僕が本当に伝えたかった上達の鉄則
- 著作者名:武宮正樹
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- 電子版:1,311円
- 四六判:248ページ
- ISBN:978-4-8399-5347-8
- 発売日:2014年10月23日
- シリーズ名:囲碁人ブックス
- 備考:初中級
内容紹介
「碁の本質」は何か?という普遍的なテーマに武宮九段が迫る!
「僕は、本当に伝えたいことを伝えたくて、この本を皆さんに届けます。この本では、僕が考える碁の「本質」をなんとかうまく話したいと思っています。そして、僕の思いが、皆さんの碁に届くことを切に願っています」(まえがきより)
悩ましい局面に対峙した時、考え方の指針となるのが「碁の本質」です。
碁の本質に沿った手であれば、初級者も高段者も関係なく、大きく道を踏み外すことはありません。
本書は、武宮九段が「碁の本質」とは何か?という普遍的なテーマに正面から取り組んだ一冊です。
武宮九段はまず「碁とはどんなゲームでしょうか?」と問いかけます。
「地を囲うゲーム」でしょうか?「相手の石を攻めるゲーム」でしょうか?確かにどちらも一面の真理ではあります。
「地」や「厚み」を競うゲームでしょうか?しかし、「地」も「厚み」も、あくまで戦いの結果出来上がったものにすぎません。
武宮九段の答は明快です。
「碁は、石の効率を競うゲームである」と。
そして、効率のいい打ち方とはどのようなものかを、数多くのアマチュアの棋譜や、自身の実戦譜を題材に丁寧に解説していきます。
さらに「攻めとは何か?」「一番大事なところとはどこか?」と、次々と問いを投げかけていきます。
本書はこのような要領で碁の本質に迫っていきます。
囲碁上達のため座右にすべき言葉が本書にはちりばめられています。武宮九段が本当に伝えたかった「碁の本質」とは何かを感じ取ってください。あなたの囲碁観がガラリと変わるはずです。
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備考
武宮正樹(たけみや・まさき)
昭和26年1月1日生まれ。東京都出身。田中三七一七段に師事。40年木谷實九段に入門。同年入段。52年九段。石田芳夫九段、加藤正夫九段と木谷門三羽烏の一人。43年、17歳で第5期プロ十傑戦八位入賞。46年、第27期本因坊リーグに初参加。51年、第31期本因坊位を獲得、63年まで通算6期本因坊に就く。昭和63年、平成元年世界富士通杯二連覇。平成元年NHK杯、2年第28期十段戦で初の十段位獲得、3年、4年防衛。3年鶴聖戦初優勝。平成7年、第20期名人戦初挑戦で名人位に就く。TVアジア選手権四連覇。首相杯争奪戦優勝2回、早碁選手権優勝1回、大手合第1部2回、第2部1回優勝。NECカップ優勝2回。秀哉賞受賞1回。ジャーナリストクラブ賞、テレビ囲碁番組制作者会賞受賞。棋道賞受賞12回。宇宙流の棋風でアマチュアに夢を与え続ける。陽光五段は実子。