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まるで映画のような小説、『戦場の君』

2015.02.06 | 編集部

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戦時中の禁断の愛を描いた小説、『戦場の君(須藤 裕美・著)』が発売になりました。

 

 

第二次世界大戦末期、連合国と戦う日本軍は窮地に陥っていた。高橋康介が小隊長を務める陸軍第二四師団歩兵第八二連隊とて例外ではなく、制空権・制海権を敵に支配された孤島で斬り込みと転進を繰り返していた。疲労と飢餓により味方が相次いで死んでいく地獄の中、高橋は倒れていた戸塚勇気を助ける。

しかし、戸塚は《少女》であった。戦時の混乱から徴兵検査が適当だったこと、また戸塚自身の事情により、少年兵として召集されていたのだった。高橋は戸塚を副官にして彼女を守ろうとするも、音羽誠曹長が不満を募らせ、やがて戦争神経症を発症してしまう。

音羽によって戸塚の素性が公に明かされた時、ついに高橋は戻れない場所へと足を踏み込む。高橋は何とか戸塚だけでも本土に帰そうと奮闘するも、そこには決して許されない愛の末路が待ち受けていた――。

 

 

■須藤裕美さんからのコメント

2013年に執筆しました。前々から戦争(特に第二次世界大戦の旧日本軍)に関心が高く、証言記録を読んだ時に降りてきた構想を形にした作品です。

第4回マイナビeBooks作品コンテスト入賞。

 

価格は350円で、iPhone/iPad、Android、Kindle各端末に対応です。