田舎や都市部から離れた地域に住んでいると、インターネット回線が遅いと感じることもありますよね。
また、これからポケット型WiFiを契約しようとしている人も、使い勝手などが気になると思います。
今回は独自に調査してみたので、田舎でも快適に使えるポケット型WiFiを紹介します。
クラウドSIMのポケット型WiFiなら、「Mugen WiFi」。
珍しい30日間のお試しがあるので、使い勝手を試すことができます。
WiMAXのポケット型WiFiなら、「Broad WiMAX」がオススメ。
契約期間の縛りがない「ギガ放題フリープラン」があるので、実際に使ってから判断できます。
他のオススメの会社や、インターネット回線の違いについて、田舎でも使えるポケット型WiFiの選び方を解説します。
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田舎でも快適!安心して使えるWiFi5社を紹介
田舎でのWiFiの使用では、遅くならないか、通信が安定しているかなどが気になりますよね。
クラウドSIM、WiMAXそれぞれでオススメのポケット型WiFiをご紹介します。
Mugen WiFi
クラウドSIMのポケット型WiFiで、ドコモ、au、ソフトバンク回線を使用することができます。
「Mugen WiFi」の特徴は、30日間のお試しができることです。
自分が住んでいるエリアで実際に使ってみて通信状況などに満足できなければ、30日以内の解約で全額返金してもらえます。
データ容量は毎月100GBなので、たっぷり使えるのもポイントです。
ZEUS WiFi
ドコモ、au、ソフトバンクの回線が利用可能なクラウドSIMのポケット型WiFiです。
1ヶ月30GB、50GB、100GBのプランから選べるのが特徴なので、念の為持っておきたいというライトユーザーも、たっぷり使いたい人も無駄なく利用できます。
2年間の契約期間の縛りがあるプランなら、30GBを月額980円で利用できます。
とりあえずお試しで使ってみたい、という場合は、契約期間の縛りがないフリープランを選ぶことも可能です。
縛りなしWiFi
その名の通り契約期間の縛りがないのが「縛りなしWiFi」。
1日10GBを使うことができ、1日からでもレンタルできるため、大量通信をする期間だけレンタルしたり、旅行や外出期間だけ借りる、といった使い方も可能です。
クラウドSIMのため、3大キャリアから最も繋がりやすい回線を自動で選び接続します。
配送エリアも拡大中なので、簡単な手続きで利用できます。
Broad WiMAX
WiMAX回線を使うポケット型WiFiのオススメの一つが「Broad WiMAX」です。
高速回線を使いたいなら、WiMAXを検討してみましょう。
こちらの特徴は、2つのプランから選べること。
2年の契約期間の縛りがある「ギガ放題バリュープラン」と、契約期間の制限がない「ギガ放題フリープラン」があります。
実際に使ってみたい場合は、契約期間の縛りがない「ギガ放題フリープラン」が良いでしょう。
「ギガ放題バリュープラン」は、2年の縛りがある代わりに月額料金を税込3,883円に抑えることができます。
長期で使う予定があり、月額料金をなるべく抑えてWiMAX回線を使いたい方にピッタリです。
GMOとくとくBB×UQWiMAX
WiMAXでもう一つのオススメは、「GMOとくとくBB×UQWiMAX」です。
実質月額料金が安く、平均の月額料金は3,340円となっています。
ルータ端末の料金が無料で、他社からの乗り換えなどのキャンペーンをやっているので、料金を抑えたい方にも良いですね。
こちらは2年の最低利用期間があります。
ただし解約違約金は1,000円と安いため、手軽にお試しで使うこともできます。
田舎で使うならクラウドSIM?WiMAX?
ポケット型WiFiには大きく分けて、クラウドSIMとWiMAXの2種類があります。
田舎で使う時には、どちらの方が良いのでしょうか?それぞれの違いについて解説します。
クラウドSIMとWiMAXの違い
2つの違いを簡単に表にまとめました。
クラウドSIMは、従来のSIMと異なりドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリア回線を使えるのがメリットです。
最も繋がりやすい回線を自動で選ぶため、ネットが繋がりやすいとされています。
3大キャリア回線はLTE回線で、プラチナバンドと呼ばれる700~900MHzの低周波数帯を使用しています。
基地局から送られる電波は、建造物や山などの障害物を回り込むため、より遠くの場所まで届きます。
一方WiMAXは、WiMAX+5G回線という高周波数帯をメイン回線として使用しており、速度が速いのが特徴です。
WiMAXのポケット型WiFiは容量無制限のプランが多く、大量のインターネット通信を行う方にはピッタリです。
一方、高周波数帯なので障害物に弱い性質があり、地形の影響を受けやすいとされます。
田舎で使うならどちらが良い?
都市部から離れたエリアでのポケット型WiFiの使用では、まず対応エリアに注意しましょう。
WiMAXでも国内の居住エリアの大半は対応エリアになっていますが、自分が利用する地域が含まれているかは、公式ホームページで確認することが大切です。
山間部など、基地局との間に障害となるような地形に囲まれている場合は、クラウドSIMの方が繋がりやすいでしょう。
田舎でも安定して使えるポケット型WiFiの選び方
自分にあったポケット型WiFiを選ぶにはいくつかポイントがあります。
それぞれの会社の特徴や、自分の使い方、使うエリアの特徴を踏まえ、安定して使えるものを選びましょう。
低周波数帯のクラウドSIMは山間部でオススメ
山に囲まれた地域や盆地など、電波の障害となりうるような地形のエリアに住んでいる場合は、クラウドSIMのポケット型WiFiがオススメです。
3大キャリアが使用でき、障害物を回り込んで進む低周波の電波を使用しているため、地形の影響を受けにくいためです。
WiMAXなら対応エリアをしっかり確認
高速回線を無制限で使いたいのであれば、WiMAXは魅力的ですよね。
WiMAXの対応エリアもかなり広く、田舎であっても対象になっている可能性があります。
公式サイトで対応エリアを確認し、自分の利用する場所が含まれているかをチェックしておきましょう。
契約期間に縛りがないプランでお試し
事前にしっかり調べても、自分が使うエリアできちんと使えるかは、実際に使用してみないと分からないこともあります。
地形や対応エリアで不安がある場合は、契約期間に縛りがないプランがあるものや、お試し期間があるものを選びましょう。
万が一繋がらなかった場合は、キャンセル料なしですぐに解約することができます。
田舎でポケット型WiFiが遅いときの対処法は?
もし田舎でポケット型WiFiを使っていて、インターネットが遅いと感じた場合は、どのようにすれば良いでしょうか?
解約前に、いくつかためしていただきたいことがあります。
対処法3つを解説します。
ポケット型WiFiを再起動する
まずは、ポケット型WiFiを再起動してみましょう。
使用エリアに関係なく、ポケット型WiFiは、電源を切らずに使い続けているとエラーなどの記録が貯まっていきます。
そうなると機械の動作が重くなり、インターネット通信が遅くなる原因となるのです。
これをメモリーリークと呼びます。
ポケット型WiFiを再起動することで、このメモリが整理されて動作が軽くなります。
通信が正常に戻る可能性もありますので、まずは再起動を試してみましょう。
使用場所を変えてみる
使用する場所によっても、ネット回線の速度は変わります。
室内では特に、電子レンジなどの家電製品が近くにあると、電波が阻害されて受信しづらくなるようです。
これは家電の周波数とポケット型WiFiの周波数が2.4GHzで同じであるため、クラウドSIMは2.4GHzであることが多く、山や建物などの物理的障害には強い代わりに、家電などの電化製品の影響を受けやすくなっています。
ポケット型WiFiを自宅などで使う場合は、家電の近くに置いていないか確認しましょう。
接続周波数を変更する
WiMAX回線のポケット型WiFiを使用している場合は、使用周波数を切り替えることで、速度が改善する場合もあります。
速度を速くするなら、基本的には5GHzの周波数を使うのがオススメです。
WiMAXの機器はほとんど5GHzに対応しています。
【まとめ】田舎でも使えるWiFiは特徴をよく確認
都市部と違い、基地局の量や地形などで、インターネット回線の使い勝手が変わる田舎。
電波の特徴や対応エリアなど、ポケット型WiFiの特徴をよく確認してから選ぶことが大切です。
また、実際に使ってみて速度などを確認したいなら、お試し期間や契約期間に制限がないプランや会社を選びましょう。
山間部などで使うなら、クラウドSIMの「Mugen WiFi」がオススメです。
田舎でも、快適なインターネット環境をつくりましょう。