楽天モバイルのメリットとデメリットを私が契約して調べたよ

現在使用中のスマホから他社への乗り換えを検討中なら、楽天モバイルもおすすめです。

さまざまな魅力を持つ格安スマホ、プランのなかで、楽天モバイルは「低額でのデータ無制限」で、人気を集めています。

今回は、楽天モバイルの基本スペックやメリット・デメリット、実際に利用中の人の口コミなどを紹介します。

契約時の注意点や、楽天モバイルが合っている人はどんな人かも解説していますので、楽天モバイルへの乗り換えを検討中の人はもちろん、格安各社を比較している人にも参考になれば幸いです。

総合ランキングが気になる方は以下の記事も参考にしてください。

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目次

楽天モバイルの基本スペック教えます

まずは、楽天モバイルの基本スペックを見てみましょう。

総合ランキング 2位
主なプラン
~3GBまで 1,078円
~20GBまで 2,178円
20GB~無制限 3,278円
使用回線iPhone購入android購入
楽天モバイル
最安値プラン5Gパケットシェアパケット繰越
3GB 1,078円
口座引落LINE年齢認証かけ放題最低利用期間
1,100円/15分~なし

もともと、ドコモとauの回線を利用したMVNOとしてスタートした楽天モバイルですが、2019年10月より自社回線への移行を行っており、独自の基地局で安定した通信速度を保持しています。

また、プランは1つで、データ使用量に応じて料金が変動するため、プラン選びに迷わないのも特徴です。

20GB以上の利用は、3,278円の定額で無制限!

月々のデータ使用量を気にしなくてよいのは、楽天モバイル最大の魅力ではないでしょうか。

パケットのシェアや繰り越し、LINEの年齢認証など、格安SIMには少ない機能やサービスも充実しており、大手キャリアと似たような使用感で、快適なスマホライフを実現できます。

楽天モバイルの口コミからみるメリットとデメリット

楽天モバイルへの乗り換えを検討する場合は、実際に利用した人の意見も参考にしましょう。

口コミはよい部分を知るだけでなく、使用中に起こり得る不便なども把握できます。

口コミからわかるメリット

楽天モバイルを利用するさまざまな性別・年代の方から寄せられたよい口コミには、次のようなものがあります。

女性 47歳 パート

最も良かった項目は楽天ポイントがたまる所です。私は楽天銀行の口座を持っているので楽天モバイルを契約しました。楽天モバイルを利用すると楽天ポイントがたまるだけじゃなく楽天ポイントで携帯電話の月額料金を支払う事が出来ます。とても便利だと思います。

男性 19歳 会社員

自分は楽天カードを使用していてすごくポイントが貯まるということとどれだけ使っても3278円が上限というところがいいです。家にWiFiがないんですけど通信制限とか気にせずに携帯が使えるのですごく便利です。

女性 29歳 主婦

rakutenLINKを使えば通話料無料になるのはとても有難いです。子どもがいるため、病院や幼稚園、役所などに電話をする場面が多く、その度にrakutenLINKから通話しているので、通話料はかからず毎月基本料金だけで良いのは嬉しいです。

データ通信量によって利用料金が変動するプランを採用している楽天モバイルは、上限が3,278円と決まっています。

SNSや動画視聴、ゲームなどをする機会が多い人は、ギガや料金を気にせず自由に使える楽天モバイルに大きな魅力を感じるようです。

また、楽天モバイルは月々の利用料金に応じて楽天ポイントがもらえます。

貯まったポイントは、日頃のお買い物はもちろん、スマホ料金の支払いにも利用可能です。

楽天モバイルを契約していると、楽天市場でのお買い物でもらえるポイントがアップするといった仕組みもあります。

楽天のさまざまなサービスを活用し、楽天ポイントを貯めている人にとっては、スマホ利用で多くのポイントが貯まるのも、メリットの1つです。

さらに、楽天モバイルは「Rakuten Link」という独自の通話アプリの利用によって、音声通話が無料になります。

LINE通話などを使って電話をする人も増えていますが、学校や役所、店舗などには電話番号による通話は欠かせません。

ちょっとした通話で発生する料金が「Rakuten Link」で0円になるのも、うれしいポイントです。

口コミからわかるデメリット

魅力的な楽天モバイルですが、使っていてデメリットを感じることもあるようです。

女性 51歳 自営業

「データ使用量1GBまでは無料」が廃止されたので、サブ回線としては持てなくなったかなと思います。3GBまでの使用は他の有名どころの格安SIMよりもちょっと高いかなと感じますし、電波があまり安定していない気がするので、反応速度が大事な対戦型のゲームなどは少し厳しい日が多いかもしれません。調子が良いときはすごく速度が速いのですが…。

女性 40代 アルバイト

昼時にアプリを立ち上げて決済しようとすると遅い時があるので焦ります。

男性 34歳 会社員

以前使用していたドコモの回線に比べると、サイト閲覧時につながりにくいことが多くあります。素早く見たい時には不便です。

現在、楽天モバイルの利用料金は「3GBまで」「3~20GB」「20GB以上」という3段階です。

しかし、以前はデータ使用量1GB未満の場合、基本料金が無料でした。

料金改定によって1GB未満0円が廃止されたことは、サブ端末として所有していた人や、Wi-Fiを活用してデータ通信量を抑えて無料で利用していた人にとってデメリットとなっています。

また、お昼時を中心に、データ通信をする人が多い時間帯に、通信速度が遅くなりやすいのも、デメリットの1つです。

これは格安SIM各社にも起こり得る問題の1つで、楽天モバイルに限ったことではありません。

しかし、大手キャリアやそのサブブランド、オンライン専用プランなどを利用していた人は、乗り換えによって通信の不便さを感じやすいといえます。

昼休み時間以外も、大手キャリアから楽天モバイルに乗り換えると、通信速度が遅いように感じることもあるようです。

楽天モバイルの通信速度に関するメリットとデメリット

スマホ契約時に注目するポイントは人によって異なりますが、ネット検索やSNS、動画視聴、ゲームなどを行うためのデータ通信速度に重きを置く人は多いといえます。

当サイト速度ランキング
平均速度昼休み時間の平均速度
59.112.3
8時12時15時18時22時
33.012.367.3128.155.1

楽天モバイルの通信速度は、平均59.1Mbps。

50 Mbpsあれば、メッセージのやり取りはもちろん、動画視聴やゲームなども快適にできるので、「通信速度が遅すぎる」と思うことは少ないでしょう。

18時台の速度はおよそ128.1 Mbpsで、より快適な通信を実現できます。

また、15時台は67.3 Mbps、21時台は55.1 Mbpsくらいの速度を維持でき、この時間帯にデータ通信を多く行う人は、通信面の問題を感じにくいといえます。

しかし、8時台は33.0 Mbps、12時台は12.3 Mbpsと、朝からお昼休みくらいまでの通信速度は、速いとはいえません。

25 Mbpsあれば、複雑なゲームのプレイ以外は特に問題なく通信できますが、10 Mbpsくらいになると、複雑なゲームは通信が止まる可能性が非常に高いです。

また、YouTubeなどの動画視聴も読み込みに時間がかかってしまうので、学校や職場での昼休みに動画を見たりゲームをしたりしたい人は、思うように通信ができずストレスになるかもしれません。

しかし、表を見ると楽天モバイルの通信速度は他社と比べて「非常に遅い」というわけではないことがわかります。

大手キャリアと変わらない品質で使えるLINEMOやワイモバイル、povo、ahamoと比べるとやはり「遅い」と感じる人も多いようですが、平均通信速度は格安SIMのなかでは速いほうです。

よって、格安SIMから乗り換えた場合は、あまり通信面での不便を感じないのではないでしょうか。

楽天モバイルのデメリットを6個教えます

ユーザーの口コミでは、楽天モバイルを利用していて不便に思うことが「特にない」と答える人も多くいました。

しかし、なかには料金や通信に関するデメリットを感じる人もいるので、乗り換え前にはデメリットを理解しておくことも大切です。

ここからは、楽天モバイル利用時に考えられる、6つのデメリットを紹介します。

LINEMO、ahamo、povoなどと比べると通信速度が遅い

前述の速度比較からもわかるように、楽天モバイルの通信速度は非常に速いわけではありません

反対に、通信速度が遅すぎて困るということも少ないでしょうが、大手キャリアのオンライン専用プランであるLINEMOやahamo、povoと比べると、やはり通信速度は遅くなります。

大手キャリアのサブブランドで、高速通信に定評のあるワイモバイルと比べても、速度面では不便を感じやすいです。

現在、上記のブランドを利用中の人は、乗り換えによって通信速度が遅くなるので注意しましょう。

つながりにくいエリアがある

楽天モバイルは独自の基地局を持っているのが強みですが、大手キャリア3社と比べると、カバーできているエリアは少ないといえます。

5G/LTE5G
楽天モバイル59,76721,593
ドコモ261,75630,899
au195,56551,968
ソフトバンク175,33365,366

参考サイト:https://hikaku-1234.com/

ドコモの基地局数は30万近くあり、au、ソフトバンクも24万を超えています。

一方、楽天モバイルの基地局は8万ほどで、大手キャリア3社と比べて基地局数が圧倒的に少ないことがわかります。

楽天モバイル専用の基地局は他社の干渉を受けないため、近くに基地局があるエリアでは快適な通信が可能です。

しかし、地方の人口が少ない地域などを中心に、まだまだカバーしきれていないエリアは多く、基地局が近くにないと通信が安定しなかったり、最悪の場合圏外になってまったく通信ができなくなったりすることもあります。

また、都市部でも建物のなかや地下など、電波が遮断されやすい環境だと、つながりにくくなることもあるようです。

使用するデータ通信量によっては料金が高い

楽天モバイルは月々のデータ通信量によって、利用料金が決まります。

データ無制限なので、通信量が多かった月も基本料金が3,168円なのはうれしいポイントです。

しかし、3GBまでの場合は月額料金が968円で、他社と比較して非常に安いわけではありません

また、3GB~20GBの料金は2,068円ですが、もし5GB程度しか使っていなかった場合、少量のデータ通信で2,068円はやや高いといえます。

たとえばmineoは5GBプランが1,518円、10GBプランが1,958円です。

20GBになると2,178円で、楽天モバイルのほうが安いといえますが、3~20GBのあいだの通信量の場合は、他社と比較して非常に安いとはいえません。

また、3,168円と固定料金で無制限に利用できるのは魅力ですが、20GBを少しでもオーバーしただけで料金が1,100円高くなってしまいます。

もし月末ギリギリのタイミングでわずかな通信量が増えてしまった場合、微々たる通信量に1,100円を支払うのは少々もったいない気がしますね。

データ通信量が多い人は「気にせず使える」のが強みですが、3GB前後や20GB前後の利用者は料金が変わる可能性を考慮しながら使う必要があります。

専用通話アプリがやや使いにくい

楽天モバイル専用の通話アプリ「Rakuten Link」を使えば、国内通話を無料で利用でき、かけ放題をつけるほどでもないけど、ちょっとした通話があるという人は、毎月の数百円でも節約につながります。

しかし、この「Rakuten Link」の通話品質があまりよくない、アプリが使いにくいという声があるのも事実です。

「Rakuten Link」は音声回線でなく、RCSというパケット通信を利用することで「通話料無料」を実現しています。

よって、通信環境によっては音質が悪くなることがあります。

また、Wi-Fiに接続した状態で利用すると、「Rakuten Link」を使っていない相手には非通知と表示されるのも、不便な点です。

アプリの利用も慣れてしまえば問題ありませんが、最初の頃には間違えて通常の通話を利用して料金が発生してしまう人もいるようです。

実店舗の数があまり多くない

楽天モバイルの実店舗数は、2023年春時点で1,173です。

大手キャリア3社はどれも2,000店舗を超えているので、楽天モバイルはその半分しかありません。

しかし、2023年の調査で、大手キャリア3社と楽天モバイルの実店舗は、2022年8月と比較して184店舗減少したと報告されています()。

最も減少したのはドコモですが、楽天モバイルも8店舗減少しており、これまで着実に実店舗数を増やしてきてはいたものの、今後店舗が増える可能性は低くなっています。

実店舗での契約や相談など、各種サービスを受けたい人にとっては、店舗数が少ないのもデメリットです。

参考:https://businessnetwork.jp/article/13804/

Android端末は選択肢が少ない

楽天モバイルでは端末販売を行っており、iPhoneとAndroidの両方を購入できます。

しかし、Android端末の種類はやや限られており、選択肢が少ない傾向にあります。

高性能な端末や最新モデルは頻繁に取り扱われておらず、Androidユーザーが性能の良い端末を選ぶ際には、まず対応機種を確認し、家電量販店などで購入する必要があります。

端末の選択肢が限られていることは、Androidユーザーにとって不便な点と言えます。

楽天モバイルのメリット10個教えます

さまざまなデメリットを知ると、「楽天モバイルって本当に大丈夫?」と感じるかもしれません。

しかし、楽天モバイルは2023年12月に契約数600万回線を突破※1)。

2022年3月時点の契約数は約550万件で、その後は若干減少する時期もありましたが、契約数は徐々に回復し、さらに解約率も7~8%から1.93%にまで改善(※2)。

多くの人に支持される、安心のブランドだといえます。

そんな楽天モバイルのメリットは、次の通りです。

シンプルな料金プランで迷わない

楽天モバイルは料金プランが1つと、非常にシンプルです。

料金プランが2~3個と少なく、選びやすい格安SIM・プランはほかにもありますが、他社は契約したプランによって、月々利用できるデータ通信量が決まってしまいます。

楽天モバイルはデータ使用量に応じて料金が変動するので、「3GBプランだから少ししかデータ通信ができない」「20GBプランだからできるだけ使い切らないと」といった悩みも解消できます。

使った分だけ払う仕組みで、データ通信量が安定しない人も安心

前述の通り、楽天モバイルは月々のデータ使用量によって料金が決まります。

他社は「3GBプラン」「20GBプラン」のように、データ通信量が固定なので、使いすぎた月ら速度制限に耐えたり、データを追加購入したりしなければなりません。

反対にデータ通信量が少なくても、固定の料金を払う必要があります。

楽天モバイルは、「今月は外出が少なくWi-Fiも活用したので3GB未満だった」「今月は旅行もあって、データ通信量が20GBを大幅にオーバーした」など、使った分だけ料金を支払えばよいのも魅力です。

データ通信量が安定している人はもちろん、毎月の使用量の変動が大きい人は、料金面での恩恵を受けやすいでしょう。

安価なデータ無制限で速度制限なし

格安SIMはデータ通信量が少なくて安価なプランが多い印象で、大手キャリアのようなデータ無制限のプランを導入していないケースも多いです。

しかし、楽天モバイルは格安のなかでは珍しいデータ無制限を採用しており、20GBを超えても定額で快適なデータ通信が可能です。

20GB超過後の料金は、3,168円。

大手キャリアの無制限プランは7,000円台であり、セット割を使っても5,000円ほどの費用がかかります。

そのため、楽天モバイルのデータ無制限プランは非常に安価だと言えます。

独自の基地局で通信が安定している

格安SIM各社は「MVNO」といって、大手キャリアの回線を借りてサービスを提供しているため、通信速度が遅くなることも少なくありません。

楽天モバイルは自社の回線を持っているので、安定した通信を実現しやすいです。

デメリットで示した通り、地域によっては基地局が少なく、通信に支障が出る場合もあります。

しかし、都市部など基地局の多いエリアでは、快適な通信環境を実感している人も多いです。

自宅や学校、職場など、生活エリアに楽天モバイルの基地局がある場合は、日々の通信を問題なく行えるでしょう。

専用アプリを使えば通話も無料

LINE通話はデータ通信を利用したサービスなので、通話料がかかりません。

しかし、電話番号に発信する音声通話は、どの会社も通話料が発生します。

楽天モバイルは、専用アプリ「Rakuten Link」を使うことで、通話料が無料になります。

短時間や無制限の「かけ放題」に加入するほど通話を頻繁にする人は、オプション料金分を節約できます。

あまり通話を利用しないという人も、ちょっとした電話で発生する数十円~数百円がなくなり、利用料金をさらに抑えられますし、長電話になりそうな状況でも安心です。

申し込み不要でテザリングが無料

パソコンやタブレットなどのネット接続に使えるテザリングは、申し込みが必要だったり、別途料金が発生したりすることもあります。

また、格安SIMではテザリングオプションが提供されない場合も珍しくありません。

楽天モバイルのテザリングは、申し込み不要でしかも無料です。

外出先だけでなく、自宅でもWi-Fiの代わりに使える可能性があり、楽天モバイルのテザリングで問題なくタブレットなどが使用できれば、自宅のネット通信費の節約もできます。

支払方法が限定されていない

楽天モバイルでは、以下の方法で料金支払いができます。

  • クレジットカード
  • 楽天銀行デビットカード
  • 他社発行のデビットカード(一部)
  • 口座振替
  • 楽天ポイント

クレジットカードはもちろん、口座振替や一部のデビットカードでも支払えるので、「クレジットカードを持っていない」「クレジットカードをできるだけ使いたくない」という人も安心です。

また、楽天ポイントを利用して料金を支払うことができるため、たくさんのポイントを貯めて1ヶ月分の料金をまるまるポイントで支払ったり、毎月余っているポイントを使って実質数百円の割引を受けることも可能です。

海外利用は追加料金なし

旅行や出張などで海外に行くときも、普段使っているスマホを快適に使いたい人は多いでしょう。

楽天モバイルは、追加料金なしで海外利用できます。

出国前に「my 楽天モバイル」から海外ローミング設定をONにし、さらに現地到着後に製品の海外ローミング設定をONにするだけで、現地のネットワークに接続可能です。

海外でのデータ利用は1ヶ月につき2GBまで無料で、月額980円の「国際電話かけ放題」オプションに加入すれば、海外での通話も料金を気にしなくて済みます。

アメリカやカナダ、韓国、中国、イギリス、フランス、オーストラリアなどをはじめ、71の国と地域をカバーしているのも、安心のポイントです。

実店舗サポートで乗り換え・相談も安心

格安SIMのなかには実店舗を持っていないブランドもあり、契約や相談を直接できないのを不便に感じる人もいます。

また、大手キャリアのオンライン専用プランも、店舗での契約や相談ができません。

楽天モバイルは、乗り換えなどの各種手続き・相談を店舗で対応しています。

実店舗数は大手キャリアと比べると少ないですが、近くに店舗があれば気軽に相談に行けますし、スタッフによる手厚いサポートが受けられます。

特に「オンラインでの手続きが苦手」という人は、店舗があるというだけで契約に前向きになれるのではないでしょうか。

キャンペーンが豊富で楽天ポイントが貯めやすい

通信事業各社は、さまざまなキャンペーンで契約者数増加を図っています。

楽天モバイルでも、お得に乗り換えられるキャンペーンを多数実施しており、契約するだけで高額の楽天ポイントがもらえる可能性があります。

2023年2月現在、楽天モバイルではスマホと電話番号そのままで他社から乗り換えると、楽天ポイントが13,000ポイントもらえるキャンペーンを実施中です。

初めて楽天モバイルを契約する人限定のキャンペーンで、データ3GB(1,078円)×12ヶ月分を契約の翌々月から分割で還元し、合計13,000ポイントがもらえます。

紹介1人につき7,000ポイントもらえる、契約者向けのキャンペーンもあります。

ほかにも、対象製品購入で値引きをしてもらえる、楽天モバイルと楽天カードを同時に申し込むとさらにポイントがもらえるなど、豊富なキャンペーンを用意しています。

各キャンペーンにはポイント付与の条件もありますが、クリアすれば契約するだけで高額の楽天ポイントが手に入るので、日頃から楽天ポイントを活用している人はよりお得感を味わえるでしょう。

楽天モバイルを契約する場合の注意点

楽天モバイルのメリット・デメリットやユーザーの口コミを知り、契約を前向きに検討している人は、以下の注意点を再度確認しましょう。

Androidユーザーは対応している端末が限られる

デメリットで挙げた通り、楽天モバイルで購入できるAndroid端末はあまり多くありません。

希望の端末がなく妥協しなければならない可能性もあります。

家電量販店などで最新モデルや気に入った端末を購入して利用することもできますが、なかには楽天モバイルに対応していない端末もあるので注意しましょう。

エリアによっては通信・サポートに満足できない

楽天モバイルの基地局は大手キャリアと比べると少なく、つながりにくいエリアもあります。

また、実店舗も非常に多いわけではないので、地域によっては店舗サポートを受けられないこともあります。

通信やサポートについては、同じエリアで利用しているユーザーがどれくらいいるか、口コミはどうかなど確認するのがおすすめです。

せっかく契約しても、快適に使えなければ短期間で解約しなければならなくなってしまうので、特に郊外や人口の少ない地域に住んでいる人は慎重に検討してください。

楽天ポイントを使わない人は魅力を感じにくい

楽天モバイルは楽天ポイントを貯める・使うのにも貢献しますので、楽天ポイントを日頃から活用している人には大きなメリットをもたらします。

しかし、楽天ポイントをあまり使わない、楽天関連サービスを活用していない人は、楽天ポイントがもらえることに魅力を感じにくいです。

メインで使っているポイントが楽天ポイントではない場合は、楽天モバイルのメリットが半減する可能性があることも覚えておきましょう。

海外利用が多い人は料金が高くなる

追加料金なしで海外利用が可能な楽天モバイルですが、毎月使えるデータ通信量は2GBまでです。

海外への出張や旅行が多い人は2GBでは足りず、追加料金で支払いが高くなることがあります。

国内での利用が少ないと、データ無制限という楽天モバイル最大の強みも生かしきれません。

頻繁に海外に行く人は、海外での利用にも強いブランドを選ぶのがおすすめです。

データ使用量によっては料金面のメリットがあまりない

楽天モバイルは月々のデータ通信量によって料金が変動し、データ使用料が毎月バラバラの人や、20GBを超えて多くのデータ通信量を消費する人は料金面の恩恵を受けやすいです。

しかし、3GBを少し超えてしまう、20GBを超えるか超えないかといった使い方の人は、お得さを実感しにくいといえます。

低容量でより安価なプランはあるので、毎月3GB未満という人も楽天モバイルにするメリットはあまりありません。

乗り換え前には現在のデータ使用量も確認し、無駄なくデータを消費できるかも検討しましょう。

楽天モバイルはどんな人におすすめ?

楽天モバイルへの乗り換えがおすすめなのは、次のような人です。

データ無制限を安価に実現したい人

楽天モバイルは、データ無制限を安価に利用できるのが魅力です。

3,268円の定額料金で20GB以上使えるブランドは、なかなかありません。

月々のデータ使用量が多い人には、楽天モバイルが合っているといえます。

楽天回線が強いエリアに住んでいる人

楽天モバイルの基地局があまりないエリアは通信に支障を来すこともありますが、基地局が近いエリアは快適な通信を実現できます。

都市部を中心に、楽天回線が強いエリアが生活圏の人は、楽天モバイルのメリットを感じやすいです。

通信面の問題をクリアできれば、楽天モバイルの使用で不満を感じるシーンは少ないといえます。

楽天関連サービスを多く活用している人

利用料金に応じた楽天ポイントが付与されたり、楽天モバイルを契約しているだけで楽天市場でのお買い物のポイント還元率がアップしたりするので、楽天関連サービスを普段から活用している人は、楽天モバイルでよりよいポイ活を実現できます。

乗り換えるだけで高額なポイントがもらえるキャンペーンも用意されているので、ぜひキャンペーン中に乗り換え、もらったポイントでお買い物も楽しんでください。

国内通話を頻繁に利用する人

専用アプリ「Rakuten Link」経由で通話すれば、通話料が無料になるので、国内通話を頻繁に利用する人にも、楽天モバイルはおすすめです。

各社の時間無制限のかけ放題は、約1,500~2,000円ほどします。

楽天モバイルはこれが無料になるので、スマホ利用にかかる料金を年間で20,000円前後節約できるでしょう。

楽天モバイルに関するよくある質問

楽天モバイルのメリット・デメリットをさまざまな観点から解説しました。

最後に、楽天モバイルに関するよくある質問を紹介します。

5Gには対応している?

楽天モバイルの5G対応エリアは、2023年2月現在、東京を中心とした一部地域のみです。

順次拡大中ですので、今後はより広い地域で5G通信を実現できる可能性が高いといえます。

楽天モバイルのパートナー回線って何?

楽天モバイルはauの回線をパートナー回線として使用しており、楽天回線がつながりにくいエリアでのデータ通信の際に、au回線に接続して通信できるようになっています。

パートナー回線を利用した高速データ通信は、1ヶ月5GBまでとなっており、超過すると低速での通信になります。

エリア外だけでなく、楽天回線エリア内でも通信状況によってパートナー回線に切り替わる可能性があります。

楽天モバイルはなくなる可能性がある?

2023年の営業損益は3,394億円の赤字だった()楽天モバイル。

一時期は解約率の高まりや契約数減少も深刻で、「潰れるのでは?」と噂されることもありました。

しかし、楽天モバイルは楽天グループの収益拡大を見込んだ事業の1つで、独自の基地局を持つなど積極的に投資も行われているので、サービスがなくなる可能性は低いといえます。

長期的に見ると、今後のユーザー数の増減によっていつかなくなることもあるかもしれませんが、現状「すぐにサービスを終了する」ということはないでしょう。

※参考(https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/

対応エリアが狭いって本当?

楽天モバイルが、総務省規定の人口カバー率に準じて算出した人口カバー率は99.9%()です。

全国を約500m四方に区切り、そのうち半分を超える場所が通信可能な区域である場所を、人口カバー率の算定対象とし、その数字が99.9%となっています。

よって、日本全土の99.9%の場所をカバーできているという意味ではありませんが、算定対象エリアにおいては高いカバー率であることがわかります。

基地局の少ないエリアでの利用や時間帯によっては、通信が安定しないこともありますが、「圏外でまったく使えない」というケースは少ないので、対応エリアが非常に狭いということはないでしょう。

しかし、大手キャリアと比較するとやはりつながりにくいエリアが多いのは事実ですので、大手キャリアや関連ブランドからの乗り換えの場合は注意が必要です。

参考:通信・エリア | 楽天モバイル

データ通信は本当に無制限?

楽天モバイルの公式サイトには、データ通信量が20GBを超過した場合「公平なサービス提供または環境により速度低下する場合あり」とあります(※)。

よって、無制限といっても「どれだけ使っても常に快適」というのは難しいといえます。

速度低下の具体的な条件は公表されていないため、どういった使い方がNGかはわかりません。

しかし、短期間に大量のデータ通信量を消費すると速度低下が起こる可能性は高いので、大容量のデータを大量に送受信したり、高画質な動画を長時間再生したりするのは避けましょう。

※参考(https://network.mobile.rakuten.co.jp/fee/saikyo-plan/

まとめ

今回は、楽天モバイルのメリット・デメリットをユーザーの口コミや通信速度など、幅広い観点から紹介しました。

独自の基地局を持つ楽天モバイルは、対応エリア内であれば快適な通信が可能です。

また、20GBを超えての通信も定額で無制限の料金プランは、楽天モバイル最大の魅力だといえます。

楽天ポイントもお得に貯まり、料金支払いにも利用できるので、楽天関連サービスを活用している人は、楽天モバイルへの乗り換えで金銭的な恩恵も受けやすいでしょう。

ただし、楽天モバイルはまだまだ発展途上のキャリアであるため、エリアによっては通信速度や品質に不満を抱く可能性があります。

また、少ないデータ通信量の場合の料金は非常に安いわけではないので、月々のデータ使用量があまり多くない人は料金面のメリットを感じにくいです。

乗り換え前には住んでいる地域の通信状況や店舗の場所、自身のデータ使用量などを確認し、問題なく使えると判断できれば、乗り換えの準備を進めましょう。

メリットを存分に生かし、楽天モバイルでよりよいスマホライフを実現してください。

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