実践TypeScript BFFとNext.js&Nuxt.jsの型定義
- 著作者名:吉井 健文
-
- 書籍:3,795円
- 電子版:3,795円
- B5変:352ページ
- ISBN:978-4-8399-6937-0
- 発売日:2019年06月26日
内容紹介
TypeScriptの型システムのからフレームワーク利用の実践まで。型定義のノウハウを凝縮!
本書は、TypeScriptの「型システム」に関する知識を体系的に学ぶための一冊です。TypeScriptやJavaScriptで、ある程度のアプリケーションを作った経験がある人を対象としているため、アプリケーション構築に必要なノウハウなどは提供していません。TypeScriptの型システムにフォーカスし、その基礎からフレームワークと連携した活用方法まで、より深く解説しています。
本書を読めば「TypeScriptは、スピーディーに品質の高いサービスを開発する上では欠かせない最高のパートナー」だということがわかるはずです。よいライブラリを使えば自動的によいアプリケーションが作れるわけではないように、型定義も個人の力量とアイディアが重要です。本書は、そういった「型定義」のスキルアップを目指すには最適の一冊です。
第1部「導入編」では、TypeScriptの型システムの基本的な仕様に基づいて学びます。TypeScriptの型システムは、リリースごとにさまざまな機能が追加されています。ここでは、近年追加された機能により、大幅に広がった型定義の表現力を紹介しています。
第1章と第2章では、開発環境の設定とTypeScriptの基本的な用語を学びます。第3章から6章では、型推論・型安全・型の互換性や結合、そして高度な型など、「TypeScriptの型システム」を体系的に深く解説しています。
第2部「実践編」では、第1部で身に付けた型システムの基礎知識をもとに、「Next.js」「Nuxt.js」という特定のフレームワークにフォーカスしています。2019年現在の人気のフレームワークを通じてTypeScriptを学ぶということは、今後のTypeScriptプログラミングにおいて、必要な基礎知識となります。フレームワークの一部のAPI知識が古くなったとしても、それらを支える型定義の知識は揺らぎのないものです。また、「Next.jsとNuxt.jsのどちらかにしか興味がない」あるいは「どちらかだけを使っている」のであれば、これを機に他方のフレームワークにも挑戦してみるとよいでしょう。
なお、第2部の各章は、それぞれ3節立てで構成されており、1節から3節まで段階的に難易度が上がっていくようになっています。TypeScriptの経験が浅い場合、順番に読み進めてしまうと、難しいと感じるかもしれません。わからない単語が出てきたら、索引などを活用して第1部の当該部分に戻り、振り返りつつ進めるとよいでしょう。
充実のラインナップに加え、割引セールも定期的に実施中!
商品を選択する
フォーマット | 価格 | 備考 | |
---|---|---|---|
書籍 | 3,795円 | ||
3,795円 | ※ご購入後、「マイページ」からファイルをダウンロードしてください。 ※ご購入された電子書籍には、購入者情報、および暗号化したコードが埋め込まれております。 ※購入者の個人的な利用目的以外での電子書籍の複製を禁じております。無断で複製・掲載および販売を行った場合、法律により罰せられる可能性もございますので、ご遠慮ください。 |
備考
株式会社ディー・エヌ・エーのフロントエンドデベロッパー。
目次
はじめに本書について
サービス開発とフロントエンド技術の推移
第1部 導入編
第1章 開発環境と設定
1-1 TypeScriptの開発環境 004
1-2 tscコマンドではじめよう
1-3 ビルドツール各種と設定
第2章 TypeScriptの基礎
2-1 意図しないNaNを防ぐ
2-2 基本の型
2-3 高度な型
2-4 typeofキーワードとkeyofキーワード
2-5 アサーション
2-6 クラス
2-7 列挙型
第3章 TypeScriptの型推論
3-1 const/letの型推論
3-2 Array/Tupleの型推論
3-3 objectの型推論
3-4 関数の戻り型推論
3-5 Promiseの型推論
3-6 import構文の型推論
3-7 JSONの型推論
第4章 TypeScriptの型安全
4-1 制約による型安全
4-2 抽象度による型安全
4-3 絞り込みによる型安全
第5章 TypeScriptの型システム
5-1 型の互換性
5-2 宣言の結合
第6章 TypeScriptの高度な型
6-1 Generics
6-2 Conditional Types
6-3 Utility Types
第2部 実践編
第7章 ReactとTypeScript
7-1 ReactでTypeScriptを使う利点
7-2 React Hooksと型
7-3 Reducerの型定義
第8章 Vue.jsとTypeScript
8-1 Vue.extendベースの開発
8-2 vue-class-componentベースの開発
8-3 Vuexの型推論を探求する
第9章 ExpressとTypeScript
9-1 TypeScirptで開発するExpress
9-2 セッションの型定義
9-3 Request・Responseの型を拡張する
第10章 Next.jsとTypeScript
TypeScriptではじめるNext.js
Reduxを導入する
Next.jsとExpress
第11章 Nuxt.jsとTypeScript
11-1 TypeScriptではじめるNuxt.js
11-2 Vuexの型課題を解決する
11-3 Nuxt.jsとExpress
おわりに