【PR】映像制作用途にもバッチリ! 4K出力も備えた最新型NAS|MacFan

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TVS-682T

【PR】映像制作用途にもバッチリ! 4K出力も備えた最新型NAS

文●大須賀淳

編集作業を徹底サポート

映像や音楽の制作業を営んでいると、日々「巨大なデータ」との格闘になります。1つのプロジェクトでも素材が数十~数百GBになるのは当たり前、場合によってはテラバイト単位になることも珍しくありません。しかも、編集中は何本もの映像・音声データを安定してリアルタイムに読み出し続ける必要があります。最近普及の進んでいる4K映像だと、従来のフルHDと比べて画像の情報量が一気に4倍になります。そのため大容量かつ高速なストレージは、安定した作業を行うための「生命線」とも呼べる存在です。

この「TVS-682T」は、最大で6台(3.5/2.5インチ×4、2.5インチ×2)のハードディスクまたはSSDをマウントできる、重量級のNAS(ネットワーク・アタッチト・ストレージ)。NASは、基本的にコンピュータと1対1でつなぐUSB接続のハードディスクなどと違い、ネットワーク経由で複数のデバイスから同時に使用できるのが大きな特徴です。筆者の仕事場でも、用途別に4~5台のMacやPCが動いているので、そのすべてから常に同じデータにアクセスできるのは本当に便利。人を招いて共同作業する場合も、持ち込まれたコンピュータをネットワークにつなぐだけですぐにデータの共有が可能です。

 

 

 

さて、先述のとおり、映像編集では大容量のデータを安定して読み出し続けることが大切です。そこで、実際に筆者の作業環境で利用してみました。

今回使用したファイルは、4K60P(3840×2160ピクセル、秒間60コマ)、アップルプロレズ422HQコーデックのクイックタイムファイル。1秒あたりのデータ量が1.8ギガビット(約225MB)と巨大なため、再生だけでも高速なストレージが不可欠です。本製品はサンダーボルトとイーサネットでの接続が行えるので、今回はサンダーボルトでiMac(Late2013)と接続のうえ、ビデオ編集ソフトのアドビ・プレミア・プロCC(Adobe Premiere Pro CC)のタイムラインに読み込んでみました。

結果、ストレスなく編集が行えるレベルの快適な再生レスポンスを確認でき、動画編集用のストレージとして十分な性能を持っていることが確認できました。容量と共有性も加味すると、大変魅力的な環境といえるでしょう。

単体での機能も豊富

本製品はストレージであると同時に、それ自体がリナックスベースのOSを搭載したコンピュータといえる構造になっています。起動後の設定や操作は、HDMI端子につないだディスプレイを見ながら、USB接続のマウスやキーボードで行うスタイル。インストールされたソフトを使って、 WEBの閲覧や、映像・音楽・写真といったメディアの再生などが行えます。特に、3つあるHDMI端子のうち1つが4K出力に対応しているので、高機能なメディアプレーヤとしても利用できます。打ち合わせスペースなどで、わざわざMacBookなどをディスプレイにつなぐことなくデータを再生できるようにセッティングしておけば大変快適でしょう。

また、内蔵されている「ビジュアライゼーション・ステーション(Virtualization Station)」を使って仮想マシンをホストすることで、ウィンドウズ、リナックス、アンドロイドといったOSを起動することも可能です。普段はMacやiOS中心の環境を使用しつつ、検証用などにウィンドウズやアンドロイドの環境が欲しいという方には一石二鳥ですね。

本製品の魅力は、そのパッケージ性にも表れています。本格的なサーバ構築などは専門外の筆者でも、詳細なマニュアルなしでも難なくセットアップ完了。すぐに自分の環境内に取り込むことができました。機能が豊富な製品だけに、使いこなせるか心配になる方もいるかもしれませんが、特に映像系のクリエイターであれば「容量の拡張性」「共有性」「スピード」の3点だけでも十分コストに見合ったメリットが得られます。いわば「環境全体のパフォーマンスを底上げできる」機材といえるでしょう。個々のマシンを買い換えるよりも大きな変化を体感できるはずですよ!

 

接続&認識が超簡単!

Macとは、サンダーボルトかイーサネットで接続するだけで共有デバイスとして認識されます。複数のMacやウィンドウズPCで素材データを共有したり、ゲストを招いての作業などがある現場では本当に便利! まさに中枢的な形で大活躍してくれます。

 

4K出力対応のHDMIポート

本体には3つのHDMIポートが装備されており、ディスプレイを接続して設定変更や映像の再生などに使えます。1つのポートはHDMI2.0対応なので、4K解像度での出力にも対応。大容量のメリットを活かした、最新鋭のメディアプレーヤとしても活躍します。

 

ツールレス設計で交換も楽チン

2.5インチSSDトレイおよび3.5インチハードディスクトレイはツールレス設計になっており、交換も簡単。また、3つの異なる種類のストレージメディアをサポートしているので、異なるアプリケーションのための独立したパーティションとして設定することができます。

 

メディアを直接再生可能

付属のメディアプレーヤソフトでは、映像、写真、音声の幅広いフォーマットを再生可能です。TVS-682Tに大型テレビを常時接続しておけば、わざわざMacをテレビにつないだりディスクを焼くことなく再生/確認できて大変便利!

 

 

[SPEC]
【発売】QNAP 【価格】オープンプライス 【実売価格】29万8000円(2016年9月1日より) 【Size】231.9(H)×224.9(W)×319.8(D)mm  【URL】https://www.qnap.com/ja-jp/product/model.php?II=231?

 

【その他スペック】
【重量】正味重量(NASのみ) 【備考】CPU:デュアルコア インテルコア i3-6100 3.7GHzプロセッサ、システムメモリ:8GB DDR4 RAM、内蔵メモリモジュール:4GB×2、最大メモリ:64GB(16GB×4)、フラッシュメモリ:512MB DOM、動画出力:HDMI 1.4b×2、HDMI 2.0×1

 

私が紹介します!
大須賀淳

映像作家・音楽家。シンセドキュメント映画「ナニワのシンセ界」監督。

 

企画協力:QNAP株式会社