【第4回】女遊び

女遊び

　品のない猥談をする人は幼稚で好きになれない。でも、爽やかな猥談は大好きである。

　例えば、小さな子供が卑猥な言葉を大声で言うのは、それによって大人たちが動揺する様を彼らが楽しんでいるのであり、可愛い話である。幼い子供が、真っ裸で他人の前を走り回っても笑えるが、大人が同じことをすれば、そのブツの大小にかかわらず立派な犯罪である。

　そういう区別がつかない人ほど、品のない猥談をする。残念なことに、そういう人は多くの場合で、ゴルファーとしても致命的な欠陥を持っているもので、クラブを交える前から警戒する対象になる。