久保利明 粘りの一手
- 著作者名:久保利明
-
- 書籍:1,694円
- 電子版:1,525円
- 四六判:224ページ
- ISBN:978-4-8399-7869-3
- 発売日:2022年04月27日
- シリーズ名:マイナビ将棋BOOKS
内容紹介
正解がない局面でこそ実力が出る!
★サイン本の受付は終了しました
振り飛車党なら誰もがあこがれるさばきの使い手、久保利明九段にはもうひとつの顔があります。それは「粘りのアーティスト」としての側面です。不利な局面で逆転を信じて粘り続ける姿勢は、振り飛車という戦型が一度のパンチでは倒れない強靭な戦型であることを教えてくれます。
本書はそんな久保九段の粘りを集めた次の一手集。渋い手、派手な手、我慢の手など勉強になる手が満載!
「研究」ではなく「勝負」がしたいすべての人に。
商品を選択する
フォーマット | 価格 | 備考 | |
---|---|---|---|
書籍 | 1,694円 | ||
1,525円 | ※ご購入後、「マイページ」からファイルをダウンロードしてください。 ※ご購入された電子書籍には、購入者情報、および暗号化したコードが埋め込まれております。 ※購入者の個人的な利用目的以外での電子書籍の複製を禁じております。無断で複製・掲載および販売を行った場合、法律により罰せられる可能性もございますので、ご遠慮ください。 |
備考
久保利明 (くぼ としあき)
1975年8月27日生まれ。兵庫県加古川市の出身。
4歳のとき、のちの師匠となる淡路仁茂九段に王将1枚(19枚落ち)から将棋を教わる。
1986年、6級で奨励会入会。
1993年4月、四段昇段。
2003年4月、順位戦でA級昇級により八段昇段。
2009年3月、第34期棋王戦で佐藤康光棋王を破り、初タイトル獲得(3連覇)。
2010年3月、第59期王将戦で羽生善治王将を破り、二冠となる(2連覇)。
2010年3月、第35期棋王戦で防衛を果たし、タイトル獲得3期により九段昇段。
2017年3月、第66期王将戦で郷田真隆王将を破り、王将に復位(2連覇)。
美濃囲いをこよなく愛する振り飛車党で、「さばきのアーティスト」の異名を持つ。
終盤で苦しくなった際には「粘りのアーティスト」という、裏の顔をのぞかせることも。
タイトル戦登場は14回、獲得は7期。棋戦優勝は6回。
「最強四間飛車マニュアル 急戦編」(日本将棋連盟)、「久保流 最強先手振り飛車」「久保の石田流」「久保の中飛車」(マイナビ出版)など、著書多数。
目次
久保利明 粘りの一手 目次まえがき
問題編
1 急所をつく――――――――対 桐山清澄九段
2 攻めと守り――――――――対 野田敬三四段
3 手筋で粘る――――――――対 杉本昌隆五段
4 玉を逃さない寄せ―――――対 神崎健二六段
5 角の逃げ方――――――――対 土佐浩司六段
6 意表をつく粘り――――――対 勝浦 修九段
7 攻め合いの展開に持ち込む―対 松本佳介四段
8 攻めを繋ぐ――――――――対 松本佳介四段
9 間接的に受ける――――――対 畠山 鎮五段
10 攻めを見越した受け――――対 畠山 鎮五段
(中略)
95 攻撃は最大の防御―――――対 永瀬拓矢二冠
96 攻撃を忘れずに――――――対 丸山忠久九段
97 相手の狙いを見破る――――対 郷田真隆九段
98 先手を取って受ける――――対 永瀬拓矢王座
99 詰み筋を消しながら受ける―対 永瀬拓矢王座
100 隙を作らない受け方――――対 井上慶太九段
粘りのエッセンス