横歩取りで勝つための9つの鉄則と15の技術
- 著作者名:野月浩貴
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- 書籍:1,694円
- 電子版:1,355円
- 四六判:224ページ
- ISBN:978-4-8399-5979-1
- 発売日:2016年06月24日
- シリーズ名:マイナビ将棋BOOKS
- 備考:初中級
内容紹介
横歩取りの考え方とテクニック教えます
本書は、横歩取りのスペシャリスト野月浩貴七段が序盤から複雑になる横歩取りの要点を序盤の「鉄則」と中・終盤の「技術」という形でまとめ解説するものです。
鉄則編では△8四飛・5二玉型に対して▲5八玉型、▲6八玉型、▲7七角型それぞれの特徴と戦う上での考え方を紹介、また、後手の△2四飛ぶつけの狙いと対応も分かりやすく解説しています。
技術編では「▲6六歩にはすかさず△6四歩」、「△5二玉型には▲4四歩」などの覚えておきたい中盤の手筋や、「中住まいには▲5四歩」、「早逃げには待ち駒」といった勝敗に直結する終盤のコツを紹介しています。
本書には横歩取りにおけるプロの考え方が凝縮されています。
これまで横歩取りはとっつきにくいと思っていた方も、すでに指しているもののどうもうまくいかないと思っている方もぜひ読んでいただきたい一冊です。
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備考
野月 浩貴(のづき・ひろたか)
1973年7月4日生まれ。北海道出身
1985年6級で勝浦修九段門
1996年10月1日 四段
2005年4月1日 七段
相掛かり、横歩取りを得意とする攻め将棋の居飛車党。
棋戦優勝は早指し新鋭戦(第17回―1998年度)、など2回。
竜王戦は2組通算2期。順位戦はB級1組通算2期。
著書に「最新の相掛かり戦法」(日本将棋連盟)、「よくわかる横歩取り」(マイナビ出版)、「今から始める将棋」(NHK出版)。監修に「終盤 寄せの妙手 発展編」(マイナビ出版)がある。山崎隆之八段との共著に「相掛かり無敵定跡研究」(マイナビ出版)がある。
目次
序 章 はじめに 横歩取りの基本第1章 横歩取りの鉄則9
鉄則1 ▲5八玉でバランスを取れ
鉄則2 ▲6八玉で攻めを重視
鉄則3 ▲7七角でじっくり戦う
鉄則4 ドキドキの△2四飛
鉄則5 飛車交換を避ける戦い方を知ろう
鉄則6 △9四歩は△8六歩の準備
鉄則7 △1四歩は2筋制圧の準備
鉄則8 △6二銀・5一金型には▲7四歩
鉄則9 青野流▲3六歩で攻め筋を覚えよう
第2章 横歩取り15の技術
技術1 ▲6六歩にはすかさず△6四歩
技術2 先に▲4八銀を上がるときは要注意
技術3 △7五歩は手抜きも有力
技術4 ▲1七桂は悪形ではない
技術5 美濃囲いを目指そう
技術6 △5二玉型には▲4四歩
技術7 早めに▲2八飛と引けば安全
技術8 中住まいには▲5四歩(△5六歩)
技術9 飛角桂のコンビネーションは強烈
技術10 時には玉も守り駒
技術11 中段玉は広さが命
技術12 早逃げには待ち駒
技術13 飛車は受けにも使える
技術14 受けるときは持駒を投入しよう
技術15 △4九角は寄せの急所
第3章 実戦編
第1局 △田村康介六段戦
第2局 △畠山成幸七段戦
第3局 ▲八代弥四段戦