー。 棋譜解説を読んでほほぉー。
1冊でいろいろ楽しめる本になっていると思います。
ネットではすでに絶賛予約受付中です。
ぜひ読んで見てください!