【第8回】7 | マイナビブックス

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【第8回】7

2017.02.23 | じゃいがも

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 すっかり日も落ちた夜道を、雄二は友恵を背負いながら歩いている。友恵の右足首には包帯が巻かれ、雄二の額の右側には、小さな絆創膏が貼られている。階段を踏み外した際に、友恵は右足首を捻挫していたのだ。近くに外科医院があったのは幸いだったが、一人で歩く事は困難な状態だった。

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