中国でLINEは使えない!その理由や使えるVPNも教えます。

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中国では政府によるインターネット規制が厳しいため、なんの対策もなしにLINEを使うことはできません。

ですが、旅行や出張中の日本との連絡手段として「LINEが使えないと困る」という人も多いはず。

そこで、この記事ではVPNを使って中国でLINEを使う方法について解説します。

中国で使えるVPNは限られているので、この記事では厳選したおすすめのサービスを紹介します。

そのほか、VPNの注意点や接続手順、速度が遅くなったときの対処法、「中国でVPNを使うのは違法なのか?」という点についても詳しく取り上げているので、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

中国でLINEが使えるおすすめVPNはこの3つ

先述した通り、「VPN」と呼ばれるインターネット接続サービスを利用することによって、中国でもLINEが利用できます。

ただし、全てのVPNが中国で使えるわけではありません

はじめに、中国でLINEを使いたい時におすすめのVPNを厳選して3つご紹介します。

  • MillenVPN
  • ExpressVPN
  • NordVPN

これらは高いセキュリティレベルと通信の快適性、価格のバランスに優れたVPNサービスです。

いずれも30日間の返金保証がついているので、万が一中国でLINEが使えなかった場合でも損することなく、安心して利用できるでしょう(※)。

また、厳密に言うとVPNとは異なりますが、UCSSというサービスも中国で高い評価を得ているので合わせて紹介します。

なお、中国でVPNが使える仕組みなどについては後述しているので、「とりあえず中国でLINEが使えるVPNが知りたい!」という人は、以下の3社からチェックしてみてください。

  • MillenVPNはサブスクプラン(1年・2年プラン)のみ

MillenVPN

MillenVPNおすすめ度5
月額料金お試し期間サーバー設置数日本語対応
396円~なし2,000~
iPhoneandroidMacWindows
特徴
30日間の返金保証あり。
国産のVPNであり、全ての情報、サポートが日本語対応
月額とは別に、ワンタイムプラン(7日580円~)もある。
同時接続台数は無制限(公平な配分を超過する場合のみ制限)
1アカウントの制限目安は月間3TB、ほとんど気にしなくて良い

MillenVPNは今回ご紹介するおすすめの3社の中で、唯一の国産VPNです。

137ヶ国に2,000台以上のサーバーがあり、もちろん日本のサーバーにも対応しています。

また、中国などのネット検閲が厳しい国でもアクセス制限を受けにくい「MillenVPN Native OpenConnect」のオプションを無料で付帯。

中国ではVPNを使ってもアクセスがブロックされてしまうケースは珍しくないので、OpenConnectに対応しているのは嬉しいポイントです。

加えて、MillenVPNは他社に比べて利用料金が圧倒的にリーズナブル。

2年契約なら1か月あたり396円で利用できるので、中国での長期滞在などにもおすすめですよ。

迷ったらアクセスブロック対策が施されているMillenVPNを選ぶと良いでしょう。

ExpressVPN

ExpressVPNおすすめ度5
月額料金お試し期間サーバー設置数日本語対応
1,231円~7日3,000~
iPhoneandroidMacWindows
特徴
30日間の返金保証あり。
1つのアカウントで、最大8台まで同時接続可能
VPNをつけても、通信速度がほぼ維持される
クレジット決済のほか、Apple Pay、PayPalなど支払い方法多数

ExpressVPNは他の2社に比べて料金が高めであるものの、中国でLINEを使うのに適したVPNといえます。

中国は数ある国の中でも特にネット検閲が厳しい国ですが、ExpressVPNでは、中国でのVPN接続が困難な場合の対処法を公式サイトにて掲載中です。

  • 最新版ExpressVPNアプリを使用
  • ExpressVPNアプリのプロトコルを「自動」に設定
  • アプリが接続を完了するのを待つ
  • 以下のロケーションへの接続を試す
  • このページをブックマークに登録し、随時確認する

料金プランは1か月、1年、2年プランが用意されており、2年プランでは1か月あたり4.99ドルで利用できます。

執筆時の日本円に換算すると約723円です(1ドル145円換算)。

 4か月の無料期間もついてくるのでお得に利用できますよ。

24時間年中無休のサポートが提供されていますので、万が一の際にはいつでも問い合わせることができます。

NordVPN

NordVPNおすすめ度5
月額料金お試し期間サーバー設置数日本語対応
430円~30日7,400~
iPhoneandroidMacWindows
特徴
30日間の返金保証あり
1つのアカウントで、最大10台まで同時接続可能
2年プランが73%オフにより月額430円と非常に手頃な価格
24時間、年中無休のサポート対応、ライブチャットも可能

NordVPNは118ヶ国に7,300台以上のサーバーを持つ、世界的に知名度の高い人気VPNです。

料金は3社の中でMillenVPNの次に安く、2年契約の「ベーシックプラン」なら1か月あたり430円

3つのグレードに分かれた料金プランで「プラスプラン」以上であれば、マルウェア保護や情報漏洩スキャナーなどの機能もついてきます。

ただし、NordVPNはとても人気で安全性が高く、当サイトでもおすすめのVPNなのですが、近年、中国でのVPN接続が不安定になっているとのこと。

注意:残念ながら、最近、手動接続とアプリケーションのためのサーバー構成がブロックされたため、現在、中国の地域で接続に関するいくつかの問題が発生しています。当社の開発者はこの問題を認識しており、できるだけ早く修正するよう取り組んでいます。ご不便をおかけして申し訳ございませんが、何卒よろしくお願いいたします。

NordVPN - インターネットの利用が制限されている国からの接続

こうした情報は随時更新されます。特に中国地方の情報はこまめにチェックしておきましょう。

なお、NordVPNにも30日間の返金保証がありますので、安心してお試しいただけます。

UCSS

UCSS

UCSSは中国のグレート・ファイアウォールの回避に強いと評判のサービスです。

Shadowsocksという技術を採用しており厳密にはVPNと仕組みが異なりますが、中国でより安定した接続が必要な方におすすめなのでここで紹介します。

UCSSでは中国向けのプランがいくつか用意されていますが、定番の「UCSSプラン(3か月で36USドル~)」か、旅行・出張など短期利用向けの「UCSS Liteプラン(1か月29USドル)」から選ぶと良いでしょう。

公式ホームページのガイドやカスタマーサポートも日本語に対応しているので、初めて利用する場合でも安心感があります。

ただし、上記のVPNサービスと比べると料金が割高で、無料お試し期間や返金保証期間も設定されていない点には注意が必要です。

コストをかけてでも安定した接続が欲しいという方向けのサービスと言えるでしょう。

中国では基本的にLINEが使えない!その理由は?

中国ではVPN接続などで工夫をしなければ、基本的にLINEは使えません。

「グレート・ファイアウォール」と呼ばれるネット検閲システムにより、日本では当たり前に使える多くのコンテンツの利用、アクセスが制限されています。

なぜここまでインターネット検閲を厳しくしているのかというと、その理由は主に情報統制のため

このほかにも、IT産業の育成や、安全性の確保などの目的もあるといわれています。

ここでは、中国でさまざまなコンテンツへのアクセスを遮断し、監視する「グレート・ファイアウォール」についてもう少し深掘りしてみましょう。

LINEの利用を遮断するグレート・ファイアウォール

グレート・ファイアウォール(金盾)とは、中国全土に敷かれているインターネットの検閲・監視・ブロックシステムのこと。

中国国内からのさまざまな外部サイトや、アプリケーションへのアクセスをブロックしたり、監視したりするのが主な役割です。

また、グレート・ファイアウォールは自国にとって不利益な情報の規制や、中国におけるIT市場の確保、中国独自のインターネットサービスの拡大などに役立っています。

「WeChat」がLINEの代わりに愛用されている

「WeChat」は中国においてLINEの代わりとなるようなメッセージアプリです。

中国ではLINEを利用できませんが、WeChatであれば中国国内での利用を認められているアプリなので、VPNなどを使わずとも問題なく利用できます。

むしろWeChatはLINEよりも主流のメッセージアプリともいえますので、中国に滞在する機会がある場合は、VPNとあわせて利用できるよう準備しておくと良いかもしれませんね。

LINE以外に中国で規制されいてるアプリ・サービスの一覧

実は、中国ではLINE以外にも使用が規制されているアプリやサービスが数多くあります。

ジャンル別に一覧表を作成したので、参考にしてください。

ジャンルアプリ・サービス名
SNS・メッセージアプリFacebook、Messenger、Instagram、X(旧Twitter)、Snapchatなど
検索エンジンGoogle、Yahoo!など
動画・音楽配信YouTube、Netflix、Hulu、Spotifyなど
ビジネスツールGoogle関連サービス、Slack、Zoom、Dropbox、Microsoft OneDriveなど
ニュースサイトBBC、New York Times、ロイター通信など

日本でよく使われている多くのサービスが規制対象になっていることがわかります。

一部のサービスは完全にブロックされておらず使えることもあるようですが、安定性は非常に低いようです。

LINE同様、上記のサービスを中国滞在中も使いたい場合にはVPNの利用を検討してみましょう。

中国でLINEを使いたいならVPNが必須

グレート・ファイアウォールは中国国内からのアクセスを判別してアクセスをブロックしたり、監視したりします。

このため、中国のネットワークをそのまま利用しただけでは、制限されているサイトやコンテンツへのアクセスはできません。

そこでVPNを使うことにより、中国以外の国からアクセスしているように見せることができます。

このように、簡単に他国からアクセスしているように見せるには、VPNを使うほかないのです。

ここでは、中国でLINEを使うために必須の「VPN」というサービスについて詳しく解説します。

中国におけるVPNの利用について

「他国からアクセスしているように見せる」という言い方だと、中国でVPNを使うことに不安を感じる人もいるでしょう。

しかし、中国ではVPNの利用自体を禁じているわけではありません。

中国でもVPN事業の参入は認められており、営業許可を得たVPNサービスは中国でも問題なく利用できます

ですので、中国国内で定められている規則のもと、個人で楽しむ分には問題ありません。

インターネット検閲の厳しい中国では、VPNを利用して人気のSNSやコンテンツにアクセスしている人が多いのが現状です。

VPNを使って中国でLINEが使える仕組み

VPNとは、ネットワークに接続するための技術の一種です。

VPNに接続すると、普段私たちが利用している通信網の中に引かれた、専用の通信網を利用できるようになります。

公共の道路に自分専用の頑丈なトンネルを設置するようなイメージで通信のやり取りを行うため、プライバシーを強固に守り、安全にネットワークが利用できるわけです。

また、スマホやパソコン、ルーターなど、インターネットに接続する全てのデバイスには「IPアドレス」が割り振られており、このIPアドレスからアクセスしている国や地域が判別できます。

VPNでは自分で選択した国のIPアドレスを使用できるので、中国以外の国のサーバーを選択することにより、別の国からアクセスしているように見えるという仕組みです。

VPN以外で中国でLINEを使う方法はある?

VPNの利用以外にも、中国でLINEを使う方法はあります。

それぞれに特徴があるのでここで紹介します。

  • 国際ローミングを使う
  • 香港のSIMカードを使う
  • ポケット型Wi-Fi(VPN付き)を使う

なお、中国のホテルなどで設置しているフリーWi-Fiを使う方法もありますが、セキュリティリスクが高いためおすすめできません。

メリット・デメリットを比較し、VPNと上記3つの方法のなかから自分に合う方法を選んでみてくださいね。

国際ローミングを使う

国際ローミングとは、日本で契約している携帯会社の回線を利用し、海外で通信する方法です。

SIMカードの入れ替えなどの手間なしに、普段使っているスマホをそのまま中国でも使える手軽さが大きなメリットです。

ただし、料金が高額になりがちなので、コスパ重視の方や中国に長期滞在予定の方にはあまり向いていません。

そのため、短期出張や旅行時の通信手段として用意したいという人におすすめです。

香港のSIMカードを使う

香港のSIMカードを使うと香港の通信回線を利用してLINEにアクセスすることになるため、中国の通信規制を回避することが可能です。

香港のSIMカードはAmazonなどネットショッピングサイトで購入できます。

プランによっては国際ローミングより安く利用できる可能性があるため、自分の滞在予定期間と合わせて検討してみると良いでしょう。

ただし、SIMフリーに対応したスマホが必要な点には注意してください。

また、今後もずっと香港が中国の通信規制対象にならないとは言い切れないため、渡航前には最新情報を確認するようにしましょう。

ポケット型Wi-Fi(VPN付き)を使う

中国での利用に対応したVPN機能付きのポケット型Wi-Fiを使うのもひとつの方法です。

ポケット型Wi-Fiが1台あれば複数のデバイスを接続できる点が大きなメリットです。

スマホとパソコンでLINEを使いたい場合や、家族や友人のスマホでもLINEを使いたい場合におすすめですよ。

ただし、料金は割高傾向なのでコスパを重視したい人は注意しましょう。

また、常にポケット型Wi-Fiの充電と持ち運びが必要になる点にも注意してください。

中国滞在中に端末を紛失したり故障させた場合には違約金が発生する可能性もあるので、事前にチェックしておきましょう。

VPNを契約するメリット・デメリット

メリット
デメリット
  • 中国にいても国内で制限されているコンテンツへ自由にアクセスできる
  • 公共のWiFi(フリーWiFi)などでも、通信の内容を盗み見られる心配がほとんどない
  • 中国以外の国に滞在する時にも、安全なネットワーク接続の手段として使える
  • 日本滞在時も海外の地域限定コンテンツにアクセスできる
  • 全てのVPNが利用できるわけではない
  • 使えるVPNも規制の強化などにより突然使えなく可能性がある
  • 安全性の高いVPNの利用には利用料金が必要

VPNを契約するメリットとデメリットです。

VPNはネットワークの秘匿性とセキュリティレベルを高め、プライバシーを強固に保護するために活用されるサービスなので、メリットが多く挙げられます。

利用が制限されているLINEの利用はもちろんのこと、国内のフリーWiFiを安全に利用する場合や、中国以外の海外で日本のコンテンツを楽しむ場合など、幅広い場面で活躍してくれるでしょう。

セキュリティがしっかりしている有料VPNであれば、ビジネス用途でも役立ちます。

一方で、ネット検閲の厳しい中国においては、デメリットもいくつかあるのが正直なところ。

今は問題なく使えるVPNでも、突然アクセスがブロックされてしまうことも珍しくありません。

また、個人情報保護やセキュリティの観点で安全にVPNを利用するには、有料サービスの選択が必須です。

当サイトがおすすめするMillenVPNやNordVPNなら、1か月あたり約396円~550円から利用できますが、少なからず利用料金が必要なことは把握しておきましょう。

中国で利用するVPNを選ぶときのポイント

ここでは、中国で利用するVPNを選ぶときにとくに注目してほしい4つのポイントについて解説します。

  • 中国での実績があるか
  • 返金保証サービスはあるか
  • 24時間365日、日本語でのサポートが受けられるか
  • 無料のVPNは絶対に利用しない

ひとつずつ解説するので、ぜひ参考にしてください。

中国での実績があるか

中国で利用するVPNサービスを選ぶ際に重視してほしいのが、「中国での動作実績があるかどうか」です。

中国ではグレート・ファイアウォールによって多くのVPNがブロックされており、世界的に評価が高いVPNサービスでも必ず接続できるとは限りません。

そのため、公式ホームページで「中国対応」と明記がある、中国での接続方法について具体的な説明がある、SNSや口コミサイトで中国での接続成功情報が掲載されているなど、実際に動作の可否を確認できるサービスを選ぶと安心です。

中国での検閲規制はこれまでたびたび強化されてきたので、過去数年にわたって中国での実績があるVPNであれば検閲対策も継続して強化されていると判断できるでしょう。

返金保証サービスはあるか

中国でVPNを利用する場合、規制状況や通信状況によっては期待通りに使えない可能性もゼロではありません。

そのため、万が一に備えて返金保証を利用できるVPNサービスを選ぶと安心ですよ。

返金保証期間内であれば、中国渡航後に接続できなかった場合でも全額返金が受けられるためリスクを最小限に抑えることが可能です。

返金保証の対象期間はVPNサービスによって異なりますが、30日程度であるケースが多いです。

中国への渡航スケジュールに合わせて契約時期を調整するようにしましょう。

また、事前に返金の具体的な適用条件や対象プラン、申請方法も合わせて確認しておくことをおすすめします。

24時間365日、日本語でのサポートが受けられるか

中国でVPNを使う場合は、「急に接続できなくなった」「設定が上手くいかない」などなにかしらのトラブルが発生する可能性が考えられます。

そんなときには、24時間365日サポート対応してくれるVPNを選んでおくと安心です。

海外企業が運営するVPNサービスではサポートが英語対応のみのケースもあるので、言語が不安な方は日本語でのサポートが受けられるVPNを選ぶと良いでしょう。

無料のVPNは絶対に利用しない

VPNサービスの中には、完全無料で利用できるVPNもあります。

しかし無料で使えるVPNは、コストがかけられないために品質やセキュリティ性能などの懸念があるほか、個人情報の収集目的でサービスを提供されている可能性もゼロではありません。

基本的に有料プランのない完全無料のVPNは提供元の実態が不明なケースが多いので、利用しないようにしましょう。

一方の有料VPNは、銀行や軍事レベルのセキュリティを構築し、無料VPNよりも圧倒的に安全性が高いです。

もしも無料でVPNを使用したい場合は、有料プランの体験期間を活用するのが良いでしょう。

中国でVPNが利用できるか不安な人は、MillenVPN、NordVPN、ExpressVPNのように返金保証のあるVPNサービスを選択すると安心です。

中国でLINEのためにVPNを使う時の注意点

中国でLINEを使うためにVPNを活用する際は、予め知っておきたい注意点がいくつかあります。

  • LINEの利用中は常時VPNに繋いでおく
  • 中国のネットワーク規制の動きは常に注目しておく
  • VPNの接続が不安定になる・使えなくなる可能性がある

これらの注意点について一つずつチェックしていきましょう。

LINEの利用中は常時VPNに繋いでおく

LINE自体はもともと中国国内で利用できないアプリなので、LINE利用中は常にVPNへ接続しておく必要があります。

先述したようにVPNを使うと別の国のIPアドレスに変更されますが、VPN接続が切れると中国のIPアドレスへ切り替わってしまうため注意しましょう。

また、中国でVPNを利用する際は、必ず中国以外のサーバーを選択してくださいね。

中国のネットワーク規制の動きは常に注目しておく

中国のネットワークに関する規制はいつ変更されるかわかりません。

突然規制が厳しくなる可能性もありますので、中国滞在中はこまめにネット検閲や規制に関する情報を調べておくと良いでしょう。

VPNの接続が不安定になる・使えなくなる可能性がある

ネット検閲や情報制御が特別厳しい国では、いつVPNの接続がブロックされるかわかりません。

ついさっきまで問題なく使えていたVPNが突然使えなくなったり、日本などの他国では安定して使えるVPNでも、中国では接続が不安定になったりすることもあります。

中国でVPNを利用する際は、保険的にいくつかのVPNサービスを契約しておくと、より安心してインターネットが楽しめるでしょう。

中国でVPNを使うのは違法?法的リスクを把握しておこう

中国では、政府が認可した一部のVPNサービス以外の利用は禁止されています。

とはいうものの、これまでのところ外国人が中国で未認可のVPNサービスを使ったことを理由に罰せられた事例は報告されていません。

SNSなどをチェックするとわかりますが、留学生やビジネスマンなど、多くの人が中国でのインターネット利用にVPNを使っているのが現状です。

しかしながら、前例が無いからと言って必ずしも安心とは限りません。

中国がVPNの利用を規制している以上は、法的リスクを伴うことを理解しておく必要があります。

また、VPNを使って中国政府を刺激するような行為も控える必要もあります。

たとえば、反政府的な発言をする、むやみに海外の情報を中国国内向けに拡散する、VPNを使って利益を得る、などの行動は控えましょう。

中国でVPNを利用する際は、常識的な範囲での個人用途に留めるよう心がけてください。

なお、今後中国の規制状況が変わる可能性もあるので、渡航前には必ず最新情報を確認してください。

VPNを使って中国でLINEを利用する手順

VPNの使い方はとても簡単です。

  • STEP1.事前にVPNを契約しておく
  • STEP2.専用のVPNアプリをダウンロードする
  • STEP3.VPNに接続する
  • STEP4.VPNに接続したままLINEへログイン
  • STEP5.LINEを利用する

これら5つのステップで中国でLINEが利用できるようになります。

順を追って確認してみましょう。

STEP
事前にVPNを契約しておく

中国国内ではウェブサイトへのアクセスがスムーズにいかない可能性もあるため、

中国での滞在が始まる前にVPNを契約しておきましょう。

VPNの契約は、基本的に画面の案内に沿って必要事項を入力するだけです。

支払い方法や氏名などを入力し、中国で利用できるお好みのVPNで契約を進めましょう。

利用料金が割安になることが多い2年契約の場合、2年分の料金を事前に支払うタイプが多いです。

契約期間が短いと割高になってしまうので、基本的には長期契約をおすすめします。

STEP
専用のVPNアプリをダウンロードする

各VPNには専用のVPN接続アプリが用意されています。

VPN接続をしたいデバイスごとに用意された専用のアプリをダウンロードしましょう。

また、対応しているデバイスはVPNサービスによって異なります。

LINEだけでなく、例えばFireStickTVなどでテレビで動画配信サービスを楽しみたい人は、専用アプリがFireStickTVに対応しているVPNを選ぶ必要があります。

STEP
VPNに接続する

VPNアプリをダウンロードしたら、VPNサーバーに接続します。

接続したい国のサーバー選択はVPNアプリ内で行えるはずです。

中国に滞在していてLINEを使いたい場合は、必ず中国以外のサーバーを選択しましょう。

中国のVPNサーバーに接続すると、VPNを利用している意味がなくなってしまいます。

ここでは日本などの国を選ぶと適切でしょう。

もしも上手くネットワークにアクセスできない場合は、別の国のサーバーに接続したり、別のVPNサービスを試したりしてみてください。

STEP
VPNに接続したままLINEへログイン

VPNに接続すると中国国内でもLINEが利用できるようになります。

VPNで他国のサーバーに接続したままLINEへログインしてください。

また、中国ではGooglePlayストアなど、アプリのダウンロードに必要なツールも利用が制限されているので、必要なアプリは事前にダウンロードしておきましょう

STEP
LINEを利用する

他国のVPNサーバーに接続している間は、中国でもLINEが利用できるようになります。

VPN接続が途切れるとLINEが利用できなくなってしまうので、必要に応じて常時VPNに繋いでおくように気をつけましょう。

中国でVPNの速度が遅い・つながらないときの対処方法は?

VPNの速度が遅くなった、つながらなくなったという場合の対処方法について解説します。

まずは、下記の方法を順番に試してみましょう。

  • デバイスやアプリを再起動する
  • 接続するサーバーを変更する
  • プロトコルを変更する
  • 回線が混雑する時間帯を避ける
  • カスタマーサポートに相談する

ひとつずつ詳しく解説するので、参考にしてください。

デバイスやアプリを再起動する

インターネット通信に使っているデバイスやアプリを再起動することで状況が改善することがあります。

パソコンやスマホを長時間使っているとメモリやキャッシュが蓄積してアプリの動作に影響を与えることがあるため、再起動後にもう一度接続を試してみましょう。

もし、バックグラウンドで動いているアプリがある場合は動作を終了してから試してみてください。

接続するサーバーを変更する

VPNサービスでは複数の国や地域にサーバーを設置していますが、回線の混雑状況などによって接続の安定性が異なります。

そのため、今使っているサーバーの通信状況に問題がある場合は接続するサーバーを変更してみてください。

なお、現在地と地理的に近い場所にあるサーバーを選ぶと通信速度の向上が期待できます。

具体的には、日本のサーバーに接続していて通信トラブルが発生した場合は、中国からの距離が近い韓国や台湾などのサーバーを試してみると良いでしょう。

プロトコルを変更する

プロトコルとは、データを暗号化して送受信するためのルール(接続方式)のことです。

プロトコルは種類によって通信速度や接続の安定性、暗号化レベルなどの特徴が異なるため、プロトコルを変更することで通信速度が改善する可能性があります。

VPNサービスによって利用できるプロトコルは異なりますが、複数のプロトコルを提供している場合は今とは違うプロトコルでの接続を試してみましょう。

たとえば、OpenVPNがつながりにくいならWireGuardに変更する、など試してみてください。

回線が混雑する時間帯を避ける

同時にインターネットやVPNに接続する人が多く、回線が混雑している場合は通信速度が低下する傾向にあります。

「毎日決まった時間帯に速度が遅くなる」という場合は、回線が混みあう時間帯を避けるのもひとつの方法です。

LINEのメッセージ送信程度であればそれほど問題はないと思いますが、ビデオ通話やストリーミング再生などを利用する場合は混雑する時間帯を避けることでスムーズに利用できるでしょう。

カスタマーサポートに相談する

中国で急にVPNの速度が遅くなったりまったくつながらなくなった場合は、政府による規制強化が原因である可能性も考えられます。

その場合はカスタマーサポートに相談してみると良いでしょう。

優良なVPNサービスであれば、規制強化によりVPNが使えなくなってもその後の対処方法などを案内してもらえるはずです。

もし、急いでLINEをする必要がある場合には次項で紹介する代替アプリの利用を検討してみると良いでしょう。

中国でLINEなどの代わりになる便利アプリ

日本で主に使われているインターネットサービスの多くは、中国で利用することができません。

VPNが上手くつながらない場合や現地の方とのコミュニケーションが必要な場合は、中国で利用できるアプリを利用するのもひとつの方法です。

ここでは、中国でLINEやXなどの代わりになるアプリの例をいくつかご紹介します。

  • LINE
  • GoogleMap
  • 検索エンジン
  • XなどのSNS
  • YouTubeなどの動画サイト

今回はこれらの代用”アプリをピックアップしていますので、興味のある方はチェックしてみてください。

LINEの代用:WeChat

WeChatは中国でLINEと同じように使えるメッセージアプリです。

メッセージのやり取りやアプリを使った音声・ビデオ通話などが行えます。

また、中国ではキャッシュレス決済が浸透していることもあり、クレジットカードの紐づけを行えばWeChatを使ってスマホでスマートに支払うことも可能です。

中国では、LINEの代わりにWeChatを使ってメッセージのやり取りを行うのが主流。

中国滞在中に現地の人と連絡を取り合う機会がある人は、WeChatをダウンロードしておくのがおすすめです。

GoogleMapの代用:百度MAP(百度地图)

中国ではLINEと同じようにGoogleMapも利用できないようになっています。

そこで代わりとなるのが「百度MAP(百度地图)」です。

中国にある百度社という企業が提供しているアプリで、GoogleMapと同様に経路検索も行えます。

また、中国の会社が提供しているため精度も高いです。

VPNを利用している場合でも、中国滞在中は百度MAPを使うと便利ですよ。

検索エンジンの代わり:@nifty、百度、gooなど

Google検索エンジンやYahoo!検索エンジンなど、日本で主流の検索エンジンも中国では使えません。

中国の検索エンジン「百度」のほか、「@nifty」や「goo」などの一部の日系検索エンジンであれば使えるといわれています。

突然使えなくなる可能性もありますが、中国で使える検索エンジンは事前に調べておくと安心です。

XなどSNSの代わり:weibo

「X(旧Twitter)」は日本で主流のSNSですが、こちらも中国では使えません。

中国ではXなどのSNSの代わりに「weibo」が利用されています。

weiboのサービスが始まったのは2009年。約15年も続くSNSですが、日本でいうところの「X」のようにユーザー数はとても多いです。

コミュニケーションはもちろんのこと、中国について情報収集を行う手段の一つとしてweiboを活用するのも良いでしょう。

YouTubeなど動画サイトの代わり:bilibili動画、优酷(YOUKU)、抖音(TikTok)

「bilibili動画」「优酷(YOUKU)」は日本でいうところの「YouTube」や「ニコニコ動画」で、中国では大手の動画サイトとして多くのユーザーに利用されています。

日本のコンテンツや日本人インフルエンサー存在しており、中国でしか視聴できない動画も楽しめますよ。

「抖音」はTikTokの中国版です。

中国で誕生したアプリなので、こちらは中国でも利用できます。

中国でLINEを使う時のよくあるQ&A

中国でLINEを使う場合によくある疑問をまとめました。

  • Q.中国にいる人にLINEをするには?
  • Q.VPNに接続していても情報漏洩することはある?
  • Q.中国の携帯にLINEをインストールするには?
  • Q.台湾・香港・マカオではLINEは使える?

今回は上記4つのQ&Aをご紹介します。

必要に応じてご覧ください。

中国にいる人にLINEをするには?

日本などから中国にいる人にLINEをするには、相手がLINEを使える環境でなければいけません。

相手側はVPN接続などの用意が必要となりますので、難しそうな場合はWeChatなどのアプリを活用する方法がおすすめです。

WeChatは日本国内でも利用できます。

VPNに接続していても情報漏洩することはある?

VPNはもともとセキュリティレベルを高める目的で利用されます。

特に「AES-256」と呼ばれる強力な暗号化通信を採用したVPNであれば、ハッキングは実質的にほぼ不可能といわれており、安全に利用が可能です。

中国の携帯にLINEをインストールするには?

中国ではGooglePlayストアなども利用できません。

このため、中国の携帯にLINEをインストールする場合は、LINEの公式サイトにアクセスして直接アプリをダウンロードする必要があります。

台湾・香港・マカオではLINEは使える?

台湾・香港・マカオは中国との関わりが深いエリアですが、中国本土のようなグレート・ファイアウォールは導入されていません。

そのため、今のところLINEは問題なく利用できますし、中国で規制されているGoogleなどのサービスも利用できます。

とくに台湾はLINEの普及率が高いため、現地の人とやりとりする場合にもLINEが活躍します。

ただし、規制状況が今後も変わらないとは言い切れないため、渡航前には必ず現地の最新情報を確認しましょう。

中国でLINEを使うならVPNが必須!不安な人は代替アプリの利用も検討しよう

中国でLINEを使いたい場合は、中国のネットワーク事情に対応したVPN接続が必要となります。

MillenVPNやExpressVPNなど、中国からの接続について随時対応を進めているようなVPNを選択し、できれば複数のVPNサービスを使えるようにしておくと良いでしょう。

また、中国ではLINEの代わりに「WeChat」が使われていますので、現地でスムーズな連絡を行いたい場合はWeChatもダウンロードしておくとよいでしょう。

中国のネット検閲は特に厳しいため、常に情報収集を行い、ルールの範囲内で楽しむことが大切です。

※この記事は情報の正当性についてチェックしておりますが、一部広告を含む場合があります。
記載されている金額や情報は執筆時時点の情報になります。
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