大きな字で読みやすい囲碁シリーズ 武宮の形勢判断
- 著作者名:武宮正樹
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- 書籍:1,859円
- 電子版:1,487円
- A5判:224ページ
- ISBN:978-4-8399-5577-9
- 発売日:2015年04月14日
- 備考:中上級
内容紹介
大局観はこうして磨かれる
誰でも読みやすいレイアウトと開きやすい製本で不朽の名著が復活する「大きな字で読みやすい囲碁シリーズ」第2弾が登場!
本書は、武宮九段が、自らの実戦とアマチュアの実戦を題材に、大局観とは何たるかを講義する内容です。
ご存知のように、大局観を磨くというのは一朝一夕でなされるものではありません。しかし、正しい大局観を磨くためには、確かな指針が必要であることもまた真実です。
囲碁は「最後に地が多いほうが勝つ」「石の効率を競うゲームである」ということは武宮ファンならご存知のことでしょう。さらに「地を囲いたいという手は悪手になりやすい」「美しい形のイメージを持つ」などといったさまざまなキーワードから、目に見える地だけではなく、さまざまな観点から形勢判断の材料が示されることを解説していきます。そして、さまざまな形勢判断の視点を持つことが大局観を磨くことに繋がると武宮九段は語りかけます。
ときには自身の悪手についても率直に解説することで、プロの実戦心理を垣間見ることもできます。
「大きな字で読みやすい囲碁シリーズ」は、特に盤側に本を置いて、並べながら楽しむことを想定しています。武宮流の息遣いを、ぜひとも盤に並べて感じ取ってください。あなたの大局観を磨く指針になることは間違いありません。
※本書は2003年に弊社から刊行された「プロの大局観シリーズ1 武宮の形勢判断」に若干の修正を加えて再版したものです。
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目次
第1章 武宮式 着手判断法私の考える基本
第一局 はじめから地を囲わない
第二局 美しい形 厚みの威力
第三局 打ってある石を生かして、石の効率を上げる
大局観を磨くには
第2章 形勢判断
この章のねらい
第一局 戦うべきかの判断
第二局 眼を作る必要のあるなしで判断
第三局 石の効率と模様対策
第四局 力をつける.
第五局 攻めながら地になる
第六局 模様の生かし方
第七局 相手が模様を張ってきたら
第3章 美しい形への修正
この章のねらい
テーマ1 目に見えないものが大切
テーマ2 美しい形とは
テーマ3 模様への入り方
テーマ4 定石より大局観
テーマ5 模様の急所を感じる
テーマ6 形の美しさに敏感になる
テーマ7 石の流れを止めない
いい形とは