やさしく語る 碁の大局観
- 著作者名:白石勇一
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- 書籍:1,749円
- 電子版:1,574円
- 四六判:224ページ
- ISBN:978-4-8399-6528-0
- 発売日:2018年05月23日
- シリーズ名:囲碁人ブックス
- 備考:初~中級
内容紹介
やさしく語るシリーズ第3弾! 「碁の大局観」
「やさしく語る」シリーズの第3弾。本書のテーマは「大局観」です。
大局観とは、局面を正しく判断する能力のことで、着手を決める上での指針となるものです。
「小さい石を取ることにこだわり、相手に大場に打たれてしまった」
「自分の弱いところで戦いを仕掛けて、結果ツブレてしまった」
「守るべきところを守らず、結果相手に攻められてしまった」
よくある失敗例で、誰もが経験したことがあると思います。
どこが大きいところか、石の強弱関係はどうか、手を抜ける箇所かどうか。正しい大局観を身につけることで、これらの正解を導いていくことになります。
「大局観」というテーマ自体も珍しいですが、本書の特長は「置碁」を題材としている点です。置碁は常に全体を見て作戦を考える必要があるので、大局観を磨くにはぴったりだと白石七段は言います。
また、白石七段はこうも言っています。
「置碁はうわ手の無理手が原因で、どちらも楽しめず上達にもつながらないケースも多いと感じています。正しい大局観を身につけることで、重要な上達ツールである置碁を楽しんで打てるようになって欲しい」
前作2冊を凌駕する力作。楽しく上達したい、という方は是非手にとってみてください。
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備考
白石 勇一(しらいし・ゆういち)
昭和59年生まれ。神奈川県出身。岩田一九段門下。
平成17年入段。30年七段。
平成13年 第25回全国高校選手権優勝
平成15年 第47回全日本学生本因坊優勝
平成22年 第35期新人王戦で優勝し、初タイトル獲得