お墓の未来 | マイナビブックス

お墓の未来 もう「墓守り」で困らない

  • 著作者名:島田裕巳
    • 書籍:935円
    • 電子版:770円
  • 新書判:216ページ
  • ISBN:978-4-8399-5496-3
  • 発売日:2015年05月23日
  • シリーズ名:マイナビ新書
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内容紹介

都会に家を建てたので、実家の墓に困ってます!

今、「墓」は私たちにとってやっかいな問題になりつつあります。
都会では墓のない家が増えていますし、墓はあっても、それは遠い故郷にあるかもしれません。
墓はすでに買ってはあるものの、それを守り続けてくれる人、「墓守り」がいないということもあります。
墓守りなしにどうやって墓を維持していったらいいのでしょうか。
そんなお悩みに、宗教学者の島田先生がお答えします!

墓についてどういう問題が起こっているのか。そもそも墓とは何なのか。
基本的な問題から始めて、現実的な対応の仕方まで、多くの人が知らなければならないことをまとめました。
また、墓問題と連動して起こっている「ふるさと消滅」問題についても解説します。
本書を参考に、墓の問題をどのように解決していくのか考えましょう。

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島田 裕巳(しまだ・ひろみ)
1953年東京生まれ。東京大学大学院人文科学研究課博士課程修了。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員を歴任。現在は宗教学者、作家、東京女子大学非常勤講師。主な著書に、『葬式は、要らない』(幻冬舎新書)、『0葬―あっさり死ぬ』(集英社)など多数。

目次

はじめに

第1章 今、日本人の〝死〟をめぐって何が起きているのか

死は誰のもとにも訪れる
かつてない長寿社会の誕生
終活ブームの理由
少子高齢化社会と言われているが……
一般化してきた「家族葬」
新しい葬儀「直葬」
増え続ける家族葬と直葬
参列者が減少している
地方の葬儀も簡略化している
日本は火葬がほとんど
世界の葬儀事情
葬儀と法事の簡略化
墓の簡略化の難しさ

第2章 親子孫三代にとって理想の墓とは

「墓守り」がいないとどうなるのか?
昔は土葬だった
本人と子どもたちの意識のズレ
「家」が必ず受け継ぐものではなくなった
そもそも「ご先祖様」とは
仏壇と位牌の関係性
墓の重要度が増した
墓参りと都市化の関係
墓参りが墓を必要とする?

第3章 墓を新たにつくっている場合ではない

墓のない家が増えた
自分が入る墓があるのかないのか
都会の墓はとにかく高い
墓を買うときに将来のことを考えるべき
墓は誰が求めるのか
夫の家の墓には入りたくない
結婚で突然浮上する「家」
「家」と「檀家制度」の関係
制度改革で疲弊した寺
檀家制度に支えられる寺
重荷になってきた檀家の負担
限界を迎えている檀家制度

第4章 「無縁化」が進んでいる墓の現状

増加している「無縁墓」
無縁墓の問題点
墓は簡単に片づけられない
墓地をつくれる主な団体とは
墓地には3種類ある
墓の所有権は誰のもの?
墓は資産ではない?
永代使用は「永久」ではない
永代供養墓を求める人々

第5章 墓問題=ふるさと消滅問題

「空き家問題」が生まれた
故郷の消失が起こり始めている
故郷が一般化したのは最近
故郷は「二度と戻ることのない場所」
故郷が故郷でなくなる
先祖代々はいつからか?
故郷の墓と都会の墓の違い
墓は村落共同体の一部
戒名の由来
戒名と村落共同体の関係性
日本の葬儀は共同体が必要とした
故郷の世界と都会の世界

第6章 故郷にある墓をどうすればいい?

墓の引っ越し、改葬の需要が増えている
改葬はどうすればいいのか
寺院墓地の改葬は、檀家を辞める必要がある
離檀料は払わなければいけないのか?
寺側の事情も考慮すべき
先祖様の祟りが怖い?
仏教における「追善」という考え方
もはや先祖は祟らない
私たちは祟りなき社会を生きている

第7章 墓の未来は

改葬した後にどうする
遺骨を宗派の本山に納骨してしまう
海や山に遺骨を撒いてしまう「自然葬」
一般的に知られるようになった「0葬」
遺骨の持つ意味を考える
死は別れのとき

おわりに

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