目にやさしい大活字 勇気が出る介護の本
シーアンドアール研究所
- 羽成幸子(著者)
【本書は、B5判で文字が大きく、目にやさしい大活字になっています。】
現在「介護地獄」の真っ只中にいる方 / 在宅介護は毎日が大変で疲れてきたという方 / 「うちは将来、誰が親の介護をするんだろう?」と漠然としている方 / 自分はいま、介護してもらってる身だという方。
やさしい励ましの言葉を並べる本とは違い、著者の羽成幸子氏が経験したリアルな介護の現場が綴られていますが、お涙頂戴の話ではありません。壮絶な現場を体験しながらも羽成氏自身があみだした、「自分をラクにするヒント」や「相手を理解するコツ」「『自分流介護』の考え方」が満載です。
読むと、じわり、と心に勇気が沸いてきます。
目次
●プロローグ:あなたの介護は誰がする?
●第1章:介護と向き合うために
●第2章:古い「介護」の常識は捨てなさい
●第3章:自分流の介護の形を作りなさい
●第4章:自分の気持ちをラクにするためのヒント
●第5章:優しい自分であり続けるためのヒント
●第6章:周りの人を介護の土俵に上がらせなさい
●エピローグ:終わったら百点
著者プロフィール
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羽成幸子(著者)
羽成 幸子(はなりさちこ)
カウンセラー・エッセイスト
1949年生まれ。ヘルパー養成研修講師、ボランティア研修講師。
祖父母、父母、姑、身内5人の介護経験をもとに、介護する側、される側の心のあり方をユニークな発想と介護哲学でわかりやすく紹介、講演。「介護することは、自分の老いのリハーサル」と語り、全国各地で講演し、年代を問わず人気がある。現在、一男三女は成人し、親業卒業。自分の介護を意識しながら夫との共同生活実践中。著書に『介護の達人家庭介護がだんぜん楽しくなる40の法則』(文春文庫)、『「自分の介護」がやってきた』(春秋社)、『賢いあなたに〈ひとり〉が似合う』(春秋社)等。
「がんばらない介護生活を考える会」賛同人。「がんばらない介護生活を考える会」は、 高齢者介護・医療分野に関わる専門家が集まり情報提供をしている。(http://www.gambaranaikaigo.com)
【担当編集者から】
たくさんの方にお届けしたい本ができました。
社内でコッソリ、何度となく涙しながら編集に没頭しました。読むほどに「介護は、人生を豊かにする」という言葉の意味と深さをかみ締め、熱い気持ちになっていったからです。羽成さんのメッセージは痛快で力強い文章になっていますので、勢いのまま、一気に読める1冊になったと思っています。
また、読後に悲しさが残るのではなく、「落ち着いて、しっかり考えれば、大丈夫」という気持ちになるのも本書の特徴です。私自身、そのことを感じましたので、『勇気が出る』という言葉をタイトルに使ってみました。(吉成明久)
販売元:C&R研究所
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