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目にやさしい大活字 SUPERサイエンス 南極海ダイナミクスをめぐる地球の不思議

シーアンドアール研究所

【本書は、B5判の文字が大きくて読みやすい、目にやさしい大活字版です。】

地球全体の海の底を、冷たい水が2千年かけて循環しています。この水は地球全体の気温や降水、さまざまな気象現象に密接に関わっています。温暖化で極域の氷が溶けると、海水位の上昇だけでなく、海洋の循環も止まってしまう可能性があり、そうなると地球規模の気候変動が起きてしまいます。
本書は、深層水の循環の仕組みや今後起こりうる環境変化について、循環の動力源である南極海にスポットを当てて解説します。

目次

●Chapter.1南極海ダイナミクスって何?
●Chapter.2極域で起きている異変
●Chapter.3海洋循環のメカニズムにせまる!
●Chapter.4極域の「氷」からわかること
●Chapter.5気候システムのダイナミクス
●Chapter.6南極海を調査する技術

著者プロフィール

  • 青木 茂(著者)

    青木 茂(あおきしげる)
    北海道大学低温科学研究所准教授。博士(理学)。専門は海洋物理学、極域海洋学。1990年京都大学理学部卒業。1992年京都大学大学院理学研究科地球物理学専攻修士課程修了。1995年九州大学大学院総合理工学研究科大気海洋システム学専攻博士後期課程修了。同年、日本学術振興会特別研究員を経て、国立極地研究所南極圏環境モニタリング研究センター助手として勤務。2003年より現職。第39次日本南極地域観測隊(1997~99年)に越冬隊として参加。オーストラリア南極航海への2度の参加をふくめ、これまで7回の南極観測航海経験をもつ。2010年からIPCC第5次評価報告書主執筆者としても活動。

    【担当編集者から】海洋深層水の中でも、一番深いところを流れているのが、なんと南極海からの海水。これが海全体を巡って地球環境に多大な影響を与えているのです。南極海を知ることは、地球の将来を知る手がかりです。南極という遠い場所の話ですが、決して対岸の火事ではないのだと考えさせられます。




販売元:C&R研究所
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