【第5回】糸で囲まれたカップ | マイナビブックス

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ゴルフプラネット 第18巻

【第5回】糸で囲まれたカップ

2016.09.12 | 篠原嗣典

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糸で囲まれたカップ

 

 1番ホールのグリーンはカチンコチンに凍っていた。手前の花道にショート覚悟で打った球は、2バウンドしてグリーンに転がりながら乗った。良いショットとグッドラックが重なった結果、朝一番から嬉しい贈り物をもらった気分だった。

 

 グリーンに乗りながら、大まかな傾斜やグリーンの中で一番高い所と低い所を探すのは、長年の習慣である。ボールに近づいた時、初めてカップのある方向を見た。

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