私がVPNのおすすめ教えます。有料&安いVPNを比較してみたよ。

この記事では、当サイトがVPNサービスを徹底的に調査したうえで、おすすめできるVPNを厳選してご紹介しています。

VPNは公共のWiFiを安全に利用する時などのセキュリティ対策や、海外のコンテンツを視聴する時などに役立つ便利なサービス。

しかし肝心なVPN選びを誤ると、セキュリティレベルが低く、情報が筒抜けになってしまう可能性も。

今回はおすすめVPNの紹介だけでなく、安全なVPNの選び方や無料VPNの安全性などにも触れているので、ぜひ一度目を通して参考にしてください。

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目次

【比較】完全におすすめできるVPNは日本では3つしかない

VPNは世界各地の企業などによってたくさんのサービスが提供されています。

結論からお伝えすると、VPNを使うなら、無料VPNよりも有料VPNの方が安全性もサービス品質も圧倒的に高いのでおすすめです。

その中でも当サイトがおすすめしているのが以下の3社となります。

  • MillenVPN:紹介する中で唯一の国産VPN&リーズナブル
  • NordVPN:サーバー数が圧倒的に多くセキュリティ充実
  • ExpressVPN:高速通信とセキュリティ対策、ジオブロックの解除に強い

各社の特徴を一言でまとめてみました。

以下、順に詳しくご紹介します。

MillenVPN

今回ご紹介するVPNのおすすめ3社の中で、唯一の国内産サービスが「MillenVPN」です。

VPNには必須の「ノーログポリシー(※)」を宣言しているほか、日本の法律に準拠したサービス運営を徹底し、安心して利用できます。

また、世界72ヵ所に1,300台以上の十分なサーバー数を用意しているので、国内外からさまざまな国のコンテンツを楽しめますよ。

このように、MillenVPNは高品質なVPNサービスでありながら、とてもリーズナブルな料金設定も大きな魅力

最安値の2年契約プランなら、1か月あたり396円で利用できるほか、7日、15日、30日のワンタイムプランも用意されています。

※ノーログポリシー=ユーザーのインターネット上における行動履歴や閲覧履歴を追跡しないこと。

NordVPN

国内産にこだわらない人には、NordVPNもおすすめ。

圧倒的なサーバーの設置数と、厳重なセキュリティ対策を追加できる豊富な料金プランが魅力です。

世界111ヵ国に6,000台以上のサーバーがあり、セキュリティ対策以外の目的で利用するのにも最適。

料金はMillenVPNに比べて若干高くはなるものの、それでも最安値の「ベーシックプラン」で2年契約なら1か月あたり550円です。

グレードアップしたプランの場合、マルウェア保護やトラッカー&広告ブロック、情報漏洩スキャナー機能も付帯するので、ビジネス利用でも安心ですね。

ExpressVPN

MillenVPN、NordVPNはVPNと並び、安全なVPNサービスとして有名なのが「ExpressVPN」です。

料金は他の2社に比べて高いですが、セキュリティ対策、通信品質も値段相応に高レベルです。

インターネット上のコンテンツは、ユーザーの接続元の国を判断してアクセスをブロックする「ジオブロック」で制限されていることが多いです。

しかしExpressVPNはこの「ジオブロック」にも強いと言われていますので、より多くの海外コンテンツをスムーズに楽しめるでしょう。

料金は1年契約プランの場合、1か月あたり6.67ドルから。(※)MillenVPNやNordVPNの機能に満足できない人は、チェックしてみてください。

※執筆時点の日本円で約1,012円。レートは常時変動します。

【基本】そもそもVPNとは何か?必要なのか?

VPN(Virtual Private Network)は、日本語で「仮想専用通信網」「仮想専用線」などと訳されます。

つまり、自分だけが行き来できる専用の通信網を、物理的ではなく仮想的に引いて、インターネットに接続できる通信の仕組みです。

普段私たちが利用しているネットワーク通信網の中に、自分専用のトンネルを作ることで、他人から通信を盗み見られるリスクを回避し、プライバシーを守ります。

また、VPNは接続するサーバーを自分で選択できるのも大きな特徴。

例えばアメリカのサーバーを選択すると、アメリカのサーバーを経由してコンテンツにアクセスすることになるので、自分が日本にいても、通信相手からはアメリカからアクセスしているように見えるのです。

このように、VPNは秘匿性と安全性を高めたネットワーク接続や、海外コンテンツへのアクセスに役立ちます。

特にコンテンツへのアクセスや利用に制限のかかっているサービスや、セキュリティレベルの低い公共のWi-Fiを利用する際には必須のサービスといえます。

【選び方】自分にとっておすすめのVPNを選ぶ

VPNを選ぶにあたって、信頼性と安全性の高いサービスを見極めることは大前提ですが、このほかにも料金や対応端末、対応国など、注目すべき項目がいくつかあります。

  • 無料VPNは避けて、適切な料金のVPNを契約する
  • 使いたいサービスを利用できるか確認する
  • VPNの通信スピードが早いかどうか確認する
  • どこの国の企業が運営しているか確認する
  • お試し期間や返金保証内容を確認する
  • 対応端末や対応端末数を確認する
  • ノーログポリシーかどうかを確認する

VPN選びを間違えると、自分にとって必要ないサービスにお金をかけてしまったり、セキュリティ関連のトラブルに遭遇してしまったりする可能性も。

これらのポイントに注目し、自分にとってピッタリなVPNを選択しましょう。

無料VPNは避けて、適切な料金のVPNを契約する

VPNを選ぶにあたって、無料VPNの利用を検討する人もいるでしょう。

しかし、無料VPNはセキュリティ、通信品質、サービス内容、どれをとっても懸念事項や制限が多く、おすすめはできません

無料VPNは単純にサービスにコストをかけられないため、品質の維持や向上が難しいためです。

有料VPNは利益のために技術力とコストをかけてサービスを開発するので、無料VPNよりも安心して利用できます。

かといって、高額なVPNがとびぬけて優秀とは限りません。

適切な料金のVPNを選択することが重要です。

迷った方は、当サイトがおすすめする品質と料金のバランスに優れたVPNを選びましょう。

使いたいサービスを利用できるか確認する

VPNを使って、別の国のコンテンツを利用したり、別の国から日本のコンテンツにアクセスしたりしたい場合は、VPNの公式サイトで対応サービスを確認しましょう。

利用するサービスによって、「VPNサービスA」ではアクセスできないけれど、他社の「VPNサービスB」を利用するとアクセスできる、といった状況も珍しくありません。

また、利用したいサービスによっては居住国を偽って利用することを許可せず、VPNからのアクセスをブロックしているケースもあります。

セキュリティ対策のほかにも、コンテンツやサービス利用などの目的がある人は、入念な情報収集でVPNからのアクセスが可能かチェックしておきましょう。

VPNの通信スピードが早いかどうか確認する

VPNに接続することで、通信速度が変わることがあります。

有料VPNであれば、多くのサービスで高速で安定した通信を利用できますが、特に無料VPNはこれらの通信品質が低下することも多いため、注意が必要です。

あまり通信速度が遅いと、高画質な動画視聴やオンラインゲームなどを行うのが難しくなることもあります。

公式サイトで公表されている通信速度や、口コミなども調べて通信速度の情報も調べておくと良いでしょう。

どこの国の企業が運営しているか確認する

VPN選びにおいて、サービスの提供元は結構重要です。

提供元が不明なVPNは絶対に避け、どこの国の企業が運営しているのか、どのような企業が運営しているのかは契約前にチェックしておきましょう。

なお、冒頭でご紹介したおすすめVPNの運営企業は以下の通りです。

  • MillenVPN:アズポケット株式会社
    (レンタルサーバーで有名な「mixhost」を運営する日本の企業)
  • NordVPN:Tefincom S.A.
    (パナマを始めとしてイギリス、オランダ、ドイツ、アメリカ、リトアニア、スイスに拠点を置く/2019年と2020年にProPrivacy AwardsのベストVPN総合賞を受賞)
  • ExpressVPN:Express VPN International Ltd
    (アメリカ領ヴァージン諸島に拠点を置く/acer、dynabook、PHILIPSなど信頼性の高いパートナー)

お試し期間や返金保証内容を確認する

有料VPNを利用するときは、MillenVPNやNordVPN、ExpressVPNなどのように返金保証があると安心です。

また、VPNを無料で利用したい方は、有料プランのお試し期間を活用すると良いでしょう。

返金保証があれば、万が一サービス内容に納得がいかなかった場合や、品質がイメージと異なった場合でも損することはありません。

また、お試し期間を活用すれば、無料で通信速度や専用アプリの使い心地を体験できます。

お試し期間や返金保証の内容はVPNによって異なるため、納得のいく返金保証を提供するVPNサービスを選びましょう。

対応端末や対応端末数を確認する

VPNサービスの契約後は、VPNでインターネットに接続するための専用アプリをダウンロードする流れがほとんどです。

iPhone、Android、Windows、MacOSなどの主要デバイスに対応しているVPNアプリは多いですが、Amazon FireStickTVなどテレビとVPNを繋ぎたい場合は、対応端末も欠かさずチェックしましょう。

また、VPNによって接続可能な端末数は結構異なります。複数端末でVPNを利用したい人は、同時接続可能台数も確認しておくと安心です。

ノーログポリシーかどうかを確認する

「ノーログポリシー」とは、インターネットの閲覧履歴や行動履歴、IPアドレスなどの記録を保存しない、第三者に提供しないという約束事で、無料VPNを除く多くのVPN企業が掲げています。

このノーログポリシーが掲げられていない場合、プライバシー保護のために利用されるVPNにも関わらず、VPNの提供元にはプライバシーが筒抜けに。悪質なケースでは収集した個人情報が第三者の手に渡ってしまう可能性もゼロではありません。

VPNを選ぶ際は、有料VPNであっても必ずノーログポリシーが掲げられているかチェックしましょう。

【有料VS無料】有料VPNと無料VPNの違い

VPNの選択において、有料サービスか無料サービスか悩む人は多いでしょう。

どちらにもメリットデメリットはありますが、やはり基本的には有料VPNの方を選んだほうがメリットは多いです。

ここでは、有料VPNと無料VPN、両者のメリットデメリットについて確認していきます。

有料VPNのメリットとデメリット

メリット
デメリット
  • 通信速度が速く安定している
  • 強固なセキュリティ対策を行っている
  • 年中無休のチャットなどカスタマーサポートが充実
  • 提供元が明確
  • お金がかかる
  • お金をかけてもアクセス先によってアクセスをブロックされている可能性がある

まずは有料VPNのメリットとデメリットです。

基本的にはメリットがとても多いですが、お金がかかることと、お金をかけても利用できないサービスの存在は否定できないことはデメリットとして挙げられるでしょう。

ただし「お金をかけたのに目当てのサービスが利用できないと困る」という人は、返金保証のあるVPNを選択すれば問題ありません

返金保証の内容をしっかりと確認したうえで、契約に進むと良いでしょう。

また、有料VPNには通信速度の速さやセキュリティレベルの高さ、サポートの充実など、安心して利用できる要素が多いです。これらは有料VPNならではのメリットといえます。

無料VPNのメリットとデメリット

メリット
デメリット
  • お金がかからない
  • 簡単に利用できる
  • セキュリティ対策が十分でない可能性がある
  • 通信速度が遅い
  • 同時接続可能台数に制限がある
  • 接続できる国のサーバーが数個しかない
  • 使えるデータ量に制限がある
  • 提供元が不明、信頼性が不明瞭

無料VPNのメリットとデメリットは表にある通りです。

有料VPNに比べてメリットが少ないですが、主なメリットとしてはお金がかからないことが挙げられます。

また、無料サービスなので契約の必要がなく、すぐに簡単に利用できる点もメリットといえるでしょう。

ただし、有料VPNの無料プランなど契約が必要なケースもあるので、必ずしも契約不要とは限りません。

一方で、デメリットとしてはセキュリティ面などの安全性や、多くの機能制限が挙げられます。

有料VPNに比べると使い勝手において劣る可能性が高いため、せっかく安全にネットワークを利用するのであれば、有料VPNの利用をおすすめしたいところです。

【どんな人?】VPNがおすすめな人、おすすめじゃない人

安心安全にVPNを利用するには有料VPNが必須となりますが、一体どのような人がVPNを使うべきなのでしょう。

ここでは、VPNがおすすめな人と、VPNをおすすめしない人についてそれぞれお伝えします。

もちろん「お金をかけてでも安全にネットワークを利用したい!」という人はVPNを使って全く問題はありません。

一方で「自分はVPNを使うべきか迷っている」という場合は以下の解説も参考にしてみてください。

【おすすめ】海外在住で日本のサービスに接続したい人

まずおすすめなのが、海外に滞在していて日本のサービスに接続したい人です。

旅行や一時的な滞在、海外出張など、さまざまな理由で日本から渡航する人がいますよね。

そんな時、いつも楽しんでいた日本の動画コンテンツやウェブサイトなどのサービスが利用できなくなるのは少々不便です。

そこでVPNを利用すれば、海外にいながら日本のサーバーを経由して日本のコンテンツにアクセスできるようになります。

日本のサービスを利用したい場合は日本にサーバーを置いているVPNを選びましょう

また、無料VPNだと日本のサーバーに対応していない、あるいは機能制限がかかっていて利用できない可能性があるため注意が必要です。

MillenVPN、NordVPN、ExpressVPNは日本のサーバーにも対応しているのでおすすめですよ。

【おすすめ】日本在中で海外サービスに接続をしたい人

前述した人と逆のパターンですが、日本に滞在していて海外のサービスに接続したい人にもVPNはピッタリです。

例えば韓国限定の番組を楽しみたい、動画配信サービスで地域限定の配信コンテンツを視聴したい、海外の通販サイトを利用したい場合などにおすすめできます。

海外から日本のサービスにアクセスするときと同様、接続したいサービスの国にサーバーを設置しているVPNを選ぶようにしましょう。

【おすすめ】カフェなどでフリーWiFiを利用する人

今となっては街中のさまざまな場所に設置されているフリーWiFi。

無料で制限なく使えるので便利ですが、個人情報やプライベートな情報の入力が必要な場面、ビジネス利用にはセキュリティ上適していません

このような時にVPNを利用すれば、通信の暗号化が可能となり、まともなVPNサービスなら、他人が通信の内容を盗み見ることはほぼ不可能です。

フリーWiFiを使いたい人はVPNの利用をおすすめします。

また、海外でフリーWiFiや公共のWiFiを活用したいという人も、VPNの利用は必須といえるでしょう。

【おすすめ】リモートワークで業務をする人は有料VPNを

リモートワークで業務を行う場合、業務用端末を自宅へ持ち帰ったり、企業が管理するサーバー内データへのアクセスが必要なことも。

そんな時は有料のVPNを使いましょう。

情報漏洩スキャンやマルウェア保護が可能なNordVPNや、高いセキュリティレベルのExpressVPNなら、ビジネス利用でも安心です。

もちろん、コストを抑えたい場合はMillenVPNでも十分なセキュリティ性能を発揮してくれるでしょう。

リモートワークでは無料VPNは絶対に使うべきではありません

有料VPNで堅実なセキュリティ対策を講じてください。

【おすすめ】ネット規制が強い国に渡航する人

海外サービスへのアクセスやインターネットについての検閲が厳しい国では、その滞在国のイメージを下げるような情報を遮断するため、さまざまな国外サービスへのアクセスを制限していることがあります。

このようなネット規制の強い国へ渡航する予定がある人は、VPN接続を行うことで快適なインターネット通信が可能に

VPNは中国など言論統制が特別厳しい国を除き、多くの国で合法とされています。

渡航先の法律もチェックし、問題がなければVPNで快適なインターネットを楽しみましょう。

【おすすめ】海外旅行によく行く人は年間契約で

有料VPNでは、短期契約プランよりも1年・2年契約の方が、利用料金が圧倒的に割安になることが多く、お得です。

海外へ旅行や出張によく行く人など、VPNの利用頻度が比較的高い人は、有料VPNで年間契約をするのがおすすめできます。

例えば日本産かつリーズナブルなMillenVPNの2年契約なら、1か月あたり396円のワンコイン以下で利用が可能です。

海外旅行や海外出張のほかにも、海外コンテンツへのアクセスが多い人は、有料VPNの年間契約がおすすめですよ。

【おすすめ】ゲームを匿名でプレイしたい場合

オンラインゲームなどで、一緒にプレイしている相手に身元を知られたくない場合や、オンラインでプレイ中のゲームを他人に知られたくない場合にもVPNは役立ちます。

VPNでは、アクセス元の地域を判別できる「IPアドレス」を別の国の番号に変更したり、国内のVPNサーバーに接続することでも別のIPアドレスを利用したりすることが可能です。

このため、ゲームを匿名でプレイしたい人はVPN接続がおすすめといえるでしょう。

また、日本ではあまり聞かないトラブルですが、IPアドレスを使って偽の通報を行う嫌がらせなどを防ぐことにも役立ちます。

【おすすめしない】高速なインターネット環境でないといけない人

VPNをおすすめできないのは、どうしても高速なインターネット環境でないといけない人です。

有料VPNでも高速通信を謳うサービスはありますし、実際に高速通信が可能なサービスもありますが、物理的な回線を引く光回線などに比べると、通信速度は劣る可能性があります。

特にVPNサーバーにアクセスが集中している時や、インターネットへのアクセス自体が多い混雑時間帯などは、通信速度が遅くなることも。

通信速度に特別なこだわりがある人は、VPNの通信速度に満足できない可能性があるため、注意が必要です。

【おすすめしない】無料のVPNしか検討しない人

無料VPNは通信品質やセキュリティ、サポートなど、どうしてもデメリットが大きく、決して積極的におすすめすることはできません。

有料VPNはお金がかかるから絶対に嫌だ」という人は、安全性の観点からVPNの利用自体を控えたほうが良い可能性があります。

もちろん、VPNがないと利用できないコンテンツやサービスもありますが、プライバシーや個人情報を危険に晒すくらいであれば、VPN自体を利用しない方が安全性は高いといえるでしょう。

【国別】特定の国のサービスを利用&渡航する場合

各国ではインターネットの利用に関して、規制などさまざまな取り組みが行われています。

一方のVPNも、より幅広い国のネットワーク事情に対応するため、さまざまな特徴を備えていますので、快適なインターネットを楽しむにはそれぞれの国に適したVPNを選択することが重要です。

ここでは、以下の国のサービスを利用する場合や、それらの国に渡航する場合におすすめのVPNと相性を見ていきます。

  • 中国のサイトを見る&中国に行く場合のおすすめVPN
  • 韓国のサイトを見る&韓国に行く場合のおすすめVPN
  • 欧米のサイトを見る&欧米に行く場合のおすすめVPN
  • 日本から海外のサイトを見る場合のおすすめVPN

MillenVPN、NordVPN、ExpressVPNの3社で比較していますので、各国のサービスを利用したい人や、渡航したい人は参考にしてみてください。

中国のサイトを見る&中国に行く場合のおすすめ

MillenVPNNordVPNExpressVPN
中国のサイトを見る
中国から他国のサイトを見る
中国のサーバー香港
台湾/台北
香港
台湾
香港1
香港2
台湾
中国のサーバー数記載なし香港:70台以上
台湾:100台以上
記載なし

※VPNの利用可能状況は国や時期によって随時変更される可能性があります。

中国のサイトやサービスの利用、中国で利用する場合におすすめのVPNをチェックしてみましょう。

中国は世界各国の中でも特に検閲が厳しい国ですが、実はVPNの利用自体は違法というわけではありません

おすすめするVPN3社ではいずれも「台湾(台北)」と「香港」にサーバーが設置されており、中国でもVPN接続を利用できます。

特にNordVPNは中国でのサーバー設置数が非常に多くおすすめです。

ただし情報統制の厳しい中国では、政府が許可したネットワークのみ利用できることになっており、許可されていないコンテンツの利用は違法となる可能性もあります。

日本から中国のサイトを見る分には問題ないですが、中国滞在中のネットワークの利用には十分に注意しましょう。

韓国のサイトを見る&韓国に行く場合のおすすめ

MillenVPNNordVPNExpressVPN
韓国のサイトを見る
韓国から他国のサイトを見る
韓国のサーバーソウル韓国韓国
韓国のサーバー数記載なし10台以上記載なし

※VPNの利用可能状況は国や時期によって随時変更される可能性があります。

韓国のネットワークの検閲は中国ほどではないとはいえ、やや厳しいとされているため、韓国滞在中はVPNの利用がおすすめです。

特に公共のWiFiを利用する際はVPNの利用が欠かせません

また、MillenVPN、NordVPN、ExpressVPNはいずれも韓国にサーバーがありますので、日本から韓国の人気コンテンツを楽しむこともできますよ。

韓国との相性はどのVPNも悪くないので、VPNの利用料金やセキュリティオプションなどで選ぶのも良いでしょう。

以下の記事もおすすめです。

欧米のサイトを見る&欧米に行く場合のおすすめ

スクロールできます
MillenVPNNordVPNExpressVPN
欧米のサイトを見る
欧米から他国のサイトを見る
欧米のサーバーアメリカ
シアトル/シカゴ/ニューヨーク/
ボストンなど多数
イタリア
ミラノ
イギリス
グラスゴー/ロンドン/バーミンガム
スペイン
バレンシア/マドリード他多数
アメリカ(15都市)
イギリス
ドイツ(2都市)
ベルギー他多数
アメリカ
シカゴ/アトランタ/ダラス/
ロサンゼルスなど多数
ベルギー
フランス
パリ/マルセイユなど
ドイツ
フランクフルト1/フランクフルト2
ニュルンベルク
イギリス
ロンドン/ドックランズ
など他多数
欧米のサーバー数記載なしアメリカ:1,970台以上
イギリス:440台以上
ドイツ:240台以上
ベルギー:111台以上
記載なし

※VPNの利用可能状況は国や時期によって随時変更される可能性があります。

欧米の場合、アメリカとヨーロッパどちらの地域にも、3社ともにサーバーが豊富に設置されています。

NordVPNは公式サイトで具体的な数字が掲載されているのでイメージしやすいですが、MillenVPN、ExpressVPNの公式サイトにも欧米の対応国名がずらりと並んでいるので、一度チェックしていただくのがおすすめです。

日本から海外のサイトを見る場合のおすすめ

MillenVPNNordVPNExpressVPN
サーバー設置数世界72ヵ国に1,300台以上世界111ヵ国に6,000台以上世界105ヵ国に3,000台以上

※VPNの利用可能状況は国や時期によって随時変更される可能性があります。

日本から海外のサイトを見たり、サービスを利用したりする場合は、ネットワークにアクセスしたい国に各VPNのサーバーが置かれているかに注目してみてください。

サーバーの設置台数でいうとNordVPNやExpressVPNが圧倒的に多いですが、MillenVPNも世界に1,300台以上のサーバーがあります。

目的の国が決まっているのであれば、国産のMillenVPNで安全にコストを抑えるという選択肢もおすすめですよ。

一方で、より多くの国のサイトを見て楽しみたい人は、サーバー設置数がより多いVPNを選ぶと良いでしょう。

【言論弾圧】ネット規制の厳しい国とVPNについて

多くの国でVPNの利用は合法的に利用できますが、以下のような一部の国では、VPNの利用に制限や条件を設けていたり、違法としていたりするケースがあります。

  • 中国
  • ロシア
  • 北朝鮮
  • トルコ
  • イラク
  • ベラルーシ
  • オマーン
    など

例えば情報統制が厳しいことで有名な中国では、先述したようにVPNの利用自体は違法ではありません。

しかしVPN事業の参入には営業許可が必要で、国から利用を許されたVPNサービスは限られています

実質、合法的に利用できるVPNは少ないということがいえるでしょう。

また、北朝鮮やロシアなどではVPNの利用自体を違法としていたり、トルコやエジプトなどのように、制限付きでVPNの利用を許可していることも。

このように、一部の国ではVPNの利用に際して法に触れてしまう可能性もあります。

今まで使えていたVPNでも、ある日突然アクセスがブロックされる可能性も十分にあるので、VPNを安全に利用するには、その国のルールをしっかりと理解することが重要です。

【その他】おすすめ以外のVPNサービスを一気に比較

記事の中で何度がお伝えしたように、当サイトが特におすすめするVPNは「MillenVPN」「NordVPN」「ExpressVPN」の3社です。

これらは高品質でありながらも、料金面のバランスに優れた利用しやすいサービスといえます。

一方で、VPNには上記の3社以外にもたくさんのサービスが存在します。ここでは、おすすめ3社以外のVPNサービスを一気に比較・ご紹介していくので、気になる方はチェックしてみてください。

今回は冒頭でご紹介した3社とは別に、全20社のVPNをピックアップしています。

Surfshark

Surfsharkは年間契約時の利用料金が安いうえ、機能がとても充実しているVPN

24時間年中無休のサポートもあるので安心です。

最も安い「Surfshark Starter」のプランで、1年契約だと1か月あたり338円で利用できます。

また、最安値のプランでも広告ブロッカーと、Cookieポップアップブロッカー、個人情報ジェネレーターなど、充実の機能付きで大変便利です。

個人情報ジェネレーターは、自分が設定したオンラインネーム、生年月日、有効な住所でインターネットを利用できるというもの。

信頼できないウェブサイトやコンテンツの利用時に活躍します。

CyberGhost

初回の2年4か月プランを選択すると、1か月あたり290円で利用できる(以降1年ごとの更新)のがCyberGhost。

45日間と一般的なサービスよりも長い返金保証期間も魅力です。

世界100ヵ国以上の国に設置された豊富なサーバーで、幅広い国のサービスにアクセスできます。

また、全プランにメールアドレスやパスワードの情報漏洩通知機能がついているほか、追加料金を支払うと専用の固定IPアドレスの取得や、Windows用のセキュリティアップデート機能も付帯。

シンプルながらも充実したサービスが用意されているVPNです。

Private Internt Access(PIA)

Private Internet Access(PIA)は業界10年以上の運営歴で、信頼性の高さが魅力

VPNアプリは100%のオープンソースソフトウェアとなっており、誰でもアプリを構成するコードを閲覧できるようにすることで、アプリの透明性をアピールしています。

また、PIAはノーログポリシーの遵守はもちろんのこと、キルスイッチや仮想通貨での支払いに対応

キルスイッチはVPN接続が切断されると、自動でインターネット接続が無効になるシステムです。

フリーWi-Fiなどに無謀に繋いだままになることを防ぎます。

また、仮想通貨で支払えるので、極力ユーザー情報を匿名化したい人にも便利なVPNです。

スイカVPN

スイカVPNは株式会社MAJ Techという日本のシステム開発企業が運営。

公式サイトでは定期的に通信速度を計測し公開しているので、VPNの通信速度が気になる人も納得のうえで利用できます。

サーバー数は世界45都市に50台の設置と、有料VPNとしてはやや少なめ

一方で中国エリアの利用者による評判が良いといったポジティブな印象もあります。

幅広い国というよりは、特定の国のサーバーでの利用を目的としている方や、日本企業が運営するVPNをお探しの方は、当サイトおすすめのMillenVPNとあわせてチェックしてみてください。

セカイVPN

セカイVPNは、1995年に創業した株式会社インターリンクによって運営される日本のVPNです。

月額1,100円のプランのみとなっており、シンプルで明快なサービスが魅力。

サーバー数は日本やアメリカ、台湾、韓国などを含む10ヵ国となっており、利用できる国はかなり限定的ですが、先述のスイカVPNと同様、特定の国のサーバーへのアクセスが目的の方にとっては利用しやすいでしょう。

加えて日本の企業が運営しているので、サポートが完全日本語対応なのも嬉しいポイント。

ProtonVPN

有料プランのほかに、完全無料のプランや有料プランの無料体験期間も用意しているProtonVPN。

無料VPNにありがちなデータ容量の制限がなく、無料プランでも3ヵ国のVPNサーバーに接続できます。

無料プランでは日本、アメリカ、オランダの3ヵ国から選択することになるので、いずれかの国のサーバーに接続できれば良いという方、VPNをお試しで利用してみたい方はチェックしてみると良いでしょう。

無料VPNを探している人は、完全無料のVPNサービスよりも、有料プランも並行して提供しているVPNサービスの無料プランを選択した方が安全性が高いのでおすすめです。

Atlas VPN

AtlasVPNは無制限で同時接続が可能なVPNで、比較的新しいサービスながらも世界に1,000台以上のサーバーを設置しています。

安全性の高いVPNとして注目を集めていたところですが、2024年4月24日には、当サイトがおすすめする「NordVPN」との合併が決定

NordVPNの方はもともと世界的に知名度が高いですが、より大きなサービスとして成長することが期待できそうです。

VyprVPN

安全性の高いVPNであることを証明する「VPN Trust Initiative」の認定メンバー。

VPN Trust Initiativeには、当サイトおすすめの「NordVPN」や「ExpressVPN」も参加しています。

世界70ヵ国以上に700を超えるサーバー数を持ち、利用できるIPアドレスは20万パターン以上

サーバー数はNordVPNやExpressVPNに比べると劣りますが、比較的大規模なVPNサービスで、さまざまな国で安全なインターネットを楽しめます。

ただし日本語に非対応な点は唯一のデメリットといえます。

Google One VPN

名前の通りGoogleが提供する個人向けの有料VPNで、日本を含む一部の国と地域で利用ができます。

Googleのクラウドストレージ「Google One」の100GB、200GB、プレミアムに加入しているユーザーがVPNサービスの対象となっているので、元々対象のGoogleOneのプランを利用している人なら手軽に安全なVPNを利用可能です。

ビジネス用途でGoogleアカウントや関連サービスを利用している人も多いと思いますので、VPNに興味がある場合はGoogleOneVPNを試してみるのも良いかもしれませんね。

IPVanish

IPVanishは世界基準の高いセキュリティレベルと高速通信が特徴の有料VPN

1年契約と2年契約の初回利用料金が安く、24時間年中無休のサポートがありながら、2年契約なら1か月あたり2.75ドル(※)で利用が可能です。

サーバー数は世界90以上の都市に2,400台以上、十分な数のサーバーが設置されていることがわかります。

日本語には非対応ですが、サービス自体はしっかりと運営されており、安心して利用できるVPNです。

※執筆時点の日本円で約417円/2回目以降は12か月ごとに更新

PureVPN

PureVPNは70ヵ国以上に6,500以上の自社で管理するサーバーを設置し、安定したVPN接続を利用できます。

こちらも初回料金がとても安く、初回のみ選択できる2年契約の最安値プラン(スタンダードプラン)なら、1か月あたり2.11ドル(※)です。

豊富なサーバー数を持つPureVPNは2007年設立のGZ Systems Ltdによって運営されており、運営実績は2024年時点で約17年。

着実に実績を重ねてきたVPNですので、安心感はあります。

また、完全ではないものの日本語にも対応しているので、ある程度の使いやすさは感じられるでしょう。

※執筆時点の日本円で311円/2回目以降は12か月ごとに更新

RAKULINK VPN

海外在住の日本人向けに作られたRAKULINK VPN。

海外からでも日本の主要な動画配信コンテンツを視聴でき、日本人向けに作られただけあって完全日本語対応なのが嬉しいポイント。

何かあった時のサポートももちろん日本語で対応してくれます。

料金プランは1か月、3か月、1年契約の3種類で、1年契約の場合は1か月あたり8ドルから。(※)やや割高ではありますが、1週間の無料体験期間があるので、試してみるのはありでしょう。

ただしRAKULINK VPNはパソコンには対応していません

iOS、Androidのスマホと、ChromecastやFireTVStickなどのテレビで利用できるVPNとなっています。

※執筆時点の日本円で約1,214円

Glocal VPN

Glocal VPNは日本の企業、株式会社グローカルネットが運営する国産VPNサービス

同社は東南アジアを中心にWiFiレンタル事業などを行う通信事業者です。

ガイドやVPNの導入工程がわかりやすく、親切なサービス設計は明快な公式サイトからも伺えます。

月額料金も1,089円とシンプル。

TOYOTA、NEC、大阪ガス、ONKYOなど、日本の大手企業への導入実績が豊富なので、安心して利用できる国産VPNのひとつといえるでしょう。

Avira Phantom VPN

Avira Phantom VPNは有料プランに加え、完全無料のプランも提供している海外のVPNサービス。

無料プランでは月間500MBまでのデータ容量の制限があるものの、同時接続に関しては無制限となっています。

有料プランには月額919円のサブスクリプションと、年間6,895円の年額プランのほか、AndroidとiOS対応のコストを抑えたモバイルプランが月額569円で利用可能です。

返金保証期間が60日間と、他社に比べて長期間なのも魅力。

シンプルな料金プラン、あるいは安全な無料プランをお探しの方はチェックしてみても良いでしょう。

Windscribe

Windscribeは2016年にカナダで誕生したVPNサービス。

比較的新しいサービスではあるものの、強力な暗号化通信(AES-256/SHA512 /4096ビットRSAキー)と、月に10GBまで使える無料プランが魅力です。

Windscribeには有料プランもありますが、返金保証期間は3日間

有料プランが気になる人は、無料プランでしっかりと使用感を試してから検討すると安心です。

有料プランの方は1年契約の場合1か月あたり5.75ドルから。

執筆時の日本円で1か月あたり873円からとなっています。

日本語の対応はできないため、予め理解しておきましょう。

TunnelBear

アプリの使いやすさで高い評価を集めているTunnelBear。

ユーザーのネットワークを守るクマのイメージキャラクターが印象的です。

サーバー設置国は世界46ヵ国と大規模なVPNサービスに比べると少なめですが、サーバーの設置数が5,000を超えているので、各国の繋がりやすさが期待できます。

また、TunnelBearには無料プランが用意されており、2GBまでのデータ容量制限つきで無料で利用することも可能。

有料プランの場合は月額3.33ドル、執筆時点の日本円で約506円となっています。

日本語には非対応のため、無料プランでお試しすると良いでしょう。

VPN Gate

VPN Gateは筑波大学が学術実験を目的として提供する、完全無料のVPNサービス。

VPNサーバーは一般のボランティアによって提供されており、ログの保存を行っているサーバーが多いため、やや不安要素はあります。

一方で、完全日本語対応である点や、ボランティアが提供するサーバーなだけあり、サーバー設置数が豊富な点は魅力

お試し的に海外のウェブサイトを閲覧してみたいなどであれば利用してみても良いかもしれません。

hide.me

hide.meはデータ容量無制限の無料プランと、フル機能を楽しめる有料プランを提供する海外のVPNです。

無料プランでもセキュリティレベルは有料プランと変わらないので、安心して利用できます。

ただし無料版は同時接続が1台までで、通信速度に制限がかかることがあるといったデメリットもあります。

hide.meをお試し的に利用してみたいという人はチェックしてみると良いでしょう。

サポートなど、一部の日本語に対応していない点は注意してください。

PrivadoVPN

PrivadoVPNは月10GBまで使える無料プランと、有料プランをラインナップするVPNです。

無料プランでもAES256の強力な暗号化規格を採用しているほか、キルスイッチにも対応。

万が一VPN接続が切れてしまっても、無防備な状態で公共のインターネットに接続されることを防ぎます。

セキュリティレベルは高く安心ですが、サーバー設置数の少なさや、日本語に全く対応していない点はデメリット。

どうしても無料でVPNを使いたい人は、試してみても良いでしょう。

Hotspot Shield

Hotspot Shieldは、世界でのダウンロード数が6億回を超えることから、世界的な知名度と信頼性の高さが伺えます。

データ容量無制限の無料プランが利用できますが、接続できるのはアメリカの1ヵ国で、同時接続は1台まで

有料プランには7日間のお試し期間があるので、Hotspot Shieldが気になる人は、有料プランのお試し期間を活用すると良いでしょう。

日本語には対応していないものの、高い安全性でVPNを利用できます。

まとめ

当サイトがおすすめするVPNは以下の通りです。

  • MillenVPN:3社のうち唯一の国産VPN/高品質でリーズナブル
  • NordVPN:セキュリティオプションを含んだ料金プランが充実/サーバー設置数が3社のうち最も多い
  • ExpressVPN:ジオブロックの解除に強い/高品質な通信速度・セキュリティ/料金は3社の中では最も高い

これらは30日間の返金保証がついており、十分なサポートとサーバー数があり安心して利用できます。

無料のVPNもありますが、サービス品質とセキュリティ、提供元の信頼性など、あらゆる観点を含めて不安要素が多いため、VPNを利用する場合は有料VPNが圧倒的におすすめです。

VPNの選択を間違えると、重要な情報がハッキングによって筒抜けになってしまうことも

価格にとらわれず、妥協のない選択をしてくださいね。

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