楽天モバイルのメリットとデメリットを私が契約して調べたよ

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現在使用中のスマホから他社への乗り換えを検討中なら、楽天モバイルもおすすめです。

さまざまな魅力を持つ格安スマホ、プランのなかで、楽天モバイルは「低額でのデータ無制限」で、人気を集めています。

今回は、楽天モバイルの基本スペックやメリット・デメリット、実際に利用中の人の口コミなどを紹介します。

契約時の注意点や、楽天モバイルが合っている人はどんな人かも解説していますので、楽天モバイルへの乗り換えを検討中の人はもちろん、格安各社を比較している人にも参考になれば幸いです。

総合ランキングが気になる方は以下の記事も参考にしてください。

目次

楽天モバイルの基本スペック教えます

楽天モバイル

まずは、楽天モバイルの基本スペックを見てみましょう。

総合ランキング 2位
主なプラン
~3GBまで 1,078円
~20GBまで 2,178円
20GB~無制限 3,278円
使用回線iPhone購入android購入
楽天モバイル
最安値プラン5Gパケットシェアパケット繰越
3GB 1,078円
口座引落LINE年齢認証かけ放題最低利用期間
1,100円/15分~なし

もともと、ドコモとauの回線を利用したMVNOとしてスタートした楽天モバイルですが、2019年10月より自社回線への移行を行っており、独自の基地局で安定した通信速度を保持しています。

また、プランは1つで、データ使用量に応じて料金が変動するため、プラン選びに迷わないのも特徴です。

20GB以上の利用は、3,278円の定額で無制限!

月々のデータ使用量を気にしなくてよいのは、楽天モバイル最大の魅力ではないでしょうか。

パケットのシェアや繰り越し、LINEの年齢認証など、格安SIMには少ない機能やサービスも充実しており、大手キャリアと似たような使用感で、快適なスマホライフを実現できます。

楽天モバイルの口コミからみるメリットとデメリット

楽天モバイルへの乗り換えを検討する場合は、実際に利用した人の意見も参考にしましょう。

口コミはよい部分を知るだけでなく、使用中に起こり得る不便なども把握できます。

口コミからわかるメリット

楽天モバイルを利用するさまざまな性別・年代の方から寄せられたよい口コミには、次のようなものがあります。

女性 47歳 パート

最も良かった項目は楽天ポイントがたまる所です。私は楽天銀行の口座を持っているので楽天モバイルを契約しました。楽天モバイルを利用すると楽天ポイントがたまるだけじゃなく楽天ポイントで携帯電話の月額料金を支払う事が出来ます。とても便利だと思います。

男性 19歳 会社員

自分は楽天カードを使用していてすごくポイントが貯まるということとどれだけ使っても3278円が上限というところがいいです。家にWiFiがないんですけど通信制限とか気にせずに携帯が使えるのですごく便利です。

女性 29歳 主婦

rakutenLINKを使えば通話料無料になるのはとても有難いです。子どもがいるため、病院や幼稚園、役所などに電話をする場面が多く、その度にrakutenLINKから通話しているので、通話料はかからず毎月基本料金だけで良いのは嬉しいです。

データ通信量によって利用料金が変動するプランを採用している楽天モバイルは、上限が3,278円と決まっています。

SNSや動画視聴、ゲームなどをする機会が多い人は、ギガや料金を気にせず自由に使える楽天モバイルに大きな魅力を感じるようです。

また、楽天モバイルは月々の利用料金に応じて楽天ポイントがもらえます。

貯まったポイントは、日頃のお買い物はもちろん、スマホ料金の支払いにも利用可能です。

楽天モバイルを契約していると、楽天市場でのお買い物でもらえるポイントがアップするといった仕組みもあります。

楽天のさまざまなサービスを活用し、楽天ポイントを貯めている人にとっては、スマホ利用で多くのポイントが貯まるのも、メリットの1つです。

さらに、楽天モバイルは「Rakuten Link」という独自の通話アプリの利用によって、音声通話が無料になります。

LINE通話などを使って電話をする人も増えていますが、学校や役所、店舗などには電話番号による通話は欠かせません。

ちょっとした通話で発生する料金が「Rakuten Link」で0円になるのも、うれしいポイントです。

口コミからわかるデメリット

魅力的な楽天モバイルですが、使っていてデメリットを感じることもあるようです。

女性 51歳 自営業

「データ使用量1GBまでは無料」が廃止されたので、サブ回線としては持てなくなったかなと思います。3GBまでの使用は他の有名どころの格安SIMよりもちょっと高いかなと感じますし、電波があまり安定していない気がするので、反応速度が大事な対戦型のゲームなどは少し厳しい日が多いかもしれません。調子が良いときはすごく速度が速いのですが…。

女性 40代 アルバイト

昼時にアプリを立ち上げて決済しようとすると遅い時があるので焦ります。

男性 34歳 会社員

以前使用していたドコモの回線に比べると、サイト閲覧時につながりにくいことが多くあります。素早く見たい時には不便です。

現在、楽天モバイルの利用料金は「3GBまで」「3~20GB」「20GB以上」という3段階です。

しかし、以前はデータ使用量1GB未満の場合、基本料金が無料でした。

料金改定によって1GB未満0円が廃止されたことは、サブ端末として所有していた人や、Wi-Fiを活用してデータ通信量を抑えて無料で利用していた人にとってデメリットとなっています。

また、お昼時を中心に、データ通信をする人が多い時間帯に、通信速度が遅くなりやすいのも、デメリットの1つです。

これは格安SIM各社にも起こり得る問題の1つで、楽天モバイルに限ったことではありません。

しかし、大手キャリアやそのサブブランド、オンライン専用プランなどを利用していた人は、乗り換えによって通信の不便さを感じやすいといえます。

昼休み時間以外も、大手キャリアから楽天モバイルに乗り換えると、通信速度が遅いように感じることもあるようです。

楽天モバイルの通信速度に関するメリットとデメリット

スマホ契約時に注目するポイントは人によって異なりますが、ネット検索やSNS、動画視聴、ゲームなどを行うためのデータ通信速度に重きを置く人は多いといえます。

当サイト速度ランキング
平均速度昼休み時間の平均速度
59.112.3
8時12時15時18時22時
33.012.367.3128.155.1

楽天モバイルの通信速度は、平均59.1Mbps。

50 Mbpsあれば、メッセージのやり取りはもちろん、動画視聴やゲームなども快適にできるので、「通信速度が遅すぎる」と思うことは少ないでしょう。

18時台の速度はおよそ128.1 Mbpsで、より快適な通信を実現できます。

また、15時台は67.3 Mbps、21時台は55.1 Mbpsくらいの速度を維持でき、この時間帯にデータ通信を多く行う人は、通信面の問題を感じにくいといえます。

しかし、8時台は33.0 Mbps、12時台は12.3 Mbpsと、朝からお昼休みくらいまでの通信速度は、速いとはいえません。

25 Mbpsあれば、複雑なゲームのプレイ以外は特に問題なく通信できますが、10 Mbpsくらいになると、複雑なゲームは通信が止まる可能性が非常に高いです。

また、YouTubeなどの動画視聴も読み込みに時間がかかってしまうので、学校や職場での昼休みに動画を見たりゲームをしたりしたい人は、思うように通信ができずストレスになるかもしれません。

しかし、表を見ると楽天モバイルの通信速度は他社と比べて「非常に遅い」というわけではないことがわかります。

大手キャリアと変わらない品質で使えるLINEMOやワイモバイル、povo、ahamoと比べるとやはり「遅い」と感じる人も多いようですが、平均通信速度は格安SIMのなかでは速いほうです。

よって、格安SIMから乗り換えた場合は、あまり通信面での不便を感じないのではないでしょうか。

楽天モバイルのデメリットを6個教えます

ユーザーの口コミでは、楽天モバイルを利用していて不便に思うことが「特にない」と答える人も多くいました。

しかし、なかには料金や通信に関するデメリットを感じる人もいるので、乗り換え前にはデメリットを理解しておくことも大切です。

ここからは、楽天モバイル利用時に考えられる、6つのデメリットを紹介します。

LINEMO、ahamo、povoなどと比べると通信速度が遅い

前述の速度比較からもわかるように、楽天モバイルの通信速度は非常に速いわけではありません

反対に、通信速度が遅すぎて困るということも少ないでしょうが、大手キャリアのオンライン専用プランであるLINEMOやahamo、povoと比べると、やはり通信速度は遅くなります。

大手キャリアのサブブランドで、高速通信に定評のあるワイモバイルと比べても、速度面では不便を感じやすいです。

現在、上記のブランドを利用中の人は、乗り換えによって通信速度が遅くなるので注意しましょう。

つながりにくいエリアがある

楽天モバイルは独自の基地局を持っているのが強みですが、大手キャリア3社と比べると、カバーできているエリアは少ないといえます。

5G/LTE5G
楽天モバイル59,76721,593
ドコモ261,75630,899
au195,56551,968
ソフトバンク175,33365,366

参考サイト:https://hikaku-1234.com/

ドコモの基地局数は30万近くあり、au、ソフトバンクも24万を超えています。

一方、楽天モバイルの基地局は8万ほどで、大手キャリア3社と比べて基地局数が圧倒的に少ないことがわかります。

楽天モバイル専用の基地局は他社の干渉を受けないため、近くに基地局があるエリアでは快適な通信が可能です。

しかし、地方の人口が少ない地域などを中心に、まだまだカバーしきれていないエリアは多く、基地局が近くにないと通信が安定しなかったり、最悪の場合圏外になってまったく通信ができなくなったりすることもあります。

また、都市部でも建物のなかや地下など、電波が遮断されやすい環境だと、つながりにくくなることもあるようです。

使用するデータ通信量によっては料金が高い

楽天モバイルは月々のデータ通信量によって、利用料金が決まります。

データ無制限なので、通信量が多かった月も基本料金が3,168円なのはうれしいポイントです。

しかし、3GBまでの場合は月額料金が968円で、他社と比較して非常に安いわけではありません

また、3GB~20GBの料金は2,068円ですが、もし5GB程度しか使っていなかった場合、少量のデータ通信で2,068円はやや高いといえます。

たとえばmineoは5GBプランが1,518円、10GBプランが1,958円です。

20GBになると2,178円で、楽天モバイルのほうが安いといえますが、3~20GBのあいだの通信量の場合は、他社と比較して非常に安いとはいえません。

また、3,168円と固定料金で無制限に利用できるのは魅力ですが、20GBを少しでもオーバーしただけで料金が1,100円高くなってしまいます。

もし月末ギリギリのタイミングでわずかな通信量が増えてしまった場合、微々たる通信量に1,100円を支払うのは少々もったいない気がしますね。

データ通信量が多い人は「気にせず使える」のが強みですが、3GB前後や20GB前後の利用者は料金が変わる可能性を考慮しながら使う必要があります。

専用通話アプリがやや使いにくい

楽天モバイル専用の通話アプリ「Rakuten Link」を使えば、国内通話を無料で利用でき、かけ放題をつけるほどでもないけど、ちょっとした通話があるという人は、毎月の数百円でも節約につながります。

しかし、この「Rakuten Link」の通話品質があまりよくない、アプリが使いにくいという声があるのも事実です。

「Rakuten Link」は音声回線でなく、RCSというパケット通信を利用することで「通話料無料」を実現しています。

よって、通信環境によっては音質が悪くなることがあります。

また、Wi-Fiに接続した状態で利用すると、「Rakuten Link」を使っていない相手には非通知と表示されるのも、不便な点です。

アプリの利用も慣れてしまえば問題ありませんが、最初の頃には間違えて通常の通話を利用して料金が発生してしまう人もいるようです。

実店舗の数があまり多くない

楽天モバイルの実店舗数は、2023年春時点で1,173です。

大手キャリア3社はどれも2,000店舗を超えているので、楽天モバイルはその半分しかありません。

しかし、2023年の調査で、大手キャリア3社と楽天モバイルの実店舗は、2022年8月と比較して184店舗減少したと報告されています()。

最も減少したのはドコモですが、楽天モバイルも8店舗減少しており、これまで着実に実店舗数を増やしてきてはいたものの、今後店舗が増える可能性は低くなっています。

実店舗での契約や相談など、各種サービスを受けたい人にとっては、店舗数が少ないのもデメリットです。

Android端末は選択肢が少ない

楽天モバイルでは端末販売を行っており、iPhoneとAndroidの両方を購入できます。

しかし、Android端末の種類はやや限られており、選択肢が少ない傾向にあります。

高性能な端末や最新モデルは頻繁に取り扱われておらず、Androidユーザーが性能の良い端末を選ぶ際には、まず対応機種を確認し、家電量販店などで購入する必要があります。

端末の選択肢が限られていることは、Androidユーザーにとって不便な点と言えます。

楽天モバイルのメリット10個教えます

さまざまなデメリットを知ると、「楽天モバイルって本当に大丈夫?」と感じるかもしれません。

しかし、楽天モバイルは2024年6月に契約数700万回線を突破(※1)

2024年4月時点の契約数約650万件から、わずか2ヶ月で50万件を超える契約数を記録しました。

さらに、3ヵ月の純増契約も過去最大を記録しているほか、解約率も1.04と低調を維持しています(※2)

多くの人に支持される、安心のブランドだといえます。

そんな楽天モバイルのメリットは、次の通りです。

シンプルな料金プランで迷わない

楽天モバイルは料金プランが1つと、非常にシンプルです。

料金プランが2~3個と少なく、選びやすい格安SIM・プランはほかにもありますが、他社は契約したプランによって、月々利用できるデータ通信量が決まってしまいます。

楽天モバイルはデータ使用量に応じて料金が変動するので、「3GBプランだから少ししかデータ通信ができない」「20GBプランだからできるだけ使い切らないと」といった悩みも解消できます。

使った分だけ払う仕組みで、データ通信量が安定しない人も安心

前述の通り、楽天モバイルは月々のデータ使用量によって料金が決まります。

他社は「3GBプラン」「20GBプラン」のように、データ通信量が固定なので、使いすぎた月ら速度制限に耐えたり、データを追加購入したりしなければなりません。

反対にデータ通信量が少なくても、固定の料金を払う必要があります。

楽天モバイルは、「今月は外出が少なくWi-Fiも活用したので3GB未満だった」「今月は旅行もあって、データ通信量が20GBを大幅にオーバーした」など、使った分だけ料金を支払えばよいのも魅力です。

データ通信量が安定している人はもちろん、毎月の使用量の変動が大きい人は、料金面での恩恵を受けやすいでしょう。

安価なデータ無制限で速度制限なし

格安SIMはデータ通信量が少なくて安価なプランが多い印象で、大手キャリアのようなデータ無制限のプランを導入していないケースも多いです。

しかし、楽天モバイルは格安のなかでは珍しいデータ無制限を採用しており、20GBを超えても定額で快適なデータ通信が可能です。

20GB超過後の料金は、3,168円。

大手キャリアの無制限プランは7,000円台であり、セット割を使っても5,000円ほどの費用がかかります。

そのため、楽天モバイルのデータ無制限プランは非常に安価だと言えます。

独自の基地局で通信が安定している

格安SIM各社は「MVNO」といって、大手キャリアの回線を借りてサービスを提供しているため、通信速度が遅くなることも少なくありません。

楽天モバイルは自社の回線を持っているので、安定した通信を実現しやすいです。

デメリットで示した通り、地域によっては基地局が少なく、通信に支障が出る場合もあります。

しかし、都市部など基地局の多いエリアでは、快適な通信環境を実感している人も多いです。

自宅や学校、職場など、生活エリアに楽天モバイルの基地局がある場合は、日々の通信を問題なく行えるでしょう。

専用アプリを使えば通話も無料

LINE通話はデータ通信を利用したサービスなので、通話料がかかりません。

しかし、電話番号に発信する音声通話は、どの会社も通話料が発生します。

楽天モバイルは、専用アプリ「Rakuten Link」を使うことで、通話料が無料になります。

短時間や無制限の「かけ放題」に加入するほど通話を頻繁にする人は、オプション料金分を節約できます。

あまり通話を利用しないという人も、ちょっとした電話で発生する数十円~数百円がなくなり、利用料金をさらに抑えられますし、長電話になりそうな状況でも安心です。

申し込み不要でテザリングが無料

パソコンやタブレットなどのネット接続に使えるテザリングは、申し込みが必要だったり、別途料金が発生したりすることもあります。

また、格安SIMではテザリングオプションが提供されない場合も珍しくありません。

楽天モバイルのテザリングは、申し込み不要でしかも無料です。

外出先だけでなく、自宅でもWi-Fiの代わりに使える可能性があり、楽天モバイルのテザリングで問題なくタブレットなどが使用できれば、自宅のネット通信費の節約もできます。

支払方法が限定されていない

楽天モバイルでは、以下の方法で料金支払いができます。

  • クレジットカード
  • 楽天銀行デビットカード
  • 他社発行のデビットカード(一部)
  • 口座振替
  • 楽天ポイント

クレジットカードはもちろん、口座振替や一部のデビットカードでも支払えるので、「クレジットカードを持っていない」「クレジットカードをできるだけ使いたくない」という人も安心です。

また、楽天ポイントを利用して料金を支払うことができるため、たくさんのポイントを貯めて1ヶ月分の料金をまるまるポイントで支払ったり、毎月余っているポイントを使って実質数百円の割引を受けることも可能です。

海外利用は追加料金なし

旅行や出張などで海外に行くときも、普段使っているスマホを快適に使いたい人は多いでしょう。

楽天モバイルは、追加料金なしで海外利用できます。

出国前に「my 楽天モバイル」から海外ローミング設定をONにし、さらに現地到着後に製品の海外ローミング設定をONにするだけで、現地のネットワークに接続可能です。

海外でのデータ利用は1ヶ月につき2GBまで無料で、月額980円の「国際電話かけ放題」オプションに加入すれば、海外での通話も料金を気にしなくて済みます。

アメリカやカナダ、韓国、中国、イギリス、フランス、オーストラリアなどをはじめ、71の国と地域をカバーしているのも、安心のポイントです。

実店舗サポートで乗り換え・相談も安心

格安SIMのなかには実店舗を持っていないブランドもあり、契約や相談を直接できないのを不便に感じる人もいます。

また、大手キャリアのオンライン専用プランも、店舗での契約や相談ができません。

楽天モバイルは、乗り換えなどの各種手続き・相談を店舗で対応しています。

実店舗数は大手キャリアと比べると少ないですが、近くに店舗があれば気軽に相談に行けますし、スタッフによる手厚いサポートが受けられます。

特に「オンラインでの手続きが苦手」という人は、店舗があるというだけで契約に前向きになれるのではないでしょうか。

キャンペーンが豊富で楽天ポイントが貯めやすい

通信事業各社は、さまざまなキャンペーンで契約者数増加を図っています。

楽天モバイルでも、お得に乗り換えられるキャンペーンを多数実施しており、契約するだけで高額の楽天ポイントがもらえる可能性があります。

他にも楽天モバイルを紹介することで得点がもらえるものや対象製品購入による値引き、楽天カードを同時に申し込むとさらにポイントがもらえるものなど、豊富なキャンペーンを用意しています。

各キャンペーンにはポイント付与の条件もありますが、クリアすれば契約するだけで高額の楽天ポイントが手に入るので、日頃から楽天ポイントを活用している人はよりお得感を味わえるでしょう。

キャンペーンの詳細は、後ほど詳しく説明しますので、興味がある方は必ずチェックしてくださいね。

楽天モバイルを契約する場合の注意点

楽天モバイルのメリット・デメリットやユーザーの口コミを知り、契約を前向きに検討している人は、以下の注意点を再度確認しましょう。

Androidユーザーは対応している端末が限られる

デメリットで挙げた通り、楽天モバイルで購入できるAndroid端末はあまり多くありません。

希望の端末がなく妥協しなければならない可能性もあります。

家電量販店などで最新モデルや気に入った端末を購入して利用することもできますが、なかには楽天モバイルに対応していない端末もあるので注意しましょう。

エリアによっては通信・サポートに満足できない

楽天モバイルの基地局は大手キャリアと比べると少なく、つながりにくいエリアもあります。

また、実店舗も非常に多いわけではないので、地域によっては店舗サポートを受けられないこともあります。

通信やサポートについては、同じエリアで利用しているユーザーがどれくらいいるか、口コミはどうかなど確認するのがおすすめです。

せっかく契約しても、快適に使えなければ短期間で解約しなければならなくなってしまうので、特に郊外や人口の少ない地域に住んでいる人は慎重に検討してください。

楽天ポイントを使わない人は魅力を感じにくい

楽天モバイルは楽天ポイントを貯める・使うのにも貢献しますので、楽天ポイントを日頃から活用している人には大きなメリットをもたらします。

しかし、楽天ポイントをあまり使わない、楽天関連サービスを活用していない人は、楽天ポイントがもらえることに魅力を感じにくいです。

メインで使っているポイントが楽天ポイントではない場合は、楽天モバイルのメリットが半減する可能性があることも覚えておきましょう。

海外利用が多い人は料金が高くなる

追加料金なしで海外利用が可能な楽天モバイルですが、毎月使えるデータ通信量は2GBまでです。

海外への出張や旅行が多い人は2GBでは足りず、追加料金で支払いが高くなることがあります。

国内での利用が少ないと、データ無制限という楽天モバイル最大の強みも生かしきれません。

頻繁に海外に行く人は、海外での利用にも強いブランドを選ぶのがおすすめです。

データ使用量によっては料金面のメリットがあまりない

楽天モバイルは月々のデータ通信量によって料金が変動し、データ使用料が毎月バラバラの人や、20GBを超えて多くのデータ通信量を消費する人は料金面の恩恵を受けやすいです。

しかし、3GBを少し超えてしまう、20GBを超えるか超えないかといった使い方の人は、お得さを実感しにくいといえます。

低容量でより安価なプランはあるので、毎月3GB未満という人も楽天モバイルにするメリットはあまりありません。

乗り換え前には現在のデータ使用量も確認し、無駄なくデータを消費できるかも検討しましょう。

楽天モバイルはどんな人におすすめ?

楽天モバイルへの乗り換えがおすすめなのは、次のような人です。

データ無制限を安価に実現したい人

楽天モバイルは、データ無制限を安価に利用できるのが魅力です。

3,268円の定額料金で20GB以上使えるブランドは、なかなかありません。

月々のデータ使用量が多い人には、楽天モバイルが合っているといえます。

楽天回線が強いエリアに住んでいる人

楽天モバイルの基地局があまりないエリアは通信に支障を来すこともありますが、基地局が近いエリアは快適な通信を実現できます。

都市部を中心に、楽天回線が強いエリアが生活圏の人は、楽天モバイルのメリットを感じやすいです。

通信面の問題をクリアできれば、楽天モバイルの使用で不満を感じるシーンは少ないといえます。

楽天関連サービスを多く活用している人

利用料金に応じた楽天ポイントが付与されたり、楽天モバイルを契約しているだけで楽天市場でのお買い物のポイント還元率がアップしたりするので、楽天関連サービスを普段から活用している人は、楽天モバイルでよりよいポイ活を実現できます。

乗り換えるだけで高額なポイントがもらえるキャンペーンも用意されているので、ぜひキャンペーン中に乗り換え、もらったポイントでお買い物も楽しんでください。

国内通話を頻繁に利用する人

専用アプリ「Rakuten Link」経由で通話すれば、通話料が無料になるので、国内通話を頻繁に利用する人にも、楽天モバイルはおすすめです。

各社の時間無制限のかけ放題は、約1,500~2,000円ほどします。

楽天モバイルはこれが無料になるので、スマホ利用にかかる料金を年間で20,000円前後節約できるでしょう。

楽天モバイルのおすすめキャンペーンを厳選して紹介

楽天モバイルを契約するにあたり、ぜひ利用していただきたいキャンペーンを厳選しました。

  • 乗り換え&初めて申込みで6,000ポイントプレゼント
  • 初めての契約で2,000ポイント還元
  • 乗り換え&対象iPhone購入で最大32,000円相当おトク
  • 申込み&対象製品購入で最大26,930円値引き
  • 楽天モバイル紹介キャンペーン

楽天モバイルならではのバリエーション豊かなキャンペーンばかりですので、契約を検討中の方は、お見逃しなく。

乗り換え&初めての申込みで6,000ポイントプレゼント

キャンペーン期間2023年11月1日(水)~ 終了日未定
内容他社からMNPで楽天モバイルへ乗り換えると6,000ポイントプレゼント
適用条件①MNPでRakuten最強プランへ乗り換え[※1]
②契約申し込みの翌月末日23:59までにプランを開始すること
③契約申し込みの翌月末日23:59までにRakuten Linkを利用した発信で10秒以上の通話を行う
  • 1:データタイプはキャンペーン対象外
  • 特典は条件達成後の翌々月末日に付与される
  • ポイント付与は2,000ポイントずつ3回に分けられる
  • ポイント有効期限は付与日から3ヵ月後の月末まで

楽天モバイルに乗り換えを検討している方は、こちらのキャンペーンに注目です。

条件は電話番号を引き継いだ状態で楽天モバイルに乗り換えることで、比較的簡単に特典を獲得できます。

特典内容は合計6,000ポイントとなっており、1ヵ月おきに2,000ポイントずつ進呈される形となります。

楽天モバイルの支払いに充当したり、楽天ペイで使ったりと、様々な用途に使えますが、このキャンペーンで獲得したポイントは付与されてから3ヵ月で消滅しますので、十分に注意してください。

また、楽天モバイルとの契約後に「Rakuten Link」という楽天モバイル専用のアプリで通話する必要がありますので、忘れないように済ませておきましょう。

初めての契約で2,000ポイント還元

キャンペーン期間2023年11月21日(火)~ 終了日未定
内容楽天モバイルを新規契約で2,000ポイントプレゼント
適用条件①新規契約・プラン変更でRakuten最強プランを契約[※1][※2]
②Rakuten最強プランを利用開始
③Rakuten Linkを利用した発信で10秒以上の通話を行う
④楽天モバイルの契約が初めてであること
  • 1:データタイプはキャンペーン対象外
  • 2:データタイプからのプラン変更はキャンペーン対象外
  • 特典は利用開始後の翌々月末日に付与される
  • ポイント付与は400ポイントずつ5回に分けられる
  • ポイント有効期限は付与日から3ヵ月後の月末まで

こちらのキャンペーンは、楽天モバイルに初めて契約する方に適用されるシンプルなキャンペーン内容となっています。

条件は新規契約、または旧プラン料金からの変更となっており、MNPでの乗り換えの方は、別の6,000ポイント付与キャンペーンが適用されます。

条件も簡単なキャンペーンですが、他のキャンペーンとは併用不可となっているため、契約時は自分がどのキャンペーンの対象に入るのかを確認しておきましょう。

また、こちらのキャンペーンは「Rakuten Link」アプリで10秒以上の通話を行う必要があります。

乗り換え&対象iPhone購入で最大32,000円相当おトク

キャンペーン期間2024年2月21日(水)~ 終了日未定
内容端末代金最大20,000円割引+合計12,000円のポイント還元
適用条件併用するキャンペーンの条件をそれぞれ達成すること
  • 併用するキャンペーンの各条件をすべて達成する必要がある

こちらのキャンペーンは、回線契約と端末購入によるキャンペーンを3つ組み合わせることで適用されるキャンペーン内容となっています。

組み合わせるキャンペーンは以下のとおりです。

  • Rakuten最強プランご契約とiPhone対象製品を一括払いもしくは24回払いのご購入で割引キャンペーン
  • 【Rakuten最強プランはじめてお申し込み特典】他社から乗り換えでポイントプレゼント
  • 【Rakuten最強プランはじめてお申し込み特典】新規ご契約・プラン変更(移行)で2,000ポイントプレゼントキャンペーン
  • iPhone 対象端末ポイントバックキャンペーン
  • iPhone購入&対象のiPhone下取りで、5,000ポイント還元キャンペーン

上記のうちで、端末代金が24回払いなのか48回払いなのかで組み合わせ方が異なります。

こちら全てのキャンペーンの条件を達成しておく必要があるので、必ず事前に条件をチェックしておくことをおすすめします。

キャンペーンの組み合わせの例の1つは以下のとおりです。

一括または24回払いで端末を購入する場合

一括または24回払いで対象iPhoneを購入&楽天モバイル申し込み端末代金を最大20,000円割引
対象iPhone購入&初めて申し込み6,000ポイント
電話番号そのまま他社から乗り換え&楽天モバイル初めて申し込み[※]6,000ポイント
  • 他社から乗り換え以外の方は「対象製品購入&初めてプラン申し込み 2,000ポイント」が適用

少し複雑に感じますが、契約時に楽天モバイルから案内されますので、対象の場合は必ず利用しましょう。

申込み&対象製品購入で最大26,930円値引き

キャンペーン期間2023年2月16日(金)~ 終了日未定
内容対象端末が最大26,930円割引
適用条件①新規契約・プラン変更・MNP乗り換えでRakuten最強プランを契約[※1][※2]
②割引対象商品を申し込みと同時に購入
  • 1:データタイプキャンペーンは対象外
  • 2:データタイプ・Rakuten UN-LIMIT VIIからのプラン変更はキャンペーン対象外

こちらは、Android端末に特化しており、契約と同時に端末を購入することで、端末代金が安くなるキャンペーンとなっています。

割引対象の端末の種類は多くありませんが、人気のスマホが対象になっていますので、端末にこだわりがない方にはおすすめです。

各端末の割引料金は以下の通り。

  • Xperia 10V:32,360円
  • AQUOS sense8:43,800円
  • AQUOS wish3:9,700円
  • AQUOS Reno9 A:20,700円

端末の種類は定期的に変更されます。

お目当ての端末や気に入った端末があれば、変更される前にキャンペーンを利用しましょう。

楽天モバイル紹介キャンペーン

キャンペーン期間2023年2月15日(水)~ 終了日未定
内容紹介URLから申し込むことで特典を獲得

【紹介する人】
7,000ポイント獲得[※1]

【紹介される人】
MNP乗り換えの場合:13,000ポイント[※2]
乗り換え以外:6,000ポイント[※3]
適用条件【紹介する人】
キャンペーン紹介URLを紹介相手に送信

【紹介される人】
①紹介者から届いた紹介URLに記載されているページから申し込み手続き
②新規契約・プラン変更・MNP乗り換えでRakuten最強プランを契約[※4][※5]
③Rakuten最強プランを利用開始
④Rakuten Linkを利用した発信で10秒以上の通話を行う
  • 1:ポイント付与は2,000ポイント2回、3,000ポイント1回に分けられる
  • 2:ポイント付与は4,000ポイント2回、5,000ポイント1回に分けられる
  • 3:ポイント付与は2,000ポイントずつ3回に分けられる
  • 4:データタイプはキャンペーン対象外
  • 5:データタイプ・Rakuten UN-LIMIT VIIからのプラン変更はキャンペーン対象外
  • ポイント有効期限進呈後6ヵ月間

楽天モバイルの紹介制度は契約するなら必ず利用するべきキャンペーンです。

紹介者と被紹介者の両方のポイント額が高く、紹介者に7,000ポイント、被紹介者は契約時の形態に応じて6,000ポイント、または13,000ポイントが付与されます。

通常、被紹介者が紹介なしに楽天モバイルと契約した場合は、新規契約で2,000ポイント、MNPで7,000ポイントの付与額なので、いかにこのキャンペーンの特典が高額かわかります。

方法も簡単で公式サイトから紹介用のURLを共有するだけなので、楽天モバイルを契約する際は必ず利用して契約しましょう。

楽天モバイルの申し込み方法を解説

ここで、楽天モバイルのオンラインでの契約申し込み方法について解説します。

必要な準備物などがあるため、必ずステップごとにご覧ください。

なお、楽天モバイルでは、通話や店頭でも契約申し込みが可能ですので、その場合はスタッフの指示に従って進めましょう。

STEP
必要な準備

まず申し込みに際して、必要な持ち物について紹介します。

必要な持ち物は以下のとおりです。

持ち物
  • 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード・在留カード)
  • 支払い方法の情報(クレジットカード・銀行口座)
  • 楽天会員ユーザーIDおよびパスワード
  • 18歳未満の場合は法定代理人の同意書と捺印
  • 乗り換えの場合はMMS予約番号
STEP
端末の動作確認

全ての端末が楽天モバイルのサービスに対応しているわけではありませんので、事前に動作確認をしておく必要があります。

特に機種のモデルが古い場合は注意が必要です。

比較的最近購入した端末であれば問題はないでしょうが、万が一動作しない場合は新しい端末を購入する必要が出てきますので、必ずチェックしましょう。

動作確認は楽天モバイル公式サイトの「楽天回線対応製品」から可能です。

STEP
SIMロック解除

持ち物を全て揃えたら自分が利用しているスマホのSIMロックが解除されているか確認を行いましょう。

場合によってはSIMに対応していない端末や、SIMカードには対応していても、eSIMには対応していないケースもあるため、注意が必要です。

楽天モバイルの端末を購入する場合は必要ありません。

SIMロックとは、端末を購入した回線でのみ利用できる制限のことです。

au・ドコモ・ソフトバンクを利用していた方で、2021年10月以前に端末を購入していたのであれば、SIMロックがかけられている可能性が高いので、各キャリアショップまたはWebページから解除しましょう。

STEP
乗り換える場合はMNP番号を取得する

新規契約の方は関係ありませんが、携帯キャリアから電話番号を引き継いで乗り換える場合は、MNP予約番号を取得する必要があります。

この番号がなければ電話番号が引き継ぎできませんので、ご注意ください。

もう一点気をつけなければならないのが、MNP予約番号の有効期限です。

MNP予約番号は、取得から原則15日以内に乗り換えなければ番号が失効するようになっていますが、楽天モバイルに乗り換える場合は、有効期限が7日以上必要となっています。

この期限を過ぎた場合はもう一度元の通信事業者で予約番号を取得しなければならなくなります。

STEP
申し込み(本人確認)

準備が整ったら、申し込みを進めていきます。

カード型かeSIM型かを選択し、本人確認の手続きに入ります。

オンラインで本人確認を行う場合は、以下の方法から選べます。

  • eKYC:本人確認書類と一緒に映った自撮り写真を提出※スマホのみ
  • アップロード:本人確認書類の画像をスキャンして提出
  • 別サービスの本人確認書類:楽天銀行・楽天証券・楽天生命のいずれかに提出した書類を使用
  • 受取時に自宅で確認:配達員に本人確認書類を提示

いずれの方法も手間はかかりませんが、画像のアップロード時は鮮明に映るように注意しましょう。

STEP
申し込み(契約)

プランやオプション、支払い方法、必要事項の入力を行い、契約します。

契約手続きの際に、適用可能なキャンペーンが表示されますが、条件が該当しているかどうかは自分でよく確認しておきましょう。

また、申し込み後はすぐに使えるわけではなく、審査が行われます。

審査通過後、eSIMを選んだ方はすぐに利用できますが、カード型SIMを選んだ場合は発送から到着まで少し待ちましょう。

そのため、回線開通日を早めに設定してしまうと、到着までの間スマホが使えない状態になるので、注意が必要です。

STEP
設定を行う

SIMが利用できる状態になりましたら、回線開通に入りますが、SIMカード挿入後の開通設定は端末によって異なります。

設定方法は楽天モバイル公式サイトの「楽天モバイルで購入した各種製品の初期設定」をご覧ください。

なお、MNPで乗り換えを行った方は、MNP開通手続きという新規契約とは別の手続きが必要になります。

こちらも、楽天モバイルの公式サイトの「MNP開通手続き方法」をご確認のうえ、手順に沿って進めましょう。

楽天モバイルに関するよくある質問

楽天モバイルのメリット・デメリットをさまざまな観点から解説しました。

最後に、楽天モバイルに関するよくある質問を紹介します。

5Gには対応している?

楽天モバイルの5G対応エリアは、2024年9月現在、都心部を中心に全国エリアに拡大しています。

全国全てのエリアとはまでは至っていませんが、以前に比べるとキャリアにも劣らないほどで、現在も順次拡大中ですので、今後はより広い地域で5G通信を実現できる可能性が高いといえます。

5Gの対応エリアを確認する場合は、「楽天モバイル公式サイト」から確認が可能ですので、事前にチェックしておくと良いでしょう。

楽天モバイルのパートナー回線って何?

楽天モバイルはauの回線をパートナー回線として使用しており、楽天回線がつながりにくいエリアでのデータ通信の際に、au回線に接続して通信できるようになっています。

パートナー回線を利用した高速データ通信は、2023年6月までは1ヶ月5GBまでとなっていましたが、現在のRakuten最強プランの提供が開始されてからはau回線での制限がなくなりました。

エリア外だけでなく、楽天回線エリア内でも通信状況によってパートナー回線に切り替わる可能性があります。

なお、楽天モバイルは将来的に完全自社回線への移行を目指しており、auのパートナー回線が使えなくなる予定です。

楽天モバイルはなくなる可能性がある?

2023年の営業損益は3,394億円の赤字だった(※)楽天モバイル。

一時期は解約率の高まりや契約数減少も深刻で、「潰れるのでは?」と噂されることもありました。

しかし、楽天モバイルは楽天グループの収益拡大を見込んだ事業の1つで、独自の基地局を持つなど積極的に投資も行われているので、サービスがなくなる可能性は低いといえます。

長期的に見ると、今後のユーザー数の増減によっていつかなくなることもあるかもしれませんが、現状「すぐにサービスを終了する」ということはないでしょう。

対応エリアが狭いって本当?

楽天モバイルが、総務省規定の人口カバー率に準じて算出した人口カバー率は99.9%(※)です。

全国を約500m四方に区切り、そのうち半分を超える場所が通信可能な区域である場所を、人口カバー率の算定対象とし、その数字が99.9%となっています。

よって、日本全土の99.9%の場所をカバーできているという意味ではありませんが、算定対象エリアにおいては高いカバー率であることがわかります。

基地局の少ないエリアでの利用や時間帯によっては、通信が安定しないこともありますが、「圏外でまったく使えない」というケースは少ないので、対応エリアが非常に狭いということはないでしょう。

しかし、大手キャリアと比較するとやはりつながりにくいエリアが多いのは事実ですので、大手キャリアや関連ブランドからの乗り換えの場合は注意が必要です。

データ通信は本当に無制限?

楽天モバイルの公式サイトには、データ通信量が20GBを超過した場合「公平なサービス提供または環境により速度低下する場合あり」とあります(※)。

よって、無制限といっても「どれだけ使っても常に快適」というのは難しいといえます。

速度低下の具体的な条件は公表されていないため、どういった使い方がNGかはわかりません。

しかし、短期間に大量のデータ通信量を消費すると速度低下が起こる可能性は高いので、大容量のデータを大量に送受信したり、高画質な動画を長時間再生したりするのは避けましょう。

まとめ

今回は、楽天モバイルのメリット・デメリットをユーザーの口コミや通信速度など、幅広い観点から紹介しました。

独自の基地局を持つ楽天モバイルは、対応エリア内であれば快適な通信が可能です。

また、20GBを超えての通信も定額で無制限の料金プランは、楽天モバイル最大の魅力だといえます。

楽天ポイントもお得に貯まり、料金支払いにも利用できるので、楽天関連サービスを活用している人は、楽天モバイルへの乗り換えで金銭的な恩恵も受けやすいでしょう。

ただし、楽天モバイルはまだまだ発展途上のキャリアであるため、エリアによっては通信速度や品質に不満を抱く可能性があります。

また、少ないデータ通信量の場合の料金は非常に安いわけではないので、月々のデータ使用量があまり多くない人は料金面のメリットを感じにくいです。

乗り換え前には住んでいる地域の通信状況や店舗の場所、自身のデータ使用量などを確認し、問題なく使えると判断できれば、乗り換えの準備を進めましょう。

メリットを存分に生かし、楽天モバイルでよりよいスマホライフを実現してください。

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