【第5回】担いでゴルフ

2016.02.01　|　篠原嗣典

担いでゴルフ

　女子校のコーチだったとき、合宿でも、練習ラウンドでも、バッグを選手たちと一緒になって担いでプレーした。私は28～31歳の間、年間何度も、そのようにしてプレーしていた。バッグを担いでするゴルフは楽しいものだった。

　私が学生の頃は担いでプレーするタイプのキャディバッグは、まだまだ国内には売られていなくて、軽いモノを探したり、ショルダーを幅広のモノに替えたりしたものだった。私も例に漏れず、軽くて細いバッグにショルダーの部分にモアのパッドを当てたモノを使用していた。高校時代の３年間と大学の半年で、バッグはボロボロになってしまった。

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