武田家中における勘助の立場
『甲陽軍鑑』に記載によれば、山本勘助は信玄に面会した当初から、その才能を見抜かれ、知行三百貫の「足軽隊将」に登用されている。
この「足軽隊将」とは、配下に七十五人の部下を与えられた実戦部隊であり、武田家譜代の家臣ではなく、その実力を買われて、他国から招聘されたり、浪人から登用されたものたちである。
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『甲陽軍鑑』に記載によれば、山本勘助は信玄に面会した当初から、その才能を見抜かれ、知行三百貫の「足軽隊将」に登用されている。
この「足軽隊将」とは、配下に七十五人の部下を与えられた実戦部隊であり、武田家譜代の家臣ではなく、その実力を買われて、他国から招聘されたり、浪人から登用されたものたちである。