私がahamoと楽天モバイルを契約して速度や料金の違いを比較してみた。

ahamoには無料の5分かけ放題や海外ローミング、楽天モバイルには無制限で使えて楽天ポイントが貯まるなどの特徴があります。

ahamoと楽天モバイルは、大容量プランなだけでなく甲乙つけがたいお得感があり、比較が難しいと感じる人も多いかもしれません。

そこで当サイトでは、ahamoと楽天モバイルを徹底比較。基本的なスペックから、通信速度、料金面、サポート体制やオプションなど、さまざまな角度から違いをチェックします。

ahamoと楽天モバイルはどちらも魅力的なブランドなので、気になっている人はぜひ独自の比較を参考にしてみてください！

総合ランキングは以下記事でご紹介しています。

【スペック】ahamoと楽天モバイルの基本スペックを比較

楽天モバイル	スペック比較	ahamo
2位	当サイトRANK	3位
59.1Mbps	平均速度	82.6Mbps
12.3Mbps	12時台速度	81.6Mbps
楽天回線	回線	ドコモ回線
〇	5G	〇
〇	eSIM	〇
〇	iPhone購入	〇
クレカ、口座引落、代引、楽天P	支払方法	クレカ、口座引落
〇	テザリング	〇
〇	パケット繰越	×
〇	パケット分け合い	×
オンライン	サポート	オンライン
〇	キャリアメール	×
15分　1,100円	かけ放題	5分　0円 無制限　1,100円

はじめにahamoと楽天モバイル、2社間の基本的なスペックを比較します。

大まかなサービス概要を表にまとめましたので、あわせてチェックしていただくとわかりやすいです。

料金や1日の通信速度などの違いは別途詳しく後述しますので、まずはサービスの特徴を1社ずつ探し出した上で、両社の違いを見つけていきましょう。

ahamoの基本スペック解説

総合ランキング　5位
主なプラン
20GB 2,970円 / 100GB 4,950円
使用回線		iPhone購入	android購入
ドコモ
最安値プラン	5G	パケットシェア	パケット繰越
20GB 2,970円
口座引落	LINE年齢認証	かけ放題	最低利用期間
		0円/5分	なし

ahamoは20GBと100GBのプランが選べるドコモのサブブランド。

お得な特徴として挙げられるのが、5分かけ放題と20GBまでの海外ローミングが無料で付帯することです。

また、dカードでの支払いなら毎月＋1GB、dカードGOLDでの支払いなら毎月＋5GBのボーナスパケットがもらえます。

直近では2024年4月1日から提供開始予定の「ポイ活オプション（月額2,200円）」が話題です。

ポイ活オプションは100GBプランにのみ付けられるもので、d払いのお買い物を対象としたdポイント還元率が＋3％、毎月4,000ポイントを上限に還元してもらえるというもの。

毎月確実に20GB以上を使う人、かつ日頃から高い頻度でd払いを利用する方には特におすすめです。

オプションに加入しない場合でも、dポイントユーザーなら利用料金1,100円につき10ポイントがもらえます。

楽天モバイルでは楽天ポイントが貯まったり、SPU（※）でポイントが貯まりやすくなります。

どちらのポイントを貯めたいかによっても、おすすめできる人が変わってきそうですね。

また、ahamoはドコモ基地局の回線を大手キャリアと同じように使うので、通信速度が安定して高速です。

楽天モバイルもかなり頑張っているところではありますが、通信速度と安定感ではahamoがやや優勢といえるでしょう。

※スーパーポイントアッププログラム

楽天モバイルの基本スペック解説

総合ランキング　2位
主なプラン
~3GBまで 1,078円 ~20GBまで 2,178円 20GB~無制限 3,278円
使用回線		iPhone購入	android購入
楽天モバイル
最安値プラン	5G	パケットシェア	パケット繰越
3GB 1,078円
口座引落	LINE年齢認証	かけ放題	最低利用期間
		1,100円/15分~	なし

楽天モバイルは3GB以下、3GB以上～20GB以下、20GB以上～無制限と、データ使用量に応じて段階的に料金が変動するキャリア。

とにかく安く無制限で使いたい人や、月によってデータ使用量が変わりやすい人にとっては、無駄なく使えてお得な料金プランとなっています。

楽天モバイルは、格安SIMさながらの安さでありつつ、実店舗もしっかり全国に構えているのが特徴の一つ。

ahamoは原則としてオンライン専用プランであり、ショップでは有償かつ限られたサポートとなるので、サポート体制に注目したい人でも安心です。

また、楽天モバイルは利用料金110円につき1ポイントが貯まります。

またSPU対象で、楽天市場でのお買い物を対象としたポイント還元が毎日＋5倍となり、毎月2,000ポイントを上限に楽天ポイントが還元されます。

楽天ポイント経済圏の人、楽天市場でのお買い物が多い人は、楽天モバイルにすることでポイントの貯まりやすさを実感できるでしょう。

通信速度も基本的には高速ですが、ahamoと比べてしまうと時間帯によって若干の波は感じてしまいます。しかし専用アプリを使った無制限の無料通話などもあり、安さはahamoにも負けていません。

ahamoと楽天モバイルの違い

	ahamo	楽天モバイル
料金プラン	・20GB（月額2,970円） ・100GB（月額4,950円）	・～3GB（月額1,070円） ・3GB～20GB（月額2,178円） ・20GB～無制限（月額3,278円）の段階制
通信速度と安定感	超高速かつ安定	高速で時間帯により不安定（ahamoと比較して）
ポイントサービス	・利用料金1,100円につき10ポイント ・月額2,200円のポイ活オプション加入で（※）d払いのポイント還元率が＋3％ ・ポイ活オプションのポイント獲得上限は毎月4,000ポイント	・利用料金110円につき1ポイント獲得 ・楽天市場でのお買い物によるポイント還元が＋5倍（毎月の獲得上限2,000ポイント）
実店舗による サポート	3,300円で基本的なWEB申し込み or WEB手続きのサポートのみドコモショップで受けられる	全国に1,000店舗以上（2023年時点の楽天モバイル単体店舗、量販店などを含んだ数）
家族割	ドコモ回線	楽天回線／パートナー回線（au）
海外ローミング	20GBまで無料（海外91の国と地域で対応）	2GBまで無料（海外70以上の国と地域で対応）
クレジットカード払いによる特典	dカードの利用で毎月＋1GB、dカードGOLDの利用で毎月＋5GB	・楽天カードの利用で楽天市場でのお買い物によるポイント還元が、さらに＋2倍 ・端末を48回の分割払いで購入できて手数料が無料…など

• 100GBプランが対象
• オプションは2024年4月1日より提供開始予定

ahamoと楽天モバイルで大きく異なる箇所をピックアップしました。

より細かく基本スペックの違いを比較したい人は、上記のピックアップ内容も参考してみてください。

違いを詳しく見ていくと、どちらも安くて高品質なサービスを提供していることがわかります。

1. ポイントサービスを利用するか
2. 毎月どれくらいのデータ容量を使うのか
3. 海外の渡航頻度や現地でのスマホの使い方
4. 各種クレジットカードの有無

ahamoと楽天モバイルでは、特にこれらが主な判断のポイントになりそうです。もちろん、これ以外にも人それぞれの好みなども影響してくるかとは思います。

この先の比較内容も参考にしていただきながら、ご自身のスマホの使い方と照らし合わせて考えてみると良いでしょう。

【速度】ahamoと楽天モバイルの速度の違いを比較

次にahamoと楽天モバイルの通信速度を比較します。当サイトでは、1社ずつ各時間帯ごとに独自のスピードテストを実施し、1日の平均通信速度や、特に回線が混雑するお昼の平均通信速度を算出しました。

ahamoと楽天モバイルはどちらも高速通信ですが、先述したように実質的な最大通信速度や、混雑時間帯の安定感が異なります。

超高速通信で安定感のあるahamoか、無制限で使えて高速な楽天モバイルか、一方を選択するのはかなり難しいところですが、以下のスピードテスト結果も参考程度にチェックしてみてください。

ahamoの通信速度

			当サイト速度ランキング
平均速度			昼休み時間の平均速度
82.6			81.6
8時	12時	15時	18時	22時
79.1	81.6	113.0	115.0	24.5

まずはahamoのスピードテスト結果です。

1日の平均通信速度は82.6Mbpsで、お昼の超混雑時間帯も含め、22時頃までは安定した通信速度がでています。

一般的な格安SIMの通信速度が大体35Mbps～50Mbps程度と考えると、ahamoの通信速度がより高速であることは明らかです。

楽天モバイルはお昼の時間帯で通信速度が極端に落ちてしまうので、「お昼休みも快適な通信速度で楽しみたい！」という人は、ahamoが良いかもしれませんね。

22時頃に24.5Mbpsまで速度が落ちているのは少し気になりますが、このくらいの速度ならSNSや画像などのやりとり、標準画質の動画視聴程度であれば利用できるでしょう。

速度については以下記事で詳しく解説しています。

楽天モバイルの通信速度

			当サイト速度ランキング
平均速度			昼休み時間の平均速度
59.1			12.3
8時	12時	15時	18時	22時
33.0	12.3	67.3	128.1	55.1

こちらは楽天モバイルのスピードテスト結果です。

1日の平均通信速度は59.1Mbpsとなっており、一時的な通信速度の低下を除いて50Mbps～100Mbps以上の高スピードが出ています。

ahamoでは速度が極端に落ちていた22時台は、楽天モバイルの方が速い結果となっていますね。

ただし、見てお分かりいただけるように、12時の特に回線が混雑する時間帯は12.3Mbpsまで通信速度が落ちているので注意が必要です。

「お昼の時間帯くらいなら妥協できるよ」という人であれば問題ないですが、状況によっては若干不安定になる可能性があることは理解しておくと良いかもしれません。

速度については以下記事で詳しく解説しています。

【料金】1GB～20GBまで分かりやすく比較

楽天モバイル	料金比較	ahamo
3GBまで 1,078円	1GB	20GB 2,970円
	2GB
	3GB
20GBまで 2,178円	4GB
	5GB
	6GB
	7GB
	8GB
	9GB
	10GB
	11GB
	12GB
	13GB
	14GB
	15GB
	16GB
	17GB
	18GB
	19GB
	20GB
無制限3,278円	無制限	4,950円 （100GB）

ahamoと楽天モバイルの料金面の違いはどうでしょう。こちらも比較表をご用意しましたので、参考にしてみてください。

ahamoは20GB2,970円、100GB4,950円の2プランなので、毎月のデータ使用量が少ない人や、月によって使い方が異なる人には、料金的にはあまり適していません。

一方の楽天モバイルは段階制のプランであるうえ、料金自体も安いです。

先ほど比較したように通信速度や安定感に欠ける点はあるものの、無制限で利用できることも踏まえると、料金的にはahamoよりもリードしているといえます。

ただし、音声通話の利用頻度が高い人は、かけ放題オプションの必要性や通話品質の優先度も影響するでしょう。

例えば、LINEの音声通話のように、とにかく無料でたくさん国内通話を利用したいなら楽天モバイル、大手キャリアと同様に高品質な音声通話をたくさん利用したいならahamoといった選び方で、月額料金と満足度も変わるはずです。

かけ放題オプションも後ほど比較しますので、音声通話を利用する人はぜひあわせてチェックしてください。

【おすすめ】それぞれおすすめできる人教えます

「結局のところ、自分はどちらを選ぶべき？」と疑問が浮かんでいる人は、以下もチェックしてみましょう。

ahamoがおすすめな人と、楽天モバイルがおすすめな人をそれぞれまとめました。

ahamoがおすすめな人

• ドコモ回線を利用したい人
• 1日を通して安定した高速通信を楽しみたい人
• dカードあるいはdカードGOLDを利用している人
• dポイントをよく利用していて、なおかつ毎月20GB以上使う人（ポイ活オプション＋d払いで最大毎月4,000ポイント貯まる）
• dポイント経済圏の人
• 無制限までは使う予定がない人
• どちらかというと、料金よりも品質重視な人
• 音声通話の品質を気にする人
• 実店舗のサポートが特に不要な人

これらに1つでも当てはまる人は、ahamoの利用を検討してみましょう。

決して楽天モバイルの品質が悪いわけでは全くないのですが、ahamoはどちらかというと料金よりも品質重視な人におすすめです。

また、無制限で利用したい人は楽天モバイル一択になりますが、「20GB／100GBくらいでちょうど良い」という人なら、通信速度と安定感でahamoを選ぶのも良いでしょう。

dカードユーザーなら毎月ボーナスパケットがもらえますし、dポイントも利用料金1,100円につき10ポイント貯まります。

dポイントのポイ活も視野に入れている人にもおすすめできますよ。

楽天モバイルがおすすめな人

• ドコモ回線にこだわらない人
• お昼の通信速度の低下を許容できる人
• 無制限でデータ容量を気にせず使いたい人
• とにかく安くお得にデータ通信をたくさん使いたい人
• 毎月のデータ使用量が変わりやすい人
• 楽天ポイント経済圏の人
• 楽天カードを持っている人（SPUのポイント獲得倍率アップ／端末の分割購入が可能）
• 楽天市場をよく利用する人
• 音声通話も安さ重視の人
• 実店舗も利用したい人

楽天モバイルがおすすめな人を上記の通りまとめました。

楽天モバイルは、無制限で利用できることと、その料金の安さが大きな魅力です。

このため、音声通話もデータ通信も「とにかく安く」たくさん使いたい人におすすめできます。

加えて、月によってデータ通信の使い方が変わりやすい人も、段階制プランの楽天モバイルと相性が良いでしょう。

また、楽天市場をよく利用する人なら、楽天モバイルのSPU特典も相まって楽天ポイントが貯まりやすいです。

楽天ポイントのポイ活ユーザーは、楽天モバイルの利用を前向きに検討してみてください。

一方で、お昼の通信速度については状況によって変わるかと思いますが、ahamoよりは速度が低下しやすい可能性があります。

このあたりを許容できるかどうかは、しっかりと考えておきましょう。

【回線】ahamoと楽天モバイルの利用回線は？

ahamoはドコモ回線、楽天モバイルは楽天回線とパートナー回線（au）を利用します。

まず、ドコモ回線は基地局数が大手キャリアの中で圧倒的に多いです。

格安SIMのように回線を間借りすることもないので、お昼でも回線が混雑しにくく、高速で快適な通信速度が期待できます。

もちろん、対応エリアは4G回線、5G回線ともにドコモと全く同じです。

一方で、楽天回線は現在進行形でエリアの拡大や通信品質の改善に注力しています。

また、パートナー回線の制限も撤廃され、無制限エリアを含め、パートナー回線で利用できるエリアが大きく拡大しました。通信自体は屋内や地下でも十分に繋がると思います。

ただし、5G回線のエリアは両社ともに順次拡大中といったところで、5G回線が使えるエリアはやや限定されます。

電波に困ることは両社ともほぼなさそうですが、念のため各回線のエリアは公式サイトで確認しておくと良いでしょう。

【端末】ahamoと楽天モバイルは端末同時購入できる？

ahamoと楽天モバイルは、どちらも契約と同時に端末を同時購入できます。

ahamoはahamo公式サイトにある端末であれば同時購入が可能です。

ahamo公式サイトにない機種は、ドコモオンラインショップで購入し、端末とahamoのSIMカード到着後に機種変更すると良いでしょう。

楽天モバイルの場合、楽天モバイルの公式サイトにある端末を同時購入できます。

楽天カードをお持ちであれば、分割手数料なしで最大48回までの分割払いも可能です。

ラインナップでいうと、iPhoneはahamoも楽天モバイルも最新モデルを販売していますが、Android端末は楽天モバイルの方が豊富に取り扱っている印象です。

ただし、ahamoでもドコモオンラインショップを利用すれば、幅広い端末を購入できるので「契約と同時購入」にこだわらなければ、比較的どの機種でも購入できます。

【パケット】繰り越しや分け合いができるかどうか

まず、ahamoは余ったパケットの繰り越しやシェアには対応していません。

楽天モバイルも、現行の「Rakuten最強プラン」ではパケットのシェアには対応していないと考えて良いでしょう。

というのも、楽天モバイルには「データシェアプラン」なるサービスがあるものの、加入できるのは旧プランのドコモ回線ユーザーのみです。

Rakuten最強プランではドコモ回線は選択できないので、実質的に新規ユーザーは利用できないと考えて問題ありません。

また、楽天モバイルはデータ使用量に応じて、無駄のない料金体系となっており、パケットが「余る」という概念もありません。

よって、楽天モバイルでもデータの繰り越しはできないことになっています。

【サポート】ahamoと楽天モバイルのサポート体制の違いは？

格安SIMでは実店舗を持たず、オンライン上で運営するスタイルが浸透していますが、ahamoや楽天モバイルのサポート体制はどうでしょうか。

結論からお伝えすると、ahamoは原則としてオンライン専用、楽天モバイルでは実店舗でも対応が可能となります。

また、オンライン上でのサポートにも各社で違いがあるので、詳しくチェックしていきましょう。

ahamoのサポート体制

ahamoのサポート体制は以下の通りです。

• 有人チャット（9:00～20:00）
• 実店舗でのサポート※WEB申し込みのサポート（税込み3,300円）／WEB手続きのサポート（税込み3,300円）
• ビデオ通話（9:00～20:00）

ドコモショップでも一部のサポートは有償で受けられますが、基本的にはオンライン上でのサポートと考えておきましょう。

有人チャットは9:00～20:00までと、比較的遅い時間まで窓口が開いています。

同じ営業時間でビデオ通話によるサポートも可能です。

新規契約や機種変更の申し込みのほか、すでにahamoを契約している人でも利用できますよ。

また、WEB申し込み、WEB手続きに限り、ドコモショップで有償サポートを受けることも可能です。

各種3,300円と有料にはなりますが、どうしてもサポートが必要な際に頼る場所があるのは安心ですね。

楽天モバイルのサポート体制

楽天モバイルのサポート体制は以下の通りです。

• 楽天モバイルコミュニティ
• 有人チャット：9:00～23:00
• 電話：9:00～17:00
• 実店舗：全国1,000店舗以上（2023年時点の単体店舗、量販店を含む）

楽天モバイルは、大手キャリアのような実店舗が全国に1,000店舗以上ありますので、出先でも手厚いサポートが受けられます。

店舗数自体は大手キャリアなどよりも少ないですが、ahamoと比較をすると一歩リードといったところでしょう。

有人チャットは9:00～23:00までと、夜間も対応しているので、日中は忙しいという方でも安心です。

また、楽天モバイルコミュニティと呼ばれる、ユーザー同士のコミュニティもあるので、運営サポートの営業時間外でもスピーディーに解決できる可能性があります。

【通話】かけ放題オプションの比較

音声通話の利用頻度が高い人は、かけ放題オプションについても気になっていると思います。

ahamoと楽天モバイルのかけ放題オプションも比較しておきましょう。

ahamoの通話に関するオプション

冒頭でもお伝えした通り、ahamoはどのプランを選んでも5分かけ放題が無料でついてきます。

5分以内の通話なら何度でも無料でかけ放題という内容ですが、追加料金なしで使えるのはありがたいですね。

また、5分かけ放題で足りない人場合は、月額1,100円で無制限かけ放題が利用できます。

こちらも、無制限かけ放題の月額料金としては格安な部類です。

ahamoの注目ポイントは、通話網にVoLTE（HD＋）と呼ばれる大手キャリアと同じ規格が使われていること。

通話品質にこだわりたい人はahamoがおすすめですよ。

なお、かけ放題オプションに加入した場合の月額料金は、5分かけ放題なら基本料金のみ（20GB2,970円／100GB4,950円）。

無制限かけ放題なら、20GBプランとの組み合わせが月額4,070円、100GBプランとの組み合わせが月額6,050円となります。

楽天モバイルの通話に関するオプション

楽天モバイルでは「Rakuten Link」という専用アプリを介すことで、国内の音声通話は無制限で無料となります。

LINEなどと同じようにデータ通信を使った通話になるので、音声通話専用の通話網（VoLTE（HD＋））と比較すると、状況によっては遅延や途切れを感じる可能性もゼロではありません。

とはいえ、無料かつ無制限はかなり大きなメリットです。

また、月額1,100円の支払いにより15分かけ放題に加入することもできます。かけ放題に加入すると、アプリを介さずに利用した通話を対象に15分までの通話がかけ放題となります。

通話品質にこだわらない人や、たまにしか通話しない人なら楽天モバイルは安いのでおすすめです。

【まとめ】ahamoと楽天モバイルを使ってみた違い

今回は、ahamoと楽天モバイルをさまざまな角度から徹底的に比較してみました。

2社間で比較したところ、ahamoはより安定した高速通信で、5分かけ放題や20GBまでの海外ローミングが無料で使えるのが、楽天モバイルにはない魅力といえそうです。

一方の楽天モバイルは、とにかく安く、気にせず大容量データ通信を楽しめるだけでなく、あまり使わない月は月額料金を抑えられる料金プランが魅力です。

また、ahamoは基本的に楽天モバイルよりも通信速度が高速ですが、楽天モバイルもお昼の時間帯を除いては結構高速です。

通信・通話品質をとるか、サポート体制や料金の安さをとるか、ご自身の使い方に合わせてピッタリなブランドを選択しましょう。

ポイントサービスもahamo、楽天モバイルともにあるので、ポイ活を視野に入れている方はぜひ記事の比較内容を参考にしてみてくださいね。