定跡次の一手 立石流四間飛車（将棋世界2016年10月号付録）
- 編集者名：「将棋世界」編集部
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- 電子版：122円
- 80ページ
- 発売日：2016年09月05日
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内容紹介
「立石流四間飛車」（第31回升田幸三賞特別賞受賞）で有名な、アマチュア強豪の立石勝己さんが、今年５月28日に71歳でお亡くなりになられた。私は立石さんには１度もお目にかかったことはないが、プロ棋士として立石流四間飛車には本当にお世話になった。特に１９９５年の第28回早指し選手権戦（テレビ東京）で、立石流四間飛車を駆使して初優勝を飾れたことは、プロ棋士冥利に尽きる思いである。立石さんも私の優勝を我がことのように喜ばれ、多くの棋友に私の棋譜を見るようにと言われたそうである。立石さんは30年以上前に、いまでは当たり前になった角交換振り飛車をすでに指されており、その先見の明が立石流四間飛車の草案につながったと思われる。時代は進み、立石流四間飛車の対策が現れて、いまではなかなか理想形に組むことが難しくなったが、本書でその流れを見ながらご自分のオリジナルを見つけてもらえればありがたい。最後になりましたが、立石さんと親交の深い皆さま、観戦記者の方々、取材をさせていただいた棋士仲間に心より感謝を申し上げたい。（はしがきより）
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