VPNは、フリーWiFiを利用する時などにセキュリティを高め、安全にネットワークを利用するのに役立ちます。
しかし長期的に利用する予定がない場合などでは、できれば無料のVPNサービスで済ませたいもの。
VPNには無料と有料のサービスがありますが、果たして安全に利用できるのかは気になるところです。
そこで今回は、無料VPNと有料VPNの違いや無料VPNの安全性、無料で使えるVPNなどを徹底的に解説。
この記事を読めば、安全でコストを抑えたVPNの選び方が理解できますので、ぜひ参考にしてみてください!
無料で利用できるVPNには3種類ある
無料で利用できるVPNは下記の3つのパターンに分かれています。
- 返金保証があるVPN
- 無料トライアル期間・無料プランがあるVPN
- 完全無料のVPN
それぞれの特徴やメリット・デメリットをまとめてみました。
| 特徴 | メリット | デメリット | 例 | |
|---|---|---|---|---|
| 返金保証があるVPN | 一定期間内に解約すれば全額返金される | 有料プランの機能をフル活用できる セキュリティや通信速度が安定している | 返金の申込み手続きが必要 | NordVPN MillenVPN ExpressVPN |
| 無料トライアル期間・無料プランがあるVPN | 有料プランへの導入用として無料で提供されている | 有料プランの機能を無料で試せる | 利用できる機能やデバイスが制限されていることが多い トライアル期間は短めが多い | セカイVPN Surfshark CyberGhost |
| 完全無料のVPN | 料金がかからず、登録なしで使える場合もある | 完全に無料で利用できる | セキュリティリスクが高い傾向にある 通信速度が遅い、接続が不安定な傾向にある | VPN Gate VPNネコ |
「とりあえずVPNを試してみたい」という人には、①返金保証があるVPNの利用がおすすめです。
運営元が明確で、セキュリティがしっかりしているサービスが多いので初めてでも安心して利用できますよ。
利用できる期間や機能が制限されてもいいのであれば、②無料トライアル期間・無料プランがあるVPNを検討すると良いでしょう。
①②は指定された期間内に必要な手続きをすれば料金は発生しません。
③完全無料のVPNは魅力的に思えるかもしれませんが、セキュリティリスクが高い傾向にあるので利用には慎重な判断が必要です。
次項からは、①返金保証があるVPNと②無料トライアル期間があるVPNのおすすめを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
返金保証があるおすすめVPN
| 無料期間 | 価格(税込み) | 通信速度 | 安定性 | サーバー設置数 | ノーログポリシー | サポート | 運営会社 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| NordVPN | 30日間の返金保証 | 1ヶ月:1,782円/月 1年:682円〜/月 2年:475円〜/月 ※ベーシックプランの場合 | ◎ | ◎ | 164ヶ国8,300台以上 | 〇 | 詳細なヘルプページ メールチャット24時間365日対応 | 海外(パナマ) |
| MillenVPN | 30日間の返金保証 ※契約期間1年以上「サブスクプラン」「ワンタイムプランのみ」 | 7日:638円 15日:1,078円 30日1,738円 1年:594円/月 2年:396円/月 | ◎ | ◎ | 140ヶ国2,000台以上 | 〇 | 詳細なヘルプページ 契約前専用メールフォーム 契約後専用メールフォーム | 日本 |
| ExpressVPN | ・30日間の返金保証 ・無料トライアル:7日間(モバイルデバイスのみ) | 1ヶ月契約:12.99ドル〜/月 1年契約:4.99ドル〜/月 2年契約:3.49ドル〜/月 執筆時の日本円12.95ドル=約1,948円 4.99ドル=約749円 3.49ドル=約523円 ※ベーシックプランの場合 | ◎ | ◎ | 105ヶ国3,000台以上 | 〇 | メールチャット24時間365日対応 | 海外(イギリス) |
- 1ドル150円で換算
結論からお伝えすると、VPNは完全無料のサービスよりも有料のサービスの方が圧倒的に安全でおすすめです。
表にある3つのVPNは当サイトで特におすすめしているVPNですが、いずれも30日間の全額返金保証があり、サービスが合わないと感じた時にはしっかりと返金してくれます。
「NordVPN」「MillenVPN」「ExpressVPN」は、世界に通用する高いセキュリティレベルでありながら、高品質なVPNネットワークを格安で提供しており、有料でも満足できるはずです。
まずは特におすすめな3社のサービスの特徴からご紹介していきます。
NordVPNは世界的に有名
| NordVPN | おすすめ度 | 5 | |
![]() | |||
| 月額料金 | お試し期間 | サーバー設置数 | 日本語対応 |
| 475円~ | 30日 | 8,300~ | 〇 |
| iPhone | android | Mac | Windows |
| 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 特徴 | |||
| 30日間の返金保証あり※ 1つのアカウントで、最大10台まで同時接続可能 2年プランが73%オフにより月額475円(税込み)と非常に手頃な価格 24時間、年中無休のサポート対応、ライブチャットも可能 | |||
- 契約期間1年以上「サブスクプラン」「ワンタイムプランのみ」
国産VPNにこだわらない人、より多くのサーバー数を求める人はNordVPNもおすすめです。
NordVPNは世界164ヶ国8,300台以上のサーバーを置く大規模なVPN。
世界的に知名度が高いだけあり、海外産サービスでありながらも日本語対応しています。
利用料金はMillenVPNに比べると若干高めですが、それでも2年契約の最安値プラン「ベーシックプラン」を選べば1ヶ月あたり475円(税込み)です。
ベーシックプランに約100円~200円ほど追加すると、プランをグレードアップすることも可能。
マルウェア保護や情報漏洩スキャナー、同時接続台数の制限解除などがついてくるので、ビジネス利用にも使える本格派なVPNとなっています。
MillenVPNは国産でおすすめ
| MillenVPN | おすすめ度 | 5 | |
![]() | |||
| 月額料金 | お試し期間 | サーバー設置数 | 日本語対応 |
| 396円~ | なし | 2,000~ | 〇 |
| iPhone | android | Mac | Windows |
| 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 特徴 | |||
| 30日間の返金保証あり※ 国産のVPNであり、全ての情報、サポートが日本語対応 月額とは別に、ワンタイムプラン(7日638円~)もある。 同時接続台数は無制限(公平な配分を超過する場合のみ制限) 1アカウントの制限目安は月間3TB、ほとんど気にしなくて良い | |||
- 契約期間1年以上「サブスクプラン」「ワンタイムプランのみ」
MillenVPNはここでご紹介する3社の中で唯一の国産VPN。
信頼度の高さもさることながら、利用料金も非常に格安です。
例えば2年契約にすると1ヶ月あたり396円で利用できるので、安全性や快適性をふまえると、無料VPNよりもむしろ高コスパといえるのではないでしょうか。
一般的に、VPNは短期間のプランであるほど料金が割高になりますが、MillenVPNは7日間のワンタイムプランでも638円。
「一時的に必要なだけなんだけど…」という人でも試しやすいです。
サーバーの数も、格安な国産VPNでありながら世界140ヶ国2,000台以上設置されていますので、他国のコンテンツを楽しみたい人にもおすすめできますよ。
ExpressVPNは上記2つが不満な場合にどうぞ
| ExpressVPN | おすすめ度 | 5 | |
![]() | |||
| 月額料金 | お試し期間 | サーバー設置数 | 日本語対応 |
| 523円~ | 7日 | 3,000~ | 〇 |
| iPhone | android | Mac | Windows |
| 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 特徴 | |||
| 30日間の返金保証あり。 1つのアカウントで、最大14台まで同時接続可能(プランによる) VPNをつけても、通信速度がほぼ維持される クレジット決済のほか、Apple Pay、PayPalなど支払い方法多数 | |||
ExpressVPNは前述したNordVPNに並んで大規模なVPNサービス。
海外で誕生したVPNで、サーバー設置個所は世界105ヵ国にものぼります。
ここまでご紹介したNordVPN、MillenVPNに比べると料金はやや高めですが、高品質であることは間違いありません。
通信速度の速さや安定性、セキュリティレベルの高さから、世界で活躍するVPNとなります。
NordVPN、MillenVPNとどちらもコストパフォーマンスに優れたVPNですが、これら以外のサービスでお探しの方はExpressVPNを候補に入れてみてはいかがでしょうか。
無料トライアル期間があるおすすめVPN
| 無料期間 | 返金保証 | 有料プラン(税込み) | 通信速度 | 安定性 | サーバー設置数 | ノーログポリシー | サポート | 運営会社 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| セカイVPN | 最長2ヶ月 | ー | 1,100円/月 | 〇 | 〇 | 10ヶ国 | 記載なし | 詳細なヘルプページ メールフォーム問合せ | 日本 |
| CyberGhost | Windows・macOS:24時間 Android:3日間 iOS:7日間 | 最長45日 | 1ヶ月:1,790円 6ヶ月:1,000円 2年:320円 | 〇 | 〇 | 100ヶ国 | 〇 | 詳細なヘルプページ メールチャット24時間365日対応 | 海外(ルーマニア) |
| Surfshark | 7日間 ※App Store・Goole Playストアからダウンロードした場合 | 30日 | Surfshark Starter 1ヶ月:2,495円/月 1年:643円/月 2年:356円/月 Surfshark One 1ヶ月:2,902円/月 1年:685円/月 2年:394円/月 Surfshark One+ 1ヶ月:3,375円/月 1年:1,276円/月 2年:665円/月 | 〇 | 〇 | 100ヶ国以上3,200台以上 | 〇 | 詳細なヘルプページ メールチャット24時間365日対応 | 海外(オランダ) |
無料トライアル期間があるVPNでは「セカイVPN」「Surfshark」「CyberGhost」がおすすめです。
それぞれのメリットや注意点などについて解説するので、ぜひ参考にしてください。
セカイVPN
| セカイVPN | おすすめ度 | 3 | |
![]() | |||
| 月額料金 | お試し期間 | サーバー設置数 | 日本語対応 |
| 1,100円 | 最大2ヶ月 | 記載なし | 〇 |
| iPhone | android | Mac | Windows |
| 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 特徴 | |||
| 最大2ヶ月の無料トライアルが可能。最低利用期間や違約金なし。 料金は一律で月1,100円。短期間の利用だと他より安い。 日本企業なので、サポートは翻訳なしの日本語で受けられる。 | |||
セカイVPNは日本の株式会社インターリンクが提供しているVPNサービスです。
返金保証はないものの、無料トライアル期間が2ヶ月と長いのが大きなメリットです。
トライアル期間中に使える機能に制限がないのも嬉しいポイント。
同時接続できるデバイス数は3台までと少なめではありますが、下記のOSでVPNを利用できますよ。
- Windows
- macOS
- Android
- iOS(iPhone、iPad)
- Chrome OS
日本企業が運営しているので、日本語でのサポートが充実している点もセカイVPNのメリットです。
ただ、公式ホームページにはノーログポリシーに関する記載がなかったため事前に確認が必要です。
CyberGhost
| CyberGhost | おすすめ度 | 5 | |
![]() | |||
| 月額料金 | お試し期間 | サーバー設置数 | 日本語対応 |
| 320円~ | 24時間~ | 11,700~ | 〇 |
| iPhone | android | Mac | Windows |
| 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 特徴 | |||
| 45日間の返金保証あり 2年契約の場合月間最安値が290円と業界最安クラス カスタマーサポートは24時間365日対応 Netflixなどのストリーミング専用サーバーがある お試しはWindowsだと24時間だが、Androidは3日、iOSだと7日 | |||
CyberGhostには無料プランはないですが、Androidは3日間、iOSは7日間、Windows/MacOSは24時間の無料トライアル期間が用意されています。
期間は短いものの、無料トライアル期間中でもすべての機能が利用可能な点が大きなメリットです。
ノーログポリシーや強固な暗号化技術であるAES-256ビット暗号を採用しているほか、キルスイッチ(※1)やデータ漏えい対策なども整っているのでセキュリティ面でも安心です。
より長い間無料で試したい場合は返金保証を利用しましょう。
返金保証期間は30日程度であることが一般的ですが、CyberGhostは45日間と長く設定されているため、じっくり使い勝手を確かめられますよ。
サポートに関しては完全日本語対応というわけではありませんが、24時間年中無休のカスタマーサポートが利用できます。
- 1:VPN接続が突然切れた際にインターネット通信を自動的に遮断し、データ漏えいを防ぐ機能
Surfshark
| Surfshark | おすすめ度 | 5 | |
![]() | |||
| 月額料金 | お試し期間 | サーバー設置数 | 日本語対応 |
| 356円~ | 7日 | 3,200~ | 〇 |
| iPhone | android | Mac | Windows |
| 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 特徴 | |||
| 7日間の無料トライアルと30日間の返金保証あり。 2年契約だと月間356円~、業界最安クラス。 最安プランでも、同時接続数は無制限 クレジット決済以外に、PayPal、GooglePay、AmazonPayも可 | |||
SurfsharkではGoogle PlayストアとApple App Storeからのダウンロードに限り、7日間の無料トライアルを利用できます。
トライアル期間中は利用できるデバイスの種類は限られますが、接続台数の制限はなく、有料プランと同じ機能を使える点が大きなメリットです。
ノーログポリシーの採用はもちろん、キルスイッチ(※1)や広告ブロッカーなどの機能も利用できるので無料でも安心感がありますよ。
Surfsharkをほかのデバイスでも利用したい場合やもっと長い期間試したい場合には、30日まで利用できる返金保証を活用してみましょう。
- 1:VPN接続が突然切れた際にインターネット通信を自動的に遮断し、データ漏えいを防ぐ機能
無料のVPNサービスを8個紹介します。
| 無料期間 | 容量制限 | 通信速度 | 安全性 | 言語 | 有料プラン(税込み) | ノーログポリシー | サポート体制 | 同時接続 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ProtonVPN | 無料プランあり 30日間返金保証 | なし | ◎ | ◎ | 英語 | 1ヶ月:9.99ドル〜/月 1年:3.99ドル〜/月 2年:2.99ドル〜/月 執筆時の日本円9.99ドル=約1,498円 3.99ドル=約598円 2.99ドル=約448円 ※VPN Plusの場合 | 〇 | チャット (日本語非対応) | 無料プラン:1台 有料プラン:10台 |
| Avira Phantom VPN | 無料プランあり | 500MB/月 | 〇 | ◎ | 英語 | 1ヶ月:9.00ドル/月 1年:5.75ドル/月 執筆時の日本円9.99ドル=約1,350円 5.75ドル=約862円 | 〇 | ヘルプページのみ (無料プランの場合) | 無制限 |
| Windscribe | 無料プランあり | 10GB/月 ※メールアドレス登録なしの場合で2GB | 〇 | 〇 | 英語 日本語 | 1ヶ月:1,350円/月 1年:862.5円/月 | 〇 | チャットコミュニティ | 無制限 |
| TunnelBear | 無料プランあり | 2GB/月 | 〇 | ◎ | 英語 | 無制限プラン:4.99ドル/月 月チームプラン:5.75ドル/月 執筆時点の日本円換算4.99ドル=約749円、5.75ドル=約863円 | 〇 | メール | 無制限 |
| VPN Gate | 完全無料 | なし | △ | △ | 日本語 | – | × | 専用フォーラム | 5台 |
| hide.me | 無料プランあり | なし | △ | ◎ | 英語 日本語 | 1ヶ月:9.95ドル/月 1年:4.57ドル/月 2年:2.69ドル/月 執筆時点の日本円換算9.95ドル=約1,493円、4.57ドル=約686円、2.69ドル=約404円 | 〇 | チャットヘルプページ(ナレッジベース)コミュニティ | 無料プラン:1台 有料プラン:10台 |
| PrivadoVPN | 無料プランあり | 10GB/月 | 〇 | ◎ | 英語 | 1ヶ月:10.99ドル/月 1年:1.33ドル/月 2年:1.11ドル/月 執筆時点の日本円換算10.99ドル=約1,649円、1.33ドル=約200円、1.11ドル=約167円 | 〇 | メールヘルプページ (ナレッジベース) | 無料プラン:1台 有料プラン:10台 |
| Hotspot Shield | 無料プランあり 無料トライアル期間:7日間 | なし | ◎ | ◎ | 英語 | 1ヶ月:12.99ドル/月 1年:799円/月 執筆時点の日本円換算10.99ドル=約1,949円 | 〇 | ヘルプページ (ナレッジベース) | 無料プラン:1台 有料プラン:10台 |
- 1ドル150円、1ユーロ160円で換算
無料で使えるVPNは意外とたくさんあります。
当サイトとしては、安全性や快適性の観点から冒頭でご紹介したような有料VPNをおすすめしたいところですが、「どうしても無料で使いたい!」という人は参考程度にチェックしてみてください。
ここでは、無料プランを用意している有料VPNや、完全無料で利用できるVPNなど合計9個のVPNをご紹介。
特に有料プランと一緒に無料プランを提供しているところであれば、機能の制限があるだけでサービスは結構しっかりしていますので、比較的安全に利用できるでしょう。
なお、より安全に高コスパでVPNを利用したい人は、冒頭でご紹介した3社から選択することをおすすめします。
ProtonVPN
| ProtonVPN | おすすめ度 | 4 | |
![]() | |||
| 月額料金 | お試し期間 | サーバー設置数 | 日本語対応 |
| 448円~ | 30日 | 15,000~ | 〇 |
| iPhone | android | Mac | Windows |
| 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 特徴 | |||
| 30日間の返金保証あり。 無料版あり。接続数、国の制限はあるが無制限で広告なし 無料版でも日本のサーバーが使える。 VPNアクセラレータ使用で速度最大400%まで高速化 | |||
ProtonVPNは無料プランが用意されているので、期間を気にせず無料で使い続けられます。
また、無料VPNは1ヶ月あたりに利用できるデータ容量に制限がかけられていることが多いですが、ProtonVPNは無料プランでも無制限で利用できるのがポイント。
運営企業は、セキュリティ性の高い暗号化電子メール「プロトンメール」を開発したProton Technologies AGですので、無料VPNの中では安心して利用できるサービスといえるでしょう。
ただし、無料プランでは接続できるサーバーが日本・アメリカ・オランダの3ヵ国のみで、サポートが日本語に対応していないというデメリットも。
7日間の無料トライアルもありますので、一時的な利用であればトライアル期間を利用するのも良いでしょう。
Avira Phantom VPN

Avira Phantom VPNでは、月500MBまで利用できる無料プランが用意されています。
WindowsとAndroidデバイスに対応しており、同時接続台数に制限がないのも特徴です。
ただし、Avira Phantom VPNの無料プランにはキルスイッチが搭載されていません。
キルスイッチとは、VPN接続が不安定な場合に自動でインターネット接続を切断する機能です。
VPN接続が切れてしまったとき、フリースポットなどに接続されたままになることを防ぎますが、Avira Phantom VPNでキルスイッチを利用するには有料プランの契約が必要となります。
VPNにさえきちんと接続していれば、AES 256ビットと呼ばれる高レベルな暗号化通信技術を採用しているので、フリースポットでも安全に利用できるでしょう。
Windscribe

Windscribeには無料プランが用意されており、月に10GBまで無料で利用できます。
また、Windscribeは無料プランでありながらも11ヵ国以上の豊富なサーバーを選択することが可能。
iOS、Android、Windows、MacOS、Linuxと各種デバイスに対応しているほか、ChromeやFirefoxなどのブラウザ用拡張機能も利用できるのが特徴的です。
ただし、Windscribeの無料プランでは日本のサーバーを選択できないので、海外から日本のコンテンツへアクセスするには向いていません。
また、公式サイトなど一部は日本語に対応してくれていますが、ヘルプページなどは完全に日本語に対応しているわけではないため注意しましょう。
安全面では軍事レベルのセキュリティシステムを構築しているので、安心して利用できるといって良いでしょう。
TunnelBear

TunnelBearは無料VPNの中では非常に知名度の高いサービスといえます。
無料プランでは月に2GBまで利用ができますが、無制限や月間10GBまでの無料VPNに比べると制限はややきつめです。
また、TunnelBearはVPNの使いやすさにも定評のあるサービスです。
専用アプリを開いて、マップから接続したいサーバーの国を選択するだけなので、初心者でもすぐに操作に慣れるでしょう。親しみやすいクマのキャラクターも特徴的ですね。
ただしTunnelBearは日本語には非対応となっていますので、使いやすいとはいえ慣れるまでに若干の時間を要する可能性はあります。
サポートもメールのみとなっている点にも理解が必要です。
VPN Gate

VPN Gateは、筑波大学が学術実験のために提供している完全無料のVPNサービス。
日本、韓国、イラン、ロシア、アメリカが主な対応国となっており、すべてのサーバーはボランティアで提供されているものです。
誰でも提供できるサーバーを誰でも利用できるのでお手軽ではありますが、セキュリティ面においては不安要素も多いというのが正直なところ。
一方で、データ量が無制限で、完全日本語対応というメリットもあります。
hide.me

hide.meでは無料プランで期間を気にせずVPNを使い続けることができます。
データ量は無制限で、無料VPNの中で太っ腹なサービスが魅力。
インターネット上の口コミを調査したところ、無料プランの通信速度が少し遅いなどの書き込みをちらほら見かけましたので、念のため頭の隅に置いておくと良いかもしれません。
一方で、ネットワークについては最新の暗号化規格をサポートしているので、セキュリティについては申し分ないでしょう。
ただし、日本のサーバーに接続したい、より高速通信を利用したい、2台以上を同時接続したい場合などは、有料プランの利用を検討する必要があります。
PrivadoVPN

PrivadoVPNは無料プランで月10GBまで利用できます。
また、対応デバイスにはFireStickTVも含まれるので、海外の動画コンテンツをテレビで楽しんでみたい人にもおすすめです。
また、行動履歴を追跡しないノーログポリシー、セキュリティレベルの高いAES256ビット暗号化規格のほか、キルスイッチにも対応。
万が一フリースポットでVPNの接続が切れても、「フリーWiFiに繋がったまま気が付かず使ってしまった」という事態を防げます。
同時接続台数は1台で、チャットサポートや日本語には完全非対応というデメリットもありますが、無料プランとしては高い機能性が特徴的ですね。
Hotspot Shield

世界でのダウンロード数が6億を超えるというHotspot Shield。
ユーザー数も世界的に多いだけあり、セキュリティレベルの高さが魅力といえます。
Hotspot Shieldには無料プランが用意されており、データ量は無制限。
接続できるサーバーがアメリカのみで、接続台数も1台まで、日本語非対応といったデメリットがあるものの、無料で使えるVPNとしては安全に使えるサービスとしておすすめです。
また、Hotspot Shieldには7日間の無料トライアルがあり、こちらは有料プランの機能が使えます。
無料プランではやや制限がきつめなので、トライアル期間を活用するのも良いでしょう。
無料で使えるVPNアプリを紹介します。
ここでは無料で使えるVPNアプリをご紹介。
特にAndroidやiOS端末でVPN接続したい人はチェックしてみてください。
ただし「アプリ」といっても基本的なデメリットはここまでご紹介してきたような無料VPNと同様です。
しっかりとご自身でも無料アプリで問題ないか確認したうえで、利用を判断しましょう。
- TunnelBear VPN
- VPN ネコ
- VPN Master
今回はこれら3つのアプリについてご紹介します。
何度もお伝えすることになりますが、VPNは有料サービスが圧倒的に安全快適です。
TunnelBear VPN

TunnelBearVPNは先ほどご紹介した無料VPN「TunnelBear」の無料アプリです。
アプリ利用者の口コミでは「オン・オフが簡単」「使いやすい」などの声がある一方で、「接続が切れるのが不便」との声も。
ただし先述したようにTunnelBearは無料で使えるVPNの中では知名度が高く、セキュリティ面においても比較的安心して利用できるでしょう。
日本語には非対応ですが、親しみやすいインターフェースなので、気になる方は一度利用してみるのも良いかもしれません。
VPNネコ

VPNネコはAndroid、iOS用のVPNアプリで、パソコンでは使用できません。
完全無料で使えるVPNアプリですが、運営元の実態が不明であるリスクや、広告が多いなどデメリットが目立つのが正直なところ。
Android版は「VPN cat master」の名称で提供されているとのことですが、2025年10月の執筆時点で、GooglePlayストアでは見つけられませんでした。
「VPN cat mastar」の名前で同じアイコンが利用されたアプリもありますが、VPNネコと提供元が異なることから、こちらも実態は不明。
提供先はSecure Networkが正式です。
iOSユーザーの方は手軽にVPNを利用できますが、セキュリティ面のリスクが存在することは理解しておきましょう。
VPN Master

VPN MasterはAppストアとGooglePlayストアで提供されている無料のVPNアプリ。
VPN接続を利用したウェブサイトのブラウジングツールなので、「VPNに接続してブラウザ以外の動画配信アプリを使う」といった使い方はできません。
無料版では200MBまでの制限がありますが、ウェブサイトの閲覧を少し楽しむ程度には活用できるでしょう。
日本語にも対応していますので、気になる人はチェックしてみてください。
VPNを選ぶ目的別のおすすめ
ここでは、下記の利用目的別におすすめのVPNサービスを紹介します。
- 動画視聴・Netflix向け
- 海外旅行・出張時のセキュリティ対策向け
- 在宅勤務・ビジネス用途向け
- 固定IPでVPN接続したい人向け
運営元の信頼性やセキュリティ機能、サービス内容やコストなどを総合的に判断して選んでいるので、ぜひ参考にしてください。
動画視聴・Netflix向け
VPNを使うと地域制限を回避できるため、日本にいながら海外の動画配信サービスを視聴したり、海外から日本の動画配信サービスを視聴することが可能です。
Netflixはもちろん、AmazonプライムビデオやU-NEXTなども利用できますよ。
VPNを使って動画を視聴する場合は、通信速度が十分速いか、使いたいデバイスに対応しているか、同時接続台数が用途に合うかを確認しましょう。
とくにおすすめのVPNサービスは下記の3社です。
ExpressVPNとNordVPNは独自開発の高速プロトコル「Lightway」「NordLynx」による快適な視聴が期待できます。
両社ともにサーバー設置数が多いため、回線の混雑も回避しやすい点がメリットです。
スマホやパソコン、スマートテレビやルーターなどさまざまなデバイスに対応しており、同時接続台数も多い(ExpressVPNはプランによって最大10〜14台、NordVPNは最大10台)ため、自分のニーズに合わせた使い方ができますよ。
料金はNordVPNのほうが割安ですが、なによりも通信速度を重視したい場合にはExpressVPNもおすすめです。
MillenVPNは日本製のVPNサービスを使いたい人におすすめです。
料金がリーズナブルで短期プランも用意されている点が大きなメリットです。
いずれも会社もプランによって30日間の返金保証期間が用意されているので、じっくり使い勝手を確かめられますよ。
口コミなどの情報は下記の記事で詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてください。



海外旅行・出張時のセキュリティ対策向け
海外旅行・出張時にはフリーWi-Fiを使う機会が増えます。
ですが、フリーWi-Fiは暗号化が不十分なケースが多く、通信内容を盗聴されるリスクが高くなります。
そのため、VPNを選ぶ際は、高度な暗号化技術を採用しているか、セキュリティ機能が充実しているか、サポートは24時間体制かに注目して選ぶとよいでしょう。
とくに、VPNの接続が途切れた場合に、自動的にインターネット通信を切断して情報の漏えいを防ぐ「キルスイッチ」を利用できると万が一の際も安心です。
上記のポイントを踏まえると、とくにおすすめのVPNサービスは下記のとおりです。
上記3社はいずれも軍用レベルの暗号化技術(AES-256)を採用しており、セキュリティ機能も充実しています。
24時間サポートを利用できるため、海外にいても時差を気にせず問い合わせが可能です。
なかでも、とくにセキュリティを強化したい人には「脅威対策Pro」や「Double VPN」、「プライベートDNS」などを利用できるNordVPNがおすすめです。
リモート会議などで通信速度を重視したい場合はExpressVPNが良いでしょう。
なるべく料金を安く抑えたいなら、コスパの良いSurfsharkを検討してみてください。
ただし、Surfsharkのサポートは英語対応のみという点には注意しましょう。
なお、NordVPNとExpressVPNについては、下記の記事で口コミなども詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてください。


在宅勤務・ビジネス用途向け
在宅勤務やリモートワークでは社外から安全に社内ネットワークにアクセスするためにVPNの利用が欠かせません。
VPNを選ぶ際は、暗号化技術やセキュリティ機能が充実しているか、安定した接続ができるか、複数の端末でVPNを利用できるかなどに注目して選ぶとよいでしょう。
上記のポイントを踏まえると、とくにおすすめのVPNサービスは下記のとおりです。
上記3社はいずれも軍用レベルの暗号化技術(AES-256)を採用しており、セキュリティ機能も充実しています。
キルスイッチのほか、多要素認証にも対応している点も高評価のポイントです。
とくにNordVPNとExpressVPNでは独自開発のプロトコル「NordLynx」「Lightway」による高速で安定した接続が期待できます。
そのうえで、さらにセキュリティ機能を重視したい人はNordVPNを、オンライン会議などが多く通信速度を重視したい人はExpressVPNを検討するとよいでしょう。
日本企業が運営しているVPNを使いたい人やリーズナブルなVPNを探している人はMillenVPNがおすすめです。
NordVPNとExpressVPNは同時接続台数が最大10台(ExpressVPNの上位プランでは最大14台)と制限されていますが、MillenVPNでは無制限な点もメリットです。
ただし、MillenVPNでキルスイッチに対応しているのは現状でWindowsのみという点には注意しましょう。
口コミなどの情報は下記の記事で詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてください。



固定IPでVPN接続したい
セキュリティ強化の一貫として、特定のIPアドレスからしか社内ネットワークにアクセスできないように設定されていることがあります。
通常のVPNでは接続するたびにIPアドレスが変わるため、社内ネットワークにアクセスするためには「固定IPアドレス(専用IPアドレス)」の取得が必要になります。
固定IPアドレスを利用できるVPNを選ぶときは、固定IPを取得できる国を選べるか、接続が安定しているか、セキュリティ機能が充実しているかなどを重視しましょう。
また、固定IPアドレスは通常プランとは料金が異なるため、コスパが良いかも重要なチェックポイントです。
その点を踏まえると、おすすめできるVPNは下記のとおりです。
上記の3社はいずれも日本を含む複数の国・地域の固定IPアドレスを取得可能です。
とくにExpressVPNはトークンベースで固定IPアドレスが割り当てられるため、匿名性が高い点がメリットです。
ExpressVPNとNordVPNは通信速度や安定性に優れた独自プロトコル「Lightway」「NordLynx」を利用できるので、ビジネス用途でも快適に使えるでしょう。
日本企業が運営しているVPNを利用したい場合は、MillenVPNもおすすめです。
ただし、MillenVPNはサポート対応時間が平日10:00〜18:00に限られている点には注意しましょう。
なお、各社口コミなどの情報は下記の記事で詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてください。



有料VPNと完全無料VPNを比較!メリット・デメリットをチェック
| 有料VPN | 比較内容 | 無料VPN |
|---|---|---|
| 月1000円前後 | 価格 | 無料 |
| 早い | 通信速度 | 遅い |
| 安定 | 通信安定性 | 不安定 |
| なし | 通信制限 | あり |
| 推奨【超大事】 | セキュリティ | 推奨しない |
| 多い | サーバー設置数 | 少ない |
| 多い | 対応国数 | 少ない |
有料VPNのご紹介から入りましたが、なぜ無料VPNよりも有料VPNの方が一般的に推奨されているのでしょう。
無料VPNと有料VPNの違いを表にまとめましたので、比べてみてください。
ぱっと見ただけでも、通信速度や通信の安定性、セキュリティや制限など、諸々の項目で有料VPNに性能が劣っていることがわかります。
ここではそれぞれのメリット・デメリットを解説するので、ぜひ参考にしてください。
有料VPNのメリット・デメリット
有料VPNには通信の快適さやセキュリティ面で多くのメリットがあります。
完全無料VPNよりも圧倒的に通信速度が速く、安定性にも優れています。
とくに、ビジネス用途やストリーミング再生など、高速かつ安定した接続が求められる用途では有料VPNがおすすめです。
また、セキュリティレベルが高い点も重要なポイント。
有料VPNは強力な暗号化技術を採用しており、第三者によるデータの盗聴やハッキングのリスクを大幅に軽減できます。
利用者のプライバシーを守るために「ノーログポリシー」を採用しているサービスも多く、個人情報の漏えい防止にも有効です。
サーバーの設置数が多いため、さまざまな国のコンテンツにアクセスしやすい点もメリットでしょう。
料金が発生する点はデメリットかもしれませんが、安全で高品質なVPNサービスを維持・提供するには高い技術力やコストが必要になります。
VPNサービスによって料金プランはさまざまなので、自分の予算に合うサービスを選ぶと良いでしょう。
完全無料VPNのメリット・デメリット
完全無料VPNは料金がかからない点がメリットですが、有料VPNに比べ多くのデメリットがあります。
無料VPNはサーバーの設置数が少ないため、多くのユーザーが同じサーバーを利用することで回線が混雑し通信速度が遅くなる傾向にあります。
また、有料VPNは強力な暗号化技術を採用しているケースが多いのに対し、完全無料VPNでは暗号化が不十分なものも多く、セキュリティリスクが高い点もデメリット。
中には利用者のデータを第三者に売却することで利益を得ているケースもあるため、個人情報や機密情報が外部に漏れてしまうリスクもあります。
そもそも運営している企業の情報が不透明で、サポート体制が整っていないケースもあるので無料につられて安易に利用することは控えたほうが良いでしょう。
完全無料VPNの危険性は?
この記事では無料で使えるVPNをたくさんご紹介していますが、中でもお試しプランなどではない、完全無料のVPNには思わぬ危険性が潜んでいることもあります。
- データが悪用される可能性がある
- 脆弱なセキュリティによってサイバー攻撃を受ける可能性がある
完全無料のVPNでは、これらの危険性についてしっかりと理解したうえで利用を判断することが重要です。
データが悪用される可能性がある
基本的に有料で提供されているVPNは、技術開発にコストを割き、安全なサービスを提供する代わりに利用料金を設定することで利益を得ています。
有料VPNの事業目的が明確な一方で、完全無料のVPNも何らかの目的があって無料でVPNサービスを提供しているわけです。
例えばサービスの利用登録や、アプリのダウンロードなどによって収集した個人情報やデータを悪用される可能性も十分に考えられます。
どうしても完全無料のVPNを利用する必要がある場合は、重要な情報のやり取りなどは行わないようにしましょう。
脆弱なセキュリティによってサイバー攻撃を受ける可能性がある
無料VPNは有料VPNに比べて、セキュリティレベルが低い傾向にあります。
特に完全無料のサービスでは、有料レベルの高度な通信技術やセキュリティ対策にコストをかけられないことが考えられるため、セキュリティ対策においては不安要素が残ります。
VPNサービスを選ぶ際は、どのようなセキュリティ対策を講じているのか確認しましょう。
「よくわからない」という方も、わからないなりに情報収集を行い、できる限り理解を深めることが大切です。
なお、セキュリティ対策に関しては、やはり有料VPNのほうが圧倒的な安心感があります。
少しでも不安要素がある人は、安くても十分なセキュリティ対策を講じているVPNを選びましょう。
なぜ無料で提供しているのかをいま一度考えてみよう
有料VPNがなぜ有料なのかと聞かれると、その理由はすぐに回答できると思います。
また、有料プランのトライアル期間や、有料プランと一緒に無料プランをラインナップしている理由も、収益のためだとわかりやすいですよね。
一方で、個人情報を守るためのネットワークを無料で提供している理由を聞かれると、どうでしょうか。
多くの完全無料VPNの提供元が不明な点も不安要素になりますね。
無料VPNを利用する場合は、必ずしっかりと情報収集をして、なぜ無料でサービスが提供されているのか確認してください。そして、その理由にご自身が納得するかも考えてみましょう。
そもそもVPNって?VPNでできること
この記事では無料VPNに着目しサービスを紹介したり、選び方や注意点について解説したりしていますが、そもそもVPNとはどのようなサービスなのかをご存じでしょうか。
VPNとは、日本語で「仮想専用線」や「仮想通信網」といった意味を示しており、普段使用している回線の中にさらに自分専用の仮想的な通信網を引くことで、インターネットの秘匿性を高められる技術のことです。
VPNに接続することでできるようになることは、主に2つあります。
ネットワークの安全性を高める
先ほど「インターネットの秘匿性を高める」と説明したように、本来VPNはセキュリティ対策として開発された技術です。
このため、例えば街中のフリーWiFiを安全に利用するためにVPNを介してインターネットに接続したり、自宅の回線を使用して安全に在宅ワークを行うためにとても役立ちます。
VPNは、とても簡単にお伝えすると「普段使用している回線の中に、もう一つの自分専用の回線を引く」という仕組みになるので、他社から情報を盗み見られるリスクを大幅に軽減することができます。
サイバー犯罪などのニュースが目立つ昨今において、VPNは欠かせないセキュリティ対策となってきているのも事実です。
他国のサーバーに接続できる
サーバーの設置拠点はVPNサービスによって異なりますが、VPNを契約すると日本以外のサーバーに接続できるようになります。
例えばアメリカのVPNサーバーに接続した状態でウェブサイトにアクセスすると、そのウェブサイトは、アメリカの回線からアクセスしていると認識されます。
つまり、動画配信サービスで視聴できる国に制限がある場合、VPNを利用することで、通常では視聴できない国のコンテンツも視聴できるようになるわけです。
もちろんサービスの利用規約は確認する必要がありますが、VPNの利用が問題なければ、より幅広い動画コンテンツや作品を楽しむことができます。
無料VPNを選ぶときのポイント
ここまでご紹介したように、VPNにはたくさんのサービスがあります。
記事の中でご紹介しているだけでも、無料VPNを含め合計15種類もありますから、選択に迷う方も多いはず。
ここでは、満足のいくVPNを選ぶポイントを解説します。
- 無料で使える期間はどれくらいか?
- 使いたい海外サイトやWEBサービスに対応しているか
- 通信速度は速いか遅いか
- 容量制限、同時接続はどうか
- 提供しているサーバー設置数は多いか
特に注目すべきはこれらの5つです。
一つずつチェックしてみましょう。
無料で使える期間はどれくらいか?
無料でVPNを使いたい人は、無料で使える期間に注目してみましょう。
無料のVPNには、以下のようにいくつかの種類があります。
- 完全無料のVPN
- 有料VPNの無料トライアル
- 有料プランと一緒にラインナップされている無料プラン
どうしても無料でVPNを使いたい人にまずおすすめしたいのが、有料VPNの無料トライアルです。
無料トライアルの多くは、有料プランとほぼ同じ品質のサービスを期間限定で無料で体験できるうえ、無料で提供する目的は明確ですよね。
次に有料プランと一緒にラインナップされている無料プラン。
こちらも、制限をつけることにより、最終的に有料プランへ誘導したいという目的が理解できます。
ただし、有料プランよりも通信速度や使えるサーバーなど、制限が結構多く、人によっては使いにくいと感じるでしょう。
使いたい海外のサイトやWEBサービスに対応しているか
サイトやWEBサービスなどのコンテンツによっては、特定のVPNによるアクセスや、VPN自体でのアクセスをブロックしていることがあります。
これらの情報は試してみなければ分からない部分も多いため、情報収集をしたうえでVPN接続を試みるほかありません。
ただし、動画配信サービスはVPNの公式サイトで対応サービスを公開していることも多いので、動画視聴が目的の方はVPNの公式サイトを確認してみてください。
世界中に6,000以上のサーバーを持つNordVPNは、どこからでも高速で安定したインターネット接続を提供するのでおすすめです。
通信速度は速いか遅いか
特に無料VPNを利用する場合、通信速度の速さ・遅さには注意が必要です。
冒頭でお伝えした通り、有料VPNであれば通信速度の速さや安定性がほぼ保たれていますが、無料VPNではどうしても通信品質の維持が難しい傾向にあります。
「通信品質にもこだわりたいけど、無料で使いたい」という人は、有料プランの無料トライアルを選ぶと良いでしょう。
利用期間は限定されますが、有料プランと同等の品質で利用できます。
容量制限、同時接続数はどうか
VPNでは、回線の混雑を防ぐため、使えるデータ容量に制限をかけていることがあります。
冒頭でご紹介した「NordVPN」「MillenVPN」「ExpressVPN」はもちろん無制限で楽しめますが、特にVPNの無料プランでは容量制限がかかっていることが多いです。
無料VPNの場合、当サイトでご紹介している中でデータ容量に関して制限なく使えるのは以下の4社です。
- ProtonVPN
- CyberGhost
- VPN Gate
- Hotspot Shield
ただしこれらのVPNは完全無料のVPNや、英語対応のみのVPN、接続できるサーバー数が少ないVPNなども含まれています。
気になる方は、必ず先述した各社の特徴も参考にしながら判断しましょう。
また、VPNによって同時接続可能台数も異なります。
- 「スマホの他にタブレットやパソコンも繋ぎたい」
- 「オンライン対戦のためにゲームも繋ぎたい」
- 「家族や友達とVPNサービスを共有したい」
など、2台以上同時にVPN接続したい人は、同時接続可能台数もチェックしておきましょう。
提供しているサーバー設置数は多いか
VPNを利用するにあたって、サーバー設置数やサーバーが置かれている国はとても重要です。
特に無料VPNの場合は日本のサーバーや、数か所のサーバーのみの対応となっていることもあり、対応外の国のコンテンツにアクセスできないケースも。
あらゆる国に対応していれば、それだけ多くの国のコンテンツが楽しめますし、海外旅行時にも役立ちます。
有料VPNは数十ヵ国~100ヵ国以上に数千台以上の豊富なサーバーを持っていることが多いため、快適に利用できる理由の一つといえるでしょう。
無料VPNを利用する際の注意点
ここでは、事前に知っておきたい無料VPN利用時の注意点について解説します。
- ビジネス目的での利用は避ける
- 必ずサービス提供元の実態をチェックする
- 機能に制限があるので割り切って考えることも重要
- VPNを本格的に利用したいなら有料VPNを利用しよう
これら4つの項目にわけましたので、ぜひ一度目を通してみてください。
ビジネス目的での利用は避ける
ビジネスでインターネットを利用する際は、個人情報や機密情報など、重要なデータのやり取りや入力を行うことがほとんどかと思います。
先述した通り、完全無料のVPNにはセキュリティ面における懸念点も多いことから、ビジネス目的での利用は避けましょう。
ビジネスでVPNを利用したい場合は、信頼性・安全性の高い有料VPNを利用したほうが安心です。
必ずサービス提供元の実態をチェックする
冒頭でご紹介したような無料トライアルがあるVPNサービスであれば、サービス提供元の実態が明確なことが多いです。
しかし完全無料のVPNはサービス提供元が不明瞭であったり、実態が不明なケースも珍しくありません。
無料のVPNを利用する際は、サービスを利用する前に必ずサービス提供元の実態をチェックし、安全に利用できそうかチェックしましょう。
機能に制限があるので割り切って考えることも重要
無料VPNのほとんどは機能に制限が設けられています。
具体的には、接続できるサーバーが非常に少なかったり、自分で接続するサーバーが選べなかったり、VPN接続中に利用できるデータ使用量に上限が設けられていたりといった内容です。
無料VPNを利用する際は、機能に制限があるものと割り切って考えることも重要です。
機能に不足を感じたり、不便に感じたりする場合は、必要に応じて有料VPNの利用も視野に入れておきましょう。
無料VPNが危険とされる実例・ニュース
ここでは、無料VPNに関して過去に起きた情報漏えい・データ販売の事例を紹介します。
Google PlayやApp Storeで警戒すべき無料VPNアプリについても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
過去に起きた情報漏えい・データ販売の事例
無料VPNはコストがかからない点が魅力ですが、実際には個人情報の漏えいや第三社へのデータ販売などが行われています。
Hotspot Shield
2017年、アメリカの非営利団体The Center for Democracy & Technology(CDT)がアメリカの米連邦取引委員会(FTC)に提出した申し立てにより、無料VPN「Hotspot Shield」がユーザーデータを収集し第三者と共有していたことが明らかとなりました。
Hotspot Shieldはユーザーのログを一切保存しておらず、追跡や第三者への販売は行わないと主張していましたが、CDTによる調査の結果、下記の行為が指摘されています。
- ユーザーのログを保管し、暗号化せずに閲覧できる状態にしていた
- ユーザーの位置情報を広告配信に使っていた
- IPアドレス情報を収集していた
- 第三者と広告のカスタマイズ情報を共有していた など
- 参考:The-Center-for-Democracy-and-Technology.pdf
- 参考:FTC Complaint Alleges Hotspot Shield Collects User Data – SecurityWeek
SuperVPN、GeckoVPN、ChatVPN
2020年、Google Playで1億回インストールされた無料VPN「SuperVPN」で、1億500万人のクレジットカード情報が盗まれた可能性があることがわかりました。
さらに、「SuperVPN」「GeckoVPN」「ChatVPN」の3つの無料VPNから2,100万人のユーザーデータが流出しており、名前やメールアドレス、支払いデータや位置情報などの情報漏えいも指摘されています。
VPN – Super Unlimited
Forbes JAPANによれば、中国製の無料VPNがユーザーの情報を盗み、中国政府と共有している可能性があるとのこと。
とくにアメリカで人気の「VPN – Super Unlimited」は表向きはシンガポール企業と名乗っているものの、実態は中国企業が運営していることも判明しています。
同様に、「X-VPN」「TurboVPN」「VPN Proxy Master」などの人気無料VPNも中国企業とのかかわりが確認されており、情報漏えいが疑われています。
その他の危険性
また、情報漏えいとは異なりますが、X(旧Twitter)では無料VPNアプリによる詐欺情報がポストされていました。
※注意喚起※
— さるたこ (@sarutako0830) April 2, 2025
VPN Lumos
詐欺会社が出してるアプリです!
無料試用期間で解約してもクレカの請求が来ます
メールでやり取りし、最初は解約に応じてくれそうだったのに途中から何を送っても内容に反応せず定型文のみを送り返してくる
結局、クレカ番号を変えるハメになりました😭 pic.twitter.com/8rdy5nOoeY
このように、無料VPNは表向きは匿名性や安全性をうたっている場合でも、実際には個人情報を収集し収益化しているケースがあります。
本来、VPNの安全性や快適性を維持するためにはある程度のコストがかかります。
そのため、有料VPNの費用は必要経費と割り切り、安全性の高い有料VPNサービスを利用することをおすすめします。
情報漏えいが疑われるため削除が推奨される無料VPNアプリ
Forbes JAPANではTech Transparency Project(TTP)の調査結果をもとに、情報漏えいが疑われる無料VPNアプリの削除を推奨しています。
一部のアプリはすでにGoogle PlayストアやApp Storeから削除されていますが、今もダウンロード可能なアプリが存在するため十分に注意してください。
- Google Playストア
-
- Turbo VPNプロバイダー安全wifiプロキシー(英語名:Turbo VPN ‑ Secure VPN Proxy)
- VPN Master – Vpn 安全、高速、無制限(英語名:VPN Proxy Master ‑ Safer Vpn)
- X‑VPN ‑ Private Browser VPN
- Speedy Quark VPN – 高速&安全なサーバー(英語名:Speedy Quark VPN ‑ VPN Master)
- Ostrich VPN ‑ Proxy Unlimited
- Snap VPN-スマホVPN・Wifi安全接続プロキシ(英語名:Snap VPN: Super Fast VPN Proxy)
- Signal Secure VPN – Fast VPN
- VPN Proxy OvpnSpider
- HulaVPN ‑ Fast Secure VPN
- VPN Proxy AppVPN
- App Store
-
- X‑VPN ‑ Super VPN & Best Proxy
- Ostrich VPN ‑ Proxy Master
- VPN Proxy Master ‑ Super VPN
- Turbo VPN: 無制限セキュリティのインターネット接続(英語名:Turbo VPN Private Browser)
- VPNIFY ‑ Unlimited VPN
- VPN Proxy OvpnSpider
- Wirevpn-無制限の高速でなVPN(英語名:WireVPN ‑ Fast VPN & Proxy)
- Now VPN ‑ Best VPN Proxy
- Speedy Quark VPN ‑ VPN Proxy
- Best VPN Proxy AppVPN
- HulaVPN ‑ Best Fast Secure VPN
- Wirevpn -安全で高速なVPN(英語名:Wirevpn ‑ Secure & Fast VPN)
- Pearl VPN
無料のVPNに関するよくある質問

ここでは、無料のVPNに関してよくある質問をまとめました。
- 無料のVPNや有料のVPNアプリは違法ではありませんか?
- 無料のVPNはゲームを遊べる通信速度ですか?
- 個人で使うのであれば無料のVPNでもリスクはないですか?
- どうして無料で提供しているのですか?
一つでも気になる項目があれば、チェックしてみてください。初心者の方にもわかりやすく解説しています。
無料VPNを使うならデメリットは要確認!安全なVPNを選ぼう
無料で利用できるVPNには、データ容量や通信速度の遅さ、接続できる国のサーバー数の少なさといった制限があり、快適に利用できるとは言い切れません。
また、データの抜き取りやウィルス感染など、重要なセキュリティ対策の欠陥に関する懸念もありますので、基本的には有料VPNの利用がおすすめです。
これらの有料VPNであれば、30日間の返金保があるほか、高品質なVPNサービスを比較的リーズナブルに利用できます。
少しでも心配な方は、有料VPNで安全面を気にせず快適なネットワークを楽しみましょう。







