2016.04.13
アイクラウドは、音楽ライブラリもクラウド化してくれます。楽曲のコピーといった面倒な操作をすることなく、どのデバイスでも好きな曲を聴けるようになったのです。そのうえアップルは、アイクラウドを利用してさらに音楽を積極的に楽しめるサービスをいくつも提供しています。
音楽とクラウドの距離感
かつて日本は、音楽のクラウド利用に慎重な姿勢をとっていました。著作権法で保護された私的複製の解釈が時代に追いついておらず、クラウドを利用した音楽サービスが違法とみなされる危険があったからです。そのため、当時はiTunesストアで買った曲もケーブルで転送しなければほかのデバイスで聞けませんでした。購入したアプリはどのデバイスでもダウンロードできるのに、音楽はそれができない…。ユーザにとって歯がゆい状態が続いていました。
しかし2012年、アップルはすでに米国で始めていたiTunesイン・ザ・クラウドをついに日本でも開始。iTunesストアで購入した曲がどのデバイスでもダウンロードできるようなりました。