第十五章 左前腕を反時計回りにねじるとオープンフェースは解消できる
トップにおけるフェースの向きは、オープン、スクエア、シャット(クローズ)と3つに分けることができます。そして、今どきのクラブ(大型ヘッド、長い重心距離)に対応するには、フェースの向きは「シャット」がいいと説明しました。重心距離が長いクラブはフェースが開きやすい特性がありますし、スイング中にフェースを開いてしまうと、フェースが開いたままインパクトを迎える確率が高くなるからです。
にもかかわらず、アマチュアの多くはオープンフェースのトップを作っています。アナライズでは1000人以上のスイングデータがありますが、アマチュアの半数以上はトップでフェースが開いています。宮里藍ちゃんのようにトップでフェースが空を向いている、いわゆるシャットフェースになっているアマチュアは2割以下です。
アマチュアにオープンフェースが多い理由?