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親子の絆を描いた、『いつか、静かな海』

2015.02.12 | 編集部

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震災をテーマに家族の姿に向き合った小説、『いつか、静かな海(上月 文青・著)』が発売になりました。
大きな地震と津波に見舞われて母親を亡くしたユウトは、仮設住宅で父親と二人暮らし。誕生日を迎える日、「プレゼントに何が欲しいか」と父に訊かれて、ユウトは「どうしてぼくは生まれたの」と父に問う。父親は母との馴れ初めから語り始めるが、話はどこか作り物めいて、怪しい。しかし、「父さんと母さんが出会った瞬間からお前は生まれていた」という話に、ユウトは父親の深い愛情を知り……。

 

 

■上月文青さんからのコメント

東日本大震災から3年が経ちましたが、家族を亡くした現実と向き合えるようになった人もいれば、そうではなく、ますます悲しみを深くしている人もいます。その中で、10代のまだ子どもといえる年齢の人たちが復興のために頑張っている姿を多く見ると、子どもの方が未来志向であり、勇気づけられます。少年の凛とした心持ちを描きたくて書きました。

 

 

価格は350円で、iPhone/iPad、Android、Kindle各端末に対応です。