こぐまねこ軒 自分を人間だと思っているレッサーパンダの料理店
- 著作者名:鳩見すた(著)、 ゆうこ(画)
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- 書籍:748円
- 電子版:748円
- 文庫判:320ページ
- ISBN:978-4-8399-7309-4
- 発売日:2020年08月20日
- シリーズ名:マイナビ出版ファン文庫
内容紹介
黙っているとコック(レッサーパンダ)が無限においしい料理を出してくれる
高校三年生の一ノ関は部活の後輩の二宮に呼び出され待ち合わせ場所に向かった。
待ち合わせ場所に現れた二宮は一ノ関に対して怒っているようだが、心当たりのない一ノ関は理由を聞きだすために『西洋料理店 小熊猫軒』へ連れていくことに。
山の道なき道を歩いた先に一軒の料理店が現れ、ふたりを迎えてくれたのは自分を人間だと思いこんでいるレッサーパンダだった。
次から次へとおいしい料理が出てきてお腹も心も満たされた二宮は、心の内を話しだす――。
かわいいレッサーパンダのコタローさんがあたたかい料理で悩みを抱えたお客さんをおもてなし
人と人を料理で繋げる“もふもふ”癒しの連作短編。
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備考
◆著者
鳩見すた(はとみ・すた)
『ひとつ海のパラスアテナ』で第21回電撃小説大賞で“大賞”を受賞しデビュー。著書に『アリクイのいんぼう』1~4巻、『ハリネズミと謎解きたがりなパン屋さん』1~2巻、『秘密結社ペンギン同盟 あるいはホテルコペンの幸福な朝食』(KADOKAWA)などがある。
◆イラストレーター
ゆうこ
章立て
二宮二葉はビーフシチューに「ぐぬぬ」と口を割った二宮三津代は半熟オムライスで白状してしまう
豊四季風王は二種のハンバーグに胸中を吐露した
五香いつかはロールキャベツでうっかり豹変する
六日町陸人はチーズリゾットで疑心を述懐する
一ノ関好一はミートソースを食べてもこぼさなかった
七里奈菜はコーヒーを飲んでわがままを言った