[将棋]マイナビ女子オープンブログカテゴリー一覧|将棋情報局

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対局室は東京・将棋会館5階の「香雲(こううん)」。上位者の古河女流二段が駒箱を開け、二人が駒を並べていく。


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第6期 >> 本戦1回戦

振り駒

2012.11.27

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記録係の保坂哲平1級が古河女流二段の振り歩先で振り駒を行う。結果は歩が3枚。古河女流二段の先手に決まった。


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定刻の10時、対局開始。二人とも着手までにゆったりと時間を使い、落ち着いた様子だった。


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20121127_kifu_20.gif振り飛車党の長谷川女流二段はゴキゲン中飛車を選択。対する古河女流二段は一直線に穴熊を目指した。飛車先の歩を後回しにすることで、よりすばやく囲う工夫を施している。△5四銀(図)は6筋から4筋で使える好位置で、△6四歩~△6五歩の攻めが主力になる。比較的じっくり攻めようという位置取りなので、しばらく駒組みが続きそうだ。

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20121127_kifu_38.gif後手の長谷川女流二段は高美濃、そして銀冠へと囲いを発展させた。5筋の位を取り、その下から銀が支える形は振り飛車にとってひとつの理想形。これ自体が大きなポイントなので、ゆっくり指して戦機をうかがおうというわけだ。対する古河女流二段は7筋の位を取っているが、一般的には、上へ伸びていく位取りと低く金銀を密集させる穴熊はバランスがよくないと言われている。図では次に△6五歩▲同歩△同銀の仕掛けもありそうで、先手は対策を考える必要があるだろう。飛車先を突かず囲いを進めたため、攻めに関しては手が遅れている。まとめるのが難しい局面にも思えるが、古河女流二段の構想に注目だ。

20121127_a.gif上図から▲2六歩△6五歩▲同歩△同銀▲6六歩△5六歩と進んだ局面。これは5筋突破が確定して後手優勢だ。

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