他人の思考の9割は変えられる
- 著作者名:與良昌浩
-
- 書籍:935円
- 電子版:628円
- 新書判:208ページ
- ISBN:978-4-8399-4980-8
- 発売日:2014年05月23日
- シリーズ名:マイナビ新書
内容紹介
「あなたのために働きたい!」といわせる心理テクニック。まずは人が変わっていく土壌を職場に作ろう!
「他人の考えは変えられないから自分が変わろう」。
これはビジネス書でよく見るキーワードです。
しかし、本当に「他人の考え」は変えられないのでしょうか。
実は他人の考えは変えられます。
多くの人はこの言葉を真に受けて無理と先入観を持っていますが、実は意図的に環境を変えることによって、人の考えはいくらでも変わるのです。
本書では企業風土改革に取り組んできた著者が「他人の思考を変える方法」について解説しました。
株式会社アントレプレナーセンター 代表取締役 福島正伸氏
株式会社スコラ・コンサルト プロセスデザイナー代表 柴田昌治氏
株式会社生活の木 代表取締役 重永忠氏
株式会社星野リゾート・トマム 代表取締役 佐藤大介氏
ベネッセ教育総合研究所 所長、トヨタファイナンス 人事部 部長 など
多くの経営者、人事責任者が絶賛している本書には、いったいどんな秘密が隠されているのか?
著者の経験と論理的な知識に裏打ちされたメソッドをぜひご覧ください。
第1章 「他人の思考は変えられない」はウソ
第2章 他人の思考を変える環境づくりのコツ
第3章 人が変わる土壌を職場につくる
第4章 指示待ち部下を「自分の頭で考える部下」に変える
第5章 他責部下を「主体的に動く部下」に変える
第6章 「あなたのために頑張りたい」という部下に変える
第7章 人が変わればチームが変わる
●以下「はじめに」より
「他人の思考は変えられないから自分が変わろう」
これは最近ビジネス書でよくみるキーワードです。思考法や身だしなみから、コミュニケーションまで、自分を磨く、高めることに注目が集まっています。もちろん、それはとても重要なことです。
しかし、本当に「他人の思考」は変えられないのでしょうか。
「自分はあの人に変えられた」
「あの人のあの一言が私を変えた」
他人の思考は変えられないはずなのに「他人の影響を受けて変わった」経験があると、さまざまなところで耳にします。もし「他人の思考を変えられない」ことが真実であるならば、このようなエピソードは説明がつかなくなってしまいます。
例えば、毎日遅刻してくる部下に「遅刻するな」と怒るのに改善されないという場面があるとします。その場合、部下は遅刻することに罪悪感がないかもしれない、他に問題を抱えているかもしれないといったように、いろいろ想像できます。上司は、この状況をどう捉えて、どう対応ができるでしょうか。
(中略)
「他人の思考を変えられない」と最初から決め付けてしまうと、相手に無関心になったり、変化や成長を期待しなくなり、つい意見を押し付けたり、感情的に怒ったり、何を言われても聞く耳を持たなくなってしまいます。そうやって相手を変える可能性を諦めた方が、実は「楽」なのです。
ですが、意図的に他人の思考を変える方法があります。「誰もが『変わりたい』という願望を心の奥底には持っていて、そこをうまく引き出していけば、上手に相手の思考を変えることができる」のです。
本書では私が培ってきたこの「他人の思考を変える方法」について解説します。その方法は部下の思考法を変えることはもちろん、なかなか人生の歯車が噛み合わず、後ろ向きな思考に陥ってしまっている周囲の人物に対しても効果を発揮します。いままでは「こういうように考えて行動すればいいのに……」と思うだけで、相手の思考に影響を与えることができなかったとしても、私がこれから紹介するメソッドを使えば、その思いを現実に変えることができるのです。
続きを読む
商品を選択する
フォーマット | 価格 | 備考 | |
---|---|---|---|
書籍 | 935円 | ||
EPUB | 628円 | ※ご購入後、「マイページ」からファイルをダウンロードしてください。 ※当商品は縦組みリフロー型のEPUBです。縦組みEPUBの表示に完全対応していないリーダーでご閲覧いただいた場合、表示上の不具合が発生する可能性があります。 ※ご購入された電子書籍には、購入者情報、および暗号化したコードが埋め込まれております。 ※購入者の個人的な利用目的以外での電子書籍の複製を禁じております。無断で複製・掲載および販売を行った場合、法律により罰せられる可能性もございますので、ご遠慮ください。 ※閲覧方法は「電子書籍フォーマットについて」をご参照ください。 |
備考
與良昌浩(よら・まさひろ)
1974年生まれ。早稲田大学卒。伊藤忠商事、アクセンチュア戦略グループ、ユーエスエスを経て、企業風土改革を行うスコラ・コンサルトに入社。人と組織の目的の創造および実現を支援する会社「株式会社もくてき」を設立し、代表取締役に就任。日本橋学館大学非常勤講師。大学生と社会人で「何のために働くのか」を語り合う「ハタモク(働く目的)」も主宰。
株式会社もくてき