格安SIMはその名の通り月額料金が安く抑えられるため、家計の節約に大きく役立ちます。
料金プランもプロバイダごとに特徴がありますが、データ容量が無制限で使える格安SIMはそれほど多くありません。
データ容量の制限なしで利用できる格安SIMをお探しの方も多いと思いますので、今回は容量無制限で利用できる格安SIMのおすすめを調査し、8社ピックアップしました!
各社の比較表もご用意していますので、自分にぴったりの格安SIMを見つけてみてくださいね。
当サイト(アシタマガジン)を運営する株式会社マイナビ出版はアフィリエイトリンクを利用して広告表示を行っておりますが、その収益を元に様々な商品・サービスの購入や比較などの調査を行っております。今後も当サイトのコンテンツが皆様のお役に立てるよう様々な調査を行ってまいります。
格安SIMで選べる「容量無制限」の種類
- データ通信が制限なしの格安SIM
- 対象サービスの通信が制限なしの格安SIM
- 低速モードのみ制限なしの格安SIM
一口に「容量無制限」と言っても、無制限の格安SIMには少なくとも上記3つのタイプが存在することをご存じでしょうか。
完全無制限に越したことはないのですが、そこまで条件を絞ってしまうと、どうしてもご紹介できるプロバイダが非常に少なくなってしまうので、まずは「無制限」のタイプを知り、より幅広い候補からピッタリのプロバイダを選ぶようにしましょう。
各種「無制限」とは具体的にどのようなサービスなのかを次よりお伝えしていきますので、どの種類がご自身に合いそうなサービスかを考えながら読み進めてみてくださいね。
データ通信が制限なしの格安SIM
いわゆる「完全無制限」となる格安SIMで、月にどれほど高画質な動画を視聴したり、ビデオ通話などを行ったりしても、高速通信のまま使い放題です。
ただし格安SIMは一般的に少ない容量と低価格が中心となるサービスのため、現状「完全無制限」の格安SIMプロバイダはほとんどありません。
高速通信のまま完全無制限で使える格安SIMは、この記事では「楽天モバイル」の1社のみをご紹介しています。
詳しいサービスの概要は後述していますので、気になる方は併せてチェックしてみてください。
対象サービスの通信が制限なしの格安SIM
動画視聴アプリやアプリゲーム、音楽配信アプリ、メッセージアプリ、SNSなど、特定の対象サービスの利用時に限って使い放題となるタイプの格安SIMです。
この種類の「無制限」サービスは、別途オプションに加入することによって適用されるケースが多い傾向にありますが、「NUROモバイル」のように特定の料金プランの加入者のみが無料で適用される場合もあります。
また、制限なしの対象となるサービスは格安SIMプロバイダによって様々です。
NUROモバイルをはじめとして、その他オプションの加入などによって対象サービスが制限なしで利用できる格安SIMについてもこの記事で後述していますので、ぜひ併せてご覧ください。
低速モードのみ制限なしの格安SIM
続いてご紹介するのは低速通信の利用を条件に無制限で利用できる格安SIMです。
一般的に格安SIMの高速データ通信というと、おおよそ30Mbps~60Mbps程度の速度がありますが、低速通信では「最大1Mbps」や「最大200kbps」というように通信速度が大幅にダウンするのが特徴です。
高画質な動画視聴は難しいですが、画像付きメッセージのやり取りや、メッセージアプリを利用した音声通話などでは活躍するのではないかなと思います。
低速通信でのみ無制限で利用できる格安SIMとしては、「mineo」や「LIBMO」の一部プランなどが該当しますので、こちらも後ほど詳しくサービスをご紹介しますね。
その他音声通話が制限なしの格安SIM
先述した「3種類の無制限」には入れませんでしたが、音声通話についても24時間かけ放題で利用できる、ある種無制限の格安SIMもあります。
かけ放題についてはオプションとして用意している格安SIMプロバイダがほとんどです。
今回は次でご紹介する比較表にて「かけ放題プラン」の項目を設けていますので、通話の無制限サービスをイメージされていた方は比較表をチェックしてみてください。
データ容量が無制限の格安SIM5選と比較表
無制限のタイプ | 月額料金 | かけ放題プラン | 平均下り通信速度 参考:みんなのネット回線速度 | |
---|---|---|---|---|
Y!mobile | 「シンプルM」「シンプルL」のプランは 月間データ容量を使い切っても最大1Mbpsで 引き続きデータ通信が可能 | 3GB(シンプルS):2,178円/月 15GB(シンプルM):3,278円/月 25GB(シンプルL):4,158円/月 | だれとでも定額(10分かけ放題):770円/月 スーパーだれとでも定額(S)(24時間かけ放題):1,870円/月 | 53.94Mbps(通常時) 「シンプルM/L」の月間データ容量超過時:最大1Mbps |
UQモバイル | どのプランでも低速モードへの切り替えで 無制限でデータ通信が可能 「くりこしプランM+5G」「くりこしプランL+5G」は月間データ容量を使い切っても 最大1Mbpsで引き続きデータ通信が可能 | 3GB(くりこしプランS+5G):1,628円/月 15GB(くりこしプランM+5G):2,728円/月 25GB(くりこしプランL+5G):3,828円/月 | 通話パック(月に60分までかけ放題):550円/月 通話放題(国内通話24時間かけ放題):1,980円/月 通話放題ライト(10分かけ放題):880円/月 | 77.85Mbps(通常時) 低速モード設定時:最大1Mbps ※4 |
楽天モバイル | データ容量無制限 | 3GB:1,078円 20GB:2,178円 無制限:3,278円 | 15分通話かけ放題(OS標準アプリ):1,100円/月 専用通話アプリなら国内通話が無料でかけ放題 | 56.3Mbps |
mineo | 通常よりも最大通信速度が遅い「マイそくプラン」が容量無制限 オプションで通信速度制限ありの無制限サービスを利用することも可能 | マイそくプランの月額料金 スーパーライト(最大32kbps):250円/月 ライト(最大300kbps):660円/月 スタンダード(最大1.6Mbps):990円/月 プレミアム(最大3Mbps):2,200円 ※1 ※2 無制限オプション(最大1.5Mbps)の月額料金 10GBコース以下の方:385円/月 10GBコース以上の方:無料※3 | 10分かけ放題:550円/月 時間無制限かけ放題:1,210円/月 | マイそくプランで選んだ最大通信速度による |
LIBMO | 「なっとくプラン(ライト)」のみ、最大速度200kbpsでデータ容量無制限 | データ通信専用SIMのみ:528円/月 | ×(なっとくプランライトは音声通話機能が無いため) | 最大200kbps(なっとくプランライト) |
※2023年3月1日時点の情報
- 1 月曜~金曜の12時台の通信速度は最大32kbps
- 2 混雑回避のため3日間で10GB以上利用時は通信速度制限あり
- 3 混雑回避のため3日間で10GB以上利用時は通信速度制限あり
- 4 混雑回避のため3日間で6GB以上利用時は通信速度制限あり
この記事では、「データ容量が無制限の格安SIM」と「対象サービスのデータ通信が無制限の格安SIM」の2タイプに大きく分類し、おすすめの格安SIMプロバイダをそれぞれいくつかピックアップしました。
はじめに「データ容量が無制限の格安SIM」を5社選出し、上記の比較表にてサービスの概要をまとめていますのでご覧ください。
表を見ていただくと分かる通り、「対象サービスを限定せず、使い放題のプランを選びたい!」という方は楽天モバイルが最適な選択となるでしょう。
Y!mobile
Y!mobileは「シンプルM(15GB)」「シンプルL(25GB)」の料金プランに限り、月々のデータ容量超過後も最大1Mbpsの通信速度で使い続けられます。
データ容量を追加購入しなくてもある程度利用できるのはありがたいですよね。
UQモバイルも似たようなサービスですが、Y!mobileには「低速モード」なるものは用意されておらず、自身で通信速度を切り替えることはできませんので注意しましょう。
ただしY!mobileはソフトバンク社のサブブランドという大きな信頼感があるのが魅力です。
街中の実店舗も多いので、いざという時に対面で対応してほしいという方には非常におすすめできる格安SIMとなっています。
UQモバイル
UQモバイルにはどのプランにおいても「低速モード」への切り替えが可能となっており、データ通信を節約したい時に切り替えることで無制限で利用できます。
さらに、「くりこしプランM+5G」「くりこしプランL+5G」に限っては、月々のデータ容量を超過しても最大1Mbpsで使い続けることが可能です。
ただしUQモバイルには料金プランが3種類ありますが、3GBのくりこしプランS+5Gが月々1,628円、15GBのくりこしプランM+5Gが月々2,728円、25GBのくりこしプランL+5Gが月々3,828円と、それほど安いわけではありません。
通常の平均通信速度は77.85Mbpsと申し分のない速度が出ているようなので、自分のタイミングで通信速度を切り替えたいという方や、データ容量を超過したあともある程度利用し続けたい方にはおすすめできる格安SIMと言えるでしょう。
楽天モバイル
楽天モバイルはこの記事でご紹介している格安SIMの中でも、唯一高速通信のまま無制限で利用できるプロバイダです。
料金プランはシンプルな1種類のみで3GB月額1,078円からはじまり、使用したデータ通信量に応じて料金が変動します。
海外利用はできませんが、「制限なしで使いたい」という方はまず楽天モバイルを検討すると良いでしょう。
いくら使っても月額上限は3,278円で、通話は楽天Linkという専用アプリを使用することで無料となります。
対応エリアは楽天モバイルの公式サイトから確認できますので、まずは一度チェックしてみてください。
mineo
mineoには一般的な定額プランの「マイピタ」と、お好みの最大通信速度から選べる無制限プランの「マイそく」という2種類の基本プランが用意されています。
スーパーライト 最大32kbps | ライト 最大300kbps | スタンダード 最大1.6Mbps | プレミアム 最大3Mbps | |
---|---|---|---|---|
月額料金 | 250円/月 | 660円/月 | 990円/月 | 2,200円/月 |
メールやメッセージのやりとり | ||||
LINE通話などのIP電話 | ||||
QR決済やバーコード決済 | ||||
音楽ストリーミング | ||||
動画視聴(標準画質) | ||||
ビデオ会議 |
マイそくプランの月額料金と、各最大通信速度でできることは上記の通りです。
とくに「スーパーライト」はテキストメインの利用には非常に便利ですし、「プレミアム」は幅広い動きに対応しつつ、月額料金は2,200円で利用ができる優秀なプランとなっています。
また、「普段は高速通信を利用したい」という場合は定額制の「マイピタ」プランに無制限オプションを追加することで、最大1.5Mbpsの通信速度を好きなタイミング且つ制限なしで楽しむことも可能です。
10GBコース以下の方は月額385円、10GBコース以上の方は無料で利用ができますので、ご自身のスマホの使い方にあわせて選んでみてはいかがでしょうか。
現在、「mineo」と「とくとくBB光」がタイアップキャンペーンを実施しています。
自宅にとくとくBB光という光回線を契約してから専用フォームからmineoのマイピタ デュアルタイプ(音声通話+データ通信)を申し込むと、 1~20GBのどのコースでも通信容量が最大6ヶ月間10GBプラスされるほか、最大6ヶ月間月額料金が990円に割引されます。
- 1GBプラン→11GB 990円(6か月)
- 5GBプラン→15GB 990円(6か月)
- 10GBプラン→20GB 990円(6か月)
- 20GBプラン→30GB990円(6か月)
最大の20GBコースを選んだ場合、990円で30GB使えるお得なキャンペーンです。
格安SIMに乗り換えることでドコモ光やソフトバンク光などの割引が受けられなくなる方は、光回線も合わせてお乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。
このキャンペーンをご利用いただく際は、以下のボタンから「とくとくBB光」をご契約ください。
LIBMO
LIBMOには「なっとくプラン(ライト)」という最大200kbpsの通信速度で制限なしのプランが用意されていますが、利用できるのはデータ通信専用SIMのみです。
月額料金は528円と非常に格安のため、サブ回線や緊急時用の回線として持っておきたいような方にはおすすめできます。
環境にもよりますが、最大200kbpsとなるとテキストメッセージやメール、WEBサイトの閲覧、144p程度の低画質動画の視聴、QR決済などは利用できるかなと思いますので、通信負荷のかかりにくい使い方がメインの方はチェックしてみてください。
対象サービスの通信が無制限の格安SIM3選と比較表
容量無制限となる対象のサービス | 月額料金 | ||||
---|---|---|---|---|---|
NUROモバイル | バリューデータフリー LINEのメッセージや音声通話など ※1 NEOデータフリー LINE、Twitter、Instagram、TikTok ※2 あげ放題 メールの送信やSNSへの投稿、画像の保存やライブ配信時などの「上り通信」利用時 | データ通信専用SIM:0.2GB330円~/月 音声通話機能付きSIM:3GB792円~/月 データ通信+SMS用SIM:3GB792円~/月 | バリューデータフリー:無料※3 NEOデータフリー:無料※4 あげ放題:無料※5 | 5分かけ放題:490円/月 10分かけ放題:880円/月 かけ放題:1,430円/月 | 62.08Mbps |
BIGLOBEモバイル | エンタメフリー YouTubeなどの動画配信サービスや各Music配信サービスなど | データ通信専用SIM:3GB990円~/月 音声通話機能付きSIM:1GB1,078円~/月 | データ通信専用SIMの場合:1,078円/月 音声通話機能付きSIMの場合:308円/月 | 3分かけ放題:660円/月 10分かけ放題:913円/月 通話パック60(月に60分までかけ放題):660円/月 通話パック90(月に90分までかけ放題):913円/月 | 17.11Mbps |
LinksMate | カウントフリー 220以上の対象アプリゲームや、ABEMA、OPNEREC.tvなどの動画配信アプリ、Instagram、Twitterなどのサービス | データ通信専用SIM:100MB165円~/月 音声通話機能付きSIM:100MB517円~/月 データ通信+SMS用SIM:100MB297円~/月 | 550円/月 | 専用通話アプリの利用で国内通話料金が半額 10分かけ放題:935円/月 | 78.0Mbps |
※2023年3月1日時点の情報
- 1 LINEの中でも一部非対象サービス有り
- 2 一部非対象サービス有り
- 3 バリューデータフリーは「VMプラン」「VLプラン」のみが対象
- 4 NEOデータフリーは「NEOプラン」のみが対象
- 5 あげ放題は「NEOプラン」のみが対象
次に「対象サービスでの通信時のみ無制限」となる格安SIMを調査した結果3社ほど見つけることができたので、各サービスを比較表へまとめました。
3社のうち「BIGLOBEモバイル」「LinksMate」の2社がオプション加入によるもの、「NUROモバイル」が特定の料金プランでのみ適用されるものとなります。
無制限の対象となるコンテンツやサービスは各社で大きく異なるので、公式サイトにて事前にしっかりと対象を確認しておきましょう。
NUROモバイル
NUROモバイルはSONYが提供する格安SIMですが、主に「バリューデータフリー」「NEOデータフリー」「あげ放題」と3種類の無制限サービスが用意されています。
バリューデータフリー | ・VMプラン、VLプランが対象 ・LINEにおけるメッセージのやり取り、各トーク画面でのアルバムの表示や編集、VOOMの投稿や表示などが対象 |
NEOデータフリー | ・NEOプランが対象 ・LINE、Twitter、Instagram、TikTokの対象サービス利用が容量無制限 |
あげ放題 | ・NEOプランが対象 ・ライブ配信やNEOデータフリー対象外のSNS投稿、動画や画像の保存、メールの送信などに必要な「上り通信」が無制限 |
各無制限サービスの詳細は上記の通りで、対象の料金プランで契約をしていれば無料で適用することが可能です。
日頃から利用することが多いようなサービスばかりが対象となっているので、無料で適用されるのであれば嬉しいですよね。
なお「バリューデータフリー」のサービスのみ、格安SIM申込時にチェックボックスにチェックを入れる必要がありますので、契約時は忘れないように注意しましょう。
対象のSNSをよく利用するという方は、ぜひ料金プランとあわせて公式サイトをご覧になってみてください。
BIGLOBEモバイル
- YouTube
- ABEMA
- U-NEXT
- AmazonMusic
- Spotify
BIGLOBEモバイルに用意されているのは、月額308円から利用できる「エンタメフリー」オプションです。
音声通話機能付きSIMが月額308円、データ通信専用SIMが月額1,078円とオプション料金が異なります。
エンタメフリーオプションの魅力はなんといっても対象サービスに「YouTube」が入っているということではないでしょうか。
「動画視聴サービスはYouTubeばかり利用している」という方も多いと思いますので、非常にありがたいオプション内容となっています。
次にご紹介するLinksMateでのオプションではYouTubeが含まれていないため、好みに合わせて選択していただくと良いでしょう。
LinksMate
- アークナイツ、SDガンダムオペレーションズ、ウマ娘プリティーダービー、モンスターストライク、神撃のバハムートなど多数のアプリゲーム
- ABEMA
- OPENREC.tv
- ニコニコ動画
- Mirrativ
- U-NEXT
など220種類以上(2023年3月時点)
LinksMateで提供されているオプションサービスは月額550円で利用できる「カウントフリー」オプションです。
BIGLOBEモバイルの「エンタメフリー」と異なるところは、圧倒的な対象アプリゲームの数、ニコニコ動画、MirrativなどLinksMateならではのコンテンツサービスが対象となっている点が挙げられます。
あらゆる世代のユーザーが楽しんでいるYouTubeは残念ながら非対象ですが、「カウントフリーの方が好みの対象コンテンツサービスが多いな」という方は、ぜひ一度公式サイトのオプション紹介ページをご覧になってみてください。
制限なし格安SIMにおける3つの注意点
制限なしで利用できる格安SIMは月額料金が大手キャリアよりも安いですし、魅力が多いのも事実です。
しかし事前に知っておきたい注意点もいくつかあるので、この項目では3つに分けて詳しく解説します。
「お得感」だけにつられて損をしないよう、自分の使い方に合っているかどうかも踏まえて考えてみましょう。
1.完全無制限の格安SIMは現状ほぼ無い
この記事では格安SIMプロバイダを合計9社ご紹介しましたが、各比較表などを見ていただくと分かる通り「完全無制限」となる格安SIMは現状ほとんどありません。
WiFiのモバイルルーターなどとは違い、格安SIMは無制限で利用できるプロバイダがあまり選べないという点には理解が必要となるでしょう。
楽天モバイルはこの記事の中で唯一の「完全無制限」に分類され、月額料金も安く魅力的です。
2.本当に「無制限」が必要なのか考えよう
たとえオプションの加入が必要だとしても「無制限」であることは非常に魅力を感じますし、何でも無制限で利用できるに越したことはありません。
しかし「無制限」という条件を取り除いてみると、月々の通信費用をもっと安く抑えることができます。
もちろん、無制限の対象となるサービスを頻繁に利用している方はお得に利用できますが、普段の使い方から「本当に無制限サービスが必要なのか?」は今一度考えてみるのがおすすめです。
3.一時的に通信速度制限がかかる可能性がある
記事の中でご紹介した中では「mineo」や「UQモバイル」が該当しますが、低速通信の利用によって無制限となるサービスの場合、短期間に大容量のデータ通信を行うとさらなる通信速度制限にかかる可能性があります。
所定の時間を過ぎるともとの速度に戻りますが、一時的であっても速度制限がかかってしまうのは不便です。
「無制限」とはいえ、混雑時間帯を避けたり、高負荷なデータ通信を立て続けに行ったりすることを避けて利用しましょう。
よくあるQ&A
最後に無制限の格安SIMにおけるよくある疑問をQ&A形式でまとめました。
- スマホを無制限で使う方法は他にある?
- 制限なしの格安SIMはどんな人におすすめ?
- 1Mbps~3Mbps程度の通信速度でもゲームはできる?
気になる疑問があればぜひ参考にしてください。
- スマホを無制限で使う方法は他にある?
-
スマホ以外の通信費用が必要になりますが、無制限のWiFiルーターを利用する方法があります。
格安SIMで完全無制限で利用できるのは現状「楽天モバイル」のみとなるため、「別の格安SIMを使ってみたい」「もっと自由に無制限で利用したい」とお考えの方、予算の幅をもう少し広げられる方はWiFiルーターの利用も検討してみると良いでしょう。
モバイルルーターであれば持ち運びもできて便利です。
- 制限なしの格安SIMはどんな人におすすめ?
-
- ライトユーザー以上ヘビーユーザー未満の方
- 対象サービスの利用がとても多い方
- 生活圏が楽天モバイル回線エリア内の方(楽天モバイルを契約する場合)
- 通信速度よりも料金を重視したい方
など
上記のいずれかに当てはまるような方に無制限格安SIMはおすすめできるかなと思います。
- 1Mbps~3Mbps程度の通信速度でもゲームはできる?
-
アプリゲームによって異なりますが、MMORPGゲームやネット対戦型のゲームなどの場合に快適にプレイすることが難しいケースもあります。
オフラインでも遊べるようなアプリゲームであればサクサクと動くこともありますので、一度アプリのダウンロードから試してみると良いでしょう。
自分の使い方にぴったりな制限なしの格安SIMを選ぼう
今回は容量無制限で利用できる格安SIM9社と、各タイプの特徴、サービス内容などについて比較表を使いながら詳しくご紹介しました。
完全無制限で利用できるプランや、特定の対象コンテンツサービスのみ容量無制限で利用できるオプションなど、プロバイダによって提供しているサービス内容は大きく異なります。
ぜひこの記事でご紹介した内容を参考にしつつ、ご自身の使い方にぴったりの無制限格安SIMを見つけてくださいね!
- この記事は情報の正当性についてチェックしておりますが、一部広告を含む場合があります。