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以下、甲斐女流四段のコメント
－－－お疲れ様です。一局を振り返っていかがでしたか。
うーん......ちょっと中央を厚く構えられてしまって、少し作戦負けになってしまいました。
－－－途中は金損でしたけど。
仕方ないというか......。
中盤は一本道になってしまって、駒損がひどくて苦しい将棋でした。
－－－勝ちを意識されたのはどのあたりですか？
92手目△６六桂でギリギリ攻めがつながっていそうだったので、
もしかしたら逆転したかなと思いました。
－－－ベスト４になりました。来期のシード権を獲得しましたが。
シード権のことはあまり考えていませんでした。
次の対局も一生懸命やって勝ちたいと思います。
以下、清水女流六段のコメント
－－－お疲れ様です。一局を振り返っていかがでしたか。
形勢判断がとても難しい将棋だったと思います。
終盤は何か勝ちに行く手があったと思うのですが、見つけられなかったのが残念です。
（野辺）
第６期マイナビ女子オープンは本戦が進行中。11月15日（木）は１回戦、斎田晴子女流五段－矢内理絵子女流四段戦をお送りする。インターネット中継は棋譜・コメント入力を吟記者が、ブログを文が担当する。
（文）
本局の対局室は５階の「香雲」。斎田女流五段が先に入室し、後から矢内女流四段が現れた。上位者の斎田女流五段が駒箱を開け、二人が駒を並べていく。途中、矢内女流四段が右側の桂馬を並べようとするも見つからず、斎田女流五段が駒袋を見ると、中に残っていたという出来事もあった。
（文）