ハイブリッド考 2010春
ユーティリティーは市民権を得るほど普及しつつある。Golf Planetでは米国流にハイブリッドと呼んでいるので、今回もその呼び名で話を進めていく。
少し前まで、ハイブリッドを自分が使うことなんて夢にも思っていなかった。試打することはあったが、それは見聞を広めるためであり、感想としては簡単にボールを上げて飛ばせるクラブであるが、高さが足りなくて距離不足に陥っている人向きというものだった。
元々、ロングアイアンの代用品として生まれ、ショートウッドが増えていく中で、求められる性能の守備範囲が広くなったという経緯があった。