アスリート・コンディショニング Vol.5 挑戦するアスリートを支えるコンディショニングマガジン

内容紹介

挑戦するアスリートを支えるコンディショニングマガジン

世界で活躍するアスリートたちがどのようにして輝かしい成績を残しているのでしょうか?効果的なトレーニング方法や生活環境の工夫、コンディションの維持とケガの治療など、パフォーマンスを最大限に高めるためのライフスタイルについて語ってもらうコンディショニングマガジンです（※本書は全16ページの中綴じタイプの書籍です）。

Vol.5では、以下のアスリートが登場します。

◯TALK#01
カヌー・スラローム男子カナディアンシングル・ミキハウス所属
羽根田卓也選手

２０１６年、世界的な大舞台の男子カナディアンシングルで銅メダルを獲得し、アジア勢初となる快挙を成し遂げた羽根田卓也選手は、日本のカヌー・スラロームの歴史を変えた選手です。
　パドル１本で激流を下りながら、コースにつるされたゲートを通過し、いかに早くゴールできるかを競うスラローム。高校卒業後には強豪国スロバキアに単身で渡った羽根田選手は、現地で技術やメンタルを磨き、結果、世界レベルに到達。以降、日本カヌー界の歴史を動かしてきました。

「今だからこそできることを！一漕入魂で激流に挑む」
・水の呼吸を掴まなければこの競技で勝つことはできない
・疲労困憊状態になる前に休息をとることが大切
・たくさんの方に知っていただきカヌーをもっと身近なものにしたい


◯TALK#02
新体操日本代表
フェアリージャパンPOLA
選手：生野風花、今岡里奈、竹中七海、横田葵子、松原梨恵、杉本早裕吏、熨斗谷さくら、鈴木歩佳、稲木李菜子、末永柚月

新体操の日本代表フェアリージャパンPOLAは、歴史的快挙に挑戦しています。大きな手応えを得たのは、２０１９年の世界選手権。
44年ぶりに団体総合の銀メダルを獲得。
２０００年の世界大会以降、団体、個人のタイトルを独占している世界最強のロシアに、0.5点差と迫りました。団体種目別決勝の5ボールでは、日本勢初の金メダルを獲得し、3フープ＋2クラブでもロシアに0.05点差の銀メダルとなり、女王ロシアの背中が、確実に見えてきました。

「女王ロシアに肉薄、金メダルの偉業狙う日本の妖精しなやかさと力強さを両立する秘訣に迫る」
・１年延期で各国が進化技の数は以前の２～３倍
・身体が柔らかいからこそ潜む限度を超える危険性
・治療器は「何もしないで治癒を待つのが辛い」ときの心の支え
・目標は金メダル、競技性と芸術性を楽しんでほしい