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ゴルフプラネット 第22巻

【第5回】1グリーンについての2005年における考察

2016.01.18 | 篠原嗣典

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1グリーンについての2005年における考察

 

 1グリーンでなければコースじゃない、という人がいる。

 

 2グリーンというシステムは、日本でゴルフが育っていく過程で、高温多湿の夏を乗り切る為に生まれた苦肉の策だった。名設計家として日本人ゴルファーなら誰でも知っている井上誠一氏も、1グリーンのコースでは芝生の管理に問題があることを見抜いて初期の図面は2グリーンを積極的に採用した。

 

 機構的な意味での妥協から始まったのであるが、これもサービスの一環だったと想像出来る。グリーンが二つあれば、管理も2倍である。それが高麗芝と洋芝では管理の方法も別になる。そういう面倒なことも、ゴルファーに少しでもゴルフ場を楽しんでもらおうという気持ちで乗り切った結果なのだ。

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