(株式会社マイナビ・滝口直樹常務取締役)
とにかく御礼を述べさせていただきたいと思います。牧之原市の皆さま、本当にありがとうございます。ご後援いただいております静岡新聞社さま、中日新聞社さま、本当にありがとうございます。協賛いただいております伊藤園さま、本当にありがとうございます。
今日は検分ということで石雲院さんにうかがいまして、本当に歴史を感じさせる荘厳なお寺で、素晴らしい会場をご提供いただきまして本当にありがとうございます。富士山静岡空港さまにもお世話になります。本当にありがとうございます。とにかくたくさん御礼を言いたいなという気持ちでございます。
マイナビ女子オープンは第8期ですが、このタイトル戦はすごい顔合わせになることが多く、今回もインパクトのある顔合わせになりました。主催者としては恵まれているなと思います。加藤女王対上田女流三段ということですが、ご存知の方も多いと思いますが、上田さんは元女王ということで、8回目にして初のリベンジマッチ、女王対決になるんですね。将棋ファンのみならず、広く注目される対局になっているんじゃないかなと思います。期待したいと思います。
ちょっと個人的な話になるんですが、私静岡県の出身でございまして、静岡県人でございます。今は東京に住んでおりますけれども。今日は静岡に久しぶりに来まして、やっぱりいいですね。手前味噌になるのかもしれないですけども、気候がいい、風景がいい、茶畑はこんなに見たのは初めてですが、すごいなあと思いました。食べ物もおいしい。今日は言ってしまいますが、静岡は日本一だなと改めて思いました。日本一の対局が見られるといいなと思っております。お二人には頑張っていただきたいと思います。主催者代表というよりも地元代表という感じですね(笑)。明日は精一杯頑張っていただいて、日本一の対局を見せてください。
(牛蒡)
(西原茂樹牧之原市長)
こんにちは。ようこそ、第8期マイナビ女子オープン五番勝負第2局の対局がこの牧之原市で開催されますことを、歓迎いたします。先ほどお茶畑のところで記念撮影をいたしました。今まさに新茶の摘み取りが始まりました。私の手元に昨日、手摘みで摘んだ新茶が届きました。皆さんに先ほどお渡ししましたお茶は昨日揉んだお茶でございます。ぜひお楽しみいただきたいと思います。
その新緑のお茶畑がきれいな牧之原市で開催していただくわけですが、今日4月17日は何の日かといいますと、400年前の4月17日、徳川家康公が没した日でございまして、400回忌、今日でございます。静岡市や浜松市や岡崎市では、今日を前後してたくさん400年のお祭りが開催されております。昨日は静岡市に徳川ゆかりの皆さんが、徳川ご宗家はもちろんですが、大勢集まりまして、その中で会場の一角を占めていたのが牧之原の開拓をした方たちでした。徳川幕府が終わったときに慶喜公が駿府へ落ちてきて、旗本直参の皆さんが勝海舟の援助を受けて、牧之原台地に見事な大茶園を拓いていった。その大茶園を先ほど皆さんにはご覧になっていただいたわけです。
そんな素晴らしい光り輝くときに、このマイナビ女子オープン第2局を牧之原市でやっていただく。お茶畑もきらきら輝いていますが、加藤桃子女王、上田初美女流三段、お二人もぴかぴか輝いております。牧之原市政10周年の記念にこの対局が牧之原市で開催していただくことは本当にうれしい。マイナビさまをはじめ、将棋連盟さま、相良支部の方もおいでですけれども、その皆さんのご支援、静岡新聞、中日新聞の東海本社、富士山静岡空港で大盤解説をしますし、小学生のちびっこの大会も開催されますが、富士山静岡空港のご支援、協賛いただいております伊藤園さま、本当にたくさんの皆さんのおかげでこの対局が実現をいたしました。
お二人には全力で勝負をしていただきたいと思います。ここでやったご縁というのは、加藤桃子さんが小学校5年生のときに全国大会で優勝して、お父さんとお母さんと一緒に、私が市長になったばかりでございましたけれども、お見えになった。小学校6年生から、奨励会ということで東京に出て行きました。ちょっと上田さんには悪いかもしれませんが、ぜひそれはそれとして頑張っていただくように期待いたします。
(小杉康男 牧之原市議会議長)
(乾杯)
(牛蒡)