【第3回】ドライバーの値段

2016.01.15　|　篠原嗣典

ドライバーの値段

　米国の読者からドライバーは＄３００がボリュームゾーンで、日本のように馬鹿高いドライバーを売る気持ちも買う気持ちも分からないと言うメールが来た。異口同音に、ドライバーの値段が高すぎるというメールはたくさん来る。

　個人的にも同感で、ドライバーは概ね高すぎると感じている。

　少し時間を振り返ってみると、あのバブルで踊っていた時期でも、これほどドライバーは高くはなかった。某雑誌の初代ドライバー・オブ・ザ・イヤーを獲得したパーシモン時代の量産型の名器と言えるミズノのＭＳ−１でも２万７０００円だった。実質的な販売価格は２万２０００円前後だ。上級機種のモデル（ＭＳ−７０１他）も３万円を超えない価格設定である。

続きをご覧いただくには、会員登録の上、ログインが必要です。
すでにマイナビブックスにて会員登録がお済みの方は下記の「ログイン」ボタンからログインページへお進みください。