【第18回】ボールの芯 | マイナビブックス

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ゴルフプラネット 第23巻

【第18回】ボールの芯

2016.04.01 | 篠原嗣典

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ボールの芯

 

 少し前にW社がボールのセールストークとして、重心が狂ったボールではグリーン上で真っ直ぐに転がらない、という主張を展開していた。

 

確かに、物理学的に重心が片寄ったボールは、重心が回転軸と遠ければ遠いほど、転がりだして重心に対しいてバランスの良い転がりになるまでの間、その方向に曲がる可能性はある。

 

 とはいえ、ゴルフショップにいる頃に、ボールに鉛を張って実験した結果、極端に片寄りがある場合を除けば、通常の重心の誤差の範囲なら転がりに大きな影響が出ないと分かった。仮に、少しの重心の片寄りで転がりが変わるなら、ボールをセットする際に読みと同じ方に重心をすれば大きく切れたり、逆にして、曲がりを押さえたりすることも出来てしまう。ルールの規制が掛かっていないことが、そういう影響がほとんど出ないという何よりの証拠である。

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