格安SIMやプランは年々増加しているため、「どれがよいかわからない」「情報が多すぎて比較・検討するのが大変」と感じる人もいるのではないでしょうか。
迷ったら、ドコモのオンライン専用プラン・ahamoもおすすめです。
今回は、ahamoのメリット・デメリットを、基本スペックや実際に使用した人の口コミも交えてご紹介します。
デメリットまで把握したうえで乗り換えれば、使用感や料金などのミスマッチを最小限に留められますので、ぜひ参考にしてください。
他社と比較しながら決めたいという方には以下の記事もおすすめです。

ahamoの基本スペック教えます

まずは、ahamoの基本スペックを確認しましょう。
![]() | ![]() | ||
総合ランキング 1位 | |||
主なプラン | |||
20GB 2,970円 / 100GB 4,950円 | |||
使用回線 | iPhone購入 | android購入 | |
ドコモ | |||
最安値プラン | 5G | パケットシェア | パケット繰越 |
20GB 2,970円 | |||
口座引落 | LINE年齢認証 | かけ放題 | 最低利用期間 |
0円/5分 | なし |
ahamo最大の特徴は、やはり100GBの大容量プランがある点ではないでしょうか。
20GBの基本プランに80GBの大盛りオプションをつけることで、たっぷり100GBのデータ通信を実現します。
通信速度や品質は、大手キャリアのドコモとほぼ同じなので、「電波が悪い」「通信速度が遅い」などの不満を抱くことは少ないでしょう。
サービス面では満足度の高いahamoですが、他社と比較して料金が非常に安いわけではありません。
乗り換えを検討する人の多くは、料金面でのメリットを求める傾向にあるので、料金を抑えにくいのはahamoの欠点だといえます。
ahamoの口コミからみるメリットとデメリット

ahamoへの乗り換え前には、実際に使用した人の口コミも忘れずチェックしましょう。
ここからは口コミからわかるメリット・デメリットを紹介します。
口コミからわかるメリット
ahamoユーザーからのよい口コミには、次のようなものがあります。

主人が、他社の格安携帯を使っていてたのですが、通信が遅く、かなりストレスになっていました。 私の携帯を貸すことや、調べものは私、ということも多々あった為、 その点、ahamoは通信速度を気にしたことがなかったのでストレスフリーな所に魅力を感じています!



これまでは、プランがたくさんあって、どれが必要でどれが必要でないかわかりづらかったのですが、ahamoにしてから料金プランが分かりやすくなってよかったと思いました。おかげで、料金の節約にもつながり、利用料金が2000円程度下がりました。



格安のMVNOのプランだと、月額利用料金は安いものの、お昼休み時間や夕方など通信速度がとても遅いことが多く、結局ストレスのもととなっていたが、ドコモ直々のプランなので、通信速度面でストレスを感じたことがなく安心して利用できる。
ahamoはドコモの格安プランであることから、ドコモから乗り換える人も少なくありません。
格安SIM・プランのなかで比較すると非常に安いとはいえないものの、大手キャリアからの乗り換えでは、料金面でのメリットを感じるケースも多いようです。
また、プランがシンプルでわかりやすいこと、ドコモ回線で快適な通信を実現できることも、実際に使用して得られるメリットだといえます。
このほかにも、「オンラインで手続きが完結できて便利」「5分以内の通話無料オプションが料金に含まれているのがよい」「テザリングや海外利用が無料なところがメリット」など、さまざまな口コミが寄せられました。
口コミからわかるデメリット
ahamoユーザーからの口コミでは、デメリットの感じる点が「とくにない」という回答も多いですが、使っていて不便に感じる点として、以下のような内容が挙げられています。



分かりやすいのは良いですが、ギガ数をもう少し低いプランがあると様々な人が利用しやすいと思います。



100GBプランだとどうしても余ってしまう時がありますが、それでも繰り返しができないのは勿体無く感じてしまいます。



家族全員がドコモなので、元々安いプランではあるが、家族利用のメリットが失われるのは少し残念
20GBと100GBという2つのプランは、プラン選択に迷いたくない人にとっては魅力的に感じられますが、「10GB程度しか使わない」「20GB以上使うけど、100GBまではいかない」という人には不便なようです。
「より豊富なプランがあればよい」というのは、ahamoのデメリットとして多くの人が挙げていました。
また、ahamoはデータ通信量が余っても翌月に繰り越せません。
100GBあれば、標準的な画質で動画を約160時間視聴できますし、音楽なら25,000曲(3分の曲だと1,250時間分)聴けます。
ゲームやインターネット検索、SNS、LINEでのメッセージや通話など、さまざまな用途でデータ通信量を消費しても、毎月100GB使い切るのは簡単なことではありません。
50 GB前後しか使用しない人は、毎月大量のデータ通信量を余らせてしまうのが惜しいと感じるでしょう。
さらに、ドコモで適用される家族割やドコモ光セット割は、ahamoに乗り換えると使えなくなります。
100GBプランで契約した場合、家族複数人でドコモを契約しているほうが安いこともあるので、「ドコモからahamoにして料金が高くなった」「使えるデータ通信量は増えたけど、料金は変わらなかった」など、「格安」ならではの恩恵が受けにくいのも、デメリットです。
さらにahamoユーザーのレビューや評価を知りたい場合は、以下の記事もおすすめです。


ahamoの通信速度に関するメリットとデメリット


ahamoの通信速度は、以下のようになっています。
![]() ![]() | 当サイト速度ランキング | |||
![]() ![]() | ||||
平均速度 | 昼休み時間の平均速度 | |||
82.6 | 81.6 | |||
8時 | 12時 | 15時 | 18時 | 22時 |
79.1 | 81.6 | 113.0 | 115.0 | 24.5 |
平均速度は82.6Mbpsで、回線が混雑しやすい昼休み時間帯も同程度の速度で快適な通信を実現します。
通信速度は、50Mbps以上あれば複雑なゲームなども止まったり遅くなったりせず、快適なプレイが可能です。
ahamoは午前中から夕方まで、平均して80Mbps前後の通信速度が保たれているので、さまざまな操作に不便を感じることは少ないといえます。
しかし、22時台の平均速度は24.5Mbpsで、50Mbpsを下回っています。
25Mbps程度あれば、LINEでのメッセージのやり取りはもちろん、音声通話やビデオ通話、ネットサーフィン、SNSの閲覧、動画視聴など、多くの操作への影響はあまりありません。
しかし、複雑なゲームは途中で止まったり動作が遅くなったりしやすく、夜の時間帯にプレイすると、不便に感じる可能性があります。
他社と比較しても通信品質は高めのahamoですが、時間帯や使用エリアによっては通信面に支障を来す場合があることも、覚えておきましょう。
通信速度については以下の記事で詳しくご紹介しています。


ドコモと比べた時のahamoのデメリット


ahamoはドコモのオンライン専用プランなので、現在ドコモを使用していて、乗り換えを検討している人も多いのではないでしょうか。
ドコモからahamoに乗り換えると、4つのデメリットが生じる可能性があります。
キャリアメールをはじめ、利用できないサービスがある
現在、ドコモで当たり前のように使用しているサービスのなかには、ahamoに乗り換えて使えなくなるものもあります。
- キャリアメール
- SPモードコンテンツ決済サービス
- 留守番電話サービス
- イマドコサーチ
- ワンナンバーサービス
- いちおしパック
- データ保管BOX など
連絡手段としてLINEを利用する人が増加している昨今、キャリアメールをメインに使用する人は少ないとは思いますが、会員登録などでドコモのメールアドレスを使っている場合は、ahamoに乗り換えると使えなくなるので注意が必要です。
ほかにも、上記のサービスを利用している場合は、乗り換えによって使えなくなります。
家族割・ドコモ光セット割は適用外
ドコモは、家族で契約したりドコモ光を契約したりすると、割引が適用されます。
- ファミリー割引:家族間での通話無料
- みんなドコモ割:契約人数に応じた割引
- ドコモ光セット割:ドコモ光とセット契約で1,100円割引
こうした割引を使って、比較的安価な料金を実現している人もいるのではないでしょうか。
ahamoはドコモのオンライン専用プランですが、割引は適用外となります。
家族のなかで1人だけahamoにすると、そのぶんドコモの割引額が少なくなります。
ahamoはそもそも「非常に安い」というわけではないので、乗り換えによって若干料金が安くなっても、家族トータルで見ると損になる可能性もあるので注意しましょう。
データの繰り越しができなくなる
ドコモはあまったデータ通信量を最大2か月、自動で繰り越してくれますが、口コミでもご紹介した通り、ahamoはデータ繰り越しができません。
データ通信量を家族で分け合うこともできないので、「20GBプランだけど毎月10GB程度しか使わない」「自分は5GB程度、子どもは30GBくらい」という場合も、それぞれ20GBと100GBのプランを契約するしかないでしょう。
データを毎月無駄なく使い切れれば問題はありませんが、余る量のほうが多い場合は、乗り換えによって「損をした」と感じるかもしれません。
未成年の契約ができない
ドコモは必要書類があれば未成年でも契約できますが、ahamoは18歳以上しか本人名義の契約ができません。
未成年者がahamoを利用したい場合は、親権者名義で契約し、利用者として未成年者の名前を登録します。
小中学生のように年齢が低い子どもは、料金の支払いを保護者がすることも多いためあまり不便がないように感じますが、いずれ子どもが本人名義で契約をしたいとなった場合に、名義変更などの手続きが発生します。
二度手間になってしまうのは不便ですし、契約者でないとできない手続きに毎回保護者が介入しなければいけないのも、デメリットだといえるでしょう。
LINEMO、povoと比べた時のahamoのデメリット
ahamoのような大手キャリアのオンライン専用プランは、ソフトバンクやauにも存在します。
ソフトバンクのLINEMO、auのpovoと比較してみると、ahamoにはどのようなデメリットがあるのでしょうか。
データ通信量少量プランがない
LINEMOには3GBのプラン、povoも7日間1GB、30日間で3GBのプランというデータ通信量が少ないプランがあります。
しかし、ahamoは20GBからしかプラン選択ができません。
ネットをあまり使わない人や、Wi-Fiなどを活用してデータ通信量の消費を抑えている人は、ahamoの20GBではデータ通信量が多すぎると感じる可能性があります。
データ通信量が少なければ、そのぶんもちろん料金も安くなるので、LINEMOやpovoのほうが魅力的に感じるかもしれません。
【LINEMO】5分以内の通話無料の有無が選べない
ahamoは5分以内の通話無料が基本料金に含まれていますが、LINEMOはオプションプランとして選択できます。
音声通話をあまり使用しない人も、職場や学校への連絡、予約や問い合わせなどで短時間の通話をするケースは少なくないため、通話無料が含まれているのはメリットに感じることもあるでしょう。
ahamoとLINEMOの20GBプランは、それぞれ2,970円と2,728円。
LINEMOの5分以内の国内通話無料オプションは月額550円なので、通話無料をつけたい場合は実質242円となるahamoのほうがお得です。
しかし、数百円のオプション分も通話を利用せず、「無料通話は不要」という人もいます。
たとえ242円でも、年間にすると2,904円になるので、「通話についてはオプションで選びたい」という場合は、ahamoのプランはデメリットになってしまうでしょう。
【LINEMO】LINEの使用にデータを消費する
LINEMOは料金の安さに加え、LINEのさまざまな機能をデータ通信量を消費せず利用できる「LINEギガフリー」が魅力です。
メッセージの送受信はもちろん、音声通話やビデオ通話、LINE payなど、幅広い機能の利用にギガを使わないので、そのぶん動画視聴やゲームなどにデータ通信量を回せます。
一方、ahamoはLINEの利用にもデータ通信量が必要です。
LINEを使いたくても「ギガが足りなくて緊急の連絡をしたいのに遅い」「ビデオ通話をしすぎてほかのことにデータ通信量を使えない」といったトラブルが起こる可能性があるのも、デメリットだといえます。
【povo】13~17歳は契約できない
auのオンライン専用プラン・povoは、13歳から契約できます。
前述の通り、ahamoが契約できるのは18歳以上からで、未成年は個人名義で契約できません。
povoなら「中学生になったからスマホを持たせよう」というタイミングで、はじめから子ども名義で契約ができますが、ahamoは親権者が契約をしなければならないので、不便に感じる可能性があります。
【povo】使い方に合わせた柔軟なプラン選択ができない
povoは「トッピング」と呼ばれるさまざまなプランを180日に1度利用すればよく、24時間使い放題330円を年に2~3回利用すれば、年間1,000円以下でスマホが持てます。
30日間3GB、20GBというプランもあるので、もちろん一般的なスマホのような使い方もできます。
使い方や理想の料金に合わせた柔軟なプラン選択ができるので、「留守番する子どものお守り代わりに」と、手軽に持たせることもできますが、ahamoはプランが2つしかないので、こうした使い方が難しいのも、デメリットの1つです。
ahamoのメリット10個教えます


ドコモやLINEMO、povoと比較して挙げられるahamoのデメリットを見ると、「本当に乗り換えても大丈夫なのだろうか」と不安に感じるかもしれません。
しかし、ahamoにはさまざまなメリットもあるので、乗り換えでお得感や快適さを実感できるでしょう。
ここからは、ahamoの10個のメリットをご紹介します。
100GBの大容量プランが利用可能
格安SIMやプランのなかには、データ通信量が少ないプランを安価に提供するものが多くありますが、30GB、40GBなどのデータ通信量が多いプランはあまりありません。
また、データ通信量が増えると、料金面でのメリットを感じにくくなります。
ahamoは毎月100GB使える大容量プランを、月額4,950円で利用できます。
ゲームやSNS、動画視聴など、さまざまなネット通信を利用する人も、100GBあればデータ無制限のような使い方ができて便利です。
スマホからオンライン会議に参加しても、データ通信量が足りなくて音声や映像が止まることがありません。
100GBあれば、ビジネスとプライベートの両方でスマホをフル活用できるでしょう。
5分以内の通話はいつでも無料
オプションプランとして選択することの多い、5分以内の国内通話無料が、ahamoなら基本料金に含まれます。
日常の中でのちょっとした通話を気兼ねなくできるのも、ahamoのメリットだといえます。
5分以内の通話無料オプションは月額500円前後が相場ですが、ahamoなら実質242円!
半分以下の料金で通話料金を節約できるのもうれしいですね。
支払い方法を4種類から選べる
格安SIMの支払いは「クレジットカードのみ」というケースも少なくありませんが、ahamoは最大4つの支払い方法から、希望のものを選べます。
- クレジットカード
- 口座振替
- デビットカード
- dポイント
クレジットカードをあまり使いたくないという人は、口座振替を選択すれば、公共料金などと一緒に引き落としができます。
また、一部のデビットカードにも対応しているので、持っているカードがahamoの支払いに使えるものなら、さらに支払い方法の幅が広がります。
このほか、ドコモの展開するポイントシステム「dポイント」で貯めたポイントでの支払いも可能です。
「ポイントを貯めてはいるけど、なかなか使い道がない」という人は、料金の支払いに充てるのもよいでしょう。
海外でのデータ通信に追加料金不要
お手持ちのスマホを海外でも利用したい場合は、海外ローミングの申し込みや別途料金支払いが必要になるのが一般的です。
しかし、ahamoは追加料金不要で通常プランの20GBを海外でも利用できます。
対応エリアは91の国と地域と幅広いので、出張や旅行で行く国でも追加料金を払わずにahamoが使える可能性は高いでしょう。
ahamoの海外ローミングの詳細は、専用ページもご確認ください。
テザリングが無料
スマホをルーター代わりにしてパソコンやタブレットなどをインターネットに接続する「テザリング」も、ahamoなら無料で利用できます。
標準機能として備わっているので、特別な申し込みも不要です。
端末本体のテザリングを「オン」にすれば、いつでもテザリングができます。
100GBプランでデータ通信量が余ってしまう場合は、テザリングを活用してスマホ以外の端末でデータを使うのも、よいかもしれません。
ドコモと同じ人口カバー率で幅広い地域で利用可能
ahamoはドコモのオンライン専用プランなので、サービス提供エリアはドコモと同じです。
ドコモの4G通信は、2014年度末に人口カバー率99%となっています(※)。
国内のほとんどの地域で利用でき、「人が多い地域で通信が遅い」「地方で電波が悪い」といった不便も少ないといえます。
格安SIMのなかには、乗り換えによって通信に支障を来すものもありますが、ahamoなら通信面の不安なく乗り換えられるでしょう。
- ドコモ:ドコモQ&A
キャリア決済が利用できる
ドコモからahamoに乗り換えると使えなくなる機能やサービスもありますが、キャリア決済は引き続き利用できます。
キャリア決済は、ゲームの課金やスマホ決済アプリへのチャージ、ネットショッピングの支払いなどを簡単にできて非常に便利です。
格安SIMの多くはキャリア決済が利用できませんが、ahamoならドコモはもちろん、auやソフトバンクからの乗り換えでも、大手キャリアの便利さを引き続き実感できます。
ドコモショップで有料サポートの利用が可能
大手キャリアのオンライン専用プランは、対面でのサポートに対応していないのがデメリットでした。
しかしahamoは、有料にはなりますがドコモショップでの有料サポートを実施しています。
「自分で乗り換え手続きをするのが大変」「オンラインは難しい」といった理由から乗り換えを迷っている人も、ドコモショップでスタッフのサポートを受けながら手続きを進められます。
店頭では、ahamoの申し込みや各種手続きのサポートを3,300円で行ってくれます。
事前にドコモショップに来店予約をしたうえで、店頭でサポートの申し込みをしましょう。
スマホのセット購入がお得
ahamoでは、iPhoneやAndroidの端末購入ができます。
契約時にセットで購入すると、新しい機種もお得な値段で入手可能です。
また、補償サービスオプションに加入すれば、端末の故障や盗難、紛失などのトラブルにも対応してくれるので安心です。
乗り換えと同時に機種変更をしようと考えている人は、ahamoでのセット購入も検討してみるとよいでしょう。
dカード払いで特典が受けられる
ahamoの利用料金をドコモが提供するdカードで支払うと特典が受けられるのも、メリットの1つです。
dカードなら1GB、dカードGOLDなら5GBのボーナスパケットが毎月もらえます。
20GBプランをdカードGOLDで支払えば毎月25GB使えるので、より多くの動画を見たりできるのは、うれしいですね。
さらに、dカードGOLDをショッピングに利用すれば、支払金額100円につき10ポイントという高還元を受けられます。
毎月最大300ポイントまでもらえるので、ahamoの支払い以外にもお得感を味わうことができるでしょう。
dカードをまだ持っていない人は、ahamoへの乗り換えと同時にdカードを作るのもよいかもしれませんね。
ahamoの利用をおすすめしたい人


ahamoのメリットやデメリットを踏まえ、利用をおすすめしたいのは次のような人です。
大手キャリアの通信品質を安く使いたい人
ドコモ回線をそのまま使えるahamoは、大手キャリアの通信品質を保ったまま、安価なプランに乗り換えられます。
通信面を重視する人は、ahamoへの乗り換えで満足感を得やすいでしょう。
キャリア決済やテザリング、海外ローミングなど、格安SIMにはないサービスも充実しているので、大手キャリアからの乗り換えに特におすすめです。
dカードやd払いを活用している人
ahamoはドコモが母体のサービスで、前述の通りdカードやdカードGOLDを支払い方法に選ぶと毎月特典がもらえます。
また、d払いで貯めたdポイントを料金支払いに充てることもできるので、これらを日々活用している人は、ahamoの利用でドコモ関連サービスの恩恵を受けやすいでしょう。
月々のデータ通信量が多い人
ahamoの100GBプランは、月額4,950円で大容量のデータ通信を実現します。
「月々のデータ通信量が多いけど少しでも料金を安くしたい」という人にも、ahamoはおすすめです。
100GBあれば、動画やSNSの視聴、ネットサーフィン、LINE通話などはもちろん、オンライン会議やテザリングなども幅広く利用できます。
どれだけデータを消費したか気にしたり、通信制限でストレスを溜めたりすることなくネットが使えるので、現在データ無制限を利用中の人も快適に乗り換えられるでしょう。
短時間の通話を頻繁にする人
ahamoの基本料金には、5分以内の国内通話無料が含まれています。
実質242円で5分以内の通話を自由にできるのは、短時間の通話の回数が多い人にとってはうれしいポイントです。
学校や職場への連絡、お店の予約などで頻繁に音声通話を利用する場合は、ahamoに乗り換えて通話料金を節約できます。
定期的に海外旅行・出張に行く人
ahamoは海外ローミングが無料で利用できるのも魅力です。
海外旅行や海外への出張の頻度の高い人は、そのたびに海外でスマホを利用するための料金を払わなくてよいので、ahamoへの乗り換えに向いているといえます。
無料で利用できるのは、契約プランにかかわらず20GBまでですが、1GBあたり550円でデータ容量の追加もできるので、オーバーしてしまった場合も安心です。
ahamoの利用はよく考えたほうがいい人


ahamoへの乗り換えでメリットを多く感じられる人だけでなく、なかには乗り換えによって不満を抱く可能性がある人もいます。
ahamoの利用をよく検討したほうがよいのは、次のような人です。
使い方に合ったプランを細かく選択したい人
ahamoはプランが2つで、シンプルでわかりやすいのもポイントですが、なかには使い方に合わせて自由にプラン選択をしたいという人もいます。
細かくプランやオプションを選択したい人は、ahamoのプランに満足感を得にくいでしょう。
自由なプラン選択を希望する場合は、povoやmineoなどがよいといえます。
データ通信量が少ない人
ahamoのプランは20GBと100GBなので、「スマホをそれなりに使う人」「データ通信をフル活用したい人」に向いています。
しかし、月々のデータ通信量が少ない人はギガを持て余してしまいますし、繰り越しもできません。
LINEMOやpovoは月々3GBという小容量のプランがありますし、格安SIM各社は1GBから細かくデータ通信量を区切った豊富なプランを用意しているケースも多いです。
データ通信量が少ない人は、ahamo以外のブランドを検討したほうがよいといえます。
通話をほとんどしない人
5分以内の国内通話をよくする人は、ahamoで安価に無料通話を実現できますが、通話をほとんどしない場合は無駄になってしまいます。
前述した通り、たとえ月々242円でも積み重なれば数千円になるので、通話無料がオプション選択できるブランドのほうがお得になります。
ちなみにLINEMOは、月額550円で5分以内の国内通話が無料ですが、つけなければahamoより少し安く20GBプランが使えます。
店舗サポートを頻繁に利用したい人
ahamoはオンライン専用プランですが、有料でドコモショップでの店頭サポートを利用できます。
初めての乗り換えで不安な場合は、3,300円払ってもスタッフのサポートを受けたいと思うでしょうが、何かあるたびに有料のサポートを受けていると、費用が多くかかってしまいます。
スマホの利用料金を抑えられても、サポートにお金を払っては意味がありません。
店舗でのサポートを頼りたい人は、ahamoに乗り換えると金銭面でのデメリットが多くなりやすいので注意しましょう。
ahamoに関するよくある質問


ahamoに関するさまざまな情報をお届けしました!
最後に、よくある質問をまとめましたので、こちらも参考にしてください。
まとめ
今回は、ahamoのメリット・デメリットをさまざまな観点から解説しました。
ドコモのオンライン専用プランであるahamoは、希望すれば店頭での有料サポートも受けられます。
ドコモと同じ通信品質やエリアで、スマホを快適に使うことができ、また100GBの大容量プランで、ギガを気にしないでさまざまなサービスを利用できるのも魅力です。
大手キャリアのような使用感が特長のahamoですが、格安SIMのような料金面でのメリットは感じにくいでしょう。
また、20GBと100GBという2つのプランしかないので、月々のデータ使用量が少ない人には向きません。
メリットも多いahamoですが、人によっては乗り換えによって損をする、デメリットを多く感じる場合もあります。
口コミを参考にする、他社と比較・検討するなどして、納得したうえで乗り換えましょう!