イオンモバイルの通信速度は速いか遅いか私が実際に契約して計測した。

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イオンモバイルはイオングループが提供している格安SIMです。

「イオンに買い物に行くとよく見かける」という人も多いのではないでしょうか。

イオンモバイルは月額料金が安く、全国のイオンモールで手続きができて便利と評判です。

2024年4月1日リリースの大容量値下げによって、20GBが1,958円と最安級となり大容量がほしい方にさらにおすすめできるようになりました。

ですが、「安くなるのは嬉しいけど通信速度や使い心地が気になる」と思う人も多いはず。

そこでこの記事では、実際にイオンモバイルの通信速度を測定してみました。

時間帯別の速度のほか、地域別の速度や他社との比較結果も紹介します。

また、実際にイオンモバイルを利用している人のリアルな口コミを集めました。

メリットもデメリットも紹介するので、イオンモバイルが気になっている人はぜひチェックしてくださいね。

総合ランキングが気になる方は以下の記事も参考にしてください。

目次

イオンモバイルの通信速度を測ってみました

当サイト速度ランキング
8位
平均速度昼休み時間の平均速度
43.325.7
8時12時15時18時22時
40.125.771.158.321.2
測定環境
  • ドコモ回線(4G)
  • 使用端末:iPhoneX
  • 計測アプリ:https://app-liv.jp/394792/
  • 計測場所:8時・22時は大阪市内の住宅街、12時~18時は大阪市内のオフィス街

イオンモバイルの速度を測定したところ、平均では43.3Mbpsでしたが、時間帯によって21.2〜71.1Mbpsと大きく差が出ることがわかりました。

一般的に、安定して50Mbpsほどの速度があれば動画視聴やビデオ通話、アプリゲームなどはスムーズに利用できます。

そのため、15時〜18時台は特に問題なく使えるでしょう。

ですが、イオンモバイルでは昼の12時台や夜の22時台では速度が落ちます。

これは、お昼休みや夜のリラックスする時間にネット通信を利用する人が一気に増え、通信回線が混雑することが影響しています。

とはいうものの、25Mbps程度の速度があるなら、メールやSNS、ネットサーフィンなどは問題なく利用できます。

YouTubeの推奨速度は4Kで20Mbps、1080pで5Mbpsなので動画の視聴もできるでしょう。

もしスムーズに動画が表示されない場合は画質を落としてみてください。

なお、イオンモバイルの公式ホームページではドコモ回線の高速通信は下りで最大1,288Mbpsとありますが、今回の測定では最大71.1Mbpsでした。

公式ホームページに記載されている速度は規格上の最大速度であって、安定した通信速度を保証するものではないということは覚えておきましょう。

ただし、通信速度は測定場所や測定条件などで変動する点には注意してください。

参考:YouTube のシステム要件と対応デバイス – YouTube ヘルプ

イオンモバイルと他の格安SIMの速度比較

スクロールできます
格安SIM名順位平均速度8時台12時台15時台18時台22時台
LINEMO1位681.8127.1738.51227.51268.048.0
楽天モバイル6位59.133.012.367.3128.155.1
イオンモバイル9位43.340.125.771.158.321.2
mineo10位38.530.831.762.730.936.4
ahamo4位82.679.181.6113.0115.024.5
IIJmio7位48.129.811.369.397.532.6
irumo5位76.0101.014.6100.0128.036.6
NUROモバイル12位30.336.718.330.833.432.2
HISモバイル8位44.652.323.067.415.764.6
Y!mobile2位474.6230.0958.050.9976.0158.0
UQモバイル11位35.131.923.533.944.641.9
povo3位168.166.0196.0188.5221.0169.0
スピード比較表

当サイトで格安SIM12社の速度を測定したところ、イオンモバイルは第8位という結果になりました。

大手キャリアやサブブランド系格安SIMと比べると遅いですが、格安SIMの中では平均的な速度という印象です。

お昼時や夜間の速度が落ちるため、昼休みや夜のリラックスする時間にも動画をしっかり見たいという人はストレスがたまるかもしれません

ですが、メールやSNS、ネットサーフィンなどの用途であればほぼ問題ないでしょう。

もし、お昼時や夜間でも高速通信を使いたい、動画を見たいという人は、ドコモ回線ならahamo、au回線ならpovoのほうが快適に使えるでしょう。

ただ、格安SIMを選ぶ際は速度だけではなく料金やメリット・デメリットも考慮して決めたほうが良いです。

イオンモバイルは料金面・サービス面での魅力が多い格安SIMです。

この記事ではイオンモバイルの速度以外の特徴もしっかり説明するので、通信速度と合わせて参考にしてください。

地域別のイオンモバイルの通信速度

北海道東北北陸東京関東中部
513951463732
大阪関西中国四国九州沖縄
383339442716

参考:みんなのネット回線速度(みんそく) | 速度比較が出来る通信速度測定サイト

最後に、地域別のイオンモバイルの通信速度を紹介します。

イオンモバイルではエリアによって16〜51Mbpsと差がありました。

YouTubeを4Kの最高画質で視聴する際の推奨速度は20Mbpsなので、30MbpsもあればSNSや音楽視聴、動画視聴なども問題なく利用できるでしょう。

しかしながら、九州地方や沖縄県では「つながりにくい」と感じる人もいるかもしれません

動画の画質を落とすなどの対応が必要になるでしょう。

低速でも十分快適に利用できるLINEやSNS、ネットサーフィンなどの用途がメインであればどのエリアでも問題なく使えると思います。

イオンモバイルの速度に関する口コミをアンケートしてみた

ここでは、当サイトで実施したアンケートからイオンモバイルの通信速度についての口コミを紹介します。

実際のユーザーから届いたリアルな意見なので、イオンモバイルを検討中の人に参考になると思います。

男性 20代 会社員

今の携帯料金より安くなればと思い、格安スマホだけど店舗でも契約が出来るし、1GBごとに選べるのが良いなと思いイオンモバイルにしました。通信速度は遅いだろうとあまり期待してませんでしたが、低速通信にしていてもLINEやメールや電話は何の問題も無く使えるし、通話品質もクリアに聞こえて期待以上でした。

女性 31歳 会社員

格安SIMを利用する前は正直通信速度も遅くてwifiないところでは使い物にならないんだろうなと思っていたのですが、今のところ特に何の問題もなく使用できています。もっと早くに乗り換えていれば良かったと思っているくらいです。

男性 49歳 パート

現状の通信速度で十分満足できることです。キャリアスマホから格安SIMに乗り換えた当初は、通信速度が心配でしたが、これまで何の問題もなく使用できています。スマホで通話することはほとんどなく、ネット検索とLINE、電子書籍の閲覧がメインなので、十分満足できる通信速度です。

女性 30歳 自営業

通信料金の低さから、通信速度の遅さなどを恐れていたのですが、電車で混んでいるとき以外は通信速度は安定している印象で、コストパフォーマンスは相当高いと感じました。また、携帯電話は契約・解約が複雑で面倒な印象でしたが、契約がシンプルかつ簡単で、助かりました。

男性 40歳 会社員

お昼の時間帯、大体12:00〜13:00くらいがサイトなど読み込みが通信制限がかかっているのか、と思うくらい遅いのはかなりストレスです。

ポジティブな口コミとしては「利用前は通信速度が心配だったが特に問題なく使える」というような声がありました。

LINEやメール、ネット検索や電子書籍の閲覧などが主な用途のようです。

これらはそれほど速度がなくても十分に使えるので、満足度の高さにつながっているのでしょう。

一方、ネガティブな口コミとしては、「電車の混雑時は不安定」「お昼の時間帯に通信速度が遅い」などがありました。

一般的に、人で混みあう場所やユーザーが一気に増える時間帯では通信速度は遅くなる傾向にあります。

データ通信をする場所を変える、時間帯をずらすなどの対策が必要でしょう。

ネット上にあるイオンモバイルの速度に関する口コミ

次に、イオンモバイルの速度についてリアルな口コミを紹介します。

今回は、以下の媒体から口コミを集めました。

口コミを参考にしたサイト
  • 価格.com

【データ量】

6GBもあればかなり不自由なくやっていけると思います。価格対データ量としては非常に満足です。普段はtwitterやweb、メール確認程度ですがちょっとした動画を見ることもあります。他社と比較して結構料金体系が小刻みでリーズナブルなので、自分の使い方に合わせたプランが見つけやすいです。

【インターネットの速度・つながりやすさ】

田舎ではほぼストレスフリーです。都市部、京都駅構内では少しもたつきましたがストレスを感じるほどではありませんでした。

引用:https://kakaku.com/mobile_data/sim/report/?si_companycd=67&si_page=2

繋がる範囲は問題ないです。

速度については 12-13時が0.5M、18-19時が1.0M前後と遅くなりますが、それ以外はまずまずです。

引用:https://kakaku.com/mobile_data/sim/report/

昼の時間帯は5Gはパケ詰りの様な現象が出ることがありますが、4Gに切り替えると繋がりやすくなることもあります。それ以外の時間帯は安定しています。

引用:https://kakaku.com/mobile_data/sim/report/

真っ昼間は遅くなります。ただしまったく使えないわけではなく、動画はちょっと読み込みに時間かかるかな、という程度なので問題ないです。

低速モードについて、最高200kbpsに制限されますが、月の通信量が減りません。文字だけのサイト閲覧や144pでの動画視聴(バッファに時間かかりますが待てる程度)、音楽のストリーミング等、質にこだわらなければこれだけでも使えます。ただし昼にこのモードだと文字サイトでも厳しい…

引用:https://kakaku.com/mobile_data/sim/report/

お昼休み中、楽天の低速で動画はカクカク止まって見れませんでしたが、低速のままでもスムーズに見れています。

引用:https://kakaku.com/mobile_data/sim/report/

総括すると、イオンモバイルは「お昼時や夜間などで速度が落ちる時間帯があるものの、ほかの時間帯は安定して使える」という口コミが見られました。

つながりにくい時間帯も動画の画質を落としたり、メールやSNSなどの用途に限定することで問題なく使えそうです。

速度以外についての口コミも知りたい方には、以下の記事もおすすめです。

通信制限がかかった時の速度について

イオンモバイルの通信制限には3つのパターンがあります。

それぞれのパターンで条件や速度が異なるので、各速度でどんなことができるかを確認しておくと安心ですよ。

下記は通信速度別にできる内容をまとめた一覧表なので、参考にしてください。

200kbps300kbps1Mbps10Mbps25Mbps50Mbps
LINE(メッセージ)
LINE(通話)
LINE(ビデオ通話)×
ネットサーフィン
Instagramなど画像系×
YouTubeなど動画系×××
AmazonMusicなど音楽系
(HDストリーミング再生)
××
アプリ(ニュース系)
アプリ(簡単なゲーム)×××
アプリ(複雑なゲーム)××××〇 

ちょっと複雑!イオンモバイルの通信制限を整理しよう

イオンモバイルの通信制限はSIMカードの種類やプランによって設定が異なっており、少し複雑なので、ここで確認しておきましょう。

イオンモバイルでは対応するプランに応じてSIMカードの種類を2つに分けています。

タイプ1」は音声通話・SMS・データ通信すべてに対応したSIMで、「タイプ2」は音声通話を除くSMS・データ通信に対応したSIMを指しています。

SIMカードの種類タイプ1タイプ2
対応プラン音声プランシェアプランデータプランデータプラン
速度制限①契約データ容量超過時、最大200kbpsに制限
速度制限②速度制限①の状態で3日間の通信量が
366MBを超えるとさらに低速化
制限なし
速度制限③やさしいプランのみ下りが最大500kbpsに制限やさしいプランの提供なし
イオンモバイルの通信制限一覧

まず、SIMカードの種類に関係なく、月の契約データ容量を越えた場合は最大200kbpsに制限されます(速度制限①)。

さらに、SIMカード「タイプ1」のみが対象ですが、最大200kbps制限中に直近3日間の通信量が366MBを超えた場合はさらに低速に制限されます(速度制限②)。

なお、このときの速度は公表されていません。

最後に、60歳以上の人のみが加入できる「やさしいプラン」では下りの速度が最大500kbpsに制限されます(速度制限③)。

ちなみに、インターネット通信における「下り」とは、データの受信(ダウンロード)に関係する速度です。

メールの受信やウェブサイトの閲覧、動画の視聴やクラウドからのファイル受信などスピードに影響します。

これらの通信制限がかかった状態ではどのようなことができるのか、次項で説明します。

200Kbpsでできること

イオンモバイルでは料金プランやSIMカードの種類に関係なく、月の契約データ容量を越えた場合は最大200kbpsに制限されます(速度制限①)。

最大200kbpsではなにができるかというと、下記のような最低限の機能が使える程度です。

  • メール送受信(文字メイン)
  • アプリ通話
  • ネットサーフィン(文字メイン)

メールの送受信やネットサーフィンなどは画像や動画が少なく文字がメインならばそこそこ快適に利用できます。

動画を視聴する場合、YouTubeでは解像度が低めの360pで視聴するときでも700Kbpsが推奨されているので、最大200kbpsでは動画のスムーズな視聴は難しそうです。

144pの画質であれば視聴できるとは思いますが、動画が始まるまでにかなり時間がかかり、ストレスを感じるでしょう。

また、イオンモバイルではSIMカード「タイプ1」に2段階目の速度制限がある点に注意しなくてはいけません。

最大200kbpsの速度制限中、直近3日間の通信量が366MBを超えた場合はさらに低速に制限されてしまいます(速度制限②)。

2段階目の速度制限がどれくらいになるのか公表されていませんが、200kbpsよりも使い勝手は悪くなるでしょう。

自宅でWiFiを利用できる人や普段から最低限の機能しか使わない人ならそれほど問題にはならないかもしれませんが、「翌月の制限解除まで待てない!」という人は後述する制限速度の解除方法を検討してみてくださいね。

参考:YouTube のシステム要件と対応デバイス – YouTube ヘルプ

500Kbpsでできること

イオンモバイルでは、60歳以上の人のみが加入できる「やさしいプラン」を契約すると下りの速度が最大500kbpsに制限されます(速度制限③)。

最大500kbpsでは下記のような機能を利用できます。

  • メール送受信(文字、画像メイン)
  • アプリ通話
  • ビデオ通話(アプリによる)
  • ネットサーフィン(文字、画像メイン)

最大500kbpsあれば、文字だけではなく画像の送受信もスムーズにできるでしょう。

アプリ通話は問題なくできると思いますが、ビデオ通話は利用するアプリによって使用感が分かれそうです。

LINEやSkypeであれば快適に利用できるはずです。

家族に持たせるスマホとして活用する場合、メールや通話によるコミュニケーションがメインであれば500kbpsでも十分に楽しめるでしょう。

ただし、月の契約データ容量を越えた場合はほかのプランと同様に最大200kbpsに制限される点には注意してください(速度制限①)。

速度制限の解除方法

イオンモバイルでは追加のデータ容量を購入することで速度制限を解除できます。

料金は1Gあたり528円(税込)で、契約者専用マイページで購入手続きができます。

ただし、SIMカードの種類によって利用できる回数に制限があるので注意しましょう。

SIMカードの種類タイプ1タイプ2
追加購入1Gあたり528円(税込)回数制限なし1Gあたり528円(税込)月間最大6回まで
データ容量の追加購入

また、追加購入したデータの使用期限についても注意が必要です。

やさしいプランS/M/Lを契約中の場合は3か月後の末日まで繰り越せますが、そのほかのプランでは当月中の利用のみで翌月以降には繰り越せない点に注意しましょう。

3日間のデータ制限はある?

イオンモバイルの場合は少し条件が特殊ですが、3日間でデータ制限があるため注意が必要です。

まず、イオンモバイルではSIMカード「タイプ1」を契約して月のデータ容量を使い切った場合、最大200kbpsに速度制限がかかります

その状態で直近3日間の通信量が366MBを超えた場合、さらに低速に制限されます。

366MBではなにをどれくらいできるのかイメージがわきにくいと思うので、参考までにLINEアプリのデータ消費量を紹介します。

内容データ消費量
LINEトーク1回あたり約2KB
LINE通話1分約300KB
10分約3MB
30分約9MB
LINEビデオ通話1分約5MB
10分約50MB
30分約150MB

参考:LINE通話の通信量・ギガ数は? 通信料を節約して電話する方法を大公開!|LINEモバイル【公式】選ばれる格安スマホ・SIM

※データ消費量はあくまで目安です。画像やスタンプを送付した場合は消費量が変動するため注意してください。

3日間のデータ制限がかかったあとでもなんとかコミュニケーションはとれそうですが、できる操作はかなり限られます

3日間のデータ制限にかからないためには、月のデータ容量を使い切ったあとは極力データを使わない、もしくは追加のデータ容量を購入して速度制限を解除するとよいでしょう。

イオンモバイルの速度が遅くなる理由と対処法

イオンモバイルでは「お昼時が遅い」「混雑している電車の中だとつながらない」などの口コミが見られました。

ここでは、イオンモバイルで通信速度が遅くなる4つの理由とその対処法について解説します。

理由①イオンモバイルはMVNO系格安SIMだから

格安SIMは事業形態によってMNO系とMVNO系の2パターンにわかれます。

同じ格安SIMではありますが、MNO系とMVNO系では通信品質はかなり異なります。

MNO(モバイルネットワークオペレーター)MVNO(モバイルバーチャルネットワークオペレーター)
事業形態自社で基地局を構え、通信回線を直接提供している会社。大手キャリアの回線を借りて通信サービスを提供している会社。
通信回線の特徴時間帯によらず安定して速いことが多い。お昼時など回線が混みあう時間帯は通信速度が低下することが多い。
格安SIM・ソフトバンク、ドコモ、auなどの大手キャリア
・大手キャリアのサブブランド(LINEMO、Y!mobile、ahamo、povo、UQモバイルなど)
イオンモバイルやmineoなどの多くの格安SIM

イオンモバイルはMVNO系格安SIMに該当し、大手キャリアのドコモやauから通信回線を借りてユーザーにサービスを提供しています。

借りた通信回線は上限があるうえ、契約者間で公平に分け合っているため、通勤時間やお昼時などユーザー数が増える時間帯ではどうしても速度が落ちてしまうのです。

対処法

MNO系とMVNO系はそれぞれメリットが異なるので、速度と料金のどちらを重視するかで検討してみるとよいでしょう。

対処法
  • 速度重視ならMNO系格安SIMを検討する
  • 料金とのバランスを重視したいならイオンモバイル

通信速度にこだわりたいなら、やはりMNO系格安SIMを選んだほうが快適に使えるでしょう。

大手キャリアが提供しているサブブランド(LINEMOY!mobileahamopovoUQモバイル)なら、大手キャリアと同じ通信品質を保ちながら大手キャリアよりも安い料金で利用できますよ。

「お昼休みに高速通信でしっかり動画を見たい」などのニーズを満たせると思います。

ただ、「動画はそこそこの画質でOK」「LINEやSNSなどの利用がメイン」という人であればイオンモバイルを候補に入れてみましょう。

通信速度だけで見るとMVNO系が劣っているように見えますが、実は、月額料金はMVNO系のほうが安く設定されていることが多いです。

これは、MVNO系は自社で基地局を構えないのでMNO系より維持コストがかからず、そのぶんを料金の安さに還元しているからです。

イオンモバイルはプランを細かく選べるなどのメリットもあります。

速度よりも安いほうがいい」「速度と料金のバランスがいい格安SIMを選びたい」「自分にぴったりのギガ数でとことん節約したい」という人なら、イオンモバイルを検討してみてください。

理由②月のデータ容量を使い切って速度制限がかかっているから

さきほども説明しましたが、イオンモバイルでは月の契約データ容量を使い切った場合、最大200kbpsになる速度制限がかかります。

タイプ1のSIMカードで契約した場合は最大200kbpsに制限されたあと、3日間の通信量が366MBを超えるとさらに低速化されます。

対処法

主な対処法としては、以下を試してみてください。

対処法
  • 追加のデータ容量を購入する
  • WiFiを活用する
  • 低速モードを活用する

通信制限を解除したいなら、追加のデータ容量を購入する方法が一番手っ取り早いです。

1Gあたり528円(税込)で購入できますよ。

ただし、タイプ2のSIMカードでは回数制限がある点には注意してください(月間最大6回まで)。

また、自宅などでWiFiを利用できるなら月のデータを使い切ったあとでも高速通信を利用できますよ。

さらに、イオンモバイルでは低速モードを活用すれば月の契約データ容量を使い切るのを避けることも可能です。

低速モードでは最大速度が200kbpsに制限されますが、ギガが消費されることはありません。

メールの送受信(文字メイン)やネットサーフィン(文字メイン)などであれば低速モードでも利用可能です。

低速モードは専用アプリで簡単にON・OFFの切り替えができますよ。

うまく使えば通信制限を回避できるので、活用してみてくださいね。

理由③回線が混雑する時間帯・場所で利用しているから

イオンモバイルなどのMVNO系の格安SIMではユーザー数が一気に増える時間帯に通信速度が低下する傾向があります。

特に、以下の時間帯は要注意です。

  • 朝の通勤ラッシュ(7〜9時)
  • 昼休み(12時〜14時)
  • 夕方の帰宅ラッシュ(17〜19時)
  • 夜のリラックスライム(21時〜23時)

当サイトの計測結果でもイオンモバイルは昼の12時台や夜の22時台に速度が低下していました。

そのほか、人が多い場所でも通信速度は低下することがあります。

実際、口コミでは「混雑した電車のなかではつながりにくい」という意見がありました。

対処法

主な対処法としては、以下を試してみてください。

対処法
  • 時間帯や場所を変える
  • 通信内容を工夫する
  • MNO系格安SIMに変える
  • 災害時は専用回線を活用する

まずは、ネット通信を利用する時間帯や場所を変えてみましょう。

イオンモバイルでは昼の12時台や夜の22時台では速度が低下しますが、15時台や18時台では速いです。

動画視聴などデータ消費量が大きい作業をするなら速度が速い時間帯を狙ってみましょう。

ですが、「昼休みや夜寝る前に動画を見たい」という人もいると思います。

その場合は、利用する内容を工夫してみましょう。

たとえば、動画を見るときは画質を落としてみてください。

参考までに、YouTubeが推奨している通信速度は以下のとおりです。

動画の解像度推奨速度
4K UHD20 Mbps
HD 1080p5 Mbps
HD 720p2.5 Mbps
SD 480p1.1 Mbps
SD 360p0.7 Mbps

参考:YouTube のシステム要件と対応デバイス – YouTube ヘルプ

当サイトの測定結果ではイオンモバイルのお昼12時台は25.7Mbps、夜の22時台は21.2Mbpsだったので、画質を落せば十分に視聴できる可能性がありますよ。

もし、時間帯を気にせずなるべく高画質で動画を見たいなら、MNO系格安SIMに変えることを検討してみましょう。

当サイトが調べたなかでは、ドコモ回線ならahamo、au回線ならpovoがおすすめです。

なお、少し特殊な例ですが、災害発生時にも回線が混みあって通信速度が遅くなることがあります。

災害が原因で通信障害が発生している場合は「00000JAPAN(ファイブゼロ・ジャパン)」が使えるようになります。

これは、大手キャリア5社が設置する公衆無線LANサービスで、通信会社に関係なく誰でも利用できます。

被災者の安否確認などに活用できるので、万が一のときのために覚えておきましょう。

理由④通信障害やスマホの不具合が起きているから

これまで説明した理由に該当しない場合は、イオンモバイル側で通信障害が起きている可能性も考えられます。

その場合は公式サイトで詳細が公表されるはずなので、確認してみてください。

スマホ端末の不具合が理由で通信速度が遅くなっている場合には、いくつかの原因が考えられます。

  • 端末の故障
  • 経年劣化
  • スマホ端末の空き容量が少ない
  • 複数のアプリを同時に開いている
  • パケ詰まり(※)が起きている
  • 機内モードがオンになっている
  • OSが古いバージョンのままになっている

※圏外ではないのに通信速度が遅くなること

対処法

端末の故障や経年劣化が原因の場合は修理の依頼や買い替えなどの検討が必要ですが、それ以外の対処法としては以下を試してみてください。

対処法
  • 端末を再起動する
  • WiFiのオンとオフを切り替える
  • 機内モードをオフにする
  • バックグラウンドで動いているアプリを終了する
  • 使用頻度が低いアプリを削除する
  • OSをアップグレードする

端末の再起動で症状が改善するケースが多いので、一番先に試してみてください。

もし上記の対処法を試しても改善しないという場合は、イオンモバイルのサポートを利用するとよいでしょう。

イオンモバイルのサポート
  • チャットサポート
  • ウェブ(メール)
  • キャリアショップ
  • 電話

チャットサポートやウェブ(メール)は手軽に利用できる点が魅力ですが、直接スタッフに相談したい場合はキャリアショップや電話を利用しましょう。

参考:サポート|イオンの格安スマホ・格安SIM【イオンモバイル】

イオンモバイルの回線に関すること

ここでは、イオンモバイルの回線で知っておいてほしいことを紹介します。

いずれも便利な機能なので、ぜひ参考にしてください。

  • 低速モード(節約モード)
  • 5G回線
  • テザリング

ひとつずつ見ていきましょう。

低速モード(節約モード)がある

イオンモバイルでは低速モードを利用できます。

通信速度が最大200kbpに制限されますが、ギガ消費がなくなるため無制限に利用できるのが大きなメリットです。

最大200kbpだと動画をガンガン見るというようなことはできませんが、下記のような用途であれば十分に使えるスピードです。

  • メール送受信(文字メイン)
  • アプリ通話
  • ネットサーフィン(文字メイン)

イオンモバイルでは専用アプリで低速モードのON・OFFを切り替えられる手軽さも魅力。

速度をこまめに切り替えてデータの消費量をおさえれば、あまった分は翌月に繰り越せますよ。

参考:イオンモバイル速度切り替え|イオンの格安スマホ・格安SIM【イオンモバイル】

イオンモバイルでも5G回線が使える

イオンモバイルではドコモ回線とau回線のどちらを契約しても5G通信を利用できます。

5Gでは4Gに比べ超高速・大容量のデータのやりとりができるため、かなり操作が快適になります。

5G回線の利用には追加料金は発生しませんし、事前の申し込みなども不要です。

ただし、以下の2つの条件があります。

  • 5G対応エリアであること
  • 5Gに対応したスマホ端末であること

ドコモまたはauが5G回線を提供しているエリアであれば、イオンモバイルも5G回線を利用できます。

エリアは下記のホームページで確認できますよ。

スマホ端末については、最近では5G対応の端末が主流ですが、少し前の端末では対応していないものも多いので事前に確認しておきましょう。

また、イオンモバイルで5G回線を使うためにはマイページのトップページ「SIMカード」にて5G通信をONに設定する必要があります。

ただし、契約内容によってはこの設定変更に制限があるので確認しておきましょう。

イオンモバイルの5G設定について
  • 5G通信のON・OFFの切り替えができる時間帯は午前9時から午後8時まで
  • SIMカード「タイプ1」(ドコモ回線、au回線)の場合は1日に1回のみ
  • SIMカード「タイプ2」(ドコモ回線)場合は回数制限なし

5G対応エリアと非対応エリアを行き来する人やSIMカード「タイプ1」を契約する人は使い方に注意してくださいね。

参考:5G通信サービスの提供開始について|イオンの格安スマホ・格安SIM【イオンモバイル】

テザリングは無料で使える!でも一部で使えないケースも

テザリングとは、スマホのデータ容量を使ってパソコンなどの外部機器をネットに接続できる機能のことです。

外出先でノートパソコンをネットにつなげたり、自宅でWiFiの代わりに使ったりなど、仕事でもプライベートでも活躍する便利な機能です。

イオンモバイルでは利用料金0円でテザリングを利用できますよ。

事前の申し込みも不要で、端末で設定するだけという手軽さも嬉しいですね。

ただ、イオンモバイルでテザリングを使う際には以下の点に注意してください。

注意点
  • 対応端末を用意する
  • 大容量プランを契約したほうがいい
  • au回線の一部端末で使えないケースあり
  • 対応端末を用意する

①対応端末を用意する

テザリングを利用する際は、テザリングに対応した端末が必要になります。

イオンモバイルの公式ホームページによれば、大手キャリアで購入した端末の場合、他社のSIMカードではテザリングができないケースがあるようです。

イオンモバイルショップでは事前にSIMカードをためせるようなので、テザリングの利用を検討している人はショップへ行ってみましょう。

参考:よくあるご質問|業界最安級 イオンの格安スマホ・格安SIM【イオンモバイル】

②大容量プランを契約したほうがいい

テザリングは通常よりもデータの消費量が多いという特徴があります。

0.5GBから契約できるイオンモバイルですが、テザリングの利用を検討している人は大容量プランでの契約をおすすめします。

なお、ユーザーに公平なサービスを提供するため、環境によっては速度が低下する可能性があることは覚えておいてください。

③au回線の一部端末で使えないケースあり

イオンモバイルではau回線の一部の端末でテザリングを正常に利用できないケースが過去に報告されています。

なお、au回線でテザリングを利用される場合にのみ発生する症状で、通常の音声通話やデータ通信には影響はありません。

対象端末
  • Xiaomi Redmi 9T
  • ソフトウェアバージョン:V12.0.5.0.QJQMIXM
  • Android9.0以降の端末では同様の事象が発生する可能性あり

契約後にテザリングを使い始めてトラブルが起きた場合、ネットワーク設定を変更することで改善することがあるようです。

対象方法については下記のページを参考にしてください。

参考:一部端末でau回線のテザリングができない事象について|イオンの格安スマホ・格安SIM【イオンモバイル】

イオンモバイルの基本スペック

総合ランキング 3位
主なプラン
1GB 858円 / 3GB 1,078円
10GB 1,848円 / 20GB 1,958円
使用回線iPhone購入android購入
ドコモ・au
最安値プラン5Gパケットシェアパケット繰越
0.5GB 803円
60歳以上 1GB 638円
口座引落LINE年齢認証かけ放題最低利用期間
550円/5分~なし

イオンモバイルは1人で利用するプランと、複数人でデータ容量を分け合って利用することで基本料金が安くなるシェアプランを提供しています。

プランは1GB単位で契約できるほか、60歳以上の方専用のやさしいプランやその他のオプションを低価格で提供しており、あらゆる世代が使いやすい格安SIMだと言えます。

全国のイオンに設置されているイオンモバイルショップにて対面で各種サービスを受けることが可能なので、万が一のトラブル時も安心です。

契約後も万全のサポート体制が受けられますし、最低利用期間や違約金がないため、もしサービスが合わなかった場合は、すぐに解約手続きが行えます。

店舗によってはお試しでイオンモバイルを利用できるため、検討中の方は申し込んでみても良いでしょう。

イオンモバイルの速度以外のメリット

イオンモバイルはとてもメリットが多い格安SIMです。

通信速度は平均的でOK」「速度より安さを重視したい」という人なら、かなり魅力的な格安SIMではないでしょうか。

  • プランが豊富で料金が安い
  • 全国200店舗以上のイオンでサポートが受けられる
  • ドコモとauから回線を選べる
  • あまったデータ容量は翌月に繰り越せる
  • LINEのID検索ができる
  • イオンクレカ支払いでWAONポイント増量
  • 契約期間の縛りなし・解約料も無料
  • 1週間無料のおためしサービスがある
  • 専用のコミュニティサイトがある

ひとつずつ詳しく解説するので、参考にしてください。

プランが豊富で料金が安い!家族利用やサブ回線にもおすすめ

イオンモバイルは料金プランが豊富で、ギガも細かく選べる点が大きなメリットです。

イオンモバイルが提供しているプランは以下のとおりです。

  • 音声プラン:音声通話、データ通信が利用できるプラン(SIMカードタイプ1)
  • シェアプラン:音声通話、データ通信が利用でき、毎月のデータを最大8人でシェアできる家族向けプラン(SIMカードタイプ1)
  • データプラン:データ通信専用のプラン(SIMカードタイプ2)

上記の3プランはさらに以下3種類のプランで構成されます。

  • 音声プラン:0.5GB~200GBから選べるプラン
  • データプラン:1GB~200GBから選べるプラン
  • やさしいプラン:60歳以上が対象の割安プラン(データプラン500MB〜/音声プラン200MB〜最大10GB)

つまり、用途とデータ容量の組み合わせ方で自分に最適のプランが選べるというわけです。

データ容量は0.5GB(803円)から始まり、1GB単位で選べるので自分に合ったプランを選べば無駄な出費を防げますよ。

なお、当サイトで調査した結果では、以下のギガ数では業界最安値水準で利用できます(2024年4月時点)。

  • 5GB(月額1,298円)
  • 6GB(月額1,408円)
  • 9GB(月額1,738円)
  • 11GB~20GB(月額1,958円)

さらに、イオンモバイルで注目してほしいのは家族で利用できる「シェアプラン」です。

他社の家族割よりもお得感があるので、家族で乗り換えを検討している人は要チェックです。

「シェアプラン」は契約者が1人でスマホとタブレットの2台契約というような使い方もできるので、サブ端末向けの回線をさがしている人にもおすすめですよ。

なお、「プランがありすぎて選べない!」という人は公式ホームページの料金プラン診断を活用してみてくださいね。

参考:料金プラン診断|イオンの格安スマホ・格安SIM【イオンモバイル】

全国200店舗以上のイオンで直接サポートが受けられる

イオンモバイルは近くのイオン内にあるショップで直接サポートが受けられる点も大きなメリットです。

普段からイオンモールを利用している人であれば、ショッピングのついでに立ち寄れますよ。

申込みや料金プランの変更、故障修理の受付などはもちろん、「LINEの設定がわからない」などの使い方についてもサポートしてもらえます(有料のケースあり)。

格安SIMへの乗り換えが初めての人でも安心です。

また、ご自身はサポートが不要でも、家族でシェアプランを利用する予定の人にもメリットがあります。

離れて暮らしていて自分が使い方を教えてあげられなくても、近くにショップがあればおじいちゃんやおばあちゃんも安心して利用できるでしょう。

ショップは下記のページから検索できるので、自宅の近くにあるか確認してみてください。

参考:店舗一覧|イオンの格安スマホ・格安SIM【イオンモバイル】

ドコモとauから回線を選べる

イオンモバイルではドコモ回線とau回線の2つから好きなほうを選んで契約できます(マルチキャリア)。

イオンモバイルのように複数のキャリアから回線を選べる格安SIMはそれほど多くはありません。

どちらの回線を利用するべきか迷う人のために、両者の違いを3つ整理してみたので参考にしてください。

なお、どちらの回線を選んでも基本料金は変わらないので安心してください。

①対応エリア

回線によっては対応しているエリアが異なる場合があります。

お住まいのエリアによって特定の回線がつながりやすい・つながりにくいなどの違いがある場合は自分に適したほうを選びましょう。

②SMS(ショートメッセージサービス)の基本料金

au回線ではSMSの基本料金は無料ですが、ドコモ回線でデータ通信専用のSIMカード「タイプ2」を選んだ場合は月額154円(税込)が発生します。

なお、送信料に違いはありません。

③最大速度

2つの回線では公式ホームページで紹介されている最大速度が異なります。

  • au回線:下り最大958Mbps、上り最大112.5Mbps
  • ドコモ回線:下り最大1,288Mbps、上り最大131.3Mbps

※やさしいプランは下り最大500kbpの制限あり

ただし、上記速度はあくまで規格上の最大速度で、通信速度を保証するものではありません(ベストエフォート型)。

通信をおこなう場所や時間帯、端末などによって速度は変化するので、あまり気にしなくてもよいでしょう。

実際、当サイトでドコモ回線の速度調査をしたときも、下り最大1,288Mbpsまでの速度はでませんでした。

あまったデータ容量は翌月に繰り越せる

イオンモバイルでは月のデータ容量があまると翌月末まで繰り越せます。

イオンモバイルはギガ数を細かく選べるため自分に適した容量を選べますが、自宅のWiFiや低速モードを活用していると意外とデータがあまることもあるでしょう。

そのような場合でもデータが無駄にならないのが嬉しいですね。

なお、ドコモ回線・au回線のどちらを選んでも利用できますよ。

LINEのID検索ができる

LINEで連絡先を交換するときに、ID検索機能を利用する人が多いと思います。

ですが、格安SIMによってはLINEの年齢確認に対応しておらず、ID検索機能が使えないケースがあります。

その点、イオンモバイルはLINEの年齢確認・ID検索に対応しているので安心してください。

連絡先を交換する際にはいくつか方法がありますが、サクッと使えるID検索はとても便利です。

仕事などでLINEを使う人は注目してみてください。

イオンクレカ支払いでポイント増量&2,000WAONポイントプレゼント

イオンモバイルの利用料金や端末・商品の代金をイオンマークが付いたクレジットカードで支払うと、もらえるWAON POINTが増量します。

基本的のWAON POINT

税込200円ごとに1 WAON POINT

イオンモバイルの利用料金の支払い

税込200円につきWAON POINT4ポイント(基本の4倍)

イオンモバイルで購入した端末・商品代金の支払い

税込200円につきWAON POINT2ポイント(基本の2倍)

また、他社回線からイオンモバイルに乗り換えた場合、月額料金の支払い方法をイオンマークが付いたクレジットカードにすると1人につき2,000WAONポイント(電子マネー)がもらえます(初回利用のみ)。

WAONポイント(電子マネー)は1ポイント=1円から対象店舗での支払いに使えます。

普段からイオンマーク付きのクレジットカードを使っている人はかなりお得に利用できるので、チェックしてみてください。

参考:イオンカード特典|イオンの格安スマホ・格安SIM【イオンモバイル】

契約期間の縛りなし・解約料も無料

イオンモバイルでは最低契約期間の縛りはありません。

自分の好きなタイミングで乗り換えができますよ。

また、解約料もかからないので「通信速度が遅かったらほかの格安SIMに乗り換えたい」という人も安心して利用できます。

1週間無料のおためしサービスがある

イオンモバイルでは1週間のおためしサービスを無料で利用できます。

対応エリア内であっても実際使ってみなければ快適に利用できるかどうかわからないというケースが多いと思います。

その点、無料で事前に試せるのは嬉しいサービスです。

  • 対象年齢:18歳以上
  • 利用できるSIMカード:データ通信専用SIMカード

※音声通話やSMSは利用不可

  • 必要書類:本人確認書類、クレジットカード
  • スマホ端末:イオンモバイルから貸し出しあり
  • 取扱店舗:全国のイオンモバイル取扱店舗

電話やインターネットでは申し込めない点には注意してください。

1週間(利用開始日を含め7日間)利用できるので、自宅や職場以外によくいく外出先、帰省先など、複数の場所で通信状況を試してみましょう。

参考:イオンモバイル無料おためしサービス|イオンの格安スマホ・格安SIM【イオンモバイル】

専用のコミュニティサイトがオープン

イオンモバイルでは2023年に契約者専用のコミュニティサイトが開設されました。

スマホの便利な使い方や、お得な情報が発信されています。

お気に入りの写真を投稿してユーザー同士でやりとりするなど、ちょっとしたSNS感覚で楽しめる要素もあります。

なかでも便利なのは、イオンモバイルに関する悩みごとを投稿できる「相談室」です。

過去には「かけ放題オプション加入後に適用されるのはいつから?」「海外で利用できる?」などの相談がよせられており、いずれも解決しています。

同じイオンモバイルユーザーの人やお客さま対応係の人が答えてくれるので、気軽に質問できますよ。

参考:イオンモバイルひろば

イオンモバイルの注意点とデメリットも知っておく

イオンモバイルはメリットが多い格安SIMですが、もちろん注意点やデメリットもあります。

  • 初期費用がかかる
  • 支払い方法はクレジットカード限定
  • キャリアメールがない

契約前に必ずチェックしましょう。

初期費用がかかる

イオンモバイルでは契約時にSIMカード1枚につき3,300円(税込)がかかります。

シェアプランで家族数人で契約した場合もSIMカード1枚ごとに料金が発生します。

大手キャリアのサブブランド系格安SIMでは初期費用が発生しないことが多いので、この点はデメリットと言えるでしょう。

ただ、下記のキャンペーンを活用すれば初期費用の出費を抑えることが可能です。

乗り換えキャンペーン

他社回線からイオンモバイルに乗り換え(MNP)、かつ月額料金の支払い方法をイオンマークが付いたクレジットカードにすると、1人につき2,000WAONポイント(電子マネー)がもらえる。

ただし、初回利用のみ

WAONポイント(電子マネー)は1ポイント=1円から対象店舗での支払いに使えます。

普段からイオンマーク付きのクレジットカードを使っている人はぜひ利用してほしいキャンペーンです。

現時点で対象のクレカを持ってない人も、イオンモバイルの支払いでポイント増量などの特典もあるので検討してみるとよいでしょう。

参考:イオンカード特典|イオンの格安スマホ・格安SIM【イオンモバイル】

月額料金の支払いはクレジットカードのみ

毎月の料金を支払う際、イオンモバイルで利用できる方法はクレジットカードのみです。

海外発行のクレジットカードやデビットカード、銀行口座振替などの支払いには対応していないため注意しましょう。

スマホ端末などをインターネットで購入した場合も、利用できる支払い方法はクレジットカードのみです。

ただし、キャリアショップで購入した場合は下記の支払い方法を利用できます。

  • 現金
  • 商品券
  • クレジットカード
  • AEON PAY
  • WAON POINT
  • WAONポイント(電子マネー)

キャリアメールが使えない

キャリアメールとは、ソフトバンクやドコモ、auなど大手キャリアが独自に提供しているメールサービスです。

イオンモバイルにはキャリアメールがありません。

そのため、メールアドレスが必要な人は下記の2つの方法のどちらかを利用するとよいでしょう。

①メール持ち運びサービスを使う

乗り換え前に使っていたメールアドレスを継続して使いたい場合は、大手キャリアが提供している「メール持ち運びサービス」を使いましょう。

1メールアドレスあたりの料金は以下のとおりです。

  • ソフトバンク:月額330円(税込)、年額3,300円(税込)
  • ドコモ:月額330円(税込)
  • au:月額330円(税込)

いずれも公式ホームページから申し込みができます。

回線の解約後、31日以内での申し込みが必要な点には注意しましょう。

②フリーメールアドレスを取得する

メールアドレスにお金をかけたくないという人は、Yahoo!メールやGmailやなどのフリーメールの利用をおすすめします。

新たにメールアドレスを取得したり、各種サービスに登録しているアドレスを変更したりなど手間がかかるのは事実です。

ですが、今後別のキャリアに乗り換えても同じアドレスを継続して使えるので、長い目でみると使い勝手は良いと思います。

イオンモバイルのドコモ回線とau回線はどちらが速い?

イオンモバイルは、auとドコモから回線を借りてサービスを提供している格安SIMですが、回線によって通信速度が異なることがあります。

平均的にどちらの回線の方が通信速度が速いかを紹介します。

イオンモバイル公式サイトに記載されている通信速度では、au回線で40〜50Mbpsの速度が出ています。

一方のドコモ回線もほとんど同じで40〜50Mbpsの速度となっており、普段は問題なく高速通信が利用できるようです。

しかし、両回線とも平日の12〜13時の時間帯は回線混雑の影響を受け、極端に通信速度が下がっているため、時間帯によっては使いづらくなるということがわかります。

全国のイオンモバイルユーザーが投稿した通信速度の平均値はどうでしょうか。

通信速度の平均値
  • au回線:23.72Mbps
  • ドコモ回線:31.41Mbps

全国的にはドコモ回線の方がやや速いという結果となりました。

ただし、地域や時間帯、検証した場所は様々であり、一概にドコモが速いというわけではありません。

ユーザーによっては、au回線でも70Mbps以上の通信速度が出ている方もいます。

明確に通信速度を検証したい方は、イオンモバイルの無料おためしサービスに申し込んで、自分が利用するエリアで検証してみましょう。

なお、当サイトでもイオンモバイルを実際に契約して通信速度を検証していますので、結果が気になる方は、以下の記事をご覧ください。

イオンモバイルがおすすめな人・おすすめできない人の特徴

イオンモバイルはあらゆる年代の方に適した格安SIMですが、中には合わないと感じる方もいらっしゃいます。

そこで、イオンモバイルが「おすすめな人」と「おすすめできない人」を紹介します。

ただし、絶対ではありませんので、あくまで一つの意見として参考にしていただいた上で判断してください。

【おすすめ】実店舗での対面サービスを受けたい人

格安SIMはオンラインでの手続き限定であることが多いですが、イオンモバイルは全国のイオンに店舗を展開しているため、対面サービスを受けられるメリットがあります。

「初期設定の方法がわからない」「トラブル時の対応は直接スタッフに相談したい」といった不安や悩みを持つ方も、安心です。

イオンモバイルショップは全国に200店舗存在しているので、相談がある場合はお近くのイオンに訪れてみましょう。

ただし、日本の全てのイオンモバイルショップで同じサービスを受けられるわけではないため、注意が必要です。

店舗サービス内容
イオンモバイルショップ新規契約・乗り換え
契約者情報変更
機種変更
イオンモバイルに関する相談
端末購入
エントリーパッケージ購入
イオンモバイルスポット新規契約・乗り換え
エントリーパッケージ取扱店エントリーパッケージ購入

上記のようにショップごとで可能な手続きが異なります。

登録ユーザーの情報変更や機種変更、その他の相談を受け付けているのは「イオンモバイルショップ」のみです。

「新規契約はできたのに他の相談はできない」といった誤解がよく発生しているようなので、気をつけましょう。

近くのイオンがイオンモバイルショップに該当するかどうかは、イオンモバイル公式サイトの「店舗一覧」で確認できます。

【おすすめ】家族で利用する人

イオンモバイルの特徴は、プランを複数人でシェアしながら使える「シェアプラン」を提供していることです。

そのため、家族で利用する場合、1人あたりの料金が通常プランよりも安く利用できるメリットがあります。

例えば、2人用の20GBプランは2,508円で提供されているので、1人あたり10GBのデータが利用可能で、料金は1,254円です。

通常1人で10GBを契約すると1,848円かかるため、594円も安く利用できるという計算になります。

上述の例は分かりやすく20GBとしましたが、1人あたりのデータ使用量が多くない場合は、データ容量の少ないプランを選ぶことで、さらにお得に利用できます。

シェアプランは最大8人まで利用できるため、家族全員で利用するご家庭の場合は特におすすめです。

【おすすめできず】高い通信品質を求める人

イオンモバイルは、auとドコモから回線を借りてサービスを提供しているMNO系の格安SIMであるため、携帯キャリアやそのサブブランドの通信品質には劣ります。

特に昼の時間帯や夜のリラックスタイム、都心部から離れた地域では、通信速度の低下や接続のしにくさが多くなる傾向があります。

そのため、常に品質の高い通信を求める人はストレスを感じてしまうため、おすすめできません。

どうしても高速通信で利用したい場合は、ポケット型Wi-Fiを併用するか、大手携帯キャリアのサブブランドの格安SIMを利用しましょう。

通信品質が高い格安SIMはLINEMOahamopovo楽天モバイルなどが当サイトのおすすめです。

イオンモバイルのおすすめキャンペーンを紹介

イオンモバイルでは、ユーザーが得するキャンペーンを豊富に提供しています。

その中でも特におすすめしたいキャンペーンを2つご紹介します。

  • 【店舗限定】エントリーパッケージご契約特典
  • イオンモバイルの無料おためしサービスを活用しよう

これからイオンモバイルを契約する方や、友人や家族にイオンモバイルを検討中の方がいれば、ぜひ利用してみてくださいね。

【店舗限定】エントリーパッケージご契約特典

キャンペーン期間2022年8月1日(月)〜
内容エントリーパッケージに記載された申し込み番号を、店舗にて提示して契約すれば、2,000WAONポイントを獲得
適用条件契約プランは音声プランまたはシェアプランであること
エントリーパッケージに記載の申し込み番号を使用すること
  • 店舗での申し込み限定
  • Yahoo!ショッピングで購入したエントリーパッケージが適用外
  • データプラン・法人契約はキャンペーン対象外

こちらは、16桁の申し込み番号が記載されたイオンモバイル専用のエントリーパッケージを使って契約することで、2,000ポイント分のWAONポイントが付与されるキャンペーンです。

エントリーパッケージは、全国のイオンモバイルショップで販売しています。

エントリーパッケージは購入した時点でSIMカード1枚分の初期費用が含まれているため、契約時に初期費用を支払う必要はありません。

店頭での契約限定であり、オンライン手続きでは利用できませんので、ご注意ください。

なお、Yahoo!ショッピングで販売されているエントリーパッケージは適用対象外ですので、店舗で購入したものを利用しましょう。

イオンモバイル紹介キャンペーン

キャンペーン期間終了時期未定
内容紹介する者:3,000WAONポイント+1GBクーポン獲得
紹介される者:1,000WAONポイント+1GBクーポン獲得
適用条件紹介者が発行した紹介チケットに記載の紹介コードを、紹介される者が申し込み時に入力する
  • データプランの紹介の場合は1GBクーポンのみ
  • イオンモバイルへの初回登録者が対象
  • 自分の紹介は不可

イオンモバイルの紹介制度である「紹介トク」は、紹介者と被紹介者の両者が特典を獲得できるおすすめのキャンペーンです。

紹介する方は、イオンモバイルのマイページにてチケットを発行し、紹介される方に共有するだけで完了します。

一方、紹介される方も共有されたチケットに記載の11桁の番号を契約時に提示するだけでキャンペーンが適用されるため、至って簡単です。

契約が成立した時点でクーポンを獲得できるシンプルなキャンペーンなので、友人や家族にイオンモバイルの契約を考えている方がいる場合は利用しましょう。

ただし、WAONポイントの特典が付与されるのは、紹介された方の契約から翌々月末日までとなっていますので、ご注意ください。

イオンモバイルの無料おためしサービスを活用しよう

利用可能なユーザー18歳以上
貸出期間1週間
貸し出すSIMカードタイプ1(NTTドコモ回線)
タイプ1(au回線)
タイプ2(NTTドコモ回線)
貸し出すスマートフォンイオンモバイル指定のスマートフォン
取扱店舗全国のイオンモバイル取扱店舗

イオンモバイルのおためしサービスは、1週間無料でサービス品質を確かめられるサービスであり、イオンモバイルの契約を迷われている方におすすめのサービスです。

音声通話やSMS機能は利用できず、データ通信のみの利用となりますが、通信品質や自分がよくスマホを使うエリアの回線状況などを確かめるには十分です。

イオンモバイルのデータ通信専用プランを検討されている方はタイプ2を選びましょう。

申し込みは店頭のみとなっており、持ち物として本人確認書類とクレジットカードが必要ですので、忘れずに持参してください。

なお、無料ではありますが、不正利用防止のために一旦クレジットカードから料金を預ける形になるので理解しておきましょう。

電話やオンラインでの申し込みは不可となっており、直接店舗に向かう必要があります。

イオンモバイルを契約して分かった速度についてまとめ

イオンモバイルは大手キャリアやサブブランド系格安SIMと比べると通信速度は遅めですが、格安SIMの中では平均的な速度という印象です。

お昼時など回線が混みあう時間帯に高画質でしっかり動画を見るというような使い方は難しいですが、動画の画質を落としたりメールやネットサーフィンなどに用途を限定したりすれば、ほぼ問題なく使えるでしょう。

SIMカードの種類によっては3日間のデータ制限はありますが、低速モードを活用してギガ消費を抑えればそれほど心配はないかもしれません。

自分がお住まいのエリアでどれくらいの速度が出るかを事前に知りたい人は、無料のおためしサービスを利用してみてください。

プランの豊富さや料金の安さ、サポートの手厚さなど、速度以外にもメリットが多い格安SIMなのでぜひ検討してみてくださいね。

※この記事は情報の正当性についてチェックしておりますが、一部広告を含む場合があります。
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