バスケットボール 勝つためのマンツーマンディフェンス
- 著作者名:小野秀二
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- 書籍:1,606円
- 電子版:1,285円
- A5判:160ページ
- ISBN:978-4-8399-5999-9
- 発売日:2016年12月21日
内容紹介
最強のマンツーマンディフェンスを構築する考え方と練習法
「得点力のあるプレーヤーを押さえることができない」
「相手に簡単に決められるシュートを何度も許してしまう」
「相手の速攻を止めることができない」
「1対1の能力が優れたチームが相手だと、歯が立たない」・・・。
こんな状況にあるチームを何とかしたいと思うプレーヤーは多いはずです。
みなさんはディフェンスの基本であり、最も強力に相手の攻撃を封じ込められる
マンツーマンディフェンスについて、どれだけのことを理解しているでしょうか。
マンツーマンディフェンスというシステムを基本からしっかり理解することによって、
チームディフェンスは驚くほど強固になります。
1対1の能力で劣るチームであっても、5人がシステムを理解して協力すれば、
勝利を手繰り寄せることはできるのです。
本書では、マンツーマンによるチームディフェンスの考え方と練習法、
実戦での効果的な実行方法を丁寧に解説します。
バスケットボールを教えるコーチや先生はもちろん、
競技をはじめたばかりの小学生から経験の長い社会人まで、
どんなレベルの方でも、練習や試合ですぐに生かせる
マンツーマンディフェンスの構築法を学べます。
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備考
小野 秀二(おの・しゅうじ)
1958年秋田県出身。能代第一中学でバスケットボールを始め、能代工業高校3年時に初の高校3冠達成。
筑波大学進学後、日本代表に選出。80年に住友金属に入社し、ポイントガードとして82年日本リーグ優勝、
84年全日本総合選手権優勝。88年愛知学泉大学のヘッドコーチに就任し、男子バスケットボール部を創部、
東海学生選手権11連覇、2000年西日本学生選手権優勝、インカレ4位に導く。
2000~01シーズンよりJBLトヨタ自動車アルバルクのアシスタントコーチに就任。
シーズン途中にヘッドコーチに昇格しJBLファイナル進出。2001~02シーズンに同チームでJBL初優勝、
コーチ・オブ・ザ・イヤーを受賞。2005年より8年に渡りJBL日立サンロッカーズのヘッドコーチを務め、
2009年東アジア大会では男子日本代表のヘッドコーチも兼任する。2014年よりアースフレンズ東京Zヘッドコーチに就任。
目次
Introductionマンツーマンディフェンスは「組織プレー」によって強固になる!!
Part1
組織プレーとして機能させるマンツーマンディフェンスの基本
マンツーマンディフェンスの基本となる6つの原理
ボールの位置によって変わるディフェンスの役割
Column(1)マンツーマンディフェンスでバスケットボールが楽しくなる
Part2
相手の攻撃を限定するボールマンに対するディフェンス
ボールに強いプレッシャーをかけるのがマンツーマンの基本
Point1 ボールマンディフェンスの基本スタンス
Point2 ボールプレッシャーを意識した「間合い」
Point3 ボールにプレッシャーをかけ続ける
Point4 ドリブルに対応するスライドステップ
Point5 手でボールに触る意識を持つ
Point6 ゴールに向かってドライブを開始されたときのディフェンス
Point7 ドリブルを止めたときのディフェンス
Drill1 ドリブルプレッシャードリル(1)
Drill2 ドリブルプレッシャードリル(2)
Drill3 ハーフコートライブ
Part3
有効なパスを通させない2対2のディフェンス
相手の攻撃の始まりを妨げる1パスアウェーのディフェンス
Point1 クローズスタンスのディナイ姿勢
Point2 2ガードポジションの守り方
Point3 ボールが移動したらプレーヤーも動く
Point4 ウイングのディフェンス
Point5 1パスアウェーでのオープンスタンス
Point6 パスを通されてしまったときのジャンプ・トゥ・ザ・ボール
Point7 ドライブに対するヘルプ&リカバリー
Point8 ローポストのディナイディフェンス
Point9 ボールの移動に伴うステップワーク
Point10 パワードリブルに対するディフェンス
Drill1 コンテスティングドリル
Drill2 ボールサイドのコンビネーションドリル
Drill3 ヘルプサイドドリル
Drill4 ポストマンのフットワークドリル
Column(2)いいプレッシャーは「間合い」と「スタンス」から生まれる
Part4
守備の綻びをカバーする3対3、4対4のディフェンス
マンツーマンのカギを握るヘルプサイドのディフェンス
Point1 ヘルプポジションのピストルスタンス
Point2 ヘルプサイドのジャンプ・トゥ・ザ・ボール
Point3 スキップパスに対するクローズアウト
Point4 シェルディフェンスの基本
Point5 4人のジャンプ・トゥ・ザ・ボール
Point6 ドライブに対するヘルプ
Point7 ドライブからのスキップパスに対するディフェンスのローテーション
Point8 カッターに対するディフェンス
Drill1 ディナイ&フラッシュポスト
Drill2 3対3インターチャージ
Drill3 1対1のコンテストドリル
Drill4 2メンコンテスティング
Drill5 4対4のディフェンスドリル
Drill6 6対4のディフェンスドリル
Column(3)チームディフェンスを支える「細かく、速い」フットワーク
Part5
相手にチャンスを与えないスクリーンとカットに対するディフェンス
スクリーンプレーは状況に応じて臨機応変に対応する
Point1 ピック&ロールでのファイトオーバー
Point2 タグディフェンスにおけるショー&バック
Point3 タグディフェンスにおけるショーディフェンスからのトラップ
Point4 スリップに対するディフェンス
Point5 ハイピックに対するディフェンス
Point6 ダウンスクリーンに対するスライドスルー
Point7 フレアスクリーンに対するディフェンス
Point8 クロススクリーンに対するディフェンス
Drill1 ピック&ロールのオフェンスドリル
Drill2 オフボールスクリーンドリル
Part6
基本技術を実戦で生かす5対5のディフェンス
チーム内でルールを共有し、素早く的確な対応をする
Point1 基本のポジショニング
Point2 5対5のジャンプ・トゥ・ザ・ボール
Point3 強力なセンターに対するディフェンス
Point4 シュートを打たれた後のブロックアウト
Point5 クローズアウト
Drill1 シェルドリル
Drill2 クローズアウトドリル
Drill3 サークルブロックアウト
Drill4 2対2のブロックアウト
Part7
自由にボールダウンさせないためのマンツーマンプレス
試合の主導権をたぐり寄せるマンツーマンプレスを武器にする
Point1 シュート後のプレスディフェンス
Point2 ドリブラーをサイドラインに追い込む
Point3 ドリブルハンドオフ
Drill1 ピンチプレスドリル
著者プロフィール
おわりに