韓国旅行などをする際、VPN接続でインターネットを利用すれば、韓国滞在中でも安全にフリーWiFiを活用したり、韓国からでも日本のコンテンツを楽しんだりできます。
また、韓国のVPNサーバーに接続すれば、日本にいながら韓国のコンテンツを楽しむこともできるので、一つ契約しておくと大変便利です。
今回は、韓国で安全に使えるおすすめのVPNや、VPNの選び方を解説します。
VPNの使い方もお伝えしているので、ぜひ参考にしてくださいね!
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韓国VPNが必要な理由
韓国にも公共のWiFiはありますし、国際ローミング対応のスマホがあれば韓国でも問題なくインターネットを利用できます。
しかし、VPNを利用しないインターネット接続では不便を感じる可能性も。
- 韓国からアクセスできない日本のコンテンツがある
- 公共のインターネットはセキュリティが心配
- スマホの国際ローミングは高額請求となる可能性がある
- 日本限定の動画配信サービスが見れない
ここでは、なぜ韓国でVPNが必要なのかを確認しておきましょう。
韓国からアクセスできない日本のコンテンツがある
韓国はインターネットの検閲が厳しく、国外サイトなどへのアクセスを制限しているケースがあります。
このため、韓国に滞在している間に日本のコンテンツへアクセスしたい場合は、VPNが必要となるのです。
VPNを利用し日本のサーバーを経由することで、韓国にいながらアクセス制限がかけられた日本のコンテンツも閲覧できるようになります。
公共のインターネットはセキュリティが心配
韓国に限らず日本も同様ですが、誰でも無料で使えるフリーWiFiは、セキュリティレベルが低く、インターネット通信の内容を盗み見られる可能性があります。
特に通信内容が暗号化されていないフリーWiFiや、誰でも利用できるように暗号化キーが公開されているフリーWiFiもあるため危険です。
中には、フリーWiFiを提供している施設の名前などに似せた、偽物のフリーWiFが設置されていることも。
VPNはプライバシーを守り、秘匿性とセキュリティを高めるために作られたシステムなので、フリーWiFiを利用する際はVPNを経由した接続が必須といえます。
スマホの国際ローミングは高額請求となる可能性がある
国際ローミングで利用したデータ通信は、日本のお得な定額制プランなどが適用されず、海外通信専用の料金が適用されることが多いです。
このため、国際ローミング対応のスマホをお持ちの方は、韓国で国際ローミングと公共のWiFiを併用しようと考える人も多いかもしれません。
しかし、先述した通り公共のWiFiを安全に使うためにはVPNが必須です。
つまり、高額請求を避けるためにフリーWiFiを使用する場合にも、VPNの利用が必須ということになります。
また、WiFiの接続状況によっては、勝手にWiFi接続からモバイルデータ通信に切り替わってしまうこともあります。
スマホの「機内モード」もあわせてオンにしておくと安心です。
日本限定の動画配信サービスが見れない
見放題の動画配信サービスを契約している場合、韓国の宿泊先などでも動画配信サービスを楽しみたいという人は多いでしょう。
しかし、韓国に滞在している間は、動画配信サービスが日本限定のものだと視聴ができません。
これは、動画配信サービス側が「IPアドレス」によってアクセス元の地域を判別しているためです。
そこで、VPNで日本のサーバーに接続することにより、動画配信サービス側からは日本からアクセスしているように見えます。
VPNは接続したい国のサーバーを、VPNが対応している範囲で自分で選べるため、地域限定の動画コンテンツも楽しめるというわけです。
韓国で安全に使えるVPNを選ぶには
VPNは、サービスによって無料・有料、国内産・海外産、接続できるサーバーの対応数・国などが大きく異なります。
最も重要なのは「安全に使えること」ですが、その他にもVPNを選ぶうえでチェックしておきたいポイントがいくつかあります。
- セキュリティレベルと安全な提供元
- 接続できるサーバー数
- 利用料金
- 十分なサポート体制
- 通信速度、データ利用量
これらの要素について詳しく解説します。
セキュリティレベルと安全な提供元
安全なVPNは、複雑な暗号化通信技術を利用し、通信内容が盗み見られないような高いセキュリティレベルが特徴です。
また、VPN利用者のネット上における閲覧履歴や行動履歴を追跡しない「ノーログポリシー」を掲げていることにも注目してみましょう。
製品と提供元の高い信頼性は、韓国で利用するVPN選びにおいてとても重要な要素です。
接続できるサーバー数
VPNでは、専用アプリを利用して接続する国のサーバーを自分で選択できます。
例えば、韓国のサーバーを選択すると、韓国からアクセスしているように見えますし、日本のサーバーを選択すると、韓国にいながらも日本からアクセスしているように見えるわけですね。
接続できるサーバー数が多いと、それだけ多くの国のコンテンツにアクセスができ、利便性が高まります。
韓国で日本のコンテンツを利用したい、あるいは日本で韓国のコンテンツを利用したいなどの場合は、少なくとも「韓国」と「日本」にサーバーが置かれているVPNを選ぶ必要があります。
利用料金
VPNはサービスによって利用料金が異なります。高ければ良い、安ければ良い、というわけではないため、利用料金にとらわれずサービスの内容で判断することが大切です。
とはいえ、利用料金が安くても十分なセキュリティで安全に利用できるVPNもあります。
特に後ほどご紹介する3社のVPNは、信頼性と価格のバランスに優れたおすすめのサービスなので、ぜひあわせてチェックしてみてください。
なお、VPNには完全無料のサービスもありますが、その多くは提供元が不明瞭であったり、セキュリティレベルの低さが懸念されるため、おすすめはできません。
コストがかけられない分、有料VPNよりも不安要素が多いので、できれば有料のVPNを選ぶようにしましょう。
十分なサポート体制
万が一VPN利用時に問題が発生した時は、すぐにサポートしてくれるような環境があると良いですよね。
契約者専用の問い合わせ窓口や、遅い時間まで対応してくれるカスタマーチャットなどがあると安心です。
リアルタイムに対応してくれるライブチャットや、そのほか電話、メールなど、希望の問い合わせ手段に対応しているかチェックしておくと良いでしょう。
このあとご紹介するVPNはどれも十分なサポート体制を用意しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
通信速度、データ利用量
VPNを利用する際は、通信速度やデータ利用量に制限があるかもチェックしておきたい重要なポイントです。
例えば無料VPNだと「通信速度が遅い」「〇〇MBまでしか使えない」などといったデメリットを抱えていることも多く、快適にインターネット通信が楽しめない可能性があります。
VPNを選択する際は、高速通信やデータ利用制限についての言及があるかも確認しておくと良いでしょう。
韓国で使うのにおすすめなVPN TOP3
ここでは、韓国で安全にVPNが使えるおすすめのVPN TOP3をご紹介します!
初めてVPNを利用する人やVPNサービスが選べない人は、この中から選んでいただければ、快適なVPNサービスを実感できるはずです。
- 1位:Millen VPN
- 2位:Nord VPN
- 3位:Express VPN
これらの特徴を順に紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください。
1位:MillenVPN
今回ご紹介するVPNの中で、唯一日本国内で誕生したのが「Millen VPN」です。
Millen VPNは日本で誕生した信頼性の高いサービスでありながら、とてもリーズナブルな利用料金が特徴。
1年契約か2年契約から選択するサブスクプランと、期間限定で契約するワンタイムプランがあり、最も安い2年契約の場合は、1か月あたり396円で利用できるのでお得です。
もちろん韓国、日本のサーバー設置もクリアしており、契約者専用の問い合わせ窓口も用意されています。
「ノーログポリシー」を掲げ、安心して利用できますので、迷っている人はぜひMillen VPNを検討してみてください。
2位:NordVPN
「Nord VPN」は、紹介する3社の中でサーバー設置台数が最も多く、世界的に知名度の高い大規模なVPNサービスです。
海外製のVPNで、イギリスやオランダ、パナマなど世界に7つのオフィス拠点を構えており、信頼性の高いサービスとして多くのユーザーに利用されています。
また、Nord VPNは豊富な料金プランも特徴的。
1か月、1年、2年契約の期間ラインナップに加え、「ベーシックプラン」「プラスプラン」「コンプリートプラン」とサービス内容を選択できます。
最も安いベーシックプランの2年契約は、1か月あたり550円。
「プラスプラン」「コンプリートプラン」なら、マルウェア保護や情報漏洩スキャナーの機能を備えているので、ビジネスで利用するにも最適です。
24時間年中無休のチャットサポートもありますので、気になる方はチェックしてみてください。
3位:ExpressVPN
3社の中では料金はやや高めですが、通信速度の速さや、より高いセキュリティレベルに強みを持つのが「Express VPN」。
実質的にほぼ侵入が不可能ともいわれている「AES-256」の暗号化技術が使われており、韓国の公共WiFiも安全に利用できるでしょう。
また、Express VPNは世界105か国にサーバーを用意しており、Nord VPNと並ぶ大規模なVPNサービスです。
料金プランは1か月、6か月、1年契約プランの3種類で、最も安い1年契約プランなら1か月あたり6.67ドル(執筆時点の日本円で約1,011円)で利用できますよ。
制限のない高速通信と、24時間のチャットサポートで快適に使えるVPNサービスとなっており、サービス品質を考えればコストパフォーマンスは決して低くありません。
【簡単】韓国でVPNを使う3つのステップ
韓国でVPNを利用する方法はとても簡単です。
- STEP1:VPNを契約する
- STEP2:専用VPNアプリをダウンロードする
- STEP3:韓国VPNに接続する
たったの3ステップで、スムーズにいけば5分程度で使えるようになります。
STEP1.VPNを契約する
はじめにお好みのVPNを選んで契約しましょう。
画面の案内に沿って支払い方法や契約期間の選択、氏名など必要な情報を入力すれば良いので、難しい操作は全くありません。
また、どのVPNも基本的には短期間のプランであるほど割高になりますので、VPNを何度も利用する予定がある人は、1年契約や2年契約を選択するとお得ですよ。
STEP2.専用VPNアプリをダウンロードする
VPNサービスごとに専用のアプリが用意されています。
公式サイトやメールの案内からダウンロードページにアクセスできますので、インターネットを接続するデバイス(iOS、Android、Windowsなど)にあわせたパッケージをダウンロードしましょう。
STEP3.VPNに接続する
VPNアプリを起動して、VPNに接続します。
韓国にいながら日本のコンテンツにアクセスしたい場合は「日本」のサーバーに接続してください。
日本にいながら韓国のコンテンツにアクセスしたい場合は「韓国」のサーバーに接続します。
このように、VPNアプリではVPNサービスが対応する範囲内で、さまざまな国のサーバーに接続することが可能です。
これであとは、いつも通りインターネット通信を楽しむだけです。
フリーWiFiを利用したい場合は、VPN接続を利用した状態でWiFiに接続しましょう。
韓国でVPNを使う前に知っておきたい注意点
韓国でVPNを利用する際に知っておきたい注意点をまとめました。
- 無料VPNはおすすめできない
- 滞在中は常時VPNに繋いでおく
一つずつチェックしましょう。
無料VPNはおすすめできない
記事の中でお伝えしたように、VPNには無料のサービスと有料のサービスがありますが、無料VPNは基本的におすすめできません。
無料VPNには、一般人の誰でも自由にサーバーを提供できるものや、セキュリティレベルが低いもの、提供元の信頼性が不明なものが多いためです。
また、無料VPNはコストがかけられない分、サービス全体の品質が低い傾向にあります。
高品質なVPNサービスを無料で提供している場合、何かしらの理由があると考えるのが自然でしょう。
これらの事情から、VPNは当サイトがご紹介するような有料サービスがおすすめです。
危険なネットワークに接続すると、個人情報が漏洩してしまう可能性がありますので、慎重に選択することが大切です。
滞在中は常時VPNに繋いでおく
VPN接続を切ると、当然ながらモバイルデータ通信が使われることになります。
そのまま公共のWiFiに繋がると危険ですし、韓国以外のコンテンツにアクセスできなくなってしまうことも。
韓国滞在中は、VPN接続を常に繋いでおくと便利です。
VPNを使って韓国でも安全にインターネットを楽しもう
韓国滞在中は、VPN接続を利用することで公共のWiFiを安全に利用できますし、韓国にいながら日本など別の国のコンテンツにも、簡単にアクセスできるようになります。
特に当サイトでご紹介した3つのVPNは高品質で信頼性の高いサービスなので、コストパフォーマンスが高く、安心して利用できます。
- Millen VPN:国産VPN/料金がかなり安い
- Nord VPN:3社の中でサーバー数最多/料金もMillen VPNの次に安い
- Express VPN:高レベルな通信規格とセキュリティ/料金は上記2社より高め
いずれも魅力的な特徴を持ったVPNなので、ぜひお気に入りのVPNを見つけて、安全にインターネットを楽しんでくださいね!
また日本から韓国の番組が見たい方は以下記事を参考にしてくだい。
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