ポケット型WiFiが夜遅くなる!原因と対策をまるっと解説

<PRについて>

当サイト(アシタマガジン)を運営する株式会社マイナビ出版はアフィリエイトリンクを利用して広告表示を行っておりますが、その収益を元に様々な商品・サービスの購入や比較などの調査を行っております。今後も当サイトのコンテンツが皆様のお役に立てるよう様々な調査を行ってまいります。

お仕事から帰宅した後など、自宅での夜のリラックスタイムにポケット型WiFiで動画視聴をしたり、SNSなどを楽しむ方は多いでしょう。

しかしそんな夜のタイミングに限って、ポケット型WiFiの通信速度が遅くてストレスを感じることはないでしょうか。

この記事では、夜にポケット型WiFiが遅い時に考えられる原因と対処法、解決策などについて詳しく解説します。

「プロバイダを乗り換えてもいいから解決したい!」「今すぐ実践できる対処法を知りたい!」そのような方たちはぜひ参考にしてみてください。

目次

ポケット型WiFiが夜に遅い原因は主に5つ

  1. 利用者側のエリアや使用状況に問題がある
  2. ポケット型WiFiの端末にトラブルが起こっている
  3. 他のWiFi端末と電波が干渉している
  4. 「混雑時間帯」によってWiFi回線が干渉している
  5. 通信障害の発生により一時的に夜の通信速度が遅い

夜にポケット型WiFiの通信速度が遅い時、原因として考えられるのが主に上記の5つです。

具体的な原因は端末だけでなく、生活圏の回線状況やルーターの設置場所、プロバイダ側の問題など様々なことが起因して通信速度が遅くなります。

対策については次の項目よりお伝えしますので、まずはどのような原因があるのかを知っておきましょう。

利用者側のエリアや使用状況に問題がある

「利用者側の環境」というのは、たとえば使用しているエリアで十分な電波が通っていなかったり、データ通信の使い過ぎで速度規制がかかってしまっているなどです。

WiMAXのように無制限で利用できるポケット型WiFiもありますが、そうでなければ1ヶ月あたりに利用できるデータ容量はプランごとに限られています。

そのため1ヶ月のデータ容量を超過した場合は、規制の解除までしばらく待つか、追加のデータ容量を購入しなければなりません。

また、WiMAXは無制限で利用できる便利なポケット型WiFiですが、3日間で10GBものデータ容量を利用すると、一時的に速度規制にかかります。

WiMAXの速度規制については記事の後半でも別途解説していますので、気になる方はそちらもご覧ください。

ポケット型WiFiの端末にトラブルが起こっている

ポケット型WiFiを利用していると、一時的に動作が不安定になったり電波を拾わなくなったりすることがあります。

完全に故障したということでなければ、基本的には再起動や時間を置くなどで解決することが多いです。

筆者もポケット型WiFiを利用していた時に調子が悪く感じた際は、とりあえず再起動してみることで解決していましたので、それほど深刻な問題ではないでしょう。

他のWiFi端末と電波が干渉している

この原因については総務省が資料として提示している「無線LAN基礎講座「構築編」(一般社団法人無線LANビジネス推進連絡会)PDFファイル 」を見てみましょう。

資料によると、WiFiで使われる5GHz帯と2GHz帯の電波のうち、2GHzの電波は電子レンジやテレビ、Bluetoothなどご自宅の中で干渉し合ってしまうものが多いとされています。

そのため、夜にポケット型WiFiの速度が遅い原因としては他の電波と干渉している可能性も十分にあり得るのです。

「混雑時間帯」によってWiFi回線が混雑している

ポケット型WiFiを提供するプロバイダの中には、お昼の時間帯や夕方、夜間帯など回線へのアクセスが集中しやすい時間帯で通信速度が遅くなってしまうケースもあります。

上記のようにアクセスが集中しやすい時間帯のことを「混雑時間帯」と呼ぶこともありますが、一般的な混雑時間帯の目安は18時~深夜0時くらいです。

こちらも総務省発表の資料を見てみましょう。

出典:総務省資料「我が国のインターネットにおけるトラヒックの集計結果(2021年5月分)PDFファイル」より

上記の画像は固定系ブロードバンドサービスにおける、時間帯別のトラフィック(量)です。

一言でいえば、皆さんがインターネットを利用する時間帯ですね。

資料を見ても分かる通り、夕方以降の時間帯は突出してインターネットサービスが利用されていることがわかります。

混雑時間帯による原因は、ポケット型WiFiを提供しているプロバイダがどのようにして回線を確保しているかによって状況が異なるため、ユーザー側では対策しにくいのが現状です。

通信障害の発生により一時的に夜の通信速度が遅い

そもそもほとんどのポケット型WiFiでは、au、ドコモ、ソフトバンクいずれかの回線を借りて通信を行っています(楽天など独自回線を利用している場合もある)。

au、ドコモ、ソフトバンクのスマホで通信障害が発生することが稀であることと同じように、ポケット型WiFiで通信障害が発生することもレアなケースです。

しかし「今夜だけやけに速度が遅い」と感じる場合は通信障害の可能性も考えられます。

違和感がある場合は一度ポケット型WiFiを提供するプロバイダの公式サイトにアクセスし、障害情報を確認してみると良いでしょう。

夜でも快適に使うための対処法5選

原因を5つほど挙げてみましたが、心当たりのある内容はあったでしょうか。

続いて、夜にポケット型WiFiが遅いと感じる時に試したい対処法を5つご紹介しますので、実践しやすいものから順に試してみてください。

  1. WiFiルーターの配置場所を変える
  2. クレードルを使って有線接続する
  3. 接続デバイス数をできるだけ減らす
  4. 異なる時間帯でスピードテストをしてみる
  5. 他社回線への乗り換えを検討する

この記事でご紹介する対処法は上記の5つです。

1つずつ見てみましょう。

1.WiFiルーターの配置場所を変える

ポケット型WiFiはどこでも持ち運びできるのが大きな魅力です。

ルーターの配置場所を変えるのは最も簡単に試せる対処法ですので、まずは夜に通信速度が遅いと感じるWiFiルーターを以下のような場所に移動させてみましょう。

  • 窓際
  • 電子レンジやテレビから遠い場所
  • ルーターと接続端末の間に障害物がない場所
  • ルーターが布などに覆われていない場所
  • 別のWiFi端末から離れている場所

「原因」の項目でもお伝えしたように、2.5GHz帯を利用するポケット型WiFiの場合はご自宅の中で多くの干渉するものに囲まれています。

そのため、できるだけ他の周波数や電波が干渉しにくい場所に置くように心がけてみましょう。

2.クレードルを使って有線接続する

「クレードル」とは、ポケット型WiFiに接続できるスタンド型の周辺機器のことを指します。

  • WiFiルーターの充電
  • パソコンとのLANケーブルを使った有線接続

クレードルとポケット型WiFiを組み合わせてできることは主に上記の2点です。

もしもポケット型WiFiとパソコンを無線で接続していて、「夜の通信速度が遅い」と感じているのであれば、クレードルとLANケーブルを使って有線接続をすることで通信速度の問題を解決できる可能性があります。

パソコンとポケット型WiFiをLANケーブルで有線接続できれば、冒頭でお伝えしたような「干渉」が発生しにくくなり、通信環境が安定するので試す価値はあるでしょう。

3.接続デバイス数をできるだけ減らす

ポケット型WiFiは複数の端末を接続して使うことができますが、やはり多くのデバイスと同時接続をしてインターネットを利用すると、処理が追い付かずに回線が混雑してしまいます。

そのため、複数のデバイスをポケット型WiFiに同時接続している場合は、現在必要なデバイスのみの接続になるよう、接続数を調整してみてください。

4.異なる時間帯でスピードテストをしてみる

Googleで「スピードテスト」と検索すると、無料で現在の通信速度を測定することが可能です。

測定の結果「明らかに夜だけ混雑していることが原因で通信速度が遅い」ということであれば、プロバイダを乗り換えることで解決できる可能性があります。

また、SNSなどで同じプロバイダを利用している人の口コミを調べてみるのも良いでしょう。

5.他社回線への乗り換えを検討する

どうしても回線が安定しない、夜の通信速度が遅くてストレスだという方は、思い切って他社の回線へ乗り換えてしまうのがおすすめです。

一番良いのは使い放題で通信速度が断トツに速い光回線ですが、「予算上難しい」「部屋に回線を引くのが難しい」という場合は、同じポケット型WiFiで別のプロバイダを探してみましょう。

この記事でも、ポケット型WiFi同士の乗り換えでおすすめのプロバイダをご紹介していますので、よろしければ参考にしてみてください。

WiMAXの速度規制とは?

冒頭でお伝えした「原因」の項目ではWiMAXの速度規制について触れましたが、WIMAXにはどのような速度規制を設けているのかもう少し深掘りしてみましょう。

WiMAXは1ヶ月あたりに利用できるデータ容量に制限は無く無制限で利用できますが、短期間で高負荷なデータ通信を続けると一時的に速度制限がかけられます。

  • 3日間で10GB以上を利用した場合に速度制限がかけられる
  • 速度制限がかけられる時間帯は、3日間で10GB以上利用した翌日18時頃~翌々日2時頃まで
  • 制限中の通信速度は最大1Mbps(下り)

WiMAXの速度制限については上記の通りです。

また、オプションによって「ハイスピードプラスエリアモード」を利用している場合は、月間7GBのデータ通信を超えると月末まで最大128kbpsまで通信速度が制限されます。

ハイスピードプラスエリアモードは、安定した高速データ通信をより広範囲で利用できますが、よほど電波の状況が悪い時などに利用を限定するのがおすすめです。

いつでも高速で使いたいなら光回線がおすすめ

「もっと高画質動画をたくさん楽しみたいのに…」「夜の通信速度が遅くてオンラインゲームもできない…」など、ライフスタイルに合ったインターネットの利用が楽しめていない方には光回線がおすすめです。

ポケット型WiFiとは違って外にWiFiルーターを持ち運ぶことはできませんが、いつでも高速かつ安定したインターネット通信が楽しめます。

速度制限がなく使い放題

無制限で利用できるポケット型WiFi「WiMAX」でさえ、3日間で10GBなどの速度制限がありますが、光回線はどれほど利用しても速度制限にかかることがありません。

高画質動画の視聴や高負荷なオンラインゲームも基本的にはサクサクと快適に遊ぶことが可能です。

プロバイダによっては定期的にメンテナンスが入ることがありますが、利用者が多い時間帯で意図的に使えなくすることはほぼないので、ストレスは大幅に軽減できるでしょう。

最大通信速度が上りも下りも1Gbpsだから夜も速い

理論値上の最大通信速度が1Gbps以上と表記されているポケット型WiFiもありますが、環境による影響が大きいため、やはり1Gbpsもの通信速度を出せることはなかなかありません。

無線通信であれば尚更です。

しかし光回線であれば建物内に専用のケーブルを引き、物理的に有線の回線を持ってくることになるので、速度も電波もポケット型WiFiと比べれば非常に安定しています

光回線のルーターの配置場所は固定されますが、安定したインターネット通信が利用できるのは大きな魅力です。

工事が必要な場合があるので注意

通信速度が速く、安定して利用できる光回線ですが、デメリットもあります。

  • 外に持ち歩けない
  • 建物によっては工事が必要

とくにポケット型WiFiを利用している方であれば、持ち歩きができるメリットのために契約したという方も多いと思います。

そのような場合は、次でご紹介するおすすめのポケット型WiFiへの乗り換えも検討してみてください。

また光回線のケーブルが建物内に一切引かれていない場合は、工事によって光回線のルーターを使えるようにしなければなりません。

「工事が必要なのかわからない」「賃貸に住んでいる」という方は、大家さんや管理会社に一度問い合わせてみましょう。

ポケット型WiFi同士の乗り換えにおすすめのプロバイダは?

「速度が夜に遅くなるのはストレスだけど、持ち運びできるルーターは捨てがたい」

「光回線よりも料金を抑えたい」

このような場合は、やはり他社のポケット型WiFiへ乗り換えるという選択肢になるかなと思います。

今回はそれぞれタイプの異なるポケット型WiFiを3社ピックアップしてみましたので、乗り換えを視野に入れている方は参考にしてみてください。

GMOとくとくBB×UQWiMAX

「他社に乗り換えてみたいけど、費用が気になる」という方には、特典総額が高額なGMOとくとくBB×UQWiMAXがおすすめです。

特典総額は最大で101,578円、そのうち23,000円はすべての方がキャッシュバック対象となっています。

他社から乗り換えの場合は、最大49,000円を他社解約の違約金に応じてキャッシュバックしてくれるため、解約時の費用が気になる方でも安心ですね。

解約金もないのですが、所定の期間内に解約してしまうと特典が受け取れなくなります。

しかし「やっぱり合わないな」と感じた時にいつでも解約できる点は魅力です。

5G-CONNECT

とくに通信速度を重視したい人は、通信速度を重視する人のためのプランをラインナップしている5G-CONNECTがおすすめです。

5G-CONNECTでは、下り通信速度が最大4.2Gbpsの最新端末を利用できる「最新端末プラン」と、繋がるエリアが広がるプラスエリアモードの利用が無料の「プラスエリアモード 無料プラン」が選べます。

とくに夜に通信速度が遅くなるのが気になる人は、月額4,500円から無制限で利用できる「最新端末プラン」がおすすめです。

端末代金や解約金は不要で、1か月間のお試しモニターの利用もできるため、夜の通信速度を試してみたい人にもピッタリなポケット型WiFiとなっています。

AiR-WiFi

AiR-WiFi

本体価格も必要なく、契約期間にも縛られたくないというライトなユーザーにはAiR-WiFiがおすすめです。

AiR-WiFi「みんなのネット回線速度」でも夜の時間帯で33.97Mbps、深夜の時間帯でも13.64Mbpsというスピードが出ています。

これぐらいのスピードが出ていれば、、快適にストレスなく使えます。

1か月のお試し期間もあるので、「本当に夜の時間帯に遅くならないか試してみたい」という場合も使えますし オプション料金330円支払えば、そもそも契約期間に縛られなくなりますので、一度乗り換えてみたい!というユーザーにはもってこいでしょう。

PocketWiFi

「PocketWiFi」はソフトバンク株式会社のサブブランドである、Y!mobile提供のポケット型WiFiです。

みんなのネット回線速度によると、PocketWiFi(5G A102ZT)の平均下り通信速度は73.39Mbpsとなっており十分な速度が出ています。

このような5Gの高速データ通信を利用する場合は5G対応端末が必要ですが、「混雑時間帯の問題を解消したい」という場合にはおすすめです。

料金プランは7GBまで5G通信が使える月額4,065円のプランと、7GBを超えても4G通信なら無制限で使い続けられる月額4,818円のプランがあります。

ただしこちらはWiMAXと同様に3日間で10GBの速度制限がありますので、使い方は気を付けましょう。

TripWiFi

「TripWiFi」は使いたいときに必要なデータ容量だけチャージをして利用する、基本料金0円のポケット型WiFiです。

料金プランは1GB(30日間)で500円、3GB(30日間)で980円、7GB(30日間)で1,980円の3タイプとなっており、海外利用もできます。

さらにTripWiFiではau、ドコモ、ソフトバンクの回線に加えて楽天回線も拾ってくれますので、より繋がりやすいのも魅力です。

速度制限もないため、「シンプルに購入したデータ容量分だけ気にせず使いたい」という方はぜひチェックしてみてください。

ポケット型WiFiが夜遅いときは5つの対策を試してみて

今回はポケット型WiFiにおける夜の通信速度が遅い時の原因と対処法、解決策について詳しくご紹介しました。

まずは記事の中でご紹介した対処法をお試しいただき、解決しない場合はご都合にあわせて光回線や、他社のポケット型WiFiプロバイダへの乗り換えを検討しましょう。

「乗り換えても夜の速度が遅いままだったらどうしよう」と心配な方は、思い切って光回線にするか、事前に口コミを調べて比較をすると良いですよ。

快適な通信速度で、夜のインターネット利用を存分に楽しみましょう!

※この記事は情報の正当性についてチェックしておりますが、一部広告を含む場合があります。
記載されている金額や情報は執筆時時点の情報になります。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次