マスターズ2002総評
■予選落ちした3人の日本人
スコアは別として、非常に盛り上がったことは間違いない。グリーンの傾斜が強い6番パー3と9番パー4に翻弄された形となったが、伊沢利光プロのコメントが全てを語っている様な気がする。
「如何にボギーを打たないか? それがテーマだと改めて思いました」
ショットを曲げてしまった後、グリーンを外した後、斜面に対してアプローチをする経験が少ない日本人の弱点が出てしまう。昨年の伊沢プロが国内で好調だった理由の一つは、パーを拾うアプローチの見事さにあった。そのテクニックがオーガスタでは通じないシーンが多々あった。