【第7回】夢コロガシ「プロローグ」 | マイナビブックス

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煩悩ドライヴ

【第7回】夢コロガシ「プロローグ」

2015.08.19 | 猪原賽

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   ◇◇◇ プロローグ ◇◇◇

 

 散る桜が闇を舞っている。
 風は一方向に走るのではなく、空き地の中を縦横無尽に走っていた。花びらがその風の軌跡を描いていた。

 音はなかった。夜の空気は春先にも関わらず冷たかったけど、身体の芯は春めいたままで、さすがに冬は過ぎ去ったのだと実感できた。

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