現代振り飛車の絶望、そして希望
- 著作者名:あらきっぺ
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- 書籍:1804円
- 電子版:1804円
- 四六:260ページ
- ISBN:978-4-8399-85226
- 発売日:2023年12月22日
内容紹介
振り飛車が苦しいのはなぜなのか? その原因がつかめれば、対策が見えてくる!
近年の将棋AIは振り飛車をまったく評価しません。それはなぜなのか。「現代将棋を読み解く7つの理論」の著者、あらきっぺ氏が論理的かつ明快に解説します。
しかし、もう振り飛車をやめるべきなのかといえばそうではありません。
振り飛車は、人間の認知能力にとってはアドバンテージが多く、むしろ有利に立ち回れることもあるのです。
AI時代でも、勝負は人間のもの。振り飛車を指す人も指される人も、必携の一冊です。
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備考
あらきっぺ
本名:荒木隆
滋賀県大津市生まれ。
平成16年:森信雄門下で奨励会に6級入会
平成28年:三段で退会
奨励会退会後も精力的に将棋の活動を続ける。2019年にプロ棋戦である第13回朝日杯将棋オープン戦に招待選手として出場。出口若武四段、大石直嗣七段(肩書は当時)を破る活躍を見せた。
2020年に初の著作となる「現代将棋を読み解く7つの理論」(マイナビ出版)を出版。同作は将棋ペンクラブ大賞技術部門最優秀作に選ばれた。
ほかの著作に、「終盤戦のストラテジー」「盤上のシナリオ ~理想の手順を組み立てる読みの技術」(いずれもマイナビ出版)がある。
目次
まえがき序章 対抗形のルール
第1章 初速の違い
第2章 急戦の脅威
3章 穴熊の価値
第4章 角交換の是非
第5章 飛・角・桂の機動力
第6章 桂・香の安全度
第7章 位置エネルギー
第8章 後出しと多様化
第9章 両立と相対化 終章 振り飛車の未来