[将棋]マイナビ女子オープンブログカテゴリー一覧|将棋情報局

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対局場となっているのは陣屋にある「松風の間」です。元は明治天皇を御泊めするために黒田藩が大磯に立てたもので、三井家が「平塚園」を建てた際に現在の場所に移築しました。欄間に桐や菊が施されているなど、シンプルに見えて細部にまでこだわった造りとなっています。





(若葉)

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時計の針が12時を指し、1時間の昼食休憩に入りました。対局は13時に再開されます。

<消費時間>
▲加藤   38分
△上田   1時間21分

<7日 スケジュール>
9:45    対局場へ入場
10:00  対局開始
12:00  昼食休憩
13:00  対局再開
13:30  現地大盤解説会 開始
??:??   終局



(若葉)

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昼食の注文は、加藤女王が豚漬け丼、上田女流三段がカレーライスでした。


(加藤女王に出された豚漬け丼。名産の大和豚を味噌漬けにしたものだ)


(上田女流三段に出されたカレーライス。陣屋の定番メニューである)

(若葉)

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13時、対局が再開されました。
再開直後に指されたのは▲7七銀でした。自陣の陣形を整える一手。△6五桂と跳ねられたときに銀取りに当たってしまう嫌いはありますが、8八に空間を作る大きな一手です。この先の局面で戦いが激しくなったときに、玉を▲6九玉~▲7九玉~▲8八玉と左辺に逃がすことができるようになりました。8八で銀が通せんぼしている形は「壁形」と呼ばれ、将棋では悪形の1つとされています。




(対局再開を待つ両対局者と関係者。午後の再開時はスポンサーの皆さんが対局を見守っている)





(若葉)

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陣屋の地は、鎌倉幕府の侍所別当・和田義盛公の陣地だったと言われています。豊かな温泉が湧き、弓矢に使う矢竹が豊富に取れる鶴巻の地は陣地を構えるのに最適だった、というのが理由です。和田氏の一族は「いざ鎌倉」と頼朝の号令がかかるまで畑を耕し、山に潜む猪や鹿を採り、野山を駆け巡って体を鍛えていたそうです。

陣屋の敷地内にある庭園には四季折々に色をつける草花や昔ながらの竹林があり、訪れた人々の目を楽しませてくれます。

庭園ギャラリー: http://www.jinya-inn.com/information/index.html#wrp_gallery


(陣屋の入り口にそびえる「トトロの木」と呼ばれる楠の巨木。陣屋の庭園は映画監督の宮崎駿氏が幼少期に遊んだ場所として知られている)






(若葉)