挿すだけで使えるWiFiを紹介！ポケット型WiFiとの比較も

家のWiFiルータの設置は工事などを行わなければいけないイメージがありますが、コンセントに挿すだけでWiFiが使用できるものがあります。

ホームルータのオススメ4社と合わせて検討したいポケット型WiFi、それぞれのメリット・デメリットを解説します。

挿すだけで使えるWiFi！ホームルータ4社を紹介

コンセントに挿すだけで簡単に使えるホームルータのオススメをご紹介します。

それぞれの特徴を比較して、自分に合ったものを選びましょう。

料金や契約期間などを表にまとめました。

端末代金は高いですが「ドコモ home 5G」や「ソフトバンクAir」のように、分割払いにすることで実質無料にできるものもあるので、初期費用を抑えたい方は検討してみてはどうでしょうか。

ドコモ home 5G

通信大手のドコモが提供するWiFiです。

ドコモのスマホと同じ「PREMIUM 4G」の回線を使用しているため、通信速度の速さが特徴です。

また、契約期間の縛りがなく解約手数料がないため、短期間の利用やお試しでの利用も可能。

キャンペーンも行っており、契約と端末購入など一定条件を満たすとdポイントがもらえます。

初期費用としては端末代金71,280円が高額ですが、36回払いにすることで月々の利用料金から1,980円を割り引く「月々サポート」を提供しており、実質0円にすることもできます。

モバレコAir

ソフトバンクが提供する「モバレコAir」は、キャンペーンの利用で月額料金を抑えられるプランになっているのが特徴です。

ホームルータ端末を36回の分割払いで購入すると、基本料金5,368円から割引がされ、1ヶ月目は1,320円、2〜12ヶ月目は3,080円、13〜24ヶ月目は4,180円となります。（25ヶ月目以降は5,368円）

端末の購入をしたくない場合は、レンタルも可能。

モバレコAir限定月額キャンペーンを利用することで、1〜2ヶ月目は2,706円の低価格で使用ができます。

短期間の利用の場合は、レンタルにするのがオススメです。

Vision WiMAX

WiMAX回線を使用するプロバイダで、「Vision WiMAX」がホームルータの提供を行っています。

容量無制限に加え、WiMAXは同時接続でも通信速度が落ちにくい特徴があります。

ご家族で使う場合は、WiMAXも検討してみましょう。

契約期間に2年の縛りがある分月額料金が安くなる「2年プラン」と、契約期間に縛りがない「フリープラン」があります。

WiMAXのポケット型WiFiと同様、スタンダードモード（標準）にプラスエリアモード（オプション）を追加し利用可能なエリアを増やすことができます。

ソフトバンクAir

こちらもソフトバンクが提供するホームルータです。

端末は購入のみですが、「ドコモ home 5G」と同様、端末代金を36回払いにすることで端末代金分が月額料金から割引され実質無料となります。

スマホをソフトバンクやワイモバイルで使っている場合は、セット割引が適用となり毎月のスマホ料金が安くなります。

本人だけでなく家族や同居している人のスマホ代まで割引の対象となるので、セット割を活用するとかなりお得になります。

ポケット型WiFiもオススメ！挿すだけで使えるWiFiと比較したい3社紹介

挿すだけのWiFi・ホームルータだけでなく、ポケット型WiFiとも比較検討してみましょう。

料金や利用目的によっては、ポケット型WiFiが適している場合があります。

容量無制限で高速回線を使えるモバイルWiMAX回線の会社3社をご紹介します。

GMOとくとくBB×UQWiMAX

ネット企業大手のGMOが提供する「GMOとくとくBB×UQWiMAX」は、実質料金の安さが魅力。

平均月額料金は3,340円となっています。

ルータ端末の料金が無料で、他社からの乗り換えキャンペーンなどを行っているので、料金を抑えたい方は検討してみましょう。

2年の最低利用期間はありますが、解約違約金は1,000円と安いため短期間の利用でも損はしないでしょう。

BIGLOBE WiMAX +5G

WiMAX大手プロバイダの一つのBIGLOBEが提供するポケット型WiFiです。

「BIGLOBE WiMAX +5G」のポイントは、最低利用期間の制限がないこと。

1ヶ月目の料金が1,060円と安いため、短期や一時的に利用したい方におすすめです。

BIGLOBEはKDDIのグループ会社なので、auやUQ mobileのスマホ料金の割引もあります。

すでに当該スマホを使っている人は、さらにお得です。

カシモWiMAX

「カシモWiMAX」も実質料金の安さが魅力です。

キャンペーンの実施は少ないですが、元々のプランの料金が3,905円と安く、契約期間による料金の変更がないため月額料金が分かりやすいのが特徴です。

「しばりなしプラン」により、最低利用期間の制限もありません。

利用期間が決まっていない方でも、長期間使う方でも使いやすいポケット型WiFiといえます。

ホームルータとは？挿すだけで使えるWiFiとそのメリットを解説

ポケット型WiFiと違い、家に設置して使用するホームルータ。

複雑な設定が必要そうなイメージがありますが、実はメリットがいろいろあります。

WiFiを選ぶ際の参考にしてください。

工事が不要ですぐに使える

挿すだけで使えるホームルータは、本当にコンセントに挿すだけで使用可能。

工事や設定の立ち会いなどがいらないため一人で設定ができますし、一人暮らしで業者を部屋にいれたくない場合でも安心です。

コンセントに挿して電源を入れれば使えるので、届いたらその日から使用できるのも便利な点です。

安定した速度でインターネットが使える

ホームルータは室内の通信が安定するように作られています。

コンセントからの電力供給があるので、高出力の内蔵アンテナが使えるためです。

ポケット型WiFiには同様のアンテナを格納するスペースがないため、ホームルータの方が安定しやすいと言えるでしょう。

電波が弱い地域でも、ポケット型WiFiよりも通信速度が早くなります。

データ容量が無制限

オススメのホームルータのプロバイダでは、毎月の利用データ容量が無制限となっています。

家での使用では、動画視聴やゲームなど大容量のデータ通信を行うことが多いですよね。

また、リモートワークなどでテレビ会議をする方もいるでしょう。

容量制限があると、使用中に低速通信になるなど不便なことも。

安定した無制限のインターネット通信が家にあることは、大きなメリットです。

引越しの手続きも簡単

コンセントに挿すだけの簡単な設定で使えるので、引越しで住居が変わった時も手軽です。

契約している住所の変更手続きを行っておけば、ホームルータの機体を新しい家に持っていくだけ。

撤去工事などが不要なので、賃貸マンションに住んでいる方や引越しが多い方でも面倒がありません。

【注意】挿すだけで使えるWiFiのデメリット

メリットがたくさんあるホームルータですが、注意事項もあります。

ポケット型WiFiと比較する場合も、デメリットもしっかり理解した上で選びましょう。

広い家や大家族での通信には物足りないことも

家での使用に適しているホームルータですが、通信できる範囲には限界があります。

広い家などで使用する場合は、場所や部屋によっては繋がりにくくなる場合があります。

また、家電製品や壁で通信が阻害される可能性もあるため、設置場所には注意しましょう。

また、大家族で住んでいるなど、大人数での同時接続では通信が遅くなることもあります。

5人以上が複数人で使う場合は、ポケット型WiFiとの併用なども検討しましょう。

自宅以外では使えない

コンセントに挿して使うものなので、当然外出先には持っていけません。

外での通信がメインの場合は、ホームルータよりもポケット型WiFiの方が良いでしょう。

また、契約している住所以外で使うことはできません。

そのためホームルータを持って別の場所のコンセントに挿しても使用はできないため、注意してください。

引越しをする場合は、住所変更の手続きを忘れないようにしましょう。

住んでいるエリアによっては電波が弱いケースもある

ホームルータもポケット型WiFi同様、基地局からの電波を受信する仕組みになっています。

ポケット型WiFiよりも高性能のアンテナが内蔵されているものの、都市部から離れているエリアなどでは電波が弱く受信がしづらくなる場合があります。

通信対象エリアはホームページなどで確認しましょう。

挿すだけで使えるWiFiとポケット型WiFiを比較！

ホームルータのメリットとデメリットをみてきましたが、結局ポケット型WiFiとホームルータではどちらがいいのでしょうか？

それぞれの使用したいシチュエーションに合わせて、選びましょう。

自宅で安定的に使いたいならホームルータ

インターネット通信を主に使うのが自宅の方、在宅勤務や家で動画やインターネットテレビを使う方は、コンセントに挿すだけで使えるホームルータがオススメです。

ポケット型WiFiを自宅で使うよりも、安定的に電波を受信できるため快適に使えます。

工事や設定の手間がないため、手続きはポケット型WiFiと比較しても大きく手間が増えることはありません。

外出先に持っていくならポケット型WiFi

ポケット型WiFiのメリットの一つは、持ち運びがしやすいことです。

外出先でパソコンやタブレットの使用をする方、出張など外で仕事をすることが多い方は、ポケット型WiFi一択でしょう。

ホームルータよりもアンテナの性能は劣るものの自宅での使用ももちろん可能なので、場所の制限を受けたくない方には、ポケット型WiFiがオススメです。

【まとめ】挿すだけで使えるWiFiとポケット型WiFiは要比較！

ご紹介したホームルータはコンセントに挿すだけですぐに使えるので、ポケット型WiFiと同じくらいの手軽さで利用できます。

性能や使用場所によって、適したWiFiが違います。

特に契約に縛りがある場合は解約に手数料がかかることもあるので、契約前にどちらが良いのかしっかり検討しましょう！